東方見雲録

東方見雲録

2024.03.11
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カテゴリ: 郷土




田んぼや小川、原っぱ、うら山など、人々がくらし、集い、草花や鳥、昆虫などさまざまな生きものたちが、あたりまえにそばにいる空間。日本には、まだまだそんな里地里山がたくさん残されています。

環境省では、さまざまな命を育む豊かな里地里山を、次世代に残していくべき自然環境の一つであると位置づけ、「生物多様性保全上重要な里地里山(略称「重要里地里山」)」(500箇所)を選定しました。
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中海周辺
鳥取県米子市、境港市
島根県松江市、安来市
選定理由 宍道湖と大橋川で結ばれた西日本最大の汽水湖である中海本体と、大橋川を除く中海に直接流入する河川の全集水域を対象とする。人と湖とのかかわりは深く、中海の恵みに支えられた生活が営まれてきた地域である。
市街地近郊に里地・里山・里湖がまとまる珍しい事例であり、湖沼周囲の農地がガンカモ・ハクチョウ類、猛禽類の採食地となっていることから、西日本最大のコハクチョウの集団越冬地であると同時に、日本有数のカモ類の越冬地となっている。また、湖周囲のヨシ原は、コヨシキリなどの重要な中継地となっている。



武内和彦・鷲谷いづみ・恒川篤史[編] 装画 松村千鶴「里山の環境学」

里地里山は、農地、ため池、樹林地、草原など多様な自然環境を有する地域です。相対的に自然性の高い奥山自然地域と人間活動が集中する都市地域との中間に位置し、国土の約4割を占めるといわれています。里地里山の環境は、長い歴史の中でさまざまな人間の働きかけを通じて形成されたものです。

里地里山は、食料や木材など自然資源の供給、良好な景観形成、水源かん養や国土保全、身近な自然とのふれあいの場、文化の伝承などの観点からも重要な役割を果たしています。また、さまざまな動植物の生息・生育場所となり、日本列島の自然を豊かにする役割も担ってきました。里地里山の生物多様性がもたらすさまざまな恵みは、国民共有の財産です。

我が国の里地里山における生物多様性は、地域の自然を活かした農林業等の営みや人々の暮らし、都市住民や企業・学校など多様な主体も巻き込んだ取組などを通じて保たれてきたものであり、こうした地域の主体的な取組が重要な役割を担っています。

今回の選定がきっかけとなり、里地里山への理解の促進や、各地域での取組の促進・拡大につながり、豊かな里地里山が地域の宝として次世代に引き継がれていくことが望まれます。
引用サイト:環境省   こちら





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Last updated  2024.03.11 06:00:11
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