ぷりもな日々

ぷりもな日々

のん気な入院j生活



すこし元気になると、ひまさえあれば廊下の長椅子に座っては、他の患者さんとぺちゃくちゃおしゃべり。その声を聞きつけて、ほかの病室の患者さんたちも仲間に加わろうとぞろぞろ部屋から出てくる。
お年寄りの男性が多く、「おじいちゃん」という存在を知らない私は彼らとの交流も、とても楽しいものになっていった。

「あんた入院して来た日は大変だったねえ。体が二つ折りに折れて、わしゃどうなる事かと思ったよ。
「ずいぶんやせて、それじゃ線香みたいだね。ひとりじゃなくて1本だねぇ。」等と屈託のない会話を楽しんだ。
友人たちもそろそろ見舞いにやってきた。1週間目を過ぎた頃には、すっかり具合も良くなり食欲も戻ってきて、この入院は、毎日残業残業で夜遅くまで仕事をしていた私への休息なのだ、とさえ思うようになっていた。
同室の患者さんの息子さんが毎日持ってくるゲームボーイで遊んだり、お気楽な入院生活を送っていた。唯一の不満は、その病院は余りに古くて患者用のお風呂の設備が無い事だった。早く退院してラーメン食べてゆっくり風呂に浸かりたかった。

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