Petite coquine Ariane!

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伝染性単核球症入院記2


入院するために最寄り駅から電車に乗る。車で某大学病院までは吐き気で耐えられないと思ったので病院近くの駅まで電車移動。案の定、T駅から病院前のバス停までは恐ろしいほどの吐き気が続く。

かかりつけから渡されたカルテとか紹介状とか渡す。元々、入院するためにやってきたけれど、外来通さないとならないので耳鼻科ロビーで診察を待つ。ここでも耐え切れず、トイレに駆け込み数回吐く。熱は38℃。診察されて[やはり伝染性単核球症でしょう]のとのことでまずは点滴の導入。処置待ちも吐き続け看護婦さんに可哀想な目で見られる。検査してもすぐにはウィルスを検知出来ないらしいがとりあえず採血。病室に移ってからとにかく吐く。[食事は出しても良いけれど…]食べられないのでストップがかかり、[食欲出たら言って下さい]と言われる。水しか飲めないけれどそれも吐く。歩くのも止められているのでトイレもナースコール必須で正直しんどい。いや、トイレだけでなく、月イチの日とぶつかっていたのでいちいち呼ぶのが悪いなと。



11月29日
この日も朝から吐き気。熱は変わらず38度台。とにかく吐き気だけで1日が費やされる。腐った友達にメールするのだけが生きがい(アホ)ダーリンが看病&育児のため、1週間仕事を休むことに。お見舞いにきたダーが喉の白苔のせいか?咳も止まらず吸入マスクしたまま点滴3パックぶら下げてる私を見て呆然。[そ、そんなにひどかったのか…]普通に喋れないから、ゆっくりで良いかな?と念押ししつつ。[こんな状態で寝返りも出来ぬほどの息苦しさと吐き気が続いているし、お見舞いきてもらっても話せないし、この状態みたら子供達、びっくりするから絶対連れてこないで!]とお願い。午後はCTを撮りました。

11月30日
友達からメール貰うけれど自宅で1週間病み抜き、そこからの入院で有様もどうしようもなく[皆さん、お気持ちだけいただきます。お見舞いはご遠慮下さい]と返信。お昼近くにダーが家事を終えてお見舞いに来てくれました。[少しでも良いからご飯食べて…]と涙目で訴えられたのでご飯をお願いするも、お味噌汁の上澄みとキャベツのお浸ししか口をつけられず。夜も小松菜のお浸しとお豆腐とおかゆ少し。

就寝前に触診があり、前日撮ったCTで肝臓と脾臓が腫れまくっているのと肝機能数値が400越え(どんより)で胸部をプレスされると激痛。


12月1日
朝食に牛乳とコールスローを一口。昼にまたダーが来てくれたけれど、食事を強要されるのでちょっと怖くなってました(人間、食べれば病気は治るという考えの人)またお豆腐、とろろをかけたお粥だけ少し食べる。

夜はお粥とシチュー。この日は吸入しても咳が止まらず、呼気勢いで吐き気誘発。朝方[これは痰なのか?」と思うようなヤバいものが飛び出し大慌て。血圧は元から低いので上は100以下、下は50くらい。


12月2日
ようやく熱が37℃台に。検査の為採血。咳は相変わらず続く。お昼から少し食べられるようになったけど[無理矢理食べてる]感満載。


12月3日
やっとシャワーの許可が(狂喜乱舞)朝イチで誰より早くシャワーを予約。すっきりしたところで点滴。ソルデム、セファメジン、タガメット、次から次へ点滴タイム。13時ようやく点滴終了。お昼にふろふき大根とお粥食べる。


12月4日
10時から点滴。トランサミン、強ミノ、タチオン、セファメジン。午後に肝臓内科医
とお話し。週末まで病名分からないのと、入院も週末まで。肝機能数値は150くらいまで下がったとのこと。夕方セファメジンとタガメット点滴。吸入も入院からずっと1日3回。この吸入液、多分すごく強いんだと思う(名前忘れました)ステロイドなのは間違いないけど、とにかく、これのせいで吐き気が止まらない気がするので蒸留水で薄めて時間かけて吸入。


12月5日
退院許可は下りたけど、ダーは仕事。お義母さんは子供達を見てもらっているので一人で手続きして帰ると言ったら看護士さんに前日から[心配だよー、迎えに来てもらえない?じゃあ、明日にしようよー]と心配され続ける。仕方なく(どうしても耐えられないので5日に帰る覚悟だった)[実家の母にメールしてみます。それでダメなら考えます]とお話しして連絡。遠いのでお昼過ぎるとのことだったけどそれまでがっつりラストの点滴が予定されてるので大人しく実母を待つ。

15時、ようやく退院!



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