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「チェ28歳の革命」を見ました。
僕にとって、ゲバラは最も尊敬する人であり、最大のヒーローです。何かのために命を投げ出して休みなく戦い続ける姿に憧れます。あまりにも苛酷な生き方なので、とても真似することはできませんが。
映画はドキュメンタリータッチで、ゲリラ活動シーンとインタビューと国連の演説が交錯しながら展開します。リアリズムに徹し、制作者の妙な意図などを感じさせないところが好印象でした。役者はとてもゲバラの雰囲気を見事に表現しており、インタビューや国連の演説シーンなどは、ノンフィクションの映像かと錯覚しそうなほどでした。
ゲバラのTシャツも持っていたのですが、長くきたのでヨレヨレになってしまい、今はどこかにいっちゃいました。捨ててないはずなんだけどなあ。
ゲバラの信奉者ですから、彼が闘ったキューバという国にも友人であるフィデル・カストロにも悪い印象は持っていません。キューバの共産主義はソ連や中国の共産主義とは異なるものだと思っていますし、これまでのアメリカのキューバに対する姿勢は卑劣であったと感じています。
キューバは義を持って世界と向き合い、大国は利のためにキューバを翻弄してきたように思えます。
大量処刑とキリスト教弾圧はさすがにやりすぎだったような気もしますけどね。
前カストロは死んでるか生きてるかよくわかりませんが、現カストロ議長のもとで、こえからも革命闘争が続けられるのでしょうか。資本主義が他者の利を侵略し続けなければ不況に陥るように、共産主義は正義の革命を続けていかなければ腐敗してしまいますからね。
キューバのために、たまには葉巻もやろうかと思います。ちなみに絵はもちろん「Cuba Libre」です。