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モダン建築が多く現存する三条通のランドマーク「旧日本銀行京都支店(現・京都文化博物館別館)」(中京区)© ダイヤモンド・オンラインこの一帯には藤原道長のひ孫である宗道の邸宅があったと伝わります。パスポートがあれば、ツアー参加者以外でも、通常非公開の「らくたび京町家」(中京区)を11月3日に見学できます!© ダイヤモンド・オンライン春には桜の名所にもなる国の重要文化財「京都府庁旧本館」(上京区)。2023年3月に東京から移転してきた文化庁が隣接する。© ダイヤモンド・オンライン「顔の家」は今年でちょうど50歳!半世紀前のデザインと考えると、相当なモダンっぷり© ダイヤモンド・オンライン新風館(中京区)の建物東側には、隈研吾デザイン「エースホテル京都」が併設された© ダイヤモンド・オンライン明かりがともると情緒を増す、安藤忠雄のTIME’S© ダイヤモンド・オンライン池の向こう側には周囲の自然も取り込んでしまう迫力満点の「国立京都国際会館」(左京区)© ダイヤモンド・オンライン東西470mにも及ぶ巨大な4代目駅舎「京都駅ビル」(下京区)© ダイヤモンド・オンラインネーミングライツ契約により、この4月から「ニデック京都タワー」(下京区)に名称が変わって話題に。ゆるキャラ「たわわちゃん」も誕生から20年で引退となった© ダイヤモンド・オンライン引用サイト:こちら
2024.11.06
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2003.10.15の日記 こちら気になる見出し:「クリエータートイレ」ツアー安藤忠雄さんの作品の中で用を足す? こちら「あまやどり」と名付けられた神宮通公園トイレ(安藤忠雄氏デザイン)=渋谷区で恵比寿東公園トイレについて英語で説明するボランティアガイドの長谷川紀生さん(右)。トイレは槇文彦氏がイカをイメージデザインした=渋谷区で細長いスペースを利用した東三丁目公衆トイレ(田村奈穂氏デザイン)=渋谷区で分厚い壁が特徴の恵比寿公園トイレ(片山正通氏がデザイン)=渋谷区で真っ白な恵比寿駅西口公衆トイレ(佐藤可士和氏デザイン)=渋谷区でマーク・ニューソン氏が日本の伝統的な建築を引用しデザインした裏参道公衆トイレ=渋谷区で照明に79億通りの点灯パターンがある広尾東公園トイレ(後智仁氏デザイン)=渋谷区で広尾東公園トイレ(後智仁氏デザイン)は誰でも使えるように個室になっている=渋谷区で古き良き一軒家をイメージした神宮前公衆トイレ(NIGO®氏デザイン)=渋谷区でちょっと寄り道:代々木公園 東京五輪 選手村記念宿舎古き良き一軒家をイメージした神宮前公衆トイレ(NIGO®氏デザイン)はこの建物にインスパイアされものか?引用サイト:こちら
2024.10.15
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住友林業が2018年に発表したW350のイメージ図。W350は、創業350周年あたる2041年に高さ350m・70階の木造超高層建築物を実現するための研究技術開発構想(画像提供:日建設計・住友林業)磯田:木には生長する過程で光合成によりCO2を吸収する働きがあり、空気中のCO2を炭素として固定します。カーボンニュートラルへの目標を立てるときに森林のCO2吸収量をきちんと数値化して扱えるようになってきたことでCO2削減量などの目標を立てやすくなりました。伐採後に加工し、建築部材として使っている間も木材は炭素を固定し続けます。その固定し続けている量を算出できるようにもなりました。さらに森林を伐採した後は、再植林をすることで木の循環が生まれます。森林から伐採した木材を使って建築物として長く使う。植えて、育てて、伐って使って、また植える。そうしたサイクルが大事であるとの認識が少しずつ広まり、木造が再注目されているのです。再植林することで木々は生長過程でCO2を吸収し続け、温室効果ガス削減の一翼を担うのです。住友林業は愛媛県新居浜市が発祥地。そのため、四国に約1.5万ヘクタールの社有林がある(写真提供:住友林業)© Impress Watch磯田:大規模木造・高層木造を想定していなかった耐火基準、大きな地震を経験するたびに強化されてきた耐震基準は、木造には大変ハードルが高かったのですが、少しずつ規制が緩和されている部分はあります。特にほかの構造に比べて木造が不利となっていた防耐火の基準は、木造の火災への安全性に関する研究が進むにつれて緩和されています。例えば、これまで階数でいうと4階建てまでは1時間、14階建てまでは2時間、15階建て以上で3時間耐火の性能が必要でしたが、1.5時間、2.5時間と30分単位で細かく区分することで、9階建てまでは1.5時間、19階建てまでは2.5時間耐火でも建てられるようになりました。海外では火災安全上、木造建築の高さを制限している国がありますが、日本では木造だからという理由だけで建物の高さや用途を制限する規制はありません。木造だから、ここまでの高さしか建てられませんという縛りはないのです。ただ、木造では高層化するときに求められる2時間耐火、3時間耐火といった耐火基準を満たすことが難しいのです。そこで、1.5時間や2.5時間耐火で建てられる範囲ができたことは、木造建築で9階建てや19階建ての建物を建てやすくなるので、事実上、規制緩和と言えると思います。――法律的には木造で高さ制限がないということでした。ということは、理論上は木造で日本一高いビルを建てることも可能なのですか?磯田:住友林業は、2018年に「W350計画」という研究・技術開発構想を対外発表しています。木造の350mのビルを含め都市を木造化・木質化することを目指し、研究、技術開発しようというコンセプトです。「W350計画」を実現するには建築技術の開発も重要になりますが、強度の高い木材が大量に必要になります。つまり、建築技術の向上だけではなく、木材にも改良や工夫が必要ですし、製材・加工の技術向上も欠かせません。さらには、強度の高い丸太になる樹木の開発も必要です。「W350計画」を発表した時点で、高さ350mの木造ビルを建てることは技術的に不可能ではありませんでした。ただし日本には3時間耐火という厳しい基準があります。「W350計画」を発表した当時、それをクリアできる部材を住友林業も含めてどこの会社も持っていなかったので実現可能性に疑問が残っていましたが、耐震性能等の技術シミュレーションの結果は建設可能でした。現在、住友林業も含め数社が3時間耐火の基準を満たした部材開発に成功し、理論上350mの建物を建築することは可能です。実際に「W350計画」で350mの建物を建てるとすると、戸建住宅8,000棟分の木材が必要です。建築部材を一挙に集めること、それらを保管する倉庫や人材の確保も必要です。本計画は2041年に350mの木造ビルを実際に建てるという事業化計画ではなく、建てられる技術を確立するという研究・技術開発構想です。シンボリックな超高層を建て、木造建築の高さを追い求めるのではなく、現在、5階建てや6階建てが一般的になるような木造技術の開発に取り組んでいます。引用サイト:こちら関連日記:2022.09.06の日記 出雲大社 こちら関連日記:2024.10.03の日記 東大寺東塔 こちら
2024.10.04
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今回の復元案(左)と天沼俊一氏による案(報告書から転載七重の威容を誇りながら焼失した東大寺(奈良市)の東塔について、奈良文化財研究所(奈文研)は25日、奈良時代の創建時の高さが約70㍍だったとする復元案を発表した。東塔を巡っては明治時代から約1世紀にわたる高さの論争があり、約70㍍説と約100㍍説に分かれて議論されてきたが、奈文研はこの論争に「決着を見た」としている。 ただ約70㍍であっても奈良時代の木造塔としては奈良市の薬師寺東塔(約34㍍)を上回り、国内随一だったとみられる。引用サイト:こちら奈文研がまとめた東大寺東塔復元研究の報告書 プレス発表 こちら奈文研がまとめた東大寺東塔復元研究の報告書 こちら関連日記:2022.09.06の日記 古代木造高層建築 「出雲大社」・仮説 こちらちょっと道草:世界最高182mの木造超高層を大林組が豪で受注木造ハイブリッド構造としては世界最高の高さ182mになる予定のビル「アトラシアン・セントラル」の完成イメージ(資料:アトラシアン)引用サイト:こちらちょっと道草:街を森にかえる、木造超高層建築構想 W350計画 住友林業動画 こちら
2024.10.03
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朽ちて欠損が進む杉材による屋根ルーバー馬頭広重美術館は、地元産の八溝杉(やみぞすぎ)を細く加工し、屋根や壁に格子状に並べ、斬新なデザインで当初は好評を博していた。だが、風雨にされされ、わずか数年で木は黒ずみ、劣化が目立つようになったという。那珂川町馬頭広重美術館」が開館から24年を迎え、老朽化のため大規模改修を行うことになったが、改修費用の一部をクラウドファンディングでまかなうという。・・・・この馬頭広重美術館を設計したのは、木材を使用して「和・日本」をイメージしたデザインで、世界的に有名な建築家の隈研吾氏。国立競技場など数多くの公共建築物もデザインし、国内でも知名度も高い。引用サイト:こちら関連サイト:隈研吾氏設計の美術館が劣化でボロボロに…改修費3億円に住民衝撃 ふるさと納税で修繕計画も賛否 FNN こちら関連日記:2023.03.17の日記 こちら関連日記:2023.11.09の日記 こちら関連日記:2023.06.07の日記 こちら関連日記:2022.09.04の日記 こちら関連サイト:「青カビと腐食でボロボロ」 こちら
2024.09.21
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「マンション管理」って何をしているの?田形:初めてお家を買われる方にとって、「管理」って理解しづらいいと思うんです。マンションの管理って具体的にはどんなものが含まれるのでしょう?齊藤:大きく分けて3つの側面があると思っています。一つは、「維持管理の側面」。屋上や外壁、エレベーター、廊下など、いわゆる「共用部分」を適正に修繕あるいは点検をします。これは一番わかりやすいと思いますね。二つ目は、「生活管理の側面」。お互いが安心安全に暮らすための活動ですね。・・・・そして3つ目が、「維持管理の側面」と「生活管理の側面」の両方を束ねて、このマンションをいかに経営していくか、という「マネージメント・運営管理の側面」。そのために必要なお金である管理費・修繕積立金を集めること、集会を開いて合意をとり、管理を実行すること、きまったことはちゃんと紙に書いて規約等にしておくことになります引用サイト:リノベを科学する こちら引用サイト:いえかるて こちら関連日記:2024.04.08の日記 米子市 住生活基本計画 こちら関連日記:2024.07.31の日記 住み継ぎノート こちら関連サイト:“なんとなく空き家” こちら
2024.09.06
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日本海新聞 0820関連サイト:A'デザインアワード ホームページ こちらちょっと道草:ゴールデンA'デザインアワード ベンジャキッティ森林公園 こちらちょっと道草:A' Design Award 2023 ミーティング アクシス ディアーズ ポケット パーク こちら
2024.08.24
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日本海新聞 0803関連日記:2022.09.04の日記 自然化した木造住宅 藤森照信さん こちら
2024.08.08
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企業は、ひとつの仕事を一人でやるのではなく、分業化し、得意なことを得意な人がやり効率を上げリスクも分散させる。ときには《ロケットを飛ばす》ような巨大で複雑で何十年もかかるような、プロジェクトもチームワークでこなしてしまう、すごいことだ。でも、僕の《一人でやる》もなかなかおもしろい。効率のために分業化してしまった仕事を、もう一度まとめて考えることでさまざまな気づきを得ている。建築の(デザイン)と(施工)を一緒にやることで「手でつくる悦びが建築の表現に大きく関わること」を知った。引用サイト:三田に小さなビルを一人で建てています こちら・・・・蟻鱒鳶ルがある三田4丁目は2017年に決定した三田三・四丁目地区市街地再開発の計画区内にあるのです。今回の再訪では前回はなかった「建築計画のお知らせ」が出ており、そこにはご覧の通り岡さんの名前は全くありません。建築主は再開発組合の理事長名義になっており、施工者は未定です。引用サイト:三田のガウディこと岡啓輔さんの蟻鱒鳶ルを再び訪ねてみた こちら「三田のガウディ」の挑戦《蟻鱒鳶ル》 動画 こちら
2024.06.21
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「構造上の問題はない」 国立市のマンション解体、積水ハウスが見解 完成間近で解体が決まった東京都国立市のマンションをめぐり、事業主の積水ハウス(本社・大阪市)は取材に対し、「構造上の問題などはなく、必要な法令はすべてクリアしていた」と答えた。マンションが富士山の眺望を阻害するなど景観上の問題から今月3日、解体の判断に至ったという。引用サイト:こちら不動産コンサルタント“裁判などのリスクあると判断したのでは”不動産コンサルタントの長嶋修さんは、引き渡し直前での今回の対応について「マンション建設の慣例として日照や眺望などについて周辺住民に説明会などを行って交渉を進めていくが、最後まで折り合いが付かず、裁判などに発展するリスクがあると判断したのではないか。金銭的な損失をとるか、企業としての評判を汚してしまう方をとるか、という天秤の中で今回の決断に至ったのではないか」と話していました。また、契約者への補償については「一般的に契約書上は、手付金の倍の金額を契約者に返すことになるが、今回は引き渡し間近ということもあって自宅を売却したり、賃貸契約を解除した人がいる可能性もあるので、そうしたことに配慮して、見舞い金やおわび金などいろんな名目でさらなる金銭的な補償が発生する可能性はある」と指摘しています。引用サイト:こちらちょっと道草:河口湖 富士山富士みち(本町通り商店街)の見どころは? こちら関連日記:2024.01.26の日記 景観法 こちら
2024.06.12
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アスペン美術館は、アメリカでもっとも有名なスキーリゾート地であるコロラド州に建つ、現代美術館である。設計を務めたのは、国内外で活躍する日本の建築家坂茂である。設計コンセプト「アスペンらしい建築」このコンセプトを基に、スキー体験をするかのような動線計画によって、本美術館は設計された。・・・・アスペン美術館の建築的特徴としては、次のような点が挙げられる。街と調和する外観スキー体験的動線計画木が編み込まれたような格子状の外観3層吹き抜けの大階段大空間をつくる木造スペースフレーム随所に用いられた紙管スキーリゾート地として有名なアスペン。敷地の周辺の建物の屋上からは、アスペンの山々とスキーゲレンデが見渡せる。これを見た坂茂氏は、スキー体験をするような動線計画を持つ美術館にしようと考えた。一般的な美術館の動線計画道路 → 入口 → ロビー → ギャラリー本美術館の動線計画道路→ 入口 → 展望エレベータ → 屋上 → 下階ギャラリー または道路→ 外部大階段 → 屋上 → 下階ギャラリースキーでは、まずリフトで山の頂上に登り、周囲の景色を楽しみ、スキーで滑っていく。本美術館でも、まず外部階段か展望エレベータによって屋上まで登り、周囲の景色を楽しみ、下の階にあるギャラリーへと降りていく。このスキーと同様の体験ができる構成によって、アスペンらしい美術館が完成した。3階の天井には、大空間を作り出すために、木造のスペースフレームが採用されている。坂茂氏が建築に頻繁に用いる「紙管」。アスペン美術館でもこの「紙管」が随所に用いられている。引用サイト:こちら関連日記:2022.10.05の日記 禅坊靖寧(せいねい) こちら関連サイト:建築家の坂茂の建築作品13選 こちら
2024.06.06
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NEOM:サウジアラビアの未来都市NEOMを構成する4つの地域|画像提供:NEOM, @discoverneom超スリムな超高層ビルがどこまでも続くメガシティー・プロジェクト「THE LINE」は、2年前の発表以降、その極めて野心的なデザイン(と、物議を醸す政治)で話題を呼んでいるが、このメガシティーは、サウジアラビアが思い描く未来都市NEOMを構成する4地域の一つにすぎない。サウジアラビア北西部のタブーク州で進行しているこの壮大な計画は、首相でもあるムハンマド・ビン・サルマン皇太子と、英国を本拠とする構造工学コンサルタント、ビューロ・ハッポルド(Buro Happold)の元CEO、ロジャー・ニッケルズ氏が主導している。建築設計については、世界各地の建築設計事務所が担当している。米国のモーフォシス(Morphosis)、英国のザハ・ハディド・アーキテクツ(Zaha Hadid Architects)、オランダのUNスタジオ(UNStudio)とメカノー(Mecanoo)、香港のアエダス(Aedas)だ。NEOMという名称は、「新しい未来」を表現する2つの言葉に由来する。最初の3文字は、古代ギリシャ語で「新しい」を意味する接頭辞ネオ(neo)。最後の1文字は、アラビア語で「未来」を意味する「モスタクバル(mostaqbal)」の頭文字だ。NEOMを構成する4つの「地域」は、SINDALAH、TROJENA、OXAGON、そして、THE LINE。プロジェクトに関わる国際チームは、スマートシティー技術を取り入れ、未来的な都市計画を実現することで、「都市生活を再構築」したいと考えている。NEOMの都市計画責任者タレク・カドゥミ(Tarek Qaddumi)氏は2022年のインタビューで、この未来志向のビジョンについて語った際、超効率性とカーボンニュートラルというチームの目標を詳述している。SINDALAHSINDALAHは、NEOMで最初に設計された地域で、「島がもつリラックスした雰囲気と、新時代のラグジュアリーが融合したハイテクな観光地」だ。タブーク州の新しいリゾートになる予定で、NEOMプロジェクトが「一年を通じて理想的な気候」と表現する紅海沿いの立地を生かして「自然を拡張」する、「責任あるデザイン」のプロジェクトを始動させている。このリゾートの特色はラグジュアリーツーリズムで、3つのホテルを合わせて750室近い客室とアパートメントを提供する。86の係留所を備えるマリーナと、75の沖合ブイがあり、スーパーヨットの寄港先になることが期待されている。島に到着したら、高級小売店、ビーチ、ヨットクラブ、スパ、ウェルネスセンターなどを利用できる。SINDALAH|画像提供:NEOMTROJENATROJENAは、タブーク州の山岳地帯に計画されている。面積は約60平方キロで、アカバ湾から50キロ、標高1500~2600メートルの場所につくられる。まだ建設が開始されてはいないが、2029年のアジア冬季競技大会の会場になることがすでに決まっている。5000億ドルの資金を投じ、2026年に砂漠の都市が完成する予定で、一年中滑ることができるスキー場、人工の淡水湖、シャレー、ヴィラ、超高級ホテルなどを備え、2045年までに最大900万人の居住が見込まれている。詳細はdesignboomの過去記事を参考にしてほしい。OXAGONOXAGONは、世界最大の浮体構造物になる予定だ。アジア、ヨーロッパ、米国東海岸を結ぶ貿易の約13%が通過するスエズ運河のすぐ南に、紅海に突き出すようにつくられる。このような戦略的立地から、この巨大港湾都市は「最先端のクリーン技術」の拠点になることが期待されており、「2030年までに9万人」が居住することを目指している。インフラも先進的で、OXAGONは100%クリーンエネルギーで運営されるとチームは主張している。THE LINEギガシティーNEOMで最も有名な地域は、おそらくTHE LINEだろう。海抜500メートルという高さで、幅200メートルという、背が高く細長い都市になる予定だ。「都市生活の革命」をうたい、車や道路を必要としないコミュニティーがベルト状に築かれる。居住者は、徒歩5分圏内で日常のニーズをすべて満たすことができ、自然と触れ合うこともできる。人工知能(AI)を活用し、すべてがネット接続されているこのコミュニティーの発展は、100%クリーンエネルギーで実現されるとチームは述べている。THE LINEについては、designboomの過去記事で詳述されている。 引用サイト:こちら関連日記:2022.10.29の日記 こちら関連日記:2022.08.19の日記 こちら
2024.05.26
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日本海新聞 05.12関連サイト:WHAT MUSIUM 展示会案内 こちら投入堂関連日記:2023.02.22の日記 こちら関連日記:2024.02.28の日記 こちら
2024.05.16
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みなとテラス ホームページ こちら
2024.04.28
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・・・・岡山県の県北に位置する津山は、本能寺の変で討死した森蘭丸の弟森忠政が入封し美作国の大半を領有し、鶴山に津山城を築城して城下町を整備し、美作全体を一括して統治を行う中心的地域であった。津山城は、小山や丘陵部と平地を利用して造られた城で、山城と平城の性質を併せ持つ城として、姫路城、松山城とともに三大平山城と称される名城。明治6年の廃城令とともに天守、櫓などの建築物は破却され、石垣が残るのみとなったが、築城に約13年かけられた城は、五層五階、地下一階の天守と70以上の櫓、それらを取り巻く石垣や堀など、旧美作国国主としての威信を誇るものであった。津山文化センターの場所には、明治の廃藩置県では、津山県庁舎が置かれ、その後の美作圏を一つにする北条県にもそのまま県庁舎として引き継がれ、行政機関の中心の地となっていた。その後、岡山県に編入後は、小学校が設置され教学の場となった。建築家 川島甲士1949年 早稲田大学理工学部建築学科卒業 清水建設設計部、逓信省営繕部設計課1957年 退職後川島建築設計線急所を設立 芝浦工業大学建築科の助教授就任1962年 国立京都国際会館の設計に応募1965年 津山文化センター竣工(BCS賞受賞)1968年 西都原考古資料館竣工(BCS賞受賞)2009年 逝去 享年83歳引用サイト:clubsetoken.com こちら・・・・粟津潔氏のデザインによる壁面軒を支える構成としての斗栱・・・・開館:1966年1月改修開館:2020年4月規模:地下1階 地上3階構造:鉄筋コンクリート造り、一部鉄骨造り建築面積:2,832平方メートル床面積:4,677平方メートル設計:川島甲士(かわしまこうし 1925〜2009)構造設計:木村俊彦グラフィックデザイナー:粟津潔陶芸家:白石齊(ひとし)引用サイト:川島甲士設計の知られざる昭和モダニズム建築を見学 こちら・・・・引用サイト:名建築巡り 津山文化センターの「斗栱」と魅惑の内部空間 こちら関連日記:2024.04.07の日記 こちら
2024.04.13
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山本理顕さん=スイス・クローテンで2016年8月22日、猪飼健史撮影© 毎日新聞 提供 「建築界のノーベル賞」といわれる米プリツカー賞の今年の受賞者に建築家の山本理顕(りけん)さん(78)が決まった。主宰する米ハイアット財団が5日、発表した。受賞理由について、同財団は「建築を通して人々が集まり、交流する機会を生み出すことに成功している」などとした。日本人としては2019年に受賞した磯崎新さん(22年死去)に続き9人目。授賞式は米シカゴで5月に開かれる。引用サイト:こちら「地域社会圏」という考え方ル・コルビュジエたちが1920年代に「一住宅一家族」システムをつくったのと同じようなことが現在起きていて、それに代わるどんなモデルをつくるべきなのかが問われていると思います。横浜国立大学で大学院生たちとそれを一緒に考えていますが、景観がひとつのキーワードになるのではないかと思っています。住宅を考える時、その内側だけではなく、外に対してどう考えるかということです。「一住宅一家族」で住んでいる人たちも、その外側にどこかで擬似的な共同体を求めているはずです。小さな子どもがいる人たちは周りで助け合いながら住んでいたりするでしょう。そういう現状に対して、かつての農業共同体や古い集落で見られたような「共同体内共同体」とは違う、現代の私たちに固有の「地域社会圏」をつくることができないだろうかというのが、今、考えていることです。引用サイト:2009 東西アスファルト事業協同組合講演会 こちら建築事例パンギョ・ハウジングソウル江南ハウジング保田窪団地地域社会圏主義の特徴 専有部分のミニマル化 ゆるやかなつながりの形成 低めの家賃 地域内ワーク 生活コンビニ コミュニティビークル 省エネなのに快適引用サイト:ミニマリスト的住まい方。地域社会圏主義の7つの基本的特徴 こちら関連サイト:プリツカー賞を受賞した日本人建築家の代表作品 こちら丹下健三代々木第一体育館槇文彦幕張メッセ国際展示場安藤忠雄上海保利大劇院妹島和世、西沢立衛(SANAA)New Museum of Contemporary Art伊東豊雄台中国家歌劇院坂茂静岡県富士山世界遺産センター引用サイト:こちら磯崎新参考サイト:こちら追記 2024.03.17米国を抜いて1位 「建築界のノーベル賞」最多輩出国・日本の底力 「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞の今年の受賞者に、日本の山本理顕(78)を選定したと、米国ハイアット財団が5日(現地時間)に発表した。これで日本は1979年の同賞創設以来、最も多くの受賞者(9人)を輩出した国になった。受賞回数は8回で米国と同じだが、2010年に2人が共同受賞しており、受賞者数が1人多い。韓国人の受賞者はまだいない。 山本氏は、私生活ばかりを重視して密室になっていく建築を批判し、共同体の交流を強調してきた。審査委員会は「自由とプライバシーに対する伝統的観念を解体し、住宅を隣人と断絶した商品に転落させた長年にわたる状況を拒否した」「調和の取れた社会をつくるため公的領域と私的領域の間にある連帯関係を構築する建築家であり、社会運動家」と、選定理由を明かした。■共同体の交流を追求する建築家 山本理顕は「私にとって空間を認識することは共同体を認識することと同じ」と語った。「こんにちの建築のアプローチ法は、私生活を強調するあまり社会的関係の必要性を否定している。しかし私たちは、個人の自由を尊重しつつも、空間内において暮らしと文化の調和を追求することができる」。こうした共同体を重視する哲学を、彼は「地域社会圏」という用語で概念化した。 山本理顕が設計した京畿道板橋のタウンハウスやソウル市細谷洞のマンションは、こうした考えを実現した作品だ。板橋では、住民らが共有する庭園の周りに各世帯を配置し、玄関の壁にはガラスを用いた。細谷洞のマンションもまた、玄関ドアをガラスで作った。しかしこうした試みは、韓国国内では「私生活の侵害」論争を引き起こし、板橋のタウンハウスは初期段階では未分譲も記録した。 山本理顕は1945年に中国・北京で生まれ、第2次大戦の終戦直後、横浜に移住した。68年に日本大学建築学科を卒業し、73年に自身の設計事務所である「riken yamamoto & field shop」を設立した。それからおよそ50年にわたって、日本はもちろんスイス、中国、韓国などで作品を設計し、透明性と公共性を重要語彙(ごい)にした。例えば広島市西消防署(2000)は、建物を透明にして「安全の番人」である消防官の活動をあらわにし、訪問者が建物各部の公共区域で消防官と向き合えるようにした。横須賀美術館(2006)は、観覧者だけでなく地域住民が展望台などから東京湾一帯の絶景を眺めることができる憩いの場としてデザインした。■デザインだけではない施工能力を評価 建築界では、受賞者個人の力量を含む日本の建築全体の底力が「最多受賞」の基礎になったとみている。プリツカー賞は、アイデアではなく実際に建てられた作品を総合的に評価し、受賞者を決定する。ここにはデザインだけでなく施工能力、資本、関連法規といった建築文化が総体的に反映されるからだ。 KAIST(韓国科学技術院)人文社会科学部のチョ・ヒョンジョン教授は「日本は1960年代から『日本らしさ』を掲げて国際建築界に領域を構築し、当時から『アジア』や『地域』をマークにして、国際水準の建築として遇されてきた」と語った。日本初のプリツカー賞受賞者、丹下健三が敗戦後の国家再建プロジェクトを遂行した東京大学の研究所が、この時期に重要な役割を果たした。チョ教授は著書『戦後日本建築』(MATI BOOKS刊)で、丹下研究所を「戦後日本という国家そのものを設計するシンクタンク」かつ「磯崎新、黒川紀章、槙文彦など才能ある建築家が集まった士官学校」と表現した。このうち、丹下本人と磯崎新、槙文彦がプリツカー賞に輝き、磯崎と槙は草創期のプリツカー賞審査委員としても活動した。 日本建築の研究所文化は、丹下の時代の後も続いている。チョ教授は「日本の建築家らは、留学に出かけるよりも大学ごとの研究所でネットワークを作り、経験を積むケースが多い」とし「海外に行って似たり寄ったりな苦悩をするよりも、日本社会を深く探求する中でノウハウを伝授する方を選んだものとみられる」と語った。 日本特有の職人精神も秘訣(ひけつ)として言及されている。ソウル大学建築学科の徐顕(ソ・ヒョン)教授は「日本は現代以前から『完成度』に対する執着が非常に強かった社会」だとし「今も、建築家がアイデアを出すと、世界最高水準の施工者らがそれを実現する方法を次々と提示し、建築物の完成度を高める」と指摘した。第2次世界大戦後、経済的繁栄を享受する中で、設計はもちろん施工や材料などに十分な費用をかけることができた点、敗戦後も多くの建築雑誌が活発に活動し、建築家らに公論の場が開かれていた点も成功の秘訣に挙げられる。一戸建て住宅中心の住居文化のおかげで、若い建築家らが早くから実務経験を積める機会が開かれている点も、マンション中心の韓国に比べて有利な点といわれている。蔡珉基(チェ・ミンギ)記者引用サイト:こちら
2024.03.10
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日本海新聞 02.20第14回建築甲子園 結果発表 こちら米子工業高校 プレゼン動画 こちらこども園とは Wikipedia情報 こちら関連日記:2022.02.27の日記 町のスポンジ化に想う こちら
2024.02.20
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ラスベガスに現れたデジタルな球体ゴーグルなしでVRのような没入体験を提供する 世界最大の球体構造によるアリーナ〈Sphere〉内部でも16K × 16Kという、地上最高の解像度を誇るLEDスクリーンが観客を包み込み、VRのような体験をゴーグルなしで提供しています。世界的にさまざまなスタジアムを設計する建築事務所 ポピュラス(Populous)が設計しました。・・・・〈Sphere〉は、幅157m(516フィート)、高さ111m(366フィート)の世界最大の球体構造である。53,880m²(580,000ft²)の大空間は、全体がプログラム可能であり、256万色を表示可能なLEDの外皮に包まれている。内部では16K × 16Kの、地上最高の解像度を誇るLEDスクリーンが観客を包み込み、完全没入型のディスプレイ環境を提供する。17,600人の収容人数をほこり、立ち見席ありであれば20,000人を収容することができる。©︎ Sphere Entertainment引用サイト:mag.tecture こちら関連サイト:gizmodo こちら
2024.02.17
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2024.02.14
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2024.02.13
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パビリオンの外観イメージ。外側を覆った鏡のような幕がさまざまに変化し見たことのない風景を映し出す(出所:2023 Yoichi Ochiai 、NOIZ / Sustainable Pavilion 2025)大阪・関西万博の運営主体である2025年日本国際博覧会協会は2024年1月18日、大阪市内で記者会見を開き、メディアアーティストの落合陽一氏が手掛けるシグネチャーパビリオン「null2(ヌルヌル)」の展示内容を発表した。会見には落合氏の他に建築デザインを担当したnoiz (東京・渋谷)の豊田啓介氏、同協会の髙科淳副事務総長が出席した。・・・・パビリオンは、床面積655m2で鉄骨2階建て。テーマである「いのちを磨く」の「磨く」から連想した鏡をモチーフに、外側を金属系と樹脂系の素材から作った鏡のような幕で覆う。その鏡の幕をロボットアームで内側から引っ張ったり、押し出したり、ねじったりと様々に動かす。そうすることで幕に映った周囲の風景や人物をゆがませて、未知の風景を生み出す有機的な建築となる。「実際に来て、見ないと分からない“人類がいまだ見たことのないインタラクティブな構造体”」と落合氏。建築デザインを担当した豊田氏は、「現実世界とデジタルの境界が曖昧になっていることを肌で感じられる」と話す。引用サイト:こちら
2024.02.08
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・・・・BIM(ビム)とはBuilding Information Modelingの略語で、そのまま直訳すると建築物に関する情報のモデリング手法となります。モデリング手法というとイメージが沸きにくいのですが、「ICTインフラの力でどう活用するか?」ということと言えなくありません。このように大きな概念も含んでいるため、BIMには一言で説明しきれない様々な要素があります。例えば設計のプレゼンテーションにおいて3D-CG画像として使用されたり、施工の段階において壁の内部の見えない配管を画像出力したりもします。また、設計の段階において耐久性のシミュレーションに使用されたり、補修の段階において分析のために使用されたりもします。参考サイト:こちらBIM(Building Information Modeling)とは、三次元CADによりコンピュータの中に仮想的に建物を作成し、形状情報に加えて室名や仕上げ、性能、コスト情報など、建物のさまざまな属性情報を持つ建物情報モデルを構築することをいいます。この建物情報モデルを「BIMモデル」と呼びます。BIMモデルは、建築生産のあらゆる段階で、必要な情報を付加でき、取り出すことができるデータベースとなります。このように大きな概念も含んでいるため、BIMには一言で説明しきれない様々な要素があります。例えば設計のプレゼンテーションにおいて3D-CG画像として使用されたり、施工の段階において壁の内部の見えない配管を画像出力したりもします。また、設計の段階において耐久性のシミュレーションに使用されたり、補修の段階において分析のために使用されたりもします。参考サイト:こちら参考サイト:美保テクノス㈱ こちら
2024.02.01
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引用サイト:こちら参考サイト:伊勢神宮 神明造り こちら参考サイト:出雲大社と大社造り こちら参考サイト:伊勢神宮と出雲大社は建築の違いを知るとおもしろい! こちら
2024.01.01
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幕末に造られた、稜堡(りょうほ)式というヨーロッパ発の星形のお城。(伊予大洲藩士の)武田斐三郎が設計した。幕末・維新期の箱館戦争では戦いの舞台になった。面白いのが、世界中に稜堡式のお城はあるが、空の上から眺められる特別なタワー(五稜郭タワー)を備えているのは、ここしかない。世界で唯一、空からいつでも星形のお城を眺められるので、ぜひ体感してほしい。引用サイト:こちら五稜郭タワーからの眺め引用サイト:五稜郭の歴史 こちら引用サイト:andtrip こちら
2023.12.27
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引用サイト:こちら日本海新聞 2023.12.24ちょっと寄り道:小形研三 雑木の庭ハワイ大学東西センター日本庭園 University of Hawaii East-West Center Japanese Garden国名:アメリカ合衆国Country:USA住所:ハワイ州/ホノルルAddress:1601 East-West Road, Honolulu, HI USA 96848-1601竣工年/Date Opened:1963分類:自治体による贈呈設置Category:Donated by Japanese Municipalities様式等:築山泉水面積/Area:3,500m2依頼主:経団連設計:小形研三施工:川原ナースリー、東京庭苑引用サイト:こちら:関連日記:2022.02.25の日記 こちら関連日記:2022.12.13の日記 こちら2024.01.15追記ちょっと寄り道:石上純也の建築ボタニカルガーデンアートビオトープ 水庭神奈川工科大学KAIT工房引用サイト:designmagazine こちら
2023.12.26
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三重県の松阪城主だった蒲生氏郷が、豊臣秀吉の命で会津に移り、7層の天守を築いた。発掘調査では金箔(きんぱく)瓦も出ており、蒲生時代はキラキラの輝いたお城だったと分かっている。幕末、戊辰戦争の舞台となり、白虎隊の悲しいお話も伝わる。1965年に鉄筋コンクリートで天守が復元された。最初は天守の瓦を普通の瓦でふいていたが、2011年までの大改修で元々の赤色の瓦によみがえった。引用サイト:こちら引用サイト:こちら引用サイト:こちら
2023.12.26
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かつて徳川家康を支えた石川数正が息子の康長と建てた国宝のお城。大天守と小天守がくっつき、江戸時代になってから「月見櫓(やぐら)」をさらにくっつけている。大・小天守は石川時代に造ったので、いかに戦うかというのに徹底した「戦う天守」。それに対し、月見櫓は三代将軍家光をもてなそうと宴会用の建物を天守にくっつけた。空に浮かぶ月を眺められる、朱塗りの高欄で、雅(みやび)な宴会空間。「戦いの時代」と「平和な時代」の両方を体感できるところが面白い。引用サイト:こちら引用サイト:天守とその構造 こちら月見櫓月見櫓とは、日本の城において、風雅を楽しむために建てられた櫓のこと。櫓とは本来は戦闘用の設備であり、高所からの敵の視察や武器などの収蔵、防備などの役割もかね備えた建物である。しかし、戦がなくなった江戸時代になると、大坂城山里曲輪や江戸城の吹上のように戦闘の目的を全く持たない櫓が造られた。こうした類の櫓としては、花見櫓、富士見櫓などもある。月見櫓は多重層の上層の3方向を吹き抜けにしたり、朱塗りの高欄を配したりと見た目にも美しく設計された物もあった。長野県の松本城、岡山県の岡山城に現存しており、他にも滋賀県の彦根城、福井県の福井城、愛知県の名古屋城、福岡県の福岡城、和歌山県の和歌山城、愛媛県の宇和島城など多数の城で建造されている。引用サイト:こちら松本城周辺の山城引用サイト:こちら
2023.12.25
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モダニズム建築の傑作として知られる旧江津市役所本庁舎(江津市江津町)について、市が公共施設として再利用しないことが15日、関係者への取材で分かった。耐震補強などで最低でも約9億5千万円の改修費がかかるのに加え、将来の維持管理費が負担になると判断した。民間を念頭に譲渡先を探し、不調に終われば解体する。鉄筋コンクリート造の旧本庁舎は1962年の建築で、3階建てのA棟(延べ床面積1350平方メートル)と8階建てのB棟(同2400平方メートル)から成る。仏建築家のル・コルビュジエに師事した吉阪隆正(1917~80)が設計。A棟は橋脚を思わせる斬新なデザインで、モダニズム建築として評価され、市内外の建築士を中心に保存活用を求める声が上がっていた。新庁舎が完成した2021年5月以降、庁舎として使われていない引用サイト:山陰中央新報 こちら関連サイト:bunganet こちら関連サイト:見学ツアー こちら関連サイト:展覧会 こちら関連日記:2022.10.06の日記 こちら関連日記:2023.04.23の日記 日本建築学会文化賞 こちら 参考サイト:吉阪隆正展 こちら
2023.12.24
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特別史跡で、日本を代表する屈指の名城。家康が最晩年に、自分で直接指揮をして造った家康築城の最高傑作。現在、本丸御殿が復元され、築城当時の御殿を見ることができるのは日本でここだけという魅力的なお城。これで天守が将来木造復元されれば、もっと素晴らしいお城になる。引用サイト:こちら引用サイト:こちら参考サイト:お城めぐりFAN こちら
2023.12.24
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世界遺産。当時の城郭建築がこれほど残っているお城は他にない。特に素晴らしいのは大天守と小天守の連立。大天守と三つの小天守をつなぎ、本丸よりもさらに上位の空間としての軍事要塞(ようさい)を持つ。戦いに強いお城を造るにはどうすればいいかを考え、あの形ができている。実際に本物をたどることができるので、一度は行ってほしい。引用サイト:こちら引用サイト:姫路城の楽しみ方 こちらウィキペディア こちら
2023.12.23
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加藤清正が、家康が名古屋城を造っている時期に築いたお城だ。2人の武将の考えがこれほど違うのかと実感する。家康は「もう徳川の天下がやってくる。平和な時代に向けてお城を造るんだ」という意識。一方の清正は「まだ戦いの時代が続く。簡単には平和な時代にはならない」と、お城全体でいかに守りの力を強めていくかを考え、5階建ての櫓だけでも城内に五つも築いた。石垣は高さ20メートルを超えるところがたくさんある。「戦いの時代にどう備えるか」の究極の姿を見ることができる。引用サイト:こちら引用サイト:こちら熊本市は熊本城の城下町が起源ですから、熊本城は熊本市の由来となる城であり、街のシンボルです。大坂城・名古屋城とともに日本三名城とされるころも多く、面積約98ヘクタール、周囲のながさは約5.3キロメートルにおよぶ規模を誇ります。熊本城の特徴は、戦を想定した様々な防衛機能を備えていること。有名なのは、敵の侵入を防ぐために大きく反り返った急勾配の石垣で、「忍び返し(しのびがえし)」「武者返し(むしゃがえし)」と称されています。ほかにも籠城が可能な設備を備えていたり、地下通路があったりと、いろんな工夫がされているのです。籠城時の食料とするために城内に銀杏の木を植樹しており、熊本城の異名「銀杏城」の名の由来となりました。
2023.12.22
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世界遺産。琉球のグスク(城)の典型例。琉球石灰岩の石を使って積んだ見事な城壁を見ることができる。中城城では発掘で14世紀の石垣が見つかっている。14世紀の日本は、楠木正成が山の上に立て籠もり砦(とりで)を造って戦っていた時代。琉球の技術力、文化力の圧倒的先進性がいかにすごいかがよく分かる。引用サイト:こちら参考サイト:Wikipedia情報 こちらネット観光:中城城(沖縄県) こちら
2023.12.21
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作品解説藤村:《すばる保育園》(2018)はこれまで取り組んできた「『ちのかたち』(2018年に開催された東京・ギャラリー間での個展名)としての建築」を代表する作品として位置づけています。英訳では「Form of Knowledge」と言っているんですが、他にもEarth、Bloodという「地」や「血」を含んだ「ち」でもあって、単純な知識というよりも身体的な経験、暗黙知も含んだ「ち」をフォーマライズするためのツールとして建築を捉えています。例えばクライアントの要求をもとに構造の最適化のスタディを行って決まってきたこのホールの形状が背後の花立山と結果的に重なっているのですが、構造を担当してくださった満田衛資さんは「どっちも重力に対する自然な反応ですよ」と仰っていてなるほどと思いました。そしてその空間が自分が知らない空間、知識の外に生まれてきた空間であるという点が重要だと思っています。ホールの空間に入った時に、普段であれば力の流れが想像できるのですが、ここでは想像できなかった。これは計算によって得られる知識が生み出した空間で、そういう計算がもたらす新しい外部性に可能性を感じました。これまで合意形成の場面でいろいろな人と関わる中で自分が考えていなかったことを入力される面白さが駆動力になっていたんですが、ここでまた計算という新しい他者に出会った感覚があります。これまで「超線形プロセス」と呼んでいた設計の方法論は、私はアブダクションだと思っていたのですが、どちらかというと帰納ではないかということを最近考えています。機能主義が演繹的に行き詰まっていることをアブダクション的な個人の発想で乗り越えていくのだということが70年代、80年代に提唱されたわけですが、演繹かアブダクションか、という二項対立の限界もあるのではないか、もう少しそのコレクティブなデザインだとか計算、機械言語との関わりを取り込んでいくための手法として、帰納的飛躍を生み出す手法としての超線形プロセスをやってきたのではないかと再定義されました。門脇:この小委員会は、具体の建築物の「作品」としての意義を問うものだと伺っていますが、藤村さんの作品の重要性は、「参加」の方法論を追求した結果としての建築作品であることに尽きると思います。そうした了解に基づけば、藤村さんが最初におっしゃっていた「自分の設計は、アブダクションではなく帰納なのだ」という言い方は、とても秀逸に聞こえてきます。アブダクションはどちらかというと、個人の天才的なひらめきを説明するような推論モデルで、だからクリエイティビティの発揮のされ方を科学的によく説明しているとされる。しかし個人のひらめき、つまり思考の上での飛躍は、必ずしも広く共有できるものではないので、集団での思考を考える場合には、この飛躍こそが参加のハードルになりかねない。したがって、集団での思考の積み重ね方は帰納的であるべきだと藤村さんが言っているのだとすると、それはとても納得がいくし、藤村さんの作品を語る上で大事な言説だと思います。その上で、改めてこの作品について語るのだとすると、大きな特徴としてまず指摘できるのは、能作さんも言っていたように、「かたち」への強い執着が具現化している点です。とはいえ、建築における「かたち」にもいろいろあって、ディテールに見られるような即物的で機構的な「かたち」もあるし、記号のように意味をまとった「かたち」もあるし、図式のように抽象的でスケールを持たないトポロジカルな「かたち」もある。しかし《すばる保育園》で強く現れている「かたち」は、このいずれとも違うように思います。強いて言うなら、模型であれば1/200くらいのスケールでもっとも表現しやすいというか、初等幾何学にも通じるような素朴なかたちで、それは平面にもっともよく表れているのですが、しかし自由曲面シェルを使っているせいか、初等幾何学的な強さは絶妙に脱臼されてもいる。ここでもう一度「参加」の問題に立ち返ってみると、藤村さんが言う「参加」は、統合を志向していることもポイントだろうと思います。たとえば、みんなが建築物に好き勝手に絵を描いて「参加」と言うこともできますが、藤村さんが目指しているのはそういうことではない。かといって、熟議を経て強いシンボルを導くような意味での統合とも違う。どちらかと言えば、みんながバラバラに参加した結果、何となくひとつのものが生成していくというイメージに近いのではないか。《すばる保育園》のなんとも言えないかたちは、そういうところから読み解けるのではないかと思いました。引用サイト:medium.com こちら関連サイト:[201811 特集:建築批評 藤村龍至 / RFA《すばる保育園》]返答文 こちら参考サイト:超線形設計プロセス論(批判的工学主義) こちら参考サイト:藤村龍至作品紹介 こちら関連日記:2023.12.18の日記 こちら
2023.12.17
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野村不動産と野村不動産ウェルネスは、健康増進型・賃貸シニアレジデンスの「OUKAS(オウカス)」シリーズ第7弾として、「オウカス市川」を着工したと発表した。開業は2025年秋、オウカス市川を含む開発街区全体の完成は26年末を予定している。JR総武線「市川」駅から徒歩8分。敷地面積2,775.05平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階建て、延床面積1万842平方メートル。住戸の専有面積は27~57平方メートルで、間取りは1R、1DK、1LDK、2DK、2LDKを用意する。 共用部は、入居者同士や館内スタッフとのコミュニケーションが自然と促進されることを目指し、広いダイニングを用途に応じて小さいスペースに区切ることができるようにしたほか、待ち合わせや団らんスペースとして活用できるラウンジ&ライブラリー、地域開放も見据えたフィットネス・カフェなども設置する。 環境にも配慮し、建物は「BELS認証」の最高ランクの5つ星と「ZEB Oriented」の取得を目指す。ZEBの認証取得は、オウカスシリーズでは初。引用サイト:こちら「BELS認証」① BEIに応じた★マーク建物の省エネ性能を表示するのが★の数です。BEI値によって5段階で表示されます。BEIは、「基準一次エネルギー消費量」に対する「設計一次エネルギー消費量」の割合のことで、BEIの値が小さいほど、省エネルギーです。② 基準からの削減率削減率=(1-BEI)×100で計算されます。③ 設計一次エネルギー消費量設計・基準一次エネルギー消費量を表示します。 ※家電等その他エネルギー消費量は含まれません。④ 建築物エネルギー消費性能基準(省エネ基準)への適合可否一次エネルギー消費量、外皮性能の「建築物エネルギー消費性能基準(以下「省エネ基準」)」への適合の可否を記載。⑤ UA値またはηAC値外皮基準においては、住戸部分のUA値またはηAC値を記載することが可能。⑥ ZEH、Nearly ZEH、ゼロエネ相当マーク「ZEHマーク」+「ゼロエネ相当の表示」の住宅が『ZEH住宅』、「ZEH」マークのみ表示の住宅が『Nearly ZEH住宅』と認定されます。「ZEB Oriented」引用サイト:こちらちょっと寄り道:市川関連日記関連日記:2022.02.14の日記 松 こちら関連日記:2023.09.22の日記 国府台 こちら関連日記:2006.09.19の日記 矢切の渡し こちら関連日記:2023.07.09の日記 式場隆三郎 こちら
2023.12.09
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夢洲(大阪市此花区)の万博会場予定地で建設が進む大屋根(リング)。大林組などが担当する北東工区=写真はいずれも11月20日、門井聡撮影© 産経新聞2025年大阪・関西万博のシンボルとなる大屋根(リング)の建設で導入されている最新技術の概要が25日、判明した。伝統工法を用いつつITをフル活用して生産性を向上させる。残業規制強化で人手が不足する「2024年問題」も懸念される中、増員に頼らず作業員の労働環境を守りながらスムーズに工事を進め、令和7年4月の万博開幕に間に合わせる。多くのパビリオンを取り囲むように設置されるリングは内径約615メートル、1周約2キロメートルあり、完成すれば世界最大規模の木造建築物となる。リングの建設は、会場の3つの工区整備を3つの企業連合がそれぞれ担当。大林組を中心とした企業連合は、来年7月ごろの本体部分の完成を目指している。大林組は、現場の状況を「デジタルツイン」と呼ばれる技術で3次元(3D)映像で再現しチェックできるシステムを投入。関係企業などと最新の図面をオンラインで共有し、工事の進捗を管理しあえるシステムも導入した。・・・・一方でリングの建設には、木と木をつなぎ合わせて建造する日本の伝統的な「貫(ぬき)工法」が採用されていて、人の手による緻密な作業が進められている。日本の神社仏閣などの建築に使用される技術で、各工区ごとに異なる貫工法が使われている。・・・・万博協会はこれまで、閉幕後にリングを解体し木材を売却する方針を示していたが、藤本氏は今月中旬、「リングを残す、移設することも検討している」との考えを示しており、万博閉幕後も解体されない可能性が浮上している。引用サイト:こちら参考サイト:3次元(3D)映像「デジタルツイン」 こちら現実世界である「フィジカル空間」の情報を、センサーなどを使ったIoT技術を駆使してリアルタイムに取得して、バーチャルである「サイバー空間」に再現する技術です)。テクノロジーが発達し、情報の流動性が著しく高まってきたからこそ、デジタルツインのような構想が現実的に可能な時代になってきたといえます。参考サイト:伝統構法の家 こちら伝統構法の架構参考資料:木造建築千年の技術 北守 顕久 (京都大学生存圏研究所) こちら関連日記:2023.11.21の日記 こちら
2023.11.30
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引用サイト:出雲市/ミズノ出雲市体育館専用ホームページ こちら同上動画 こちら出雲アリーナパートナーズ(株) こちら米子市新体育館計画 米子市 こちら同上 基本計画 概要 こちら
2023.11.27
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高さ330m麻布台ヒルズ引用サイト:こちら
2023.11.24
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大屋根(リング)は、完成時には建築面積(水平投影面積)約60,000㎡、高さ12m(外側は20m)、内径約615mの世界最大級の木造建築物となります。リングの屋根の下は、会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されます。また、リングの屋上からは会場全体を様々な場所から見渡すことができ、さらにリングの外に目を向ければ、瀬戸内海の豊かな自然や夕陽を浴びた光景など、海と空に囲まれた万博会場の魅力を楽しむことができます。昼間は日よけ屋根の遊歩道で散策屋根から夕景色を楽しむ引用サイト:こちら関連日記:2023.10.18の日記 こちら
2023.11.21
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「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」(以下、本事業)を推進する第一生命保険株式会社、中央日本土地建物株式会社、東京センチュリー株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社及びTF内幸町特定目的会社※1(以下、本事業5社)は2022年3月24日に内幸町一丁目街区北地区及び中地区の事業者と共同で発表した「TOKYO CROSS PARK 構想」に基づき、CO2排出量実質ゼロの実現に向けた取組みを進めております。 この取組みの一環として、積水化学工業株式会社が開発したフィルム型ペロブスカイト太陽電池(以下、PSC※2)を東京電力ホールディングス株式会社と共同により、本事業で建設予定の建物(サウスタワー)のスパンドレル部※3の外壁側内部に設置し、都心部におけるエネルギー創出の最大化およびエネルギーの地産地消の促進に取り組むことにしました。 従来の太陽電池(以下、PV)は耐荷重や風圧への対応、高額な更新コストなどの課題があり高層ビルなどでの設置が進んでいませんでしたが、今般、次世代の太陽電池であるPSCの「薄い」「軽い」「曲げられる」などの特徴を活かした新たな設置方法を考案したことにより、技術的・経済的な課題を解決できる見込みとなりました。 サウスタワーでのPVの発電容量は定格で1,000kW超を計画しており、実現すると世界初の「PSCによるメガソーラー発電機能を実装した高層ビル」となる予定です。(発表時点)引用サイト:東京電力ホールディングス こちら関連サイト:こちら参考:「TOKYO CROSS PARK構想」について都心最大級延床110万㎡、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり「TOKYO CROSS PARK構想」 こちら同上 イメージビデオ こちら引用サイト:三井不動産 こちら太陽光発電関連日記:2023.11.10 こちら関連日記:2023.05.18 こちら関連日記:2023.11.05 こちら日比谷公園関連日記:2023.02.20 こちら
2023.11.18
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飯倉公館ともいう。首脳会談や外相会談のほか、各種会議やレセプションなどの交流活動にも利用されている。1971年(昭和46年)に完成。吉田五十八設計。所在地は東京都港区麻布台1丁目5番3号だが、名称に冠した「飯倉」はこの地の歴史的名称「飯倉町」に由来する。また江戸時代幕末期の開国以来の外交資料を保管し展示する外交史料館を併設している。近傍には旧事務次官公邸だった麻布台別館もある。引用サイト:こちら以下、ネットからいただいた写真散策
2023.11.17
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和歌山県立近代美術館の入り口前の広場に展示された「中銀カプセルA908」=和歌山市吹上1丁目、同館提供© 朝日新聞社 「50年前にこんな物を発想したのが面白い」「今のおしゃれなワンルームマンションみたい」。故黒川紀章氏の設計で東京・銀座に建てられ、昨年惜しまれつつ解体された「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」。カプセル型の居室が8月から、和歌山市の和歌山県立近代美術館に展示されている。来館者が円窓から中をのぞいていく。記者も特別に内部に入って見せてもらった。 高さ2・5メートル、長さ4・2メートル、奥行き2・7メートルの立方体のカプセルは、近代美術館の入り口前のスペースに置かれた。4種ある間取りのうち、長辺の壁に円窓がついたタイプの居室だ。電化製品はすべて取り付け式。ブラウン管テレビ、電話、小型冷蔵庫、エアコン、ソニー製のテープレコーダーがある。ベッドと壁に収納される机もあり、機能性を重視した宇宙船を想像させた。 ユニットバスのトイレの脇の備え付けの小さな灰皿や、直径1メートルほどの円窓の蛇腹のブラインドのデザインがかわいらしい。 ただ、大抵の家にあるものがない。たとえば台所の設備。カプセルタワーは都会で働く人が住むために設計されたが、食事も外食が基本の生活を想定していたのかもしれない。建設当時あまり普及していなかった電子レンジは備え付けられておらず、洗濯機の置き場もない。 カプセルを興味深げに眺めていく来館者に聞いてみた。愛知から和歌山に観光に来た藤本秀輝さん(63)は、銀座にあったカプセルタワーを見て、変わった建物があるなと思っていたという。「50年前にしたらとても近代的だったでしょうね。でも今も十分通用する部屋だと思う」引用サイト:こちら内装円窓と備え付けの機器広さは10 m2で、幅2.3 m、奥行き3.8 m、高さ2.1 m。カプセルにはオフィス、ホテル、マンションの3タイプがあり、グレードも、スーパーデラックス、デラックス、スタンダードの3種類が用意され、色も白、黒、オレンジ、青の4色から選ぶことができた。ベッドとバスが不可欠な装備品として最初に導入が決まり、バスルームはできるだけスペースが小さくなるようにデザインされた。窓やブラインド、ベッドマッドは特注されており、中でも特徴的な円窓は黒川お気に入りの意匠で、都知事選に立候補した際の選挙カーでも用いられている。サラリーマンに必要なものを揃えた完結型ユニットで、ラジオ、ステレオ、テープデッキ、カラーテレビといった娯楽設備、仕事に必要なデスク、本棚、計算機に加え、冷蔵庫、電話のような生活必需品が標準化されていた。販売価格には歯ブラシや毛布の料金も含まれており、身一つでカプセルを利用開始することができた。北浦和公園に展示されている中銀カプセルタワービルのプロトタイプカプセル保存活動建物玄関に置かれていたモデルルーム用のカプセルは、2011年から2012年にかけて開催された「メタボリズムの未来都市展」において六本木通り沿いに展示された。開催終了後に森美術館は黒川が設計をした埼玉県立近代美術館へ寄贈した。さいたま市の北浦和公園彫刻広場に美術品として配置され、内装が綺麗な形で残っており、外から観賞することが可能となっている。美術館側は月に1回アスベスト濃度を検査しており、不安の声に対応している。保存・再生プロジェクトは、中銀グループから地権を買い取ったCTB合同会社と交渉し、解体の際に25個のカプセルを保存用に取り外し活用していくことに合意した。2023年にはアメリカのサンフランシスコ近代美術館への収蔵や、松竹が新しく創設するイベントスペース「SHUTL」への展示が決定している。黒川事務所はLAETOLIと共同でカプセルタワーの設計情報に紐づいたNFTを販売した。購入者はカプセルタワーの3次元データに基づき自由に建設が可能で、設計側が再建を公認する例は世界的に珍しかった。引用サイト:Wikipedia情報 こちら“レジェンド物件”の一部だった2つのカプセルを取得したのは、東劇ビルに本社を置く松竹株式会社。シャトルプロジェクトリーダーの山﨑基氏によれば「リースではなく、譲渡されたものです。松竹グループのミッション『日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する』にもとづいて取得しました」といい、今後はカプセルを保存しながら、このスペースで美術・工芸作品の企画展示・販売や映像を使ったイベントなどを行っていく。シャトルのカプセルは一基からレンタルすることができ、独自のイベントを行うこともできる。 取得へ向けた松竹の動きは早く、「解体が始まる前、『中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト』が譲渡先を探していると知り、代表の前田達之さんにコンタクトを取りました」(山崎氏)。その前田氏によれば「受け取りたいと連絡をいただいたのは、松竹さんが最初か二番目。それぐらい早かった」というから、松竹のカプセル保存と活用への本気度が伝わってくる。遠くない将来にあり得る隣接する東劇ビル(竣工1975年)の建て替えの際には、場所を移して活用していくという。車輪をつけて“トレーラー”に この2基以外ですでに行き先が発表されているのは、淀川製鋼所、米・サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)、和歌山県立近代美術館・博物館に渡った3基と、東京・銀座の銀座シックスで11月10日から12月25日まで期間限定で展示されることが決まった1基。3基はオリジナル内装、銀座シックスで展示される1基はスケルトンカプセルだ。「ヨドコウ」としても知られる淀川製鋼所は、カプセルに車輪をつけてトレーラー化し、自由に動けるようにした。前田氏によれば、これは設計者の黒川紀章氏が思い描いていた案の延長線上にあるという。「黒川さんは週末などに所有者がカプセルをタワービルから取り外し、車で移動する、という構想を持っていたんです。実際にはビルから取り外すことは不可能でしたが、解体したことで50年越しに実現しました」引用サイト:こちら銀座で「中銀カプセル」11月10日から期間限定で公開展示 GINZA SIXの1階エントランス日刊スポーツ街をデザインした建築家で芸術家黒川紀章氏(故人)の手がけた「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」から切り離されたカプセルのうちの1基が11月10日からクリスマスまで「GINZA SIX」で公開展示されることを26日、GINZA SIXが発表した。展示場所は銀座中央通りに面した最も人通りのある場所になる予定。今回の展示は、クリエーティブ集団YAR(ヤール)が1970年代の音楽機材などを使ってカプセル内を装飾し、往年の名曲レコードのイメージを注入して現代のリスニングルームを再現したもの。黒川氏が建物の基盤を残しながら、25年周期で1つ1つのカプセルを脱着して建物の新陳代謝をはかっていく「メタボリズム」を建造物にした構想を表現した内容になっている。引用サイト:こちら引用サイト:NHK こちら解体の記録 動画 こちら関連日記:2022.07.21の日記 こちら
2023.11.09
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近現代の貴重な財産として国際組織から選定された館林市民センター。上層階のフロアが突き出るユニークな構造だ=群馬県館林市で2023年10月26日午後0時16分、上鵜瀬浄撮影© 毎日新聞 提供建築家の菊竹清訓(きよのり)(1928~2011年)が設計し、近現代のメタボリズム建築の代表作とされる群馬県の館林市民センター(旧市庁舎)の空きスペースに11月23日、カフェやギャラリーがオープンする。新陳代謝を意味し、時代や必要性に合わせて変化する建築思想を象徴する建物は東京・銀座の中銀(なかぎん)カプセルタワービルが知られていたが、22年に解体された。現存するメタボリズム建築は貴重で、観光資源としても注目される。・・・・設計した菊竹は、黒川紀章(1934~2007年)とともにメタボリズムを提唱した中心人物で、出雲大社庁の舎(島根県)や70年大阪万博のエキスポタワー(大阪府)などを手がけた。同センターは近年再評価されており、6月には、近代建築の保存・調査などを行う国際組織「DOCOMOMO(ドコモモ)」の日本支部から、日本におけるモダン・ムーブメントの建築280選に選ばれたと発表された。引用サイト:こちら出雲大社庁の舎 2016年解体エキスポタワー 2002年解体引用サイト:Wikipedia情報 こちら菊竹清則 Wikipedia情報 こちら関連日記:2022.04.22 菊竹清則 こちら関連日記:2023.06.21 ドコモモ こちら関連日記:2023.10.30 江戸東京博物館 こちら
2023.11.09
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全長210mの巨大木造校舎、弧を描く森のような空間 こちらシンガポールの名門、南洋理工大学内にアジア最大の木造建築が誕生した。伊東豊雄氏が設計を手掛けたその建築の名は「GAIA」。緩やかな弧を描く形状の建物の中に、集成材柱が林立する森のような空間が広がる。建物の大きさは奥行き約48m、全長約210m。木材使用量は約1万3000m3に上る。シンガポール建築建設局のグリーンマーク制度で最高評価となるプラチナ(ゼロエネルギー)を取得している(写真:中村 絵)伊東豊雄氏が考える木の魅力、「GAIA」の設計に込めた思い こちら共用部は集成材の柱梁とCLT(直交集成板)の床に囲まれた空間になっている。写真手前がラウンジ。奥はイベントスペースでトップライトから自然光が降り注ぐ(写真:中村 絵)代官山駅前に隈研吾氏設計の高級賃貸、緑豊かな木箱のような建物と小道のカフェ こちら東急不動産が東京・渋谷の代官山町で開発した複合施設「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」が2023年10月19日に開業した。同日午前に、オープニングセレモニーを開催。その後、敷地内通路や建物の中庭などに面したカフェや店舗などがオープンし、地元の人たちなどが来場し始めた。今後も続々と店舗が開業していく予定だ。木材に似せた外装が特徴的で、住戸を木箱に見立てている(写真:日経クロステック)関連日記:2023.09.05の日記 こちら
2023.11.09
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2023.10.27
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関連日記:2023.06.18の日記 相撲ゆかりの地 こちら関連日記:2023.09.29の日記 木村庄之助 こちら関連サイト:こちら約5000人が詰めかけた大相撲出雲場所 4年ぶり開催の出雲巡業で土俵に立った立行司「第41代・式守伊之助」…実は地元・出雲出身で「最高の花道」© BSS山陰放送相撲甚句 立つものづくし 動画 こちら相撲甚句 かえる 動画 こちら建築アーカイブ:出雲ドーム1992年(平成4年)に出雲市市政50周年記念事業で建設された(同年3月竣工)。工期は1990年(平成2年)10月から1992年(平成4年)5月で、設計施工は鹿島設計と鹿島建設が担当した。鹿島では、それまでも瀬戸大橋博覧会四国イベントプラザ(空海ドーム)、横浜博覧会横浜館、東京キリスト教学園礼拝堂、鹿島建設技術研究所振動台実験棟などの木造ドームの建設実績があったが、出雲ドームの建設にあたっては古代最大の木造建築・出雲大社を有する出雲市に木造の大空間構造を蘇えらせることがコンセプトとされた。出雲ドームは木とテフロン膜にスチールを組み合わせたハイブリッド構造(張弦梁)で、ハイブリッド膜ドームとしては世界最大規模の建造物である(なお木造ドームでは1997年に秋田県大館市に長径の差し渡しが178メートルで出雲ドームより規模の大きい大館樹海ドームが完成している)。出雲ドームには米国オレゴン州ベンド産のベイマツが使用され、州内で製材・乾燥・加工が行われ、ポートランド港から神戸港を経て出雲市に輸送された。集成材の穴あけ加工は現地で行われ、ドームの屋根全体を地上近くで組み上げて木材の軽さを利用してドーム全体を一気にジャッキアップするプッシュアップ工法が採用された。出雲ドームの構造は和傘の「蛇の目傘」を参考にしており36本のアーチ材を放射状に配している。引用サイト:こちら関連サイト:鹿島建設 木造ドーム こちら参考サイト:建築 構造 こちら関連日記:2023.10.26の日記 こちら
2023.10.26
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「粘土は貧困層のものではなく、いろいろな形で活用できる建材なのだと理解させたかった。持続可能な形で建てることができて地域にも受け入れられた」。そう仕事を振り返った上で「クライアントを快適に、幸せにすることが私の信念。建築というよりも光の当たらなかったところに光をもたらす仕事をしてきたと思っている」と語った。受賞記念建築講演会で講演するディエベド・フランシス・ケレ氏=19日、東京都港区(桐原正道撮影)© 産経新聞第34回高松宮殿下記念世界文化賞(建築部門)を受賞したディエベド・フランシス・ケレさん(58)による受賞記念建築講演会(日本美術協会主催)が19日、東京・赤坂の鹿島KIビルで開かれ、約170人が参加した。引用サイト:こちら「ブルキナファソでテクノロジーといえば日本とほとんど同義語。車やバイク、コンピューターなど、すべて日本から来ているイメージがある。建築家としては日本から自然素材の使い方を学んだ。日本の神社は何年かごとに遷宮を行うが、建て替えるときに技術もしっかり伝承していく。これは伝統としてすばらしい。ブルキナファソでは何か使い終わったら、それを捨ててより新しいものを求めてしまう。天然素材を使いながら、伝統も引き継いでいくというのはとても学びが多い」引用サイト:こちら彼の最初の建築作品であるガンド小学校(2001年)は、ガンドの人々によって建てられたものです。その土地の材料と先進技術を組み合わせたケレの独創的なアイデアに導かれながら、地元の人々は各々の意見と労働力、資源を提供し、学校のほぼすべてを手作業で作り上げました。このプロジェクトの成功には、限られた資源で厳しい環境に対応できる現代的な設計プランが不可欠でした。ブルキナファソは最高気温が40℃以上の猛暑日が続く一方、雨季にはしばしば雷と強風を伴う台風のような豪雨に見舞われる気候条件が厳しい環境です。激しい環境変化の中で子供達が快適に過ごせるよう、粘土をセメントで固め、内部の冷気を保持しながら、レンガの壁と大きく張り出した屋根から屋内の熱を逃がし、空調無しで室内換気ができる構造を作りました。ケレの代表的な建築作品引用サイト:こちら
2023.10.26
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JR東日本グループのJR中央線コミュニティデザイン(東京都小金井市)は10月17日、国立駅南口にJR東日本グループ初の木造商業ビル「nonowa国立SOUTH」を開業すると発表した。2024年春の開業を目指す。 nonowa国立は、15年4月にEAST、16年4月にWESTがオープンし、「Comfortable Living ~居心地のよい、街のリビング~」をコンセプトに営業してきた。今回開業するSOUTHは「ソーシャルグッドリビング」をテーマに、地域住民に向けて上質でゆとりあるライフスタイルを提案するショップなどが入居する。 建物は地上4階建て。既存のnonowa国立WESTを除く敷地面積は約840平米、同延床面積は約2450平米。 店舗はオーガニック食品などを取りそろえたナチュラルスーパーマーケット「ビオラル」やコーヒーショップ「タリーズコーヒー&ティー」などが入店する。 また、ECサイト「北欧、暮らしの道具店」などを運営するクラシコムの本社が入居する。同社は08年にオフィスを構えて以来、15年以上にわたり国立を本拠地としている。●環境に配慮した素材を採用 建物の各所に環境に配慮した素材を採用。周辺の街並みに調和するように設けたレンガ調タイルには、工場で型抜きの際に出た廃土を再利用したリサイクル製品(リサイクル率67%)のせっ器質タイルを使用した。1階にある共用通路のバナーや建物外部に向けたショップバナーサインには、再生ポリエステル繊維を87%使用したエコマーク認定品を採用し、各店舗と協力しながら館のイメージづくりをしていくとしている。 このほか、CO2排出量削減に向けた取り組みも強化。nonowa国立SOUTHでは使用電力を全て再生可能エネルギーでまかなうことで、建物の電力使用によるCO2排出量は「実質ゼロ」になるという。引用サイト:こちらJR東初の木造商業ビル、木柱と鉄骨梁のハイブリッドフレームで国立駅前に4階建てJR中央線コミュニティデザイン(東京都小金井市)と大林組は2023年3月7日、JR東日本グループで初めてとなる木造の商業ビル「nonowa国立SOUTH(仮称)」を24年春に開業する予定だと発表した。23年3月中旬に着工する。事業者はJR中央線コミュニティデザイン、設計・施工は大林組が手掛ける。 こちら変革のスピードアップのための投資計画 JR東日本 こちら
2023.10.25
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2006.10.06の日記 こちら引用サイト:古レール転用の名建築 こちら
2023.10.06
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周辺では再開発事業が目白押しです。南西側から見ています。 南街区に44階建て超高層ビル、北街区に2階建て店舗を建てます。 南街区はオフィスを主体とし、地下1階~地上2階に店舗等、6~9階に宿泊施設を入れます。日本橋川沿いが北街区になります。 河川区域内の護岸上部も活用し、日本橋川交流拠点の象徴となる、重層的な広場空間を整備します。東京都は2023年9月15日、八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画を認可しました。 同再開発組合は、東京都中央区八重洲1丁目に事務所、店舗、宿泊施設などからなる地上44階、地下3階、高さ約217m、延べ面積約185,508㎡の超高層ビルを新設します。 特定業務代行者および参加組合員として東京建物、東京ガス不動産、大成建設、明治安田生命が参画。 基本設計は日本設計、実施設計は大成建設。 2024年度に本体工事に着手する予定で、2028年度の南街区竣工、2031年度の北街区竣工を目指しています。引用サイト:こちら関連サイト:東京都 こちら
2023.09.22
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1965(昭和40)年。JR有楽町駅東口のランドマークであり続ける東京交通会館が、この日にオープンしました。再開発が遅れた原因は土地の権利関係が複雑だったこともありますが、東海道新幹線の高架線路が新設されることで諸問題が一気に解決。都市計画事業の一環として再開発がスタートしました。地主である東京都交通局と三菱地所の出資により東京交通会館株式会社が設立され、63年9月に総工費60億円をかけて着工。約4年がかりの工事を経て、ついに地上15階、地下2階、そして最上階(14、15階)には最新の回転式展望レストランまで設置された新時代のビルが完成したのです。3階には内科や歯科がズラリと入所した「メディカル・センター」、4階は銀行、5~8階はそれまで「オンボロ庁舎」と称されていた都の交通局、9~11階は貸し事務室、12階は展示場と食堂、13階は屋上ガーデンといった内容でした。そして東京オリンピックには間に合いませんでしたが、銀座のネオンや日比谷の緑などを1周約1時間で一望できる回転式の展望レストランは東京の新名所として大人気スポットになりました。回転レストランは動力機器の老朽化などにより、2020年の年末で停止、休業。2021年9月からは「回転しないレストラン」として営業を再開しています。引用サイト:こちら引用サイト:こちらWikipedia情報 こちら関連サイト:朝日新聞 回り続けて半世紀、レストランに幕こちら
2023.08.20
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