というような甘えた気分を吹き飛ばしてくれたのが、井波律子『中国文章家列伝』(岩波新書)である。
逆境を乗り越え、貧窮に苦しみながらも、書くことへの執念を失わなかった10人の文人像が描かれている。
宦官となって生き恥をさらしながらも大冊『史記』を書き上げた司馬遷、乱世の濁流に飲み込まれながらも書くことをやめなかった顔之推、などなど。
一筋縄ではいかない文人たちの生き方から、ああ、自分などまだまだ、と思わされたのだった。
書く、という行為は、きっとそうとうな執念を持たなければ続けられないものなのだろう。
この日記は、いつまで続けることができるだろうか……。
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