猫旅に出る ~ある生物系学芸員の日記~

猫旅に出る ~ある生物系学芸員の日記~

2009.01.03
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それは僕が研究を進めていく上で重要な要素。
また、フィールド調査は地元の人との出会いがあったり、地元の特産品を味わうことができたりして楽しい。
去年は日本の北(北東北)と南(南九州)で調査をした。

今年調査に行きたい場所は、
・壱岐(長崎県)
・五島列島(長崎県)
・屋久島(鹿児島県)
・隠岐(島根県)
・小豆島(香川県)
・粟島(新潟県)
・中部地方(新潟県、長野県、静岡県)

島の哺乳類は僕にとって魅力的な研究対象。
生態系の中で上位捕食者の地位を占めることの多い哺乳綱食肉目の中で、多くの島に分布するのはタヌキとニホンイタチだけ(日本の場合)。
また、ニホンイタチは地域によって骨のかたちや毛皮の色が違うことが言われてきた。
しかし、ほとんど何も分かっていない。
特に島のニホンイタチはほとんど研究されていない。
島のもので、屋久島・種子島のニホンイタチはコイタチと呼ばれ本土(本州、四国、九州)のイタチとは別の亜種 Mustela itatsi sho とされている(これ以外に伊豆大島のものが別亜種 Mustela itatsi asaii とされている)。
しかし、この亜種を記載する際に比較した本土産イタチ標本の産地に問題がある。
青森から鹿児島まで広く分布するニホンイタチは形態に地理的変異が大きい。
だから、地理的変異の全体像が分からないと、屋久島のものが他の地域のものと違うとは言えないのだ。
ニホンイタチの地理的変異の研究は、息の長い仕事になりそうだ。

今年、本当に行きたいところに行けるかどうかは論文次第。
今年はとにかく書くことを優先していくつもりだ。
調査→解析→論文→調査→解析→論文→……
という感じでサイクルが上手く回ればいいのだけど、今のところ上手く行ってない。
今月初めは調査に行くが、今月後半以降は3月まで論文に集中したい。
3月までに論文ができれば4月は調査に出かける。



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最終更新日  2009.01.04 01:56:16
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