け・せらー、せらー♪

3/4 言葉の選択肢って・・・その1


帰国子女と重国籍・・・

子供の成長につれて、話す言語の選択を迫られました。・・・難しいですよ。
たぶん私たちのような状況下の家庭では、
機会有れば、我が子をバイリンガルにしたいがために
相当の努力をしているでしょう。
もちろん、家族構成の状況にも左右されます。

私が思うには父母のどちらかが日本人であっても、
家庭の生活の拠点を”何処”に置くかにより決まってくると思います。


  仕事上の関係で海外と日本の間で行き来を繰り返している家庭。

  移住後、帰国した家庭。

  国際結婚。

我が家の場合、現在の拠点は日本。(以前は違った)
おねぇは公立の小中学校に通い、私立の高校に通っています。
でも、外国語は必要最低限、聞き取れるようになっていて、
機会が有れば、外語で話すようにしています。

下の子は日本語オンリーになってますが、
頻繁に聞いているので外語に対して耳は良いとお思います。
(ちび君はまだ分からないだろうけど)

私は、外語の読み書きが出来なくとも、聞き取れれば成長してからでも遅くはないという意見の持ち主です。

子供のため、周りの環境を整えるようにしています。
例えば、外国人とお付き合いをすること。

子供にしてみれば、日本にいながら異国の言葉を話し、日本語をまともに話せないことは、結構辛い事らしい。
ましてや、日本の学校に通っていれば・・・
子供って結構、残酷。
好奇心いっぱい、色んなとこを指摘する。

・・・褒めたり、羨んだり、バカにしたり。

(色んなパターンがある。これは、また後日書くことに・・・)

国際結婚であれば、外国人である父・母の母国語も尊重しなければいけない。
その場合、外語を覚えるのは意外とスムーズですが、
どっちを取るか、意見の衝突が幾度とあるでしょう。

私の場合、外国にいながら父母の母国語を学び、
現地の学校へ通い、大学まで進みました。

日本語は母が主に読み書きを教えてくれました。

基本のみ。

そして本を沢山与えてくれました。

その後は、周りの大人に言葉の意味を聞いたり、独学で。


。。。。。。☆。。。。。。。。☆。。。。。。。。☆。。。。。。。。。。


母は、自分の子供の日本語教育だけに止まらず、
私たちのみならず、興味ある人たちに日本舞踊を教えています。
婦人会の友と日本舞踊愛好会を結成、
日系コミュニティーに文化を伝授。

外国にいながら、プチ日本がそこにはあります。
私もそのような環境で育ちました。

現地では 「外人」 呼ばわりされ、

帰国しても、海外で育ったから 「外人」。

(姉は親戚にまで、面と向かって言われた・・・
「外国で育って、考え方も外人と同じだろうから」 だそうだ。)

こういうときにアイデンティティーの問題が生じます。
(これも後で書くことにしよう)

私たちのような帰国子女、

良いこと(メリット)も悪いこと(デメリット)も同じくらいあります。


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