東方見雲録

東方見雲録

2026.03.22
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カテゴリ: ものづくり
現在、QHeの開発を進めるクリーンプラネットは、東北大学との共同研究により35カ国で125件の特許を取得、実証実験を経て商用化段階に進もうとしている。このほど、肥銀ベンチャー3号ファンドを引受先とする第三者割当増資約5億円を調達し、実用化が近づいた。
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今回の肥銀キャピタルによる投資は、技術の実用性、商用化の蓋然性、中長期の市場ポテンシャルが総合的に評価された結果だとクリーンプラネットは話す。この資金で、実証と量産体制の強化、国内外パートナーとの連携拡大、複数産業領域への展開を進めるということだ。同社のロードマップによれば、2026年から産業用ボイラー向け製品の完成と量産化を実証するフェーズ4に入ることになっている。




引用サイト:forbesjapan.   こちら


関連日記:2023.08.15の日記 日本発の次世代エネルギー技術「QHe」とは   こちら
東北大学との産学連携体制によって「量子水素エネルギー(Quantum Hydrogen Energy、以下「QHe」)」という独自の発熱方法の開発と普及に取り組むのが2012年創業のクリーンプラネットだ。

QHeは、水素を使用して、都市ガスの1万倍以上という莫大なエネルギー密度をもたらす次世代のクリーンエネルギー技術。実用化されれば、さまざまな工場の熱源としてや、将来的には各家庭の冷暖房や電気にも活用することができる。またCO2排出量もゼロかつ放射線や放射性廃棄物は一切発生せず、摂氏1億5000万度の高温核融合に比べ、QHeでは800度という低温度帯でエネルギーを発生させるため、安全管理が極めて容易になる。

関連サイト:QHEの科学とその可能性   こちら
【課題と展望】

QHEの現象自体は実証されていますが、そのメカニズムの完全な理論的解明はまだ途上です。より効率的な設計や制御には、基礎物理学の進展が不可欠です。

▼ 社会的受容性の醸成
「核」という言葉がつく技術に対する社会的懸念を払拭し、安全性と有用性への理解を広めていくことも重要な課題です。透明性の高い情報公開と、丁寧な対話が必要でしょう。

▼ 国際標準化と知的財産戦略
日本発の技術として国際競争力を維持するためには、知的財産の確保と国際標準化の主導権を握ることが重要です。各国の研究機関やメーカーとの戦略的連携も進められています。

【結論】
QHEは、単なる新エネルギー技術にとどまらず、物理学の新たなパラダイムを切り開く可能性を秘めています。実用化に向けた課題は残るものの、エネルギー問題と環境問題を同時に解決する「夢の技術」として、今後の発展が大いに期待されます。





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Last updated  2026.03.22 09:00:06
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