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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Oct 20, 2011
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高知 」や「仙台」は音読みであるが、日本の古語(アイヌ語)ではこれはともに川の流れる谷間を 意味 する 「かはうち」に由来するという。大阪の河内(かわち)、や広島の河内(こうち)、鹿児島の川内(せんだい)も同義である。

小生の生まれた高知市では、江戸時代には、お城を守るための治水工事の一貫として、荒れ狂う鏡川の水流域では、お城と反対側の堤防を低くしていた。

この地域は、急峻な山が街に迫っており、台風などの大雨では水を貯める森林が無く、すぐに鏡川に激流が押し寄せるのであった。

つまりは、そのための緊急時の遊水池として、人の住まない空白の場所を設けていたのである。

意に沿わず、近江の国から土佐藩の統治に派遣された、外様殿様一族が、人とはみなさない土着の人々の棲む方角に向けて水を流したと言った方が正確かもしれないのである。

現在の高知市内では、この鏡川堤防の両側は同じ高さである。

堤防の高さも高くなっている。

それだけ、人口が増えて県都に集中し、お城側と、お城と反対側でも同じように民家が増えてしまっているのである。

江戸時代には、殿様や上級武士だけを守った堤防は、いまは、両側に住むすべての人を平等に守ってくれている。

しかし、自然の脅威は無くなったわけではなく、遊水池が失われてしまったのであるから、大きな水害(台風や高潮、津波など)が来た場合の対策は苦しく、対処は難しい。

つまり、人口の集中で遊水池が失われてしまったことの対策が出来ていないようにおもう。

今回、東北大震災で、万里の長城ともいわれた「津波防潮堤」が一瞬のうちに壊れ去ったが、津波の大きさが巨大であった事もあるが(地殻変動を伴う巨大地震は想定外ではなく、想定できない大きさなのだ)、あまりにも総花的で全員を守るための防波堤ではなかったのかと思う。

むしろ、まもるべき拠点を定めて防波堤をお城のように築き、津波が来たら広大な「遊水池」に海水の勢いを避ける工夫があれば、多少は時間を稼げたかも知れない。

 できるだけ高台に住宅(山の上など)を建設することは必要であるが、高い防波堤で囲んだ地域「お城地域」を限定的に造り、堅固な中高層住宅を建設し、防波堤で遮られ、行き場を失った荒波を受け入れる遊水池を造っておくことが必要ではないかと思う。

 平地に設置した漁業や工業を担う産業区域には人が住まないように規制して、緊急時には「お城地域」に逃げ込む方策を考えたい。

 「お城地域」に逃げ込む手段は、トンネルに門を設置して、たとえば、日立造機が開発中の「陸上設置型フラップゲート式防潮堤」のようなものを、自動開閉門として組み込ませるなど、シンプルな自動化を図ることが望ましい。

 停電で使い物にならないように、非常電源を自動閉門のために使えるよう、緊急放送の津波到達時間までに、または、即座にセットできないか。

 逃げ遅れた人は、自分で防潮堤に入れるように、高層階段を使用してのぼり、ダッシュボードで滑り降りる工夫も必要であろう。

 「お城地域」の中には、緊急離発着が出来るヘリポートや、救助ゴムボート、救急車両、医療施設、緊急物資倉庫なども設置しておけば、より使いやすい。

 また、「お城地域」が危なくなれば、さらにより高台に逃げられるような、避難回路(脱走経路)を用意しておくことも大切であろう。

土地の嵩上げも必要なのだから、ガレキをよそに持って行かずに、現地で粉砕処理してコンクリートなどで固めて下地に敷き詰めると一挙に片付くであろう。 

なにも、東京湾の埋め立てに使って貰うような、無駄遣いをしない方がよいとおもう。

東京でも危ないならガレキは受け入れできないし、自分の方がもっと資源はいるのだから。

呆けが、考えることはこの程度だから、頭がやわらかい賢人ならもっと良いことを思いつくはずである。

民営化、民営化とあまり叫びすぎて、規制が悪い印象であるが、こと天災のほうでは民営か、公営化の差別はしない。

みんなのための規制が必要なら、東北の地域はいまが最も対策が図られやすい時期にある。

賢人達が集まって、よりよい先例を早く創ってもらいたいものだ。






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Last updated  Oct 31, 2013 10:58:04 AMコメント(0) | コメントを書く


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