Petite coquine Ariane!

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Remember The Time




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私は結婚・妊娠・出産を機に、女性の体型が崩れるということをあまり重要視していなかった…。小学生低学年はかなりふっくらしていたが特に何の苦労もなく、思春期以降はそれなりの【体型】を維持していたから。お歳頃(笑)以降、一番太っていたのはパン屋さんでバイトしていた時(18-21歳)だがこれはその後、職種が変わると徐々に4,5キロ落ちていった。身長156センチ体重42,3キロでベストといったところ。20代後半はバイトの忙しさ&ストレスからか?40キロを切ることもありました。

そして妊娠直後。つわりはかなり酷いし、引継ぎがあるので残ってくれと言われ続けていたバイトが実家の近くだったので引越しも後回しにしてママの薦める産婦人科に通院し始めた……がっ!この通院の決定は私の人生で最大の汚点になる。検診の度に「順調ですよ」と言われた。1ヶ月で4キロ近く太っても同様だ。妊娠・出産を経験された女性ならお判りいただけると思うが、妊娠初期~中期で1ヶ月に4キロも増えるのはどう考えても好ましくない。そんな状態で妊娠も後期に入り、いよいよ引越しすることになる。ダーリンの実家の近くでかなり有名な産婦人科で診てもらうことになった。初診で言われた言葉を今でも忘れない……「もう1グラムも増やさないでね」by看護士

検診の体重測定で数百グラム増えただけでも「増えちゃったわね」「ダメよ増やしちゃ」ダメ出し連発である。しまいには検診日になるべく軽い服を着て出かけるように。以降、私の食生活は検診日を中心に回り始める。毎週金曜日に通院していたので土~月曜は栄養バランスを考えながら食べ過ぎに注意。火~木曜は食事量を減らす。そして検診当日の金曜はなるべく食べ物を口に入れないで病院へ向かう。この頃の私は金曜の通院帰りに抹茶豆乳を飲むのが楽しみだった。(情けない)

貧血傾向で鉄剤を出されていたのだが、この薬、便秘になり易い。その上蛋白も出るし浮腫みで自宅安静を言い渡される。太れないのに動く事も注意されている。「どーしろっちゅーんじゃっ!」ちょうど弟のお嫁さんも妊娠していたので便秘について聞くと「私も飲んでた残りがあるからPちゃんの行ってる病院で聞いてみて」とセンナ錠という薬を送ってきてくれた。太れない→出さなきゃいけない(すみません、キレイな話しじゃなくて)精神的にも随分堪えた。

そして出産後…冒頭に戻る。あれだけ太らなかった体型が元に戻らない!何という恐ろしさ!以前は選び放題だった服が入らない。しかも服を買おうにもサイズが合わない。私は今現在も買い物(服)に行く度、みじめな思いをしています。独身時代、過去の栄光に縋りつくような「あぁー、あの頃は良かったな~」的な生活です。イタリアで買った細身のパンツは入らない、アナスイのワンピースも足が悲惨、胸がキツキツ。NYで買ったPサイズのコートは胸が閉じない。

どこかで声色高らかに宣言せねばこの恐ろしい悪夢=体型とおそらば出来ない。だから痩せます!なるべく早く。






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