Petite coquine Ariane!

Petite coquine Ariane!

伝染性単核球症入院記


Julienが熱を出したので[新型インフルエンザ?!]と午前中、慌てて小児科で検査するも[陰性だね]と言われて帰る。夕方、小児科から連絡があり、[午前中陰性だった検査キットが陽性反応出ています。連休になるのでタミフルを取りに来てください]と言われ、小児科へ。

11月21日
午後からだるくなり、37,7℃まで上がる。インフルエンザにしても、新型にかかったJulienを家に置いて受診は出来ないのでダーとメールでやりとり後、ダーの飲みきらなかったタミフルを飲むことに。

11月22日
Julienの看病をしているからか、熱やダルさはあるものの、夕方までは動けたので海鮮チヂミなんか焼く。

11月23日、いよいよ症状が悪化!21日にタミフルを飲んでも全く効果がなかったため、翌22日は服用せず、主に水枕と冷却剤をおでこに貼って気休めに解熱剤を飲んでみるが効果なし。38℃以上あったけれど、我慢出来ず入浴。お風呂から出ると39,5℃まで上がる。熱で味覚が変なことに。喉の痛みがひどく水を飲んでもまずく感じる。吐き気が出始めるがこの日は何も食べられず、何も作れないダーが注文した夕飯のデリバリーピザを横目で見る(食べたい気は何となくあるけれど、食欲もないし、食べられる気もしないので口をつけなかった)

11月24日
Arianeさんは登校したが、すっかり新型から回復したJulienは幼稚園の休み。二人で布団を敷いたままゴロゴロ過ごす。というか、寝てるか、トイレでえづくしか出来ないのでJulienさえも構えず。寝返りがキツくなる。昼間ダーが[こんなに風邪ってひどいのか?早めに帰るから病院行こうね]とメールしてきてくれたので[ダー帰ってきたら病院、帰ってきたら…]念仏のように頭の中で繰り返し、ひたすらえづく。熱は38℃台をキープし続けたまま。

夕方内科へ行くも[あぁ、喉がカビで真っ白だね!抗生剤と解熱剤、うがい薬を出すので3時間おきにうがいをして下さい]と言われる。イソジンが辛くてうがいするそばからトイレでえづく。

11月25日
朝、Julienの幼稚園に[Juliは治りましたが私が風邪なので登園出来ません]と連絡を入れる。ずっと寝たきり。

11月26日
朝幼稚園にお休みの連絡後、寝たきり。この日はどうしてもダーがサッカーの試合があるということで(付き合いの問題上、メンバーが揃わないと困るのでどうしても試合参加の日だった)帰りは22時くらいと通勤前に言われて目の前が真っ暗に。何とか子供達に夕飯のうどんを食べさせ、寝かしつける。

ワリと病気には我慢強いがこの日は限界点を越えていた。日付が変わる頃、[そこまでツラいなら救急に電話してみたら?]とダーに言われて電話するも[そうですか、でも救急だと明日かかりつけの病院で見ていただくまでの処置というか…薬くらいしか出せないので]と言われて泣き崩れた。子供を喘息発作で救急に運んだ時、普通に座って待ってられる人もいるのに、こんな状況でも診てくれないのか?と思った。[じゃあ、良いです!]

11月27日
24日に処方された薬など気休めにもならず、熱は下がらない、吐き気は続く、何も飲めない、食べられないが22日以降続いているので内科へ。[本当にうがいしてた?!全然白苔減ってないよ、前回の症状と変わらない。毎日ルゴールしにきてよ]どれもこれもひどい言い様だと思った。イソジンは苦手だけど、うがい後えづいても続けていた(しかも3時間おき!)聴診器もリンパへの触診もせず、喉を診るだけのあんたに何が分かる!と思ったが、こんなヤブ医者に何を言っても無駄と思った。[もしかしたら耳鼻科で診てもらえば他にも効く薬出してもらえるかもしれない。すぐにH先生にカルテ回して順番うちから取って]と受付女性に指示。[うちの診療代はいらないから]喉<見ただけ>で診療代取らないことをそんなに親切っぽく言われてもね。とにかく、耳鼻科へ。

耳鼻科の先生に熱が21日から続いてること、胸部が苦しいこと、リンパが腫れてることを話すと[伝核かなぁー。最近2人診たんです]と先生。で、伝核?[血液検査しましょう。結果だけなら明日の午前中に分かりますから。小さいお子さんいたら、うちで休めないよね(苦笑)数値がひどくなければ自宅療養出来るかもしれないけど、これまでの経過と今ひどいところ診ると入院しなくてはならないかもしれない。帰ったらご主人と入院出来るか相談しておいて下さい。]と言われる。[入院するとなると明日は土曜で病室の空きがあるか難しいので10時までに来てください]とのこと。とりあえず、病名が分かるかもと思っただけでもホッとした。

仕事から帰ったダーに伝染性単核球症らしいということ、入院の可能性があることを話して、最悪、翌日入院だとダーは休みが取れないので子供達を見てもらう必要があるためにダーがお義母さんに電話してくれました。

11月28日
Arianeさんに[ママは病院に行かないと行けないからお留守番していてね。Juli君とけんかしないで待っててね]と話して9時前に病院に。既に10人以上の方が待っていたけれど、一番最初に呼ばれたので[あぁ、検査結果悪かったんだ…。入院ってことだよね]と思いながら診察室へ。案の定、[肝機能の数値がね430超。入院するしかありません。今から○○病院に問い合わせるから待ってて下さい。]30分ほど待って再度診察室へ。[入院出来る手配しておきました。今から帰宅後30分で入院に必要なもの揃えて○○病院の耳鼻咽喉科の外来受診して下さい]

病院でお義母さんに入院することと、子供を見てもらうためにうちにきてもらうことを話して家に帰る。子供達に入院することになったことを謝り(まぁ、Julienは入院と言ってもワケ分かっていなかったけれど)、[おばあちゃんがくるから良い子にしてなさい]と話し、布団を干し、荷物を積め、お義母さんの到着を待ちました。お義母さんは[そんな辛そうなのに一人で電車乗るなんて…。タクシーで行った方が良いわよ]と言ってくれたけど、ずっと吐き気が続いているのでただでさえ乗り物酔いし易いから電車で行きました。

入院後のハナシに続く。

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