Petite coquine Ariane!

Petite coquine Ariane!

2004年下半期-1-(~9月)

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9月
サイン・オブ・ゴッド
ドイツの考古学の学生がある遺跡でミイラを発見。しかし調べてみるとそのミイラ は
紀元後2000年以降の男性の遺体であることが判る。歯の治療跡にはアマルガムが
使われ、脚の骨折跡には金属のボルトで治療されている。残されたものはそれだけでなく、
数年後に発売予定とされいてるビデオカメラの説明書とノート。そこには
イエスの遺体を録画したと記されていた。
考古学アクション=ミステリーなんでしょうか?学生が知人とノートに記された文 章を
解析していくうちに命を狙われます。秘密結社?の存在があり、真相解明の 旅は
常に死と隣り合わせ。途中中だるみがあるので集中して見るというのに挫折しましたが(^-^;)
これ、原作本がSF関係の充実してるハヤカワ文庫にあるらしいので
そちらのほうがいくらか理解し易い気がします。こういうストーリって収束させるのが難しいと思います。

ホーンテッド・マンション
ディズニーランドでお馴染みの人気アトラクション、ホーンテッドが映画で登場。
まだレンタルでも新作扱いでしょうから多く書くのはネタバレになるので控えます。
昨年(でしたっけ?公開された)パイレーツ・オブ・カリビアンと同じように
アトラクションを忠実に起こした感じです。やはりエディー・マーフィーはこういう映画に出ないと!

ミスティック・リバー
今から何十年も昔の話。街で遊んでいた3人の男の子のうち1人が誘拐・乱暴されたが
無事に逃げることが出来た。そして現在。同じ街で少女が殺害された。捜査する警官、
殺害された少女の父親、そして被害者の父とはお互いの結婚で親戚関係となった、かつて誘拐された男。
昔の友人が1つの事件で再び出会った…
主役で殺害された少女の父親役のショーン・ペンを始めに今年のアカデミーは
この作品とROTR3に終始した感があります。「コイツ、犯人じゃないのか?」と思わせて
2,3転するというミステリーの基本。久しぶりにケビン・ベーコンが普通過ぎてどうしようか?と思った(^-^;)
こちらもいっぱい書くとネタバレしてしまうのでこれ以上は書きません。

ロード・オブ・ザ・リング-王の帰還-
キル・ビルVol.1
ドニー・ダーコ

8月
運命の女
ダイアン・レイン、リチャード・ギア主演。夫と息子がいて幸せな女性が
ある突風の日に若い男性と知り合う事から始まる情事と苦悩。
ダイアン・レインと情事を持つ若い男は多分S.W.A.Tの犯人というか捕まった
人?妙な訛りのある英語っつーかフランス人じゃないでしょうか?
エイドリアン・ライン監督なので街の撮り方とかスモークに煙る感じで
結構オシャレなんですよね。Hなシーンも相変わらずですが(^-^;)
リチャード・ギアが妻を愛するあまり、妻以上に深い懊悩を抱えます。

In The Dreams
ロバート・ダウニー・Jr主演。ある村がダム建設のために水の底に沈む。
近隣に住むイラストレーターの女性は特殊な能力の持ち主で夢で犯罪を
予知していた。そして彼女の娘もまた何者かに殺される。
予知というか犯人と夢を共有している感じで共鳴しているんですね。だから
犯人のしていること、犯人目線で夢を見ているから犯人の顔が判らない
そして自分の夢も犯人に見られている…と言った少し不思議なお話。
ロバート・ダウニーが気持ち悪さ爆発!

ラスト・サムライ
もう、ストーリーも感想も言わなくて良いかな?(このページは何だよ?)
日本に渡った米国人が一人の『サムライ』と出会うことで生きること
死ぬことの哲学を学ぶようなストーリー。
今までの洋画に比べて日本の描写がまともなのでは?私世代だと「ベスト・キッド
のでんでん太鼓はどうよ?」という感じでいつも洋画の日本描写にげんなりしていたのでそこは良かったです。他は特に可もなく不可もなくと言った感じ。

アメリカン・スウィートハート
ジュリア・ロバーツ、キャサリン=ゼタ・ジョーンズ、ジョン・キューザック主演
スターの姉を持ち、マネージャーとして彼女を支える妹は姉の別れた夫で
やはりスターの彼を密かに想い続けている。ただ二人が別れたことで二人の人気は
互いに低迷する一方。そこで以前撮り終えた作品のプロモーションで同席しようということに。
ジョン・キューザック好きのダーリンが借りてきました。この人「コン・エアー」からヒーロー的なイメージが強いのですが(事実、背が高くでカッコ良い)
こういうコメディーやらせても面白い!特に元妻のスター(ゼタ)を愛する余り
ストーカーして訴えられて、終いにはノイローゼで治療したり。
言う事がいちいちイジケていていじられキャラって雰囲気。
最後はハッパーエンドなので是非見ては?

7月
ピーター・グリーナウェイの枕草子
ユアン・マクレガー主演
(腐)女子としてはこういうユアンも見ておこうということでレンタル。
お伽話とか嫌いではないけれど。何だこれは?という映画。
冒頭、うめき声のような読経から入り、儀式だかで主人公の諾子(ナギコ)に 書家の父が体に名前を書くという
シーンがあり、これだけで頭上には?が。
ユアンが出てきたあたりでストーリーにスピードが出てくるので多少は
見られました。それにしても諾子の出自からして日本人の父、中国人の母で
アイデンティティーが確立されていないからか?日本を離れ香港へ、そこで
ユアン演じる翻訳家との愛憎劇と枕草子のタイトルにあまり意味が感じられない。
いかにも「日本文化を無意味に美化し妄想している」ような作品。
でも好きな人は好き、なんだろうね。↓のベルベット~といい、
ユアン脱ぎまくりですね。

ベルベット・ゴールドマイン
ユアン・マクレガー出演作品強化月間?
私世代より少し上の方達は懐かしく感じるような映画なんだろうと思う。
映像もオシャレだし、音楽も良いと思う。でも、伝説のグラム・ロッカー、
ブライアンのその後を追跡する新聞記者がどうにも垢抜けない感じで興醒め。
バイセクシャルなブライアン・スレイドに恋して彼にのめり込んでいた記者は
その後、ブライアンと恋愛関係にあったカート・ワイルド(ユアン)と出会い、
関係を持ったりしますが、10年後に取材で会っても『覚えてる?』でも
『あの時僕は若かった』とおセンチになるわけでもない。
ユアンのパンダアイラインはキュートです。でもボカシ入りまくりで
これも怪演って言うんでしょうか?

オズの魔法使い
少女ドロシーのおとぎ話。
昔のハリウッド映画っていうのは素敵だなーと再認識。
セットも素晴らしく、衣装は可愛い!
まさにエンターテイメントです

フレディーVSジェイソン
フレディーなんか怖くない、これは夢だ夢なんだ!と子供達が認識し、フレディーの存在さえ忘れてしまえば
悪夢に入り込めないフレディー。殺人を犯すことが出来なく、また悪夢での
実体を失いつつあるフレディーは自分を甦らせる方法を思いつく。
ジェイソンを甦らせ人を殺させる。そして恐怖の芽生えた子供達の悪夢に
現れるというもの。けれどジェイソンが勝手に殺戮を繰り返し「自分が殺せない!」と憤り、
最後はフレディーVSジェイソンのタイマン勝負!くだらな過ぎ。

センチュリー・オブ・ドラゴン
フェイロンは数年前までは黒社会に所属していたが今では足を洗い、
会社も順調、妻子と幸せに暮らしている。しかし、彼の一番信頼する部下は
警察が今でも黒社会と繋がりがあると思い、摘発しようと潜入させた捜査官シン
そこへ対立関係の組と自分のいた組で今でも親友の息子が現れ、その卑怯で
姑息な手段に妻子、母親まで巻き込まれる。シンは長い潜入でフェイロンが
信頼のおけるボスだと思い、彼に過ちを犯して欲しくないと思うが…
10年前の香港映画と言えば、アクションか黒社会モノか。そう言った感じの後者です。
親友の息子が胡散臭いと判るなら何故、あんなになるまで親友に連絡を取らず(病院に入院してるけど)
あとから現れるんだ?とか突っ込みドコロはありますが。
アンディーさんのスーツ姿を堪能ということで。ちなみに
このDVD、ダーリンが借りてきました。

夢のチョコレート工場
チョコレート会社ワンカはライバル社からおいしいチョコレートを作る
工場を守る為に封鎖してしまう。が、ある年のこと。ワンカのチョコレートに
5枚だけ工場が見学出来る金色のチケットが入っていると聞いて世界中が
大騒ぎ!家に4人の祖父母と母親と6人で慎ましい暮らしの少年も少ない
お小遣いの中からチョコレートを買ったり、祖父からもらい…
1970年代の映画で今見るとチープな作りで微笑ましいというか。
少年がチケットを手に入れるシーンとか、ワクワクする感じが伝わります。
ミュージカル調で子供と見ると楽しい映画。向こうのお菓子屋さんってとっても
素敵なんですけど私もナイヤガラやミラノで入ったお菓子やさんがすごく素敵で
いつも映画に出てくるお菓子屋さんは何気にチェックしています。
また子供が見ると「良いこと・悪いこと」を何気に教えられるというか。
グレムリンの『お約束は守ろう』的なテーマと似ているかな?

ロスト・チルドレン
ジュネ監督作品。相変わらずグロ趣味爆発!
退廃の世界、子供が見る幸せな夢を盗むために子供達を誘拐する一つ目族。
サーカスの見世物をしている怪力男の弟が攫われた。身体は大きいが純粋な彼と
彼に協力する体は9歳の少女だけれど世の中を冷めた目で見ているミエット。
二人は子供を救出に向かう。ジュネ監督なのでまずグロいです。
衣装がゴルチエということで、あまり期待してはいなかったんですけれど
すごく、衣装が良かった!ミエットのツィードコートとか、ボーダーニットに
真っ赤なスカート。衣装だけでも見た甲斐ありました。

ムーラン・ルージュ
昔、フランスにムーラン・ルージュがあった。
美しい女達が歌い、踊り、そして客を取ったりしていた。
ロートレックの住むアパートにやって来た小説家希望の青年は
ムーラン・ルージュで1番の女サティーンと出会い、そして愛するように。
しかし、彼女にはパトロンの貴族がおり、愛し合うようになっても二人は
その事実を隠すしかなかった。そしてサティーンの身体は病魔に蝕まれていた。
30-40台の人は懐かしい曲が盛り沢山のミュージカル。
コテコテのメロドラマですが思いのほか、ユアンの歌が上手でツボでした。
『この世界で一番幸せなのは人を愛し、その人に愛されること』
この1文に終始しますね。是非♪Your Songを聞いて下さい。

ロッタちゃんと赤い自転車
スウェーデンの映画です。スウェーデンというと私は子供映画が
真っ先に浮かびます。ロッタちゃんは5歳。兄姉が乗る自転車が羨ましくて
たまらない。お誕生日には自転車が欲しいけれどパパやママはまだ早いという
小さい自転車なら乗れるのに!大きな自転車のバカ!
とにかく相変わらず癇癪玉のロッタちゃん。風景や洋服、食べ物は
相変わらず可愛くて目がハートになってしまいました。ちなみにうちにも
ブタのバムセがいます。←娘の誕生日プレゼントのリクエストでした

ナイトメア・ビフォア・クリスマス
甥とうちの娘が愛して止まない世界、ハロウィン・タウン。
元々『ガイコツ・人体模型』系のおもちゃなどが好きな変わった甥が
ハマり、それに影響された娘もDVDを買うほどハマッた映画。
ハロウィン・タウンに君臨するジャック・スケリントンは街中の賞賛を
浴びても満たされない毎日を送っていた。ある日、クリスマス・タウンに
迷い込み、そこで鮮やかな世界を目撃し、自分がカボチャの王ではなく、
サンタクロースになることを思いつく。
ちょっぴり怖くてでも憎めない
ハロウィン・タウンの皆。タウンの人気者ジャックを愛する人形のサリー。
歌も沢山で楽しいそして切ない映画です。ここにティム・バートンの世界があります。

キューティー・ブロンド2
前作で弁護士のなったエルが今度は愛犬のために法律を変える!
やり過ぎ感が否めませんが。面白い映画です。ドアマンが情報屋として
活躍したり、相変わらずネイルサロンの店員さんとも仲良しだし。
出色はサリー・フィールドの出演。

フォン・ブース
NYにある今ではめっきり少なくなったフォン・ブース(電話ボックス)
情報のやり取りで金儲けをしている主人公が浮気相手にしようと思っている
女性に電話をかけ終わると電話が鳴る。思わず取った受話器は…
もう、居たたまれない映画。それこそ、この世に『悪人』と呼ばれるに 相応しい(?)人間はいくらでもいそうなものだけど。よりによって受話器を
取ってしまったことで主人公は地獄の時間を過ごすハメになる。
間違った事をする人間を捜し、その人を『反省』させるため、
執拗にいたぶる犯人。犯人役で今話題の作品のアノ人がちょっぴり出ます

アイデンティティー
雷雨の日、1人の死刑囚の再審理をすることになる。
死刑囚は審理の場へ向かうため、車に乗っていたが悪天候で
モーテルに立ち寄る。同じように足止めされた人々がこのモーテルに
集まるのだが一人、また一人と殺されていく…
面白かったです。ジョン・キューザックが好きなのとミステリっぽい
要素がありそうなので借りました。ま、途中から大体、話のカタチは
見えちゃうんですけど。

28日後
最初、バイオ・ハザードとかアウト・ブレイク的な映画と思っていたら
何だかゾンビ映画でした。イギリスだけ凄い勢いでウィルスが蔓延し、
交通事故で意識不明だった主役が病院で目を覚ますところから始まる。
にしても、ゾンビ化した人達が走るのはどうかな~。
自分達の王国を作るために生存者を良いように扱う軍人達にもイライラ!



6月
ファイナル・ディスティネーション
5月に見たディスティネーション2の前作。
こちらを見て「あーそうか、だからあの子はあそこにいたのね」と理解。
キャンディーマン(って役者さんの名前知りません)、もっと出てくれ!
ゾゾゾォ~な映像満載!

英雄-HERO-
ジェット・リー(ワタクシ世代はリー・リンチェイ)主演。
なのですが彼は語りべとして登場。本質的な結末は同じだけれど
トニーとマギーの二人の刺客がどのような道を辿ってきたのか、というのを
モチーフとして何度も違うパターンで見せます。
とにかく映像も音楽も美しい。
ただ、好き嫌いは分かれるのではないかと思います。


名門学校で4人の学生が失踪。ただ1人戻ってきた生存者が語る真相とは?
ソーラ・バーチ演じる学生は髪も金髪じゃないし、サえない女の子でロックスターの息子に夢中。
寮生参加のキャンプをサボる計画を立てたが金髪で校内でも目立つ美人の友達に興味を持たれ、彼女の想いは危険な方向へエスカレートしていく。
あれだけ気がないと思われてるんだから諦められないのか?惨めったらしいたら!しかも全然罪悪感がないのがムカっとくる。
とりあえず、モテモテでいかにも美人キャラのキーラ・ナイトレイが可愛い。

バトル・ロワイヤル2鎮魂曲
冒頭、『プレイベート・ライアン』のノルマンディー上陸作戦、30分に及ぶロングショットをパクり、か?
主役の男の子、この人って役者じゃないよね?演技が薄っぺら~な感じ。
だからなのか、この殺戮というシチュエーションのせいか?藤原竜也の普段は「舞台芝居だな」と感じるクサい演技が強烈に良かった。

マトリックス3レボリューション
1を見た時「ザイオンって結局何なの?」とか「預言者って一体?」と言う
謎風味が多かったのでそれに一応のケリがついたというところで及第点。
ただ、ネオに一般的な『救い』が欲しかったな。

5月
ファイナル・ディスティネーション2
ホラーというより、様々な事故による衝撃映像集と言った方が。
私が密かに好き好きホラー映画『キャンディー・マン』その本人が
やっぱり怪しい役で登場!幽霊・お化けの類いは出ませんが、とにかく
ひぃぇ~~~的な映像が続出しますのでオススメはしません。

グラス・ハウス
一応、サスペンス。
交通事故で両親を亡くした姉弟が後見人夫妻の世話になる事から始まる恐怖。
一見、胡散臭い管財人が善人だったり(これ判りにくいよ)しますが
何と言っても一番の見所は後見人夫妻の妻がダイアン・レインってこと!
あの美しかった彼女がこんな映画でこんな役とは…
『パーフェクト・ストーム』以降再び出てきたと思ったらこんな…(以下略)

ディア・デビル
アメコミですよね、原作は。
個人的にベン・アフレックってふやけ顔だと思っているのでその人が
幼くして父親を殺され、事故に遭い盲目になる(これが原因で超人的な力を得るワケですが)
という悲しみの過去を背負うヒーローというのがちゃんちゃら可笑しくなってしまった。
新聞記者が真相を知っても正義のために沈黙を守るところは良かった。

ザ・コア
またしても地球規模、人類滅亡のカウントダウン。
異常気象(現象)の原因が地球の核にあると解明され、その動かなくなる核を
外的爆発で再始動させようという映画。『アルマゲドン』は宇宙へ空へ向かいましたがこの映画は地中奥深くへ向かいます。

劇場版・美少女戦士セーラームーンR
結構侮れない映画でした。

アナトミー
ドイツホラーで主演は『ラン・ローラ・ラン』のフランカ・ポテンテ
祖父は解剖学で名前を残した人物、片や父は祖父の功績を嫌悪するかのように
小さな診療所で働く。若くエネルギーも多少の野心も持った女子学生は
解剖学で権威のある大学へ編入。ところがこれが悪夢の始まり。
もっと怖いかと思ったので拍子抜け。

4月
ロスト・ソウルズ
ウィノナ・ライダー主演
エクソシスト風映画。
彼女がティーン映画でキラキラしていた頃も大好きだったので
模範的な生活で罪を償った今、またあの輝きを取り戻して欲しい!
このまま燻ってしまうのは惜しい女優さんだもの。
この人の透明感って素敵。

シカゴ
キャサリン=ゼタ・ジョーンズ、レニー・ゼルウィガー共演。
一昔(どころじゃない、ふた昔)に『コットン・クラブ』を見た人なら
「あ、リチャード・ギアのタップ久々じゃん」とにんまり?
ゼタ姐さんの爆裂ボディーがド迫力ですが、個人的にはレニー演ずる
ロキシー・ハートのキュートさ、すれっからし具合にハマりました。

ドリーム・キャッチャー
最近、めっきり国家レベルの危機が訪れると現れるモーガン・フリーマン登場。
映画会社との契約があるだろうが、こんな映画に出されるモーガン・フリーマンは不本意もいいトコだろう。
でもって、この危機はもう人間同士では解決出来ない内容。
スティーヴン・キング、たまに傑作を生み出すあなたが恨めしい。
今回もダマされました。

moon child
Gackt、Hydeついでに王力宏共演の昔風に言うところの「アイドル映画」
ハイちゃんはメジャーデビュー直前から愛して止まないのですが
どうにかならなかったの?この演技(?)のセンス(のなさ)
多分私のような(腐)女子をターゲットにした作品でしょうが
それにしても。あんまりな……。
Gacktとハイちゃんが『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

インファナル・アフェア
去年映画館で観てまた借りました。
香港映画なんてと思っている方にもオススメ!
続編は公開されないのかな?

ローズ・レッド
余談ですが。アメリカには『ウィンチェスター・ミステリー・ハウス』という
建築物があります。ほとんどオリジナルはこれじゃないかな?
建てた人の職業が違うくらいで、呪いにより毎日休まず改築が繰り返され
それによりなかば、迷路の様相を呈しているあたりなんか、まんまです。
スティーヴン・キングの作品ですが、本当にこの人の作品て傑作か駄作の
どちらかだな~。もちろん、これは後者。

とびうぉ~ず

2月
全職殺手(フルタイム・キラー)
アジア一の殺し屋と言われているO(オー=反町隆史)に頭角を現してきた新人Tok(トク=劉徳華)が「今のアジア一の殺し屋は自分だ」と挑発してくる。そしてTokはOの弱点を見つけるため、Oの雇っている家政婦チン(ケリー・リン)に接近。一方警察では何人もの警官が犠牲になっていることからOをマーク。そしてOに接近するTokの素性も調べ始める……

はっきり言って普段なら決して(お金を払ってまで)観ないジャンル、ですが。ご贔屓俳優が主演なので劇場に向かう私(^-^;)反町くんには失礼ですが、オープニングでアンディーさんが花束を持って現れるあたりからシビれておりました。付き合ってくれた友達は別にファンでもなかったのに「40であのスタイルって…」「関西風に言うところの『シュッとした』カッコ良い人」と喜び、「次回作も誘ってよ~観ようよ~」とノリノリ。

で、感想ですが。どう考えてもアンディーさんが新人で反町くんに挑戦してくるのは無理があるし、一生懸命覚えたであろう、アンディーさんの日本語セリフには「わざわざ喋らせる必要あったんかいな?」と首をかしげたくなる展開ではあるんですけど。それでも、私はトキメいてましたよ、えぇ!終盤近くにTokの素性も明かされて反町くん演ずるOと比較するとヒールだけれど。私はそんな根っからの極悪人には見えない役なので良かった。それから警察に包囲されたOが家政婦チンと逃げる時、何気にフォローしたりね、素敵。余談ではありますが。「Needing You」でも思ったんだけど。なんであんなにケロケロをリアルにするんだろう?恐るべし、香港映画!

タイムマシン
1899年・NY。大学教授アレクサンダーは研究中心の生活を送る科学者。親友デビットに紹介された美しいエマはそんな彼を理解してくれるガールフレンド。その日、彼はエマへのプロポーズを決心。待ち合わせの公園へ訪れた。愛のこもった求婚にエマは感激、アレクサンダーから指輪を受け取るが、そこへ運悪く強盗が現れエンゲージを渡す事を頑なに拒否したエマは銃で殺される…。「運命が変えられたら!」アレクサンダーは寝食を忘れタイムマシン開発に力を注ぎ、完成したタイムマシンで過去へと遡る。

感想:原作はSFの古典でしょうが、現在のCGによって無理なく映像化されていると思います。タイムマシンのデザインも100年前という感じでクラシックで美しいものです。婚約者の死は『誰のせいでもない、運命なのだ』と頭では理解出来ても心はその事実を認められず、アレクサンダーは苦しみます。これは時を遡り、事件の起きた公園での求婚を回避しても他の場所の思わぬ事故でエマを失うことになり『間違いなく運命は変わらない、普遍なのだ』と判っても変わらなく続く。

過去を変えられないならば未来で過去を変えることが出来る(もしくは過去は変えられない)何かが判るのだろうかと未来へ旅する事で彼の運命は変わります。エマという最愛の人を再び取り戻すことを望みマシンを開発した本人の未来が。現在でも過去に拘ったり過去に思いを馳せるということはどの人にも少なからずあると思うので、そうして考えると人の心というものは変わらないのだなーなんてしみじみとしました。

フラッシュバック
ある家が女装した猟奇殺人犯に狙われ、夫妻は惨殺。生き残った娘は心に傷を負う。彼女は事件当時の記憶を失い精神病患者の施設に入るが、それからおよそ10年後、担当医が施設を出て社会復帰することを勧める。彼女が家庭教師として訪れた街では次々と殺人事件が起こり、彼女の失われた記憶は徐々に姿を現し始める。

感想:
ドイツ作品ですがホラーで有名なハマーフィルムの脚本家によるものらしいです。事件の記憶が断片的にしか存在しない主人公は殺人犯の生存を知らされていないのでまたシリアルキラーがやって来るのではないか?と不安で仕方が無い。そして家庭教師をする屋敷に着いてすぐ、荷物が消えるとか建物に隣接した納屋に明かりがついている、といった出来事に過剰に反応する。作りはなかなかです。第2の連続殺人犯は当たりませんでしたから(苦笑)第一の事件で(つまり主人公の両親が殺された時)何故、犯人は主人公を殺さなかったのかは謎のままですけれど。犯行に走る原因というのが「仕方ないよ~」と言うものなので何人かの犠牲者はともかく、最後に狙われる人達には同情の余地ナシ!普通、ホラーは理不尽に殺されていくのでそういった意味でも珍しい作品でした。


1月 
不思議の国のアリス(実写版)
ストーリーはあまりにも有名なのでここでは書きません。
感想:
意外とこの作品、メジャーな俳優さんが出ているので驚き。何たってチェシャ猫がウーピー・ゴールドバーグですから。あと芋虫さんがガンジーの主役の方です。他にも色々な方出ています。で、かなり基本に忠実な印象ですね。女王とか神経質そうな(おっと、失礼!)感じです。この人なら「首はね~いっ!」と言ってもおかしくない。衣装も可愛いです。ただ個人的にアリスが黄色の服なのはどうかな~と思います。きっとこれはディズニーなんかを見慣れている影響なのでしょうけれど。あとアリスがふっくらしてるかなー。好みから言えば「フェアリー・テイル」当時のE・アールちゃんあたりがやってくれたら…。

キューティー・ブロンド
エルは西海岸の大学に通うオシャレ好きな学生。スタイル抜群、髪はブロンド。男子・女子にも人気。恋人ワーナー・ハンティントン3世は名門の出。今夜のデートで彼からプロポーズを受けるだろうと女子学生に激励を受けながら向かった先で信じられないことが。ハーバードに進学するワーナーが別れ話を切り出した!彼が運命の人と信じるエルは「胸の大きいブロンド」でなく知性があり、彼のフィアンセに相応しいと思わせるため進学を決意。そしてハーバードへ向かった。

感想:
すごく面白かったです!ターナーにプロポーズを受けるに相応しい衣装を選ぶのに入ったブランド店でバカ扱いされ、持ち前のファッション知識で店員をやり込めるところとか、自己アピールテープの監督にコッポラを起用するとか(アホですね)入学の決まったハーバードでの講義第1日目、やっぱりオシャレに精を出したり(笑)。最初は教授達だけでなく学生からも西海岸へ帰れと罵倒され友達が出来ず、西海岸の友達へ電話をかけたり。落ち込んでネイルサロンへ駆け込んだり(エルはこのサロン店員と仲良くなりますが楽しいシーン沢山あります)ただのオバカな女の子ではなく、バイタリティーで困難な道を切り開いていくところが女性の共感を得られるんではないかな?だってハーバードで法学を学ぶテストに合格ですから!本当は頭の良い女性なんですね、エルは。

X-MAN
千里眼
TOY STORY1,2
バトル・ロワイヤル
ムーラン
金玉萬堂


2003年の映画鑑賞
11月インファナル・アフェア【原題:無間道】(劇)
ヤンとラウは同年、警察学校へ入学した。ヤンは学校の規律違反で退学となるがそれは表向きの理由。実はウォン警視に洞察力等の才能を認められ、マフィアの懐へ潜入捜査することになる。かたやラウはマフィアの構成員。まだ逮捕歴などがないことから警察へ潜入して捜査情報を入手するために幹部の命令に従い警察学校へ。10年後…。ヤンが潜入捜査官と知る者は1人亡くなり、ウォン警視ただ1人になる。お互い本当の姿を知らない2人が出会った。そしてマフィアと警察も互いに内通者がいることに気付いた。

感想:この映画だけはDVD化を待てずに劇場へ観に行きました。普段は娘がいるので劇場に足を運ぶ事もないのですが、まず私は劉徳華のファンなので彼の映画を劇場で観たかったこと、そしてかなり前評判が高かったことなどが理由にあります。それで感想ですが。とにかく良かった!香港映画と言うとカンフーかその流れを汲むワイヤーアクション・マーシャルアーツと連想される方は是非見て欲しいです。

互いの組織に内通者がいる、それが判っても潜入している2人はいかに相手に見つからず情報を入手するかという使命がある。警察に潜入しているラウは麻薬の受け渡しを摘発する現場で動くがPC、無線、携帯とあらゆる手を先読みしマフィアのボスに摘発される危険を知らせる。一方、潜入捜査官のヤンは内通者がいることを即座に見破り、現場で陣頭指揮を取るウォン警視にガラス窓を叩く振動でモールス信号にし、警察内部に内通者がいること、捜査状況がダダ漏れしていることを知らせる。

お互い立場は違うけれど課せられた使命があり、いつ見つかるか?という不安を胸にしまい込み生きている。この状況のスリルは観ないと判らないと思います。共演陣も豪華。潜入捜査を続けることによって神経を磨り減らしたヤンが通院する精神科の医師にケリー・チャン。ラウの婚約者でベストセラーの小説家をサミー・チェン。マフィアのボスにエリック・ツァン。潜入するヤンを知る唯一の人、ウォン警視にアンソニー・ウォン。香港映画好きならこの面子を見てもかなりの力作だな~と感じることが出来るでしょう。

7月
カルマ (D)
精神科医の元へある女性が訪れる。心霊現象のせいで眠れないのだと言う。
彼女の治療をしていくうちに不思議な出来事が起こり始めた……。

感想:診察に来た女性に何故心霊現象が?そういう所が後々の伏線かと思っていたら違いました。
途中まで怖がらせてくれたのですがラスト近く悲しい発見!で興醒め…。それも香港らしさ?
レスリーの遺作なんですよね。ご冥福をお祈りします。

セッション9 (D)
現在は閉鎖されて廃墟と化したダンバース精神病院。公害の原因となる
アスベストの除去にあたった業者達を襲う恐怖。倉庫に残った患者達の記録(セッション)には
どんな謎が…

感想:ジャケットに『精神的に落ち込み易い方は…』というような注意書きが あったんですね。
だから期待し過ぎました。(ホラー系に期待は禁物)
実在する病院をモデルにしているらしいです。和洋問わず古い建物好きな私は結構映像的に
喜んで見れました。でも主人公の謎やセッションのネタは引っ張りすぎ?かと思います。

8月
ゴーストシップ (D)
海洋専門トレジャーハンター達に依頼が来た。以前、消息を経ち行方知れずの
豪華客船を見たので探して欲しいと言う。仕事に成功すれば報酬は大きい。
でも大きな船が沈没もせず、今まで発見もされず、どうして漂流していたのか?

感想:冒頭のシーンから「ギャッ!」というシーンが結構あります。豪華客船という密室なので
途中から『犯人初登場』という事態が起こらない限り、「この少ない登場人物のなかに犯人
(もしくはそれに近い人物)がいるんだろうなー」くらいの予測はつく。色々判ってしまうのですが
それでも楽しめます。

完全犯罪クラブ(ビ)
接点のなさそうに見える高校の男子同級生2人。彼等は完全犯罪を達成するために岬の隠れ家で
犯罪を研究するべく書物を読み、あらゆる捜査を逆手に利用することを思いつく。
事件を担当する事になった女性捜査官は2人が怪しいと中りをつけるがなかなか尻尾を
掴ませない2人…。

感想:サンドラ・ブロックが主演・製作してます。最初から犯人判っているのであとは捜査でどう落とすか?というのが見どころなワケですが…。製作しているからと言って別にサンドラ本人が出ずとも良い気が
します。犯人は成績も良く、女の子にもモテて家も豪邸、金はあるぞーという感じ。もう一人は成績は
良さそうで思考は哲学的、けれど陰を感じるタイプ。ルックスが真面目くんは太りきったデカプ。

呪怨 劇場版(D)
ボランティアの学生が連絡のつかない家へ様子を見に行く事になった。足を踏み入れると部屋の中は散乱し、老女には表情がなく返答もない。片付けをしていると人の気配を感じる。2階へ上がると押入れに何故か男の子がいた…。

感想:オムニバス、なのかなー。登場人物ごとに物語が分かれています。そして時間の流れも順序立ててないので見始め~中盤までは「?」となってしまう。静かな感じが冒頭すごく怖いですが伽耶子さんが
出ずっぱりになってくると「あー、もう良いよ伽耶子さん」となってしまうので残念。それからなぜあの家の主人が凶行に走ったのか?なぜ母と息子は訪問者を呪うのか?まだ謎が判りません。2を見ると判るのかなー。補足→「呪怨は劇場版よりビデオが怖い」友人談。

9月
ピンポン (D)
窪塚洋介
「”さん”くれろー」ピンポンで勝ったら『さん付け』で呼ぶ事を賭けるペコ。ペコとは腐れ縁・幼馴染みのスマイル。常に勝ち続けることを義務付けられているようなドラゴン。中国からやって来たチャイナ。大会では誰が勝つのか?

感想:私は主人公よりもサブキャラに肩入れするタイプ。スマイル役のARATAさんにハマりました。
ピンポンが好き。でもピンポンを教えてくれた、自分を救ってくれたペコも言葉には出さないけれど好き。だから試合では自分のヒーローと『本気』で戦えず負けてしまう。対戦相手の境遇を考えてしまう。自分に負けた相手はどうなってしまうのか?何か良いんですよね~。それからドラゴン役の中村獅童さん。 私はお会いしたことなどないですが、知人があるツテから楽屋に入れてもらい話したことがあるそうで。「非常に礼儀正しく佇まい、所作の美しい男性」と絶賛していました。あのドラゴンのストイックな自己鍛錬からも垣間見られるような。にしてもドラゴンの試合はまるで歌舞伎のようです(笑い)

カンパニー・マン(D)
妻には強く出れずウダツの上がらない男。彼はある企業の試験に受かる。業務は他社の会議に出席し情報を盗むこと、産業スパイだ。しかしひょんなことからライバル社に目をつけられ、謎の女には「命が欲しければ協力しろ」と脅迫される。今度は相手の会社にスパイになるように言われやってみるがそこには恐ろしい光景が…。女の正体は?男は謎に巻き込まれる。

感想:CUBEの監督による作品。映像、好みです。冒頭「あー、ダメかも!このあと主人公が理不尽な展開に巻き込まれたら」と思っていたけど中盤以降はなかなかスピーディーな展開!うだつの上がらない、いかにもダメ夫的主人公も謎の女(ルーシー・リュー)と出会い、物語の確信に近づくにつれて変化してきます。リンチやキューブリックの好きな人なら楽しめるのでは?

バーバー(ビ)
ビリー・ボブ・ソートン
義弟と理容室で働く男、彼は平凡な生活にどこか嫌悪していた。ある日店にやって来た男がベンチャービジネス(ドライクリーニング)について語る。以前から妻が働くデパートの上司と不倫関係にあるのを知っていたことから上司に匿名で脅迫状を送った。脅迫で手に入れた金で契約を交わす。しかし妻の上司は男が脅迫していたのを知り逆上、さらに「お前が金を出したベンチャービジネスの男は詐欺だ」と言い放つ。2人は揉めあい男は妻の上司を殺してしまった。けれど警察に捕まったのは妻だった……。

感想:私には合いませんでした。以前からジャケットのあらすじで気になっていたし、ミステリーっぽい要素がありそうなので「いつか借りよう」と決めていましたが。妻が上司殺害犯として捕まるまで、眠っちゃいました。ひどく退屈。で妻が捕まっても「ざまーみろ!」なのか?弁護士に自分の罪を切々と訴えるワケでもなく、また犯行を隠そうとしているのか、「自分がやったんです」という部分も弁護士に『妻を庇っている』と見せかけるようなあざとさを感じる。結局取り返しのつかないことになります。でも上司の妻が語るUFOの事件、そして最後に主人公が見上げた空に浮かぶUFOに何の意味が?


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