私が演劇部で活動していたころには、まだ生まれたか生まれていなかった後輩たちの舞台だ。
どんな舞台やら、と思っていたら、驚いた。私がいたころとは比べものにならないくらい、脚本も面白く、役者もうまくなっていたのだ。
我々のころは、オリジナル作を上演するようなことも少なく、別役実や安部公房などが人気があった。
隔世の感がある。
先輩面するのはやめて、カンパだけして帰った。
そんなことで、今日は知り合いの台本作家さんに教えてもらった谷地恵美子『明日の王様』集英社・全10冊。
『ガラスの仮面』は、役者が主人公だが、こちらは、脚本家・演出家が主人公。
ふつうのダサい女子大生だった小竹谷有(こさや・ゆう)が劇団に入り、実力派脚本・演出家になっていく話だ。ド素人が、どんどんのし上がっていく、少女漫画の王道をいく作品である。
この手の漫画につきもののご都合主義は避けられないものの、脚本・演出という、役者より地味な題材を、うまくこなしている。
10巻一気読み。
ラブレー『ガルガンチュア物語・パンタグリュエル物語』(岩波文庫)全5冊中4冊目読破。
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