東方見雲録

東方見雲録

2025.11.08
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カテゴリ: 土木

積雪や道路凍結などの恐れがあるこれからの季節は特に、鉄道輸送の安定が観光客の入り込みなどに直接影響しかねないだけに、倒木による運転見合わせの解消に力を入れる。 

JR中国統括本部によると、列車の大幅な遅れや運休といった「輸送障害」に至った倒木は、2019年度が25件、24年度は50件で、5年間で2倍に増えた。要因として、気候変動や樹木の老齢化、少子高齢化や人口減少によって山の管理が行き届かなくなったことが挙げられる。 

これまでは、樹木医の診断を元に倒木の恐れがある沿線の樹木を伐採していた。新たな方法は、航空レーザー測量を利用してヘリコプターから広範囲の斜面を測量。斜面の勾配や植生密度、樹木の高さを把握し、危険箇所を洗い出す。 平地は大型車両を駆使して伐採を進め、勾配がある場所は、チームを組んで作業に当たる。線路や列車に電力を供給する「架線」を覆うように生えた樹木は下草刈りや枝払いをし、伐採する樹木が線路側に倒れないようロープで引っ張る。 

鉄道運行を熟知する責任者が立ち会い、「ツリークライミング」の技術を有する作業員が、樹木を上部から切り落としていく。 

10月下旬に公開された岡山県高梁市の伯備線備中高梁―木野山間の集中伐採では、特急やくもや普通列車の運行の合間を縫い、作業員が高さ約20㍍の樹木に登り、チェーンソーで手際よく幹を切っていった。 

26年度は、鳥取、岡山両県の県境付近でも集中伐採が計画されている。JR西日本岡山土木技術センターの石橋昌史所長は「集中的に伐採することで、当面のリスクはなくなる。慎重に安全管理して作業を続けていく」と話した。(足立篤史)
引用サイト:日本海新聞   こちら


関連サイト:JR西日本岡山支社が倒木被害対策  動画  こちら





関連サイト:ツリークライミングジャパン こちら





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Last updated  2026.04.02 06:59:00コメント(0) | コメントを書く


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