サンデーのレッドストーン日記(´∀`*)

サンデーのレッドストーン日記(´∀`*)

適当に小説を作ってみた。2



   1話:もう一人の自分との出会い(part1)


 「・・・・・・」
 ベットの上で目覚まし時計を見ながら新井晃一は絶句していた。
 晃一は中学2年生、義務教育に乗って私立を受験するでもなく小学校から中学生になって一年過ぎた、どこにでもいる中学生。そんな晃一の家から学校までは10分ほどの距離がある。8時に起きても遅刻の対象となる8時45分という登校時間までにはかなり余裕がある。
 が、現在時刻は8時40分これが指すこととはすなわち・・・
 「・・・遅刻だああああああああああああああああああああああ!!!!」
 晃一は目覚まし時計を放り投げながら、制服に着替え授業道具をそろえようとする。朝飯食べたかったがこの際しょうがない。
 そんなことより今は遅刻をしないことが先決、制服を着ながらどうすれば遅刻をしなくなれるか考えていた。
 「・・・お」晃一は気づく。
 一週間前まで自宅と学校の間を解体工事中のものすごく横に長いビルが塞いでいたが今は解体工事ひと段落して通りにくいがなんとか通れるようになっていることを。
 ここを通れば学校までなどもの5分、走れば間に合うかもしれない。そう考えながら晃一は家を飛び出した。


  そして晃一はこの後後悔する。
  なぜ、めざましの時間通りにおきなかったのかを。
  なぜ、ビルの近くになんか住んでいたのかを。
  なぜ、あの道を通ってしまったのかを。



 晃一は家を飛び出し今はなきビルの瓦礫の跡を足場に進み、


  浮いている中年の男性とその男性に向かって光る手を突き出している少女を見た。

 「???」晃一は何がなんだかわからなくて呆然とする、何かのマジックか?あれは。
 すると少女はしゃべりだした。
 「吐きなさい、あなたは何を探しにここまで来たの?」
 「それを俺が言うと思うのか?」と質問し返した。「今に見ていろ、今応援を呼んだ。俺の仲間に袋にされればお前だって負けるだろう」
 「・・ッチィ・・・」少女は舌打ちをした。「ならあんたをさっさと始末して逃げるだけよ」中年に向かって少女は言った
 「フン、やってみるが良いさ」中年は笑った。お前には無理だといわんばかりに。しかしそれは自分を始末できないほうに笑っているのではないのだろう。
 「くそっ・・・!!この野郎!」そう少女が言ったかと思うと急に冷静な顔になって「・・・すべての闇を振り払う一筋の光を・・・!」少女はつぶやいた。

   『ストライク!!』

 少女が言い終えた瞬間中年の胸・・・おそらく心臓があるあたりの部分に穴が開き、倒れた。
 ・・・晃一は動けなくなった。
 まず、何故中年は動かないのか、次にあの少女は何をしたのか、そして最後に何故自分がここにいるのか。考えた結果「逃げる」という単語に思考は行き着いた。
 何もなければ即刻逃げただろう。逃げなかった・・・否、逃げれなかったのはさっきまで少女がいた辺りからの視線故だ。
 「・・・・・・!!!」晃一が息を凝らしていると少女は何でもなさそうに学校のほうに向かってビルの瓦礫の上を歩いていった・・・。



 (よかったの?リアちゃん。)頭の中の声・・・芽衣はたずねた。「よかったって何が?」リアは帰ってる内容がわかっているが一応たずね返した。
 (あのビルの壁にいた誰かのこと。私たちがやっていること見られてたよ?まずくない?)
 芽衣が言ったことはわかる。常人に自分達の姿を見られた場合そのものの記憶を消さなければ後々面倒なことになるということだ。
 わかっている、が・・・「あの男捜すのに力使いすぎて、あの魔法でもう記憶書き換えれるくらいの力切れちゃったの・・・」
 ・・・芽衣が呆然としているのが想像できた。(なにやってるの・・・)とでもいいそうだ。
 「大丈夫だって脅しもかけといたし、一応追尾できるように残りの力全部埋め込んできたから・・・ね?」芽衣の怒りゲージが満タンになりそうなのでなだめてみる。
 (まぁ良いけどさ、ばれたらリアちゃんのせいだよ?)忠告を受けてしまった・・・。
 「ま、大丈夫でしょ」(大丈夫じゃないと思うけど・・・)
 そんな会話を交わしながらふたりは歩く。
 自分達の埋め込んだ『力』が晃一の『世界』を変えてしまったことも知らずに・・・。


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