由比~三保を歩く


           由比~三保を歩く

 8月24日(土)
 7時52分に家を出て、8時40分に沼津駅に着く。早くも汗びっしょり。夜半まで降っていた豪雨はすっかりあがり、朝のジョギング時には月が出ていた。天気予報は雨だが、やはり歩く会、青空が広がっている。
 8:30由比駅集合の日程表に書いた通り、木川さん 北村さん 丹さん 山本さん 坂東さん 杉山が揃い、歩き始める。全盛時に戻った丹さんの体型に感嘆しながら、旧東海道を歩く。行き交う人々が皆声をかけてくれる。さすが由比の宿。
 9:30薩埵峠の予定より10分早く休憩。富士は見えねど空と海が青い。午後には降ってくるであろうと、5分で腰を上げる。森の冷気を心地よく感じながら下る。興津川の清流に釣り糸を垂らす人を見ながら橋を渡り、甲斐の國へと続く道を逆行する。木造校舎を思わせる建物あり。前には現役の赤い郵便ポストが立っていた。興津駅から、線路沿いをゆく。
 10:30清見寺の予定通り到着。あまりの正確さに自分でも驚く。希望的観測で書いたのだが・・・。これなら予定通り食事ができるかもしれない。五百羅漢を見たりしながら10分間の休憩。
 すさまじい勢いで大型トラックの行き交う海沿いの国道に出た後、少しだけ漁船の船着き場を歩く。沼津港に比べるとずいぶんきれいだ。清水駅を過ぎると三保線跡地の遊歩道。前方にパルちゃんが見えた。
 12:00エスパルスドリームプラザの予定より5分早く着く。丹さん、山本さん、坂東さんは寿司を、つられて木川さんはおかずを買いに行く。丹さんは、エスパルスファンの明子さんにお土産を買いに行く。〈 昼食 ~13:00〉を信じて遊びに行った山本さんを、非情の携帯電話で呼び、12時50分に出発した。
「エスパルス通りなんていっても、全然商店街になってにゃーな。」
 すっかり沼津弁が板に付いた北村さんが、自分でリクエストしたエスパルス通りをさんざんくさす。巴川を渡って左折すると、別世界だった。
 やっと対面通行できる車道と、恋人同士でしか並んで歩けないような歩道。そして前時代の建物。その中にあっても、次郎長生家は、異彩を放っていた。狭い間口に坪庭。京都を思わせるウナギの寝床に、よくたくさんの子分や侠客が出入りできたものだ。何とも似合いの老婦人がひっそりと店番をしていた。(木川さんが、親しげに話していた。)
「すごいね。まるでソフトクリームだ。」
泡がクリームに、液体がコーンに見えるほど古びた酒屋のジョッキの看板を見て、皆満足そうに次郎長商店街を後にした。
「まるで、『千と千尋の神隠し』でしたね。」 
再び国道を歩きながら、感慨に浸った。
「三保線跡です。高校生が自転車で通るんです。」
歩行者路と自転車路がそれぞれ数メートル幅でとってある遊歩道を気持ちよく歩く。 
 2時、歩道脇の公園で休憩。そこから、街路樹の名前当てをしながら歩く。自転車路をこえる橋を渡り、コンビニエンスストアーで買い出しをし、エスパルスの練習場を見て、予定より1時間早い3時10分に、福田屋に着いた。
 バスに乗る丹さんと別れ、5時52分に到着した鈴木さんと共に杯を交わした。

 8月25日(日)
 9:30出発。昨日は、内海沿いを歩いたが、今日は外海、三保の松原を右に見て歩く。強い日差しが二日酔いの頭を厳しく照りつける。
「杉山君、どうした。今日は、馬鹿に静かだね。」
日差しが強いほど気持ちよく流れる汗が、今日は、冷や汗となって冷たく肌を濡らした。
 灯台から、松原の中を歩く。日陰が嬉しい。それでも皆に着いていくのがやっと。時折、松の木に体を預けて、樹精をもらった。10:30三保の松原着。
 氷 この幟に目がないのが歩く会の習性である。「休んでいってください。」満面に笑みを浮かべた客引きにつられて座り込む一行と別れ、羽衣の松を観賞する。長くなりそうなので、這松の上に寝ころぶ。
「杉山君、そろそろ行こうか。」
いつの間にかまどろんでいた。起きあがると、それまでの悪寒が嘘のようにすっきりとした気分だった。
「木の精をもらったんだよ。」
背中にべっとりと付いた松ヤニがそれを証明していた。
 松原よりも見事な松並木を愛でながら、美穂神社への参道を歩く。大通りでバスに乗って、清水駅に向かった。

L 今回は、体力がなかったので、平地だったけど大変でした。      坂東 照子

§ 涼しかったでーす。                     山本 恵子

♪ むつ子さん、遅くなってごめんね。                 鈴木 幸善

ª とにかく雨は覚悟したのに、三保近くの折戸湾でパラパラした程度、エスパルスドリ  ームプラザではカンカン照り。お陰様で、涼しく楽しく歩けました。感謝!
                                   北村 和雄
© 我が故郷清水はいかがでしたか。今仕事で清水を車で走っていますが、歩くとまた違  います。清水次郎長の心意気でまた清水を歩きましょう。
  明日は、お正月に走る三保の松原を歩きましょう。 木川むつ子


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