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猛暑が続いてます。 お盆で空いた道路を走っていると、東の空に何層にも重なった笠雲とボコボコな積乱雲がアーベントグリューエンに燃えていました。桐生あたりでしょうか。 いつものようにLVへ行って、一杯目はフローズンダイキリ。 槍ケ岳風に盛ってくれたんだね。大切岳とでも名付けましょうか。子供のころに砂浜で作った砂上楼閣のように、あるいは4分の1に切ったスイカに掘ったトンネルのように、ストローで崩しながらすすりました。 すするにつれて、何億年を一気に早回しするように、どんどん崩壊していきます。これも時間の相対性。酔うほどに時間の経過が加速するのに似ています。 いつのまにか、小笠原諸島になり、沖ノ鳥島になり、最後は水も涸れて静かの海・・・カクテルの一生は星の一生のようでもあります。 マッカランのあと、店の前の黒板に書いてあった本日のお勧めの中から、若鮎のから揚げとベリーAをいただくことにしました。 ほろ苦さも甘さも酸味も、どれもがほどほどに抑制されて危ういバランスを保っています。くぅ~、わらながらナイスな選択ですね。想像していた以上に絶妙なマリアージュでした。 まだ絵に色が付けられていないのが残念です。色は想像してみてください。 まさに、日本の夏って感じでしたよ。線香花火を追加して描いてみましたが、風鈴だの蚊取り線香だの蝉だの蚊帳だの井戸水で冷やしているスイカだの薄いカルピスだのぺリぺリむける日焼けのあとだの、いろんな色彩や匂いや感触がよみがえってきます。 明日から夏休みで、山形の実家に行ってきます。終業式にぴったりな気分で飲めた、いい夏の夜でした。月がまぶしくて流れ星は見えそうにないけどね。
2011年08月15日
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湯の丸高原でソロキャンプしてきました。 午後1時ごろについてテントやタープを張りタープの下に食事会場の設定を完了したとたん、バケツをひっくり返したような雷雨にみまわれる。ゴロゴロと床下浸水に怯えながらタープの下でカニクリームパスタのランチをいただく。 ようやく小ぶりになってきたな、と思って外に出て我が家を撮影しようとした瞬間っ! 5mくらい先のキャンプ場と森の境界の空間がピシッと裂けて、異次元の閃光が走った。えっ、えっ、今のって雷っていうやつ?危うく異次元の人になるところだったよ。 晴れ間もでてきたので、3時ごろから池の平湿原に向かった。 湿原までは1時間、のんびり湿原の木道を歩き、帰ろうと思って下り始めたら、また雨がぽつぽつ降ってきた。管理事務所のおじさんが、 「ざーっと来るぞ、下まで乗ってくか?」 というので、ありがたく軽トラの助手席に乗せてもらった。これで30分短縮。車を降りてキャンプ場まで10分ほど歩く。駐車場に止めた車が見えてきた頃、突然バラバラバラと大粒の雨だ。 テントまでは30mほどだが、とりあえず車内に退避だ。走って乗り込むと、ドドドドーと2度目の雷雨。危なかったーっ、軽トラのおじさんに改めて感謝! 昼以上に凄まじい豪雨でとても外に出られない。勢いがなくなるまで車内でラジオでも聞いていよう。雷光がまたたくたび、バリバリ雑音がはいる。聖光学園のサヨナラシーンのころには雨も上がった。 独り焼き肉を堪能して、9時過ぎに就寝。 爆睡していたはずだったが、バタッバタッバタッバタッというテントを叩きつける激しい音に飛び起きた。夜中の12時、3度目の雷雨。ゴロゴロどころではないガラガラガガーンッが鳴り響く。怖くて眠れそうにない、なんて思っていたのだが、徐々に雨音が小さくなるにつれウトウトしていつのまにか眠っていた。 高原の爽やかな朝を迎えた。雲の間からところどころ青い空がのぞいている。 5時起床、ベーコンエッグとフリーズドライのきのこ雑炊という簡単な朝食を摂り、あとかたづけも済まして、6時半に烏帽子岳&湯の丸山に向かった。大菩薩峠を思い起こさせるおおらかな風景である。なかなかにステキだ。天気が良ければ北アルプスまで見通せるらしい。 3時間ほどのトレッキングを楽しみ、昼前に湯の丸キャンプ場をあとにした。 途中で、手作りチーズで有名なアトリエ・ド・フロマージュに立ち寄った。10種類くらいの各種チーズを試食できる。おっっ、うまっっ、と思わずつぶやくほど、どれもほんとにまいうっ。 お土産に3種類のチーズとチーズケーキを購入。チーズのモンブランは、文字通りの「白い山」だ。チーズ風味たっぷりで美味しかった~ぁ。
2011年08月07日
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なんだか、すっかり秋の空ですね。澄んだ夜空にくっきり鮮やかな半月が悲しすぎますぅ。でも、それでも、あきらめきれない夏。TVのドラマでは湘南の海がどうのこうのと言ってるし。 じゃあ、最後の三連発いきま~っす! 岩牡蠣との別れを惜しみつつ、3方向から描かせていただきました。岩牡蠣は食べられなくても、ダイキリはいつでも飲めるぞ。だから、もうちょっとこの夏テンプレートはこのままでいさせてください。 もうひと夏、咲かせたい・・・
2008年09月08日
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岩牡蠣の季節も、いよいよ終わりだね。岩牡蠣とともに迎えた夏が、岩牡蠣とともに去っていく・・・ちょっと、さびしい。 そういえば、今年の夏は海を見ていません。海に行きたい、その思いを込めて酔えば、カウンターの向こう岸に水平線が見える。 ウィスキーはプロヴナンスの若いボウモアです。冷たいカッペリーニとともに。 なんか物足りない夏だなあと思いながら過ごした夏だったけど、8月も終わりになって振り返って自分のこの絵を見ると、けっこう飲みには行けたし、楽しい思い出もあるし、そう悪くない夏だったようにも思えてきた。 今日は友人達が夏の総集編と称した飲み会を開いているんだけど、僕は事情があってBARうちんち。 僕の分まで楽しんでもらおう。 さあて、秋には、また一人で海でも見に行こうかな・・・。
2008年08月29日
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ギネスとは見事なマリアージュだったので、中間的なバスペールエールも試してみました。 うまいはうまいのですが、残念ながらギネスほどではないですね。BASSが中途半端におとなしいからではないかと思います。奥に見え隠れしている新潟産茶豆は絶品でした。いろんな茶豆を試しましたが、今年の枝豆の中ではダントツにうまかったな。
2008年08月28日
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こう雨が続くと、気分が滅入ります。夏休みなんだから行動を起こさなくてはと、重い腰をあげて、昨日はフェルメール展を見に上野の東京都美術館に行きました。 駅で買った太宰治の「人間失格」を読みながら電車に揺られていると、都会の灰色の空がさらに暗さを増すようで、理由もなくどんどん落ち込んでいく。 雨だ、これはただ雨のせいだと、自分を励ましつつ。 さて、ようやく上野について都立美術館に向かいます。雨のせいか人は少なめでしたが、さすがフェルメール展だけあって、にぎわっているようでした。チケットブースがしまっているのを不思議に思いながらも会場に歩いていくと、「今日ななんとか会員様限定日ですが、招待状をお持ちですか?」と、受付で止められてしまいました。「いいえ、持っていません」 はるばる来たんだからと、少し駄々をこねてみたんですが、ダメでした。 しかたないから隣の西洋美術館でコロー展でも見るかな、と思ったのに月曜休館でした。美術館って月曜休館が多かったんですね。科学博物館とか動物園とかは見る気になれず、思い切って六本木の新国立美術館に移動しました。 ぼーっとしていたせいか、ここも閉まっているかもしれないと気づいたのは六本木に着いたときでしたが、やってました。 ウィーン美術史美術館の静物画の秘密展 静物画か、ちょうどいいんじゃないの?はい、なかなか良かったです。沈んだ気分にふさわしく、写実的でそれでいて不思議にシュールレアリスティックな17世紀の静物画たちに癒されました。 牡蠣や檸檬を描いた絵があって、400年前も牡蠣を描くために見つめていたひとがいたんだなあ、と思ったら、平らな心に波が戻ってきました。 これはパブデの絵です。間違わないように。色々試していますが、やはり牡蠣にはスモーキーなアイラの酒が合うようです。 ひとりぼんやりと、カフェでお茶して帰ってきました。描く意欲も湧いてきました。 描くために軽く飲んで帰宅しましたが、今夜も雨の中とぼとぼおでかけしようと思います。もっと心を波立たせねば。 せっかくの夏休みのおでかけなんだから、日帰りというわけには行くまい。
2008年08月26日
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先日LVSJに行ったら、岩牡蠣がお通しで出てきました。たぶん、今週はもう頼まれないから放出しちゃおうという作戦じゃないかと思います。 急に寒くなっちゃったし、岩牡蠣シーズンも終わりなのかな。 そこで、今年の夏休みの自由研究として描いた岩牡蠣の絵をシリーズで大放出することにしました。さまざまなマリアージュを試してみましたが、これは載せたっけ? 牡蠣殻のはいった黒ビールもあるし、この組み合わせはフツーにおいしいです。牡蠣のミネラルがギネスにさらにコクを与えるような気がしました。手前のショットグラスはタリスカーです。
2008年08月24日
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正確には、6月末に作ったものなので、夏休みの作品とは言いがたいのですが・・・。でも、今日、ようやく完成品が届きました。 じゃーん、マイビアカップです。 陶芸教室で作った作品です。手びねりで作ったものを、先生が独自の感性でうわ薬を塗って焼いてくれました。 霧の奥にぼんやり浮かぶ桜、洗濯しても薄く残った血のあと、そんな風景が浮かびます。持ってみると意外に重くて、存在が強調されます。 ビールがおいしくなあれ、ビールがおいしくなあれ、と呪をかけながら作ったかいがありました。予想以上の出来映えに大感激です。 さっそくエビス・ザ・ホップ、ハートランド、さらに黒ビールも試してみたくなってプレミアムモルツ<黒>も飲んでいます。 おお、白黒の対比も良いですねー。むほほほほ。 使い込めば、どこを持つとしっくり来るかとか、どこから飲むと飲み易いかとか、だんだん手や唇になじんでくるんだろうなあ。 子供の頃から今までの自分の作品群(作文やら絵やら工作やら)の中で、最高レベルのお気に入りです。 あまった土で作った隣の小鉢(?)もなかなかステキでした。醤油が似合います。
2007年08月13日
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昨日の記事は、ところどころ日本語の使い方が間違ってましたね。 猛暑で頭脳がやられているのです。 さて、 昨夜は、かみさんと二人で花火大会に行きました。やっぱり花火は、どーんと腹に響くくらいの間近で見ないといけません。 汗をかきつつ、発泡酒を飲みつつ、最後まで楽しみました。そしてLVSJに。 扉を開けようとしたとき、首筋がくすぐったいなあと思って手で払ったら、なんとカマキリでした! ライトで照らしてやったら、見つかった空き巣のような表情で固まってました。ちなみに、こいつは『コカマキリ』。『コカマキリ』は緑のものは少なく、ほとんどが褐色です。 店内に入り、まずはカマキリにちなんで(?)ダイキリ。フローズンで。 昆虫のように、ちゅうちゅうと吸います。 またまた岩牡蠣を食べ、グラッパを飲みました。今夜は子供達が留守番しているので、早めに終了。勘定はかみさんもちでラッキーでした。 自転車で帰る途中、かみさんの横腹になにやら黒いものが・・・。 うわっ、セミが止まってる! これがホントのアブラゼミ、なーんて声には出せませんよ。そんなこと言ったら、雄カマキリのように食べられちゃいますから。 この絵は、おととい庭に来たアブラゼミ。うちにはアブラゼミしか来ないかと思っていたら今日はツクツクボウシも訪問してくれました。虫に好かれるパブデ家です。
2007年08月12日
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昨年の夏の日記にも一度書いたのですが、うちの実家(山形)では、『からかい』というものを食べます。『からかい』は『エイ』です。 今回は実家では作っていませんでした。かわりに乾物を買ってきました。この辺では売ってませんからねえ。 かなり手間のかかる料理です。 おふくろレシピを聞いてきたので、夏休みを利用して自分で挑戦してみました。 1.棘をそぎ落とす。 2.半日以上水で何度か水を替えてもどす。 3.ごく少量の醤油で煮始める。 4.ぐつぐつ沸騰させないように、ことこと煮る。 5.火を止めてしばらく冷ます。 6.醤油を足してことこと煮る。 7.冷ます→醤油・砂糖を足し、ことこと、ことこと。 最大のコツは、あせらないこと。一日で作ろうと思うな、2,3日かけるつもりで作れ、との教えです。沸騰させてしまうと、皮がはがれたり身が崩れたりするのです。 で、完成しました。 見た目は不気味ですが、なかなかおいしくできたので満足です。途中でちょっと生姜も添加しました。 『からかい』は、『棒だら』みたいなものですが、アンモニア臭があるので、苦手な人は苦手のようですが、食べなれると逆にそのクセこそがおいしく感じられます。上手に煮れば骨の食感と身の食感と皮のぬめりが三位一体の味わいが楽しめます。 今日は熊谷は40度近い猛暑。午前中は娘とプールで涼みました。さて、これから子供たちとは別行動で、かみさんと花火大会に出かけます。
2007年08月11日
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夏休み、那須のコテージに泊まったり、山形の実家に行ったりして、のんびりと過ごしました。帰ってきてからも、写真の整理をしたり、潤と遊んだり、ブログを忘れて気楽な日々を過ごしましたが、そろそろブログが恋しくなり、今日から再開です。 夏休みの自由研究のテーマは、『庭に来た虫たち』です。娘の自由研究のはずなのですが、僕の方がはまってしまい、今日も蚊(シマダラカ)に食われながら庭を何周もまわりました。 窓の下に、アシナガバチが巣を作っています。春には穴1,2個の小さな巣だったのですが、いつのまにやら立派なアパートメントになっています。 『セグロアシナガバチ』は、スズメバチ科だそうですが、巣をつつくなどこっちから挑発しない限り。彼らの方から攻撃を仕掛けてくることはないそうです。それなら、もうしばらく観察させてもらいましょう。 このミツバチは、『セイヨウミツバチ』でした。腹上部がオレンジなのが特徴です。『ニホンミツバチ』は腹上部も黒っぽいらしい。 ちょっと変わったハチもやってきました。図書館からかなり詳しい昆虫図鑑を借りてきて調べたところ、『アオスジコハナバチ』のようです。おなかの線が青いのが特徴です。ほんの数分の訪問でしたが、かわいらしいハチなのでまた来てくれないかなあ。 他にもアゲハ、クマバチ、コオロギ、アブラゼミなどたくさんの虫たちが我が家を訪れます。機会があれば、また絵を載せたいと思います。 昼には昼の、夜には夜の自由研究もあります。 これは、桃のコンポートとソーヴィニヨンブラン。夜、BARに群がる虫たちの観察日記もつけてみたいですねぇ。
2007年08月10日
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