東方見雲録

東方見雲録

2024.07.08
XML
カテゴリ: 郷土




[関連記事]納骨場所の確保に苦悩 市町村、「終活」支援の動きも

 「無縁遺体」は独居で亡くなった後、火葬、葬儀、埋葬を行う人がいない遺体を指す。この場合、墓地の管理や埋葬方法を定めた墓地埋葬法に沿って、亡くなった場所の市町村が代執行する。

 23年度の自治体による火葬の内訳は、松江市39体▽米子市30体▽出雲市18体▽境港市10体―などだった。12市では22年度76体、21年度79体。いずれの自治体でも記録が残っている21年度と比較して増加。大半が生活が苦しかった独居の高齢者だという。

 江津市では23年度の6体中4体で引き取り拒否があった。米子市では生活保護を受給する約1700世帯のうち約1千世帯が独居高齢者という。市福祉課の橋尾宏紀課長は「市が火葬するケースは今後も続く」と予測する。

 鳥取市では職員が遠方の親族にも遺体の引き取りを粘り強く交渉するなどして、墓地埋葬法に基づく執行はない。引き取り手がいない場合、生活保護法に基づいて市が葬祭扶助を支給して民生児童委員らが火葬などを代行している。

 市生活福祉課の西垣隆司課長は「民生児童委員を含めて、官民で身寄りがまったくない状況をつくらないという努力を重ねた成果だ」と強調する。

 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、島根県で20年に29・2%、鳥取県で28・9%だった65歳以上の独居世帯は40年にそれぞれ35・9%、35・7%に上昇する。墓地埋葬法に基づいた代執行について、西垣課長は「今後もゼロというのは難しいだろう」と話す。

(佐々木一全)

こちら

関連サイト:「無縁遺体」5年間で3割増、独り暮らし増加や親類の引き取り拒否広がり…読売調査   こちら







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.07.08 18:08:54
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: