東方見雲録

東方見雲録

2023.08.19
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カテゴリ: まちづくり


中工場の中央部を貫く、ガラス張りの大空間「エコリアム」

エコリアムの名前は「エコロジー」と「アトリアム(広場)」から生まれました。環境を守り続けること、そして「水と緑と共存するまちづくり」を目指して、市民にも環境にもやさしく、親しみのある場所になるように作られています。
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建設する際、「ごみ焼却工場が、より市民に親しみやすい場所となるように」という想いから、一般市民の方に開放し、憩いの場として利用してもらうための公園を設けています。

現在、中工場の近くに温水プールを建設しています。焼却炉の熱を効率よく利用するため、温水プール用のお湯を作ったり、蒸気タービンを使った発電も行っているんですよ。
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実はこの中工場で、3万7000世帯分の電力が生まれているんですよ。電気を100つくったとしたら、50を工場内で使って、残りの50を電力会社に売るイメージです。電力の売上は年間にならすと3~4億円になりますね。
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ごみを燃やすと、最終的には灰が残ります。その灰は埋立地に運んで埋めるわけですが、埋立地にも限りがあります。プラごみもそのまま埋め立てるよりは焼却したほうが体積はうんと減らせますから、ごみを燃やす量が増える分、最終処分場が埋まるまでの時間も稼げるんです。
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ごみの湿り度合いや種類で燃え方が変わるのですが、つねに850~1000度で燃えるように、オペレーターの方が監視・調整しているんです。

実は1000度を超えると、窒素酸化物の排出が一気に増えてしまうんです。窒素酸化物は自動車の排気ガスにも含まれる有害物質で、ダイオキシン同様に排出量が規定されています。そのため闇雲に燃やすと、有害物質などの排出基準が守れなくなります。

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谷口先生がごみ処理場を建てるにあたって、他の処理場を見学されたそうです。その際に、ごみ焼却場であることを隠す劇場のような外観の建築や極彩色で覆った工場ばかりだと気づかれ、「生活に必要なんだから隠す必要はないじゃないか」と違和感を抱かれたようなんです。「あえてごみ処理の機械を見せることによって、近代的なアートとして見せることができるんじゃないか」と思われたそうですね。
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メディアの注目を集めることで、市民の方に応援してもらえるような施設になったと強く実感しています。

たとえば、こうして取材を受けて「ごみを処理する施設ではあるけれども、共存するような形で建てられている」といった文脈でご紹介いただくと、掲載された記事を市民の方もご覧になっているので「また新聞に出とったの~」と声をかけてもらうことも多いんです。
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ごみの埋立地の新設はハードルが高く、埋立地が近い将来なくなってしまうかもしれません。そうならないために、ごみを分別してリサイクルにつなげたり、ごみについて考えたりすることは喫緊の課題です。しかし、「ごみの分別が大切」と頭ではわかっていても、なかなか行動に移せない人も少なくないでしょう。


引用サイト:Yahoo! JAPAN SDGs   こちら





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Last updated  2023.08.19 13:11:39
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