2005年01月22日
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『今日は実家(旦那の方)で鍋でもして食おう』と言って来た。

断る理由もないので、仕事が終わってから、買い物に出かけた。



親子4人だけの時は豚や牛のしゃぶしゃぶや鴨鍋、鶏鍋と

お肉のほうもメニューの中に入れ、考えるが

旦那の親は2人とも魚好きなので迷わず、魚屋に足を運んだ。

魚屋さんの冷蔵ショーケースに色んな鍋になりそうな魚が並んでいた。


一番最初に目に止まったのは、さん然と輝くトラフグの鍋用切り身

なんと、1パック4800円だった。

6人で食べるとなると2パックは必要だ…

と考える以前に1パックでも手にできない。



昔は嫌になるほど食べていたのに…

としばし、感慨にふける私。

が、現実は厳しいのだ。



仕方なく、代替品を捜すことに。


メンボ、アンコウ、カナトフグ(これは安いフグ)牡蠣、鱈など

色々と並んで、私を買ってと訴えているようだった。



考えた挙句、無難で手頃で扱い易い、

アンコウの780円のパックを3パック手にとり、

足りない野菜を買い揃えてレジへ向かった。


買い物を終えると、子ども達を迎えにいったん、家に帰り、

それから、旦那の実家に向かった。

(旦那はトラクターを使い、田んぼを鋤いていたので、
すでに実家に行っていた)


普段は年寄り2人暮らしの家なので、孫が来ると嬉しいようで

2人で歓待してくれる。

一番大きな土鍋を探して、鍋を作り、出来上がったら、

掘りコタツに運び、みんなで鍋をつついた。


旦那の実家にはこのごろ、珍しくなった堀りコタツがある。

熱源はやぐら炬燵のような電器式だが、昔は練炭だった。


練炭と言えば、この頃、すっかり、悲しいかな、

集団自殺の必須アイテムになってしまった。



確かに気持ちよく、死ねそうだ…

何故そう思うかと言うと、まだ、私が実家にいた小学生の頃、

ほんとにそれで死にそうになったのだ。


ウトウトして来て、ホンワカ暖かい。

ほんとに体の自由が利かなくなり、動けなくなった。

誰かが助けてくれなかったら、きっと、あの世行きだったと思う。


『そんな事を思いながら、アンコウ鍋をつついているなんて

ここにいる5人は知る由もないだろう』と思ったら、

おかしくて笑ってしまった。


当然、みんなが不気味そうに私を見ていたのだが

もちろん、真相は語らずじまいだ。










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Last updated  2005年01月23日 16時26分02秒
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あばかん @ Re:やっと、退院できました。(03/26) お元気ですか?お忙しいことはいいことだ…
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あみたん☆ @ Re:やっと、退院できました。(03/26) こんばんわ~ お久しぶりです。 実はう…
K’s Apple @ やっと、退院できました。 こんばんは。入院されていたんですね。ず…
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