Y-ZONE

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中古 or 新築 その2

2003年春 某日

中古住宅を探しているけど、住宅メーカーさんからほぼ連日電話がかかってくる。
共働きで帰宅も遅い我が家。毎日留守電にメッセージを入れてもらうのも申し訳ないなぁ~
分譲中の建物を見せてもらったが土地が狭い。駐車2台でガレージも作れないのは困る。
ガレージの事も考えているし、家以外にもお金を使いたいって言ってるのにローンの組み方
まで話しをして、「余裕をみてもここまで借りれますよ~」って何十年払わす気?(^^;
しかし少しばかり新築の家にも興味がわいてきた。メーカーさんの本拠地に出掛けて地震体験
なんかもさせてもらって楽しんだけれど、何か引っかかる。
紹介された土地は銀びーくんの通勤に1時間近くかかる。仕事が深夜までかかる事を考える
とあまり気乗りがしないんだが...。

気になる中古物件登場!最寄駅まで500m。土地80坪。建物40坪。築12年。7DK。
電話をして中を見せてもらう事になった。五号機父も同行。(建築現場に行く事が多いので)
五号機父、いろいろチェックに余念が無い。元サッシ屋なのでまず窓を見る。「ダメだな」
出窓になってる部分の天板がボロボロになっている。「ガラスがこれじゃダメ。結露だよ。」
不動産屋さんが銀びーくんと話してる隙に今度は懐中電灯片手に浴室から天井裏を確認。
「・・・これ止めた方がいいぞ。」なんで?っと五号機も天井裏を覗く...いきなり屋根?
断熱材も何も無い。屋根材が見えました。これじゃ夏暑くて冬寒い→光熱費大!Σ( ̄□ ̄!)
そーっと銀びーくんを呼んで天井裏を見せました。絶句。安いけど手を入れると新築並価格。
不動産屋さんにお礼を言って、3人で穂高の蕎麦屋へ。
「自分で設計するのも楽しいよ。ゆっくり考えろや。」父の言葉に新築購入を考え直す。


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