先生！

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　●先生！　　　　　　　　　　　　原作者：河原和音
　　メーカー：集英社

要キャスト：小松里賀・置鮎龍太郎・木村亜希子・石川英郎・近藤孝行・甲斐田ゆき　他
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　これはデスネー♪なんていうの？今現在学校に通ってる１０代の少女達に是非
聴いて欲しいドラマCDだな～ってつくづく思いましたよ。原作のイメージ通り
なのかどうなのかは、読んでないので定かではないのですが、わたしにはとっても
ピュア♪で爽やかな風が吹き抜けていったカンジで、本当に良かったです。

誰かを好きになる時のドキドキ感や、好きになっていく時の不思議な感情とか
わたしは彼を好きなのに、彼はわたしを好きになってくれるのか？といった切なくて悲しくてやり切れない思いが、いっぱいいっぱい溢れてきてどうにか
なってしまいそうなアノ感情Ｏ（≧∇≦）Ｏ～～～♪実に懐かしい思いで久々に
『青春』っていう今では言うのも恥ずかしい言葉を思い出してしまいました。

ストーリーインディックスも『恋ってなに?』から始まるンです。恋ってなに？
なんて言える時代なんていつの頃さ？オレ。ヘ(-_-ヘフフ．．ってカンジなん
ですが、その次のインディックスが『好きになってもいいですか? 』
となっていて、主人公の響が伊藤先生をだんだん好きになっていくその気持ちの
過程を、ゆっくりとドラマCDでは表現してるので、リスナーも響と一緒に悩んだ
り、自分に戸惑ったり、好きという感情の激しさと青々しさを共有できるンです～♪

響はまだ１７歳で高校生で、好きだという気持ちを素直に表現して、先生との
距離をなんとか近づけていきたいって必死なのに、２６歳の伊藤先生は社会人で
教師だから、響のまぶしい程に素直な愛情を、同じように返してあげるわけには
いかないンですよね。そうゆう伊藤先生の自制している大人としての感情も
つらつらと理解できて、とってもいいドラマでしたｗｗ

このドラマCDでは響と伊藤先生が、お互い好きだという確認ができた所までに
内容を絞ってドラマ化されていたので、すんなりと主人公の響の心情を理解でき
ました。欲張っていろんなストーリーをツッコンでなくて成功だったと思います。

さて、響の小松さんの声は、イラストを見る限りでは響のイメージが合ってたと思います。ぽわんと可愛らしくて、でも心の強さのある響ちゃんでした。
響の冒頭とラストのモノローグシーンは胸がキュウゥン・・・となってしまいました。
ナイスです！小松さん！

伊藤先生の声を充てた置鮎さんは、感情を表に出さないストイックな伊藤先生を
見事に演じきっててボソボソとしゃべってるのにきちんと聞こえるし、感情を
表さない一本調子な言い方なのに、その中に伊藤先生の本来の性質をくみ取ること
ができて、こうゆう置鮎さんもなかなか味が増してて良いなぁあって思いました。

元気なお友達の恵役の木村さんと浩介役の石川さんは、常にムードメーカ的存在で湿りがちな場を明るくしてたし

先生役の甲斐田さんはエロっぺい♪女教師ってカンジで、場にそぐわない声が
良かったし（笑）

関谷先生役の近藤さんは・・・・近藤さんって、本当に学校の先生の仕事就いて
も良かったンじゃないのか。って妙に納得してしまったデシタ。
あの声。ホントに学校の先生っぽいよね？サンプルみたいな声だよ（笑）