「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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●DOUBLE CALL 原作者:緋色 れーいち
メーカー:インターコミュニケーションズ
要キャスト:森川智之・石田彰・小野健一・結城比呂・高木渉 他
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この原作コミックは全巻持ってます。
すっごく大好きなシリーズで設定もプロ野球界モノ!
野球でBLをどこまで描けるのか?と思っていたのですが、よく考えたらスポーツマンガほどBLに最適な設定は無いですよ!
連帯と友情とド根性が混在する世界デスモン♪そこに愛が入っても違和感全く無いっす!!
と、ゆうわけでDOUBLE CALLシリーズレビュー今更ですが始まります!
1998年制作モノの感想文を6年も経ってから書くという作業は、なんというか非常に根気がいりますね。。。
ぅーーーーん、実に苦しいです(笑)でもヘッドフォンで聴きながら書いております。
なんか、テープ起こしのバイトしてるみたい。。。
1枚目はシリーズメインの塔馬(森川氏)と千堂(石田氏)カップルではなく
秋吉(小野氏)と掘田(結城氏)のほのぼのカップルができあがるまでの お話が
中心となっていて、その間に千堂がやたらしゃしゃり出てきて塔馬を刺激するわけですな。
で、千堂女王蜘蛛様はおいしそうなフェロモン蜜を獲物=塔馬に見せつけて あっという間に塔馬を手に入れるワケなのです
片方はやっと想いが叶ってキスができたというトコロで大団円なのに対して
塔馬×千堂カップルは、なんか初っぱなから飛ばす飛ばす(笑)
このドラマCDが発売当時、石田さんの誘い受けがすごい!
と評判になったのはまさに原作の千堂が現れたかのような素晴らしい演技ゆえだったのですワヨ
このドラマCDの声のキャストと原作のイメージとすべてピッタリ合っていて
シリーズ1枚目を初めて聴いたときのあのときの感激今でも覚えてますねえ(*^_^*)
本当に良いドラマCDで、その後の作品群も太鼓判を押してオススメできるくらい良いシリーズです。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
●DOUBLE CALL2 原作者:緋色 れーいち
メーカー:インターコミュニケーションズ
要キャスト:森川智之・石田彰・高木 渉・結城比呂・鈴村健一
細井治・長谷部浩一・鳥海浩輔・沢木郁也 他
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このドラマCD2巻にして、既に行くトコまでイッテマス(笑)
このシリーズがうなぎ登りで上昇していったのが、ようくわかる2巻ですよ。
石田さんが森川さんに言うセリフが・・・あ。違いました(笑)
千堂が塔馬に言うセリフが、ことごとくすごい!ってか
カウンターパンチ!!もう負けましたぁ!!白旗~!!ってくらいクラクラになっっちゃいますよ。
原作通りの千堂なのに、なんか石田さんが入ると
(取り憑き霊じゃないんだから、もっと他の書き方はなかったのか!?)
もっと妖しくなっちゃって、もうすごいです。
今回では千堂の過去を吐露するシーンもあるので
千堂が狂おしい程塔馬を愛し、身体の奥から彼を求めるのが、ようくわかるような気がしました。
2枚目もオススメです(*^_^*)・・・・
あれ?ところで1枚目の主役、秋吉×堀田カップルの話はどうなったんだっけ?
そうでした!そうでした!こちらはさわやかカップルなので。 って、おーーーい!秋吉ぃい!!遠征に行ってて出番なしかい!?
堀田~!!がんばれ~!!千堂に当てられても負けるな!
くさるなーー!と、応援したい2枚目ですねっv
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
●DOUBLE CALL3 原作者:緋色 れーいち
メーカー:インターコミュニケーションズ
要キャスト:森川智之・石田彰・高木 渉・鈴木千尋
高木 渉・長嶝高士・岡本嘉子 他
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まだ未聴デス・・・
このお話原作で読んで知ってるんですが、塔馬の高校生時代の悲しい恋物語で、可哀相で未だに聴けないまま数年経ってしまいました。。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
●DOUBLE CALL4 -放物線の彼方1- 原作者:緋色 れーいち
メーカー:インターコミュニケーションズ
要キャスト:森川智之・石田彰・小野健一・結城比呂・高木渉
鈴村健一・陶山章央・中井和哉・沢木郁也 他
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今回から4枚に渡って『放物線の彼方』というシリーズモノになります。
長い物語です。
この1枚だけ聴いた方には意味不明なストーリーで、あげくにラストが
最悪の状態で--To be continued--となるので、なんじゃこりゃーー!!
と憤られること必須ですが、ちゃぶ台をぶん投げるその前に、どうか今一度
このDOUBLE CALLという名作をドラマCDで1枚目からお聴きになることをオススメ致しますっv
今回はプロ野球開幕戦と同時に、新しいキャラが何人か登場しますっv
後輩の国東(鈴村氏)、国東の相方&親友&親友以上恋人未満(笑)の鴻波(陶山氏)、次回以降、千堂を巡って塔馬と争う恋のライバル犬崎(中井氏)
あ!そうそう重要参考人なのに全然出番の無かった秋吉(小野氏)も返り咲きですっv
もっと、ついでに言わせてください!
わたしのアイドルうすいたかやす氏も山岡って名前で、塔馬を恨んでついに暴挙に出てしまう役で出演してます。
さて、ストーリーは複雑です。
千堂の心の奥に広がる一抹の不安とやり切れない想い。
塔馬の終わったはずの恋心。
ピッチャー国東を襲う塔馬への言いようのない疑心と恐怖感。
なあんか、そんな諸々の事情が相絡まってストーリーが奥深い方向へ進んでいくのですねえ。
そして相変わらずフリートークは面白いですヨン★
中井さんは犬崎出番が少なかったので、ビデオ録画した野球中継アナウンサーの声も充てられたそうなんですが、アレって千堂と塔馬のテレホンセックスシーンでかぶってるアナウンサーの声でしょ!?
ふが~!!千堂(石田氏)のアラレもない声とひとりHを促す塔馬(森川氏)の声でわたしゃ、バックンバックンで、アナタの声全然印象にございません!!残念!!
それはそうなんだけど、塔馬との激しいHシーンで、もうとろとろな声を出すかと思いきや、デッドボールを投げた山岡に殴り掛かって罵声を浴びさせる千堂(石田氏)のシーンは、おお!!漢前だぁああ!!!
と、プロだからこそ当然の演技だけど、まさに千堂そのもの!!ってカンジが
とにかく声優さんのすごさに毎回驚かされますねえ。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
●DOUBLE CALL5 -放物線の彼方2- 原作者:緋色 れーいち
メーカー:インターコミュニケーションズ
要キャスト:森川智之・石田彰・小野健一・結城比呂・高木渉・鈴村健一
陶山章央・中井和哉・沢木郁也・鈴木千尋・細井治・横尾まり 他
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デッドボールを受けて倒れた塔馬(森川氏)。
彼は意識が戻らないまま深い過去の世界をさまよっていた。
幼い頃に憧れた亡き父の影。高校時代野球のために、亡くしてしまった年上の恋人。プロ野球の世界に入って恋い焦がれたかの人。
塔馬は過去から現在へと長い階段を上りながら、夢の果てから自分の名を呼ぶ愛しい人を捜していたのだ。
が、塔馬の目を覚まさせたのはかつて塔馬が恋い焦がれたかのひと秋吉(小野氏)だった。
ストーリーは、ここから大きく複雑に展開していくのです~~。
ああ、なんてハラハラさせるんだ!!
千堂はひたすら塔馬を想い、彼が自分の元に帰ってくるその日の為に
塔馬の代役を果たさんとキャッチャーとして試合に臨むのです。
でもって、塔馬が守ってきた捕手としての地位は誰にも渡さない!!
という気迫が、すごいのですよぅう!!
千堂の迫力シーン!ってか石田さんの迫力シーンなんですが
塔馬がいなくなったことで盗塁をしようとする他チームの選手への断固とした気迫がすんごい!
今回も千堂漢!を見ました!!・・・って、見ました??でいいのか?この表現は??
それなのにさーー!!塔馬ってば目が覚めてから、しだいに千堂への気持ちが少しずつ離れて行くンですよぅう!!(/_;)
千堂は千堂で、愛されてる筈なのに膿のようにじくじくと広がっていくあり地獄のような不安の中で少しずつ塔馬の心の変化に気づいていくンですよぅう
可哀相で可哀相で!!千ちゃん!!負けないでぇえ!!と応援したくなりましたねえ。。コレを聴きながら。。。ぅうう。。。
そんな中、試合に復帰した塔馬を不敵に笑う犬崎(中井氏)の言葉。
『塔馬さんはホームラン王になれない』
その真意を確かめるため、塔馬の快気祝いパーティーを断り、犬崎に会いに行く千堂。ほら!こんなにも健気でしょ!?
ところが、犬崎から出た答えは秋吉(小野氏)の名前だった!
不安は更にこの先千堂を追いつめていく結果になるのです・・・ああああ~
そしてまたもやここで--To be continued--!!
シーズン戦と同時にオールスター戦も始まって物語は大きくうねりをあげて彼らに襲いかかるノでした!!
そんなキリキリするほど狂おしいストーリーを和らげてくれるのが
今回ほんわかとまとまった国東(鈴村氏)と鴻波(陶山氏)のカップル。
それから堀田(結城氏)のいつも千堂を気遣ってる心優しいシーンですねえ。
ダブルコールの癒しキャラです♪堀田クン!
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●DOUBLE CALL6 -放物線の彼方3- 原作者:緋色 れーいち
メーカー:インターコミュニケーションズ
要キャスト:森川智之・石田彰・小野健一・結城比呂・高木渉
中井和哉・細井治・横尾まり 他
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ふいぃいい~。。放物線シリーズもいよいよ佳境です!!
もう、後がない展開でどうなっちゃうの~この二人~的心境です。
犬崎(中井氏)に塔馬(森川氏)が未だにホームラン王が取れないのは
根っこに『秋吉』の存在があるからだ、と示唆された千堂(石田氏)は
その後過去データを調べてみるが、まさに犬崎の言うとおりの結果であった。
塔馬という恋人がいるにも関わらず、豪傑に奪ってみせると断言する
犬崎の力強さに心揺らぐ千堂。
そんなある日千堂は、塔馬が秋吉(小野氏)に口づけするシーンを
見てしまう!!ぎゃーー!ショッキーーーーング!!
心の拠り所を失った千堂は、思い余って犬崎の誘いに身を任せてしまう。
愛は身体から----がモットーな千堂には、このとき選択の余地は
なかったっていうのがようくわかるシーンが始まります。
もう、すごいのなんのって!こっから先!!
バスルームからベッドまで強烈なシーンの連続です。
思わず聴いてるわたくし、あんなマザコンだかファザコンな塔馬なんか
もういいじゃん!千堂!犬崎にしなっ!と声を掛けたくなりました。
一方塔馬はこの時になって、長い間自分を苦しめてきた呪縛の存在に気づくのだ。
彼は故郷に向かいエディプス・コンプレックスを
克服して千堂の愛を取り戻すため、必ず今期のホームラン王を勝ち取ると宣言する。
と、同時に千堂の『強い男が大好き発言』を聞いていた犬崎も
ホームラン王は俺が取る!そして千堂を手に入れる!と宣言するのだった。
あ・・あれ??これってかぐや姫伝説?
千堂姫が言いました。
『わたくしの一番欲しいのはホームラン王を取った男じゃ。その殿方に嫁ぎまする』
ってカンジじゃないっすか??まあ。いいや。
せっかくのいい話に水を差すのもなんだしな。。。
とにっかく何度も言うけど、書くけど、これほど素晴らしいキャスティングはないですね!!
今回は犬崎が豪傑で強引に千堂をかっさらって行くのですが、この手際がなんともカッコええですう!!
犬崎の声を充てている中井さんの演技の素晴らしさったらもう~!!
堪えられないデス!!
でもってでもって、千堂の苦悩たるや半端じゃないし~。
石田さんもすっかり千堂になっちゃってるし~、もうドロドロの三角関係だしぃ~
塔馬を演じてる森川さんも、俺が本当に愛してるのは千堂だった!と
改めて気づくシーンから最高潮だしい!!
そんな中、さわやかな風でわれわれを癒してくれる堀田!!!
堀田のキャラと結城さんの声なしではこの長いドラマに付き合うのは少々キツイものがあったでしょう(笑)
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●DOUBLE CALL7 -放物線の彼方4・5- 原作者:緋色 れーいち
メーカー:インターコミュニケーションズ
要キャスト:森川智之・石田彰・小野健一・結城比呂・中井和哉・高木渉
細井 治・横尾まり・大倉正章・鳥海浩輔・内田大加宏・高田べん
西田紘二・保村 真 ・渋谷朋子・たかはし千秋・小菅真美
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ふう。。長い間お付き合いくださいましてありがとうございます!
いよいよ今回で放物線シリーズ最終回です!しかも最後は2枚組!!制作側気合入っとります!の意気込みが十分伝わる最高の仕上がりでした。
って、ヲイ!もうまとめに入ってどうするよ!?
今回はですね。ついに選手間の恋愛はご法度!
の掟を破っていたことが風祭オーナー(高木氏)にバレてしまいます。
しかも大事な試合中に千堂(石田氏)を取り合って
塔馬(森川氏)と犬崎(中井氏)がホームラン争いをやってることまでバレてしまうわけです。あわわ。
で、風祭オーナーに呼び出された千堂は
『俺が悪いんです。。』と打ち明けるのです。
あ・・・またツッコミしたくなってしまった。だってこのシーン
いかにも『わたしぃーのためぇにい♪~争わないぃでぇえ♪』ってカンジなんだもん。。。
ま、そこは置いといて。
風祭オーナーから彼らの関係は許しを得るわけなんですが
ここから先のドラマ!純粋に試合に勝つ!という意気込みが
、、、モウ最高の出来具合でしたよ!!!
試合シーンの連続で、本当に野球中継をその場で聴いてるような
錯覚さえ覚えるほど、迫力があってリアルなのです!!
これは必聴ものです!!
そして、千堂はこれからどんなことがあってもこの気持ちに揺らぎはないことを確信し
塔馬は自分の中に生きていた自信を取り戻すことで
更なる進化を遂げ、それが試合を大きく左右させ勝利へと導く糧となるのです。
そして対する犬崎も最後まで男らしくプロに徹した潔い試合っぷりを
続けるトコがカッコいい!!
ほんっとカッコいいよお!!犬崎!!
最終戦でのオリオールズの勝利シーン!!感動でした!!!
胸に込み上げるものがありました!!!!
いっしょになってわたしも胴上げしたかったです(笑)
ラスト・・・・良かったですねえ。。
ほんとうに。ほんとうによかったです。
音の背景にこだわる制作側とキャストの皆さんの最高の演技がもたらした傑作だと思います。
この本編の他に、その後のストーリーが2本あってこちらは気を抜いてゆるゆるで聴けます(笑)
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