屋上

俺が苦手な奴。俺より小っこいくせに態度がでかい。しょっちゅう授業サボルし。(俺もだけど)しかもそいつが俺と一緒の図書委員…。でも…何か気になる…。

「越前!!今日こそ週番出やがれ!!」
ほら…又だよ…毎日言ってくんだよ…
「だから、俺は部活に出たいんッスけど。」
「てめぇなぁ…人が部活入ってないからって人任せにすんな!」
とか言いつつ既にリョーマの腕を掴んでいる…。逃げないように…。
「…わかったから、離してくれる?」
勝ち誇った笑みを見せた。
「OKv」
リョーマの天敵、桃城磨誇。リョーマが自分に従うまでしつこく付き纏う。ある意味リョーマの一番苦手なタイプだ。
そしてある日―。
リョ―マは次の授業(英語)に出る気が無く、屋上にてサボル事にした。丁度其処で聞こえてきた会話…。
「あんたねぇ、抜け駆けすんなよ!」
「不二君は皆の不二君なのよ!!」
呼び出されたであろう少女は何も言わなかった。
「何か言えよ!」
「…。」
何も言わない少女に其の少女を呼び出した本人達が切れようとした。其の時…。
「先輩達?呼び出しっすか?」
その場に居た人達は其の声に驚き辺りを見回した。
ひょいっと塀から何かが飛び落ちた。
「呼び出しはいけねぇっすよ。」
其の正体は磨誇…。
「其の上、周助先輩は皆さんアイドルであっても物じゃありませんよ?…あと…もう授業始まりますよ?」
不敵な笑みを浮かべながら言った。
「っ…あんた良かったわね、磨誇が来て。」
一体呼び出しをしていた先輩と磨誇の間に何が在ったのか、磨誇が来た途端其の場を去って行った。そして呼び出されていた人も磨誇にペコっとお辞儀をして去って行った。
「ふ~ん。桃城もいい所あるんだ。」
「!!」
突然後ろから声がして振り返った。
「はりゃ?越前サボリ?サボっちゃいけねぇなぁ。いけねぇよ。」
何処かで聞いた事のある口調…。しかしその辺は深く考えはしなかった。
「お前もサボリだろ?」
少し間を置いて、
「サボリじゃないわ!」
「じゃぁ何?」
「英語に出る気が無いから此処で寝ようと思っただけよ!!」
「だから、其れをサボりと言う。」
最もな事を言われ一瞬怯んだのだが、
「じゃ…じゃぁ、越前は何でだよ!」
一瞬溜め息を漏らし、
「同じく。ついでに言うならあの先生むかつくし、俺帰国子女だから。」
「へぇ~、越前は帰国…子…女!?」
コクンと一回頷いた。
「そういえばあんたテニスやるって言ってたけ?」
「やるけど?…私とやろうってか?悪いけど私強いよ~」
自慢気に腕を振り上げて言った。
「じゃぁさ、今度の日曜…あそこのストリートテニス出来る所でやらない?」
「おう!やろうぜ!!」
とびっきりの笑顔で返してきた。
「…それで俺が勝ったら、俺と付き合ってよ。」
「賭け事?私賭け…ご…って今賭ける事が…は?」
磨誇は混乱した。
「じゃ、そういうことなんで。」
それだけ言い残すと去って行った。
「そういうことって…如何言うことさ?…それより…ストリートテニス出来る所って何処!?……兄貴にでも聞けばいいか…」

そして日曜日本当にやって見事リョーマが勝利を収め、晴れて付き合うことになりましたとさ。


☆後書き☆
此れは佳夜が初めて書いたリョ―マドリームでした。変な文章がたくさん出てきましたねぇ…最後が如何かと思います…。しかし!!!実は此の話には続きがあるんです!!設定も何も変えずに書こうかな?っと思っております。私の好きなあの人達もでてきます!!!!!読んでやってください。

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