☆☆☆ ぽっこりいの宝物 ☆☆☆

出産 前編


予定日は2003年9月11日。

いっこうに出産の気配がない為予定日をすぎたあたりから内診で子宮口を刺激(?)した。
全く開いてない子宮口。おいおいどうなってるんだ??
毎日のウオーキング、よつんばいでの床拭きや風呂掃除。なんの効果もないのか??
でも刺激のおかげか微量の出血が出た。

9月12日
刺激のせいか下腹部が生理痛みたいに重い。しかも微量の出血もなんか気になる。
昼になりトイレへ行くと「あれれれ!なんか水っぽい」
あわててもう一度産院へ行く。
内診の結果「破水ではないですよ~!」←じゃぁ一体なんなんだ??
ちょっぴりがっかりしながらもその後普通に夕飯を食べ風呂に入った。
毎日1時間以上もの長風呂コース!せっせと風呂掃除!!
するとまた「あれれれ!なんかニョロっと出たカモ・・」
おりものみたいな水っぽいもの。何かわかんないけど出た。
「ま、いっか」と気にせず床についた・・・おやすみ~☆

9月13日 早朝4時
生理痛みたいな痛みで目が覚めた。
昨夜、お風呂に入ったのは深夜12時頃だからまだ4時間ほどしかたってない。
何度も寝ようとするが痛くて眠れない。
とりあえず痛みの感覚を計ってみた。
なんとな~く10分感覚??イヤ、15分感覚??よくわかんない。
かれこれ1時間ほど布団の中で時計と痛みとニラメッコ。
ん~やっぱ痛い!!5時すぎに旦那を起こし産院に電話した。
「すぐ来て下さい!」
ちょっとドキドキ。でも陣痛かどうかイマイチ分かんない。
とりあえず産院へゴー!

まず問診と内診。
あのニョロニョロっと出たヤツ。もしかしたら破水かもしれないって事で
感染症予防のお薬をもらい飲んだ。
そして内診では「あらま、すぐそこに頭があるわ。だいぶ下りてきてるね!髪の毛に触ったよ!
でもまだ子宮口も1センチ程なので今日の昼とか夜とかに産まれる感じじゃないですね」
むむむ。そうかぁ。初産は時間がかかるっていうし気長にいこう!
と、その時は余裕の私。まだ朝の7時前。
病室へ案内され、ときどき襲ってくる生理痛のような痛みもまだまだ序の口。


10時頃  ちょっぴり痛みが激しくなってきた。            まだまだ序の口
                                    まだまだ序の口。病室で耐える図
でもまだ我慢できるし大丈夫! 

午後
う~痛いゾ・・・・10分おき、15分おきにヤツはやってくるのだ。

陣痛室で監視装置を装着。まだまだ陣痛の波も弱いみたい。
内診しても子宮口も1センチのまま。
でも痛みだけは確実に増している。
たすけてくれ~

痛いよ~陣痛室でうめく私。
ほんとに痛い。想像以上。
もうこのあたりからは何時なのか、なんなのか全然記憶にない!!
とにかく痛い。生理痛の痛みとかじゃなくて言葉には表せない。
看護婦さんに「病室に戻って気分転換した方がいいですよ!」
と言われても、陣痛室から出る気にはなれなかった。
一生懸命マッサージしてくれている実母と旦那にこれでもかーーってくらいの乱暴な口調で
「違うーーーー!そこじゃない!!!もっと強く!!!!!」
なんてひどい事を口走っている。。。

本当に痛くて痛くて、痛みには強いはずの自分がもういない。
こんなに痛いのに内診すると「まだ2センチ」とか・・・マジすか?って感じ。
となると10センチの頃の痛みってどんなんだ???怖いよ~
助産師さんが私の為に足湯やアロマテラピーまでしてくれた。
でもやっぱり子宮口は堅く閉じていてなかなか開かない。
木馬みたいな揺れる椅子にもまたがってユラユラしたり
いろんな事をしたけど子宮口は開かない。。。
内診の度に「もう腹切ってくれ」としつこいくらいにお願いした。
とにかくこの痛みをどうにかしたかった。

~つづく~

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