ぷりもな日々

ぷりもな日々

プロローグ1


大晦日から元旦はいつもの様に友人達と一晩中大騒ぎをした挙句、初日の出を拝みに海岸へ行き、その後近くの寺へ初詣に行ったので、確かに30間近の28歳の私は、体力的には疲れ切ってはいたけれど、それが原因ではないだろう・・・・・と思う。

仕事が始まり、通常の毎日が訪れ暫らく経ったある1月の事。
親類の法事で、仕事で忙しい父の代わりに母と二人、川崎に行く事になっていた。
夕方の新幹線に乗る予定だったので、朝、いつもの様に私は出社した。
午前中は何事もなく過ぎた。昼食も普通に食べた。
そろそろ退社時間が迫っていた午後4時過ぎ、なんとなく胃が重い。
重いなぁと感じたら、どんどん加速度的に気分が悪くなってきた。

『やばい。今日川崎に行くのに。』
具合が悪くて行けない等と告げたら、おこりんぼの父は
さぞご立腹だろう。そんな事を考えるとますます憂鬱な気分になってくる。昼食に食べた仕出し弁当の卵とじのせいだろうか。

気分の悪さを4年ほど前突然に発症した卵アレルギーのせいにした。でもそれにしては様子が変だった。
確かあの時は蕁麻疹で体中に湿疹が出来、かゆくはなったが胃はなんともなかったはずだ。
取り合えず会社にあった配置薬の胃薬をのんで置く事にした。
業務が何とか終わり帰路に着く。家にたどり着いた頃には、すでに吐き気がする程気分が悪くなっていた。

『あの薬全然効かないじゃない。』
もしかして車に酔ったのか?私は自分で車を運転していたが、体調が悪かったりすると酔う事が稀にある。今度は車のせいだろうと考えた。

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