★A lion & a witch★

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■闘い■

■闘い■




私の鬱との壮絶な闘いは、20歳の時から始まった。


当時、私は某大学の1年生で、教師を目指していた。


その頃は、両親も歳はとっていたがまだ健在で、傍から見たら何不自由ない


暮らしぶりだったのではないかと思う。


私は、三人姉妹の末っ子。


姉は二人とも既に結婚して家を出ていた。


私には、つきあっている彼がいた。胸が痛くなるような恋愛だった。


今考えても自分が鬱になった原因はハッキリとはわからない。


ただ、漠然とした不安、厭世感。


学生の頃から父親に期待され、私は一心にそれに応えようと頑張ってきた。


活発で正義感も責任感も強く、勉強もスポーツもできる典型的な優等生。


私自身も自分は強い人間だと信じてきた。


だが、つっぱってきた心が、ある日突然、本当に突然壊れた。。。


一方的に彼に別れを告げ、大学も1年間休学した後、中退した。


それからの3年間、私は荒れた。荒れまくった。


両親は娘の変わりようにオロオロし、どうしたらいいのか途方に暮れていた。


家の中がピリピリし始め、両親はお互いを罵り合うようになった。


地獄だった。そして二人ともメッキリ老け込んだ。


地獄から這い上がったのは、24歳の時。


私は、とある会社に就職した。


もう一度やり直そうと思った。


それから2年後、母が脳梗塞である日突然帰らぬ人となった。


3年後、今度は父が後を追うようにガンで亡くなった。


私だけが残った。こんな私が…。


後悔、自責、絶望、放棄。


その思いは、正直今も消すことはできない。


むしろ、一生背負っていかなければならないと思っている。


あれから17年、繰り返しやって来る鬱の波と闘うことは、自分の傲慢さへの


罰だと思っている。




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