ペット喜怒哀楽

二度のお別れ

書籍名:二度のお別れ
著者名:黒川博行
出版社:創元推理文庫

〈東京創元社〉 二度のお別れ

感想:20年以上前の作品だから、携帯が出てこない。電話の使い方が、携帯の有無で、推理小説にも影響を与えている。この作品、森永グリコ事件と三菱銀行襲撃事件をモデルにしたものかなぁと思いながら読んでいたのだが、実際には、森永グリコ事件がこの本を参考にしたのではないかと、著者は疑われたらしい。つまり、こっちの方が先だったのね。こういう小説、犯人がいかに警察を出し抜くかって、なんとなく応援したくなってしまうところが、実際の事件との違い。実際の事件だったら、警察側を応援するものね。


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