「くっそ~・・。奈落の野郎何処に行きやがったんでぃ・・。」と犬夜叉は腹立たし気に地べたに這い付き張りながら臭いを嗅いでいた。「無理も無いでしょうな・・。奈落の行方は途絶えたまま。犬夜叉も今宵は朔の日ですし・・。」と弥勒は半分心配しているのか考えているのか分からない声で言った。「そうだね・・。今日は遠くまでは行動しないようにしよう。」と珊瑚も真剣に答えた。「・・(犬夜叉が朔の日は充分に警戒しなきゃ・・。)」とかごめも声に出すと犬夜叉が又何か言いそうなので心の中で思った。「犬夜叉も色々と大変じゃのう・・。」と七宝が言うと「ごんっ」と鈍い七宝を殴った音がした。「五月蝿えっ!」と犬夜叉は言うと供にかごめの言霊で地面にのめり込んだ。「まったく、先が思いやられる。」と弥勒は深い溜息をついたのだった。
 あっと言う間に夜になり犬夜叉は爪も牙も無い真っ黒な髪をした人間の少年になった。「(畜生。こんな所で人間になりやがって。奈落はこうしている間にも又何か仕出かしてるかもしんねぇのに。)」と深刻そうな顔で犬夜叉は思っていた。しかし、その頃はかごめも珊瑚も七宝も雲母も寝ていてその深刻そうな顔を見たのは弥勒だけだった。「やはり、人間の間は眠れませんか・・。」と弥勒はふっと起き上がり犬夜叉に言った。「何でぇ・・。弥勒、起きていやがったのか。」と犬夜叉は少し吃驚したように言うと「ずっと、お前が深刻そうだったからですよ。」と弥勒は答えた。「前も言った通り、俺は色々怨みを持たれてっからこんな時に襲われたら一溜りもねぇからな・・。」と犬夜叉は少し不安混じりの声で呟いた。「それは一理ありますが、少しでも寝ろ・・。と言っても決して寝れないでしょうしね。」と弥勒は気持ちを理解したのか又寝る体制になった。「私も少々又寝る。何かあったら声をかけて下さい。」と言って言葉を切った。しかし、本当に寝る訳では無い。犬夜叉はかえって気を使われていた方が嫌だろうと思い寝たふりをしたのだ。他の仲間も同じで眠っているように見えるが皆犬夜叉の事が心配で寝れずにいたのだ。犬夜叉は「はぁ・・。」と一回溜息を着くと「おいっ、おめぇ等起きてんだろ?こそこそしてねぇでちゃんと起きりゃあ良いだろーが。」と一言きつい口調で言った。すると寝ていたはずの皆が起きあがり口々に「御免・・。」「すまない・・。」と言っていった。「俺は影で何かやられてんのが嫌なんだよっ!どうせ心配すんなら・・起きていやがれっ。」と少し寂しそうに言った。犬夜叉も起きていると知った時から何気に寂しい気持ちになったのだ。「うん。そうだね。今日は皆で夜を明かそうか・・。」とかごめが言うと皆同意した。「(しかし犬夜叉があのような事を口走るのは珍しい・・。何時もなら怒っていたはずだが・・。)」と弥勒は思った。(しかしまぁ、犬夜叉も又素直になったと言う事だな・・。)と一人微笑みながら夜が明けるのを待っている弥勒、犬夜叉、そして他の仲間達であった・・。

           とてもおもしろいです!
              ぜひ読んで見て!
 作者:焔寿
ここは退治屋の里と呼ばれた退治屋の隠れ家だった…
だけどある者によってすべてが失われてしまった…そのある者というのは奈落…犬夜叉や弥勒そして珊瑚…それらの者の強敵…
この話はその珊瑚の話…

[琥珀ーっ]いつものように珊瑚が琥珀を呼び止める

[何?姉上?]琥珀は珊瑚に近寄った[あんたはもう11歳になるんだからちょっとは小妖怪でも倒す練習したら?]珊瑚は言う[でも…]琥珀は悲しげな顔でいう…[怖がってたら退治屋なりたたないよ]珊瑚は琥珀に言った。
夕方…琥珀は小動物達と一緒に水辺で遊んでいたその時だった
[きゃんっ]犬が吠えた琥珀は後ろを振り向いた[!]なんとそこには
妖怪が一匹。その下には無残に食べられた犬の残骸があった
[な…姉上…助けて…]琥珀は一度も妖怪と戦ったことが無かった…
妖怪の爪が琥珀を狙う…[(助けてーッッ)]琥珀はあまりの怖さに声も出なかった…[飛来骨ッ]大きなブーメランが妖怪に当たった。そこには珊瑚の姿があった…妖怪は倒れた…[琥珀、妖怪一匹倒せなきゃ退治屋つげないよっ]
珊瑚は琥珀に叱る。[だって姉上…ひっくひっく]琥珀は泣き出した…
[泣いてもだめだ明日からあたしが特訓してやるよ]珊瑚は琥珀に言った
[姉上…]琥珀は勇気を取り戻した…

数日後…
[やったーっやったよっ姉上ッ]琥珀が妖怪を一匹倒した…
[琥珀…これからも強くなっていかないとだめだよ。いつか父上に届くように…]


終わり
なんかリクが珊瑚だったのに琥珀入っちゃってます(汗)


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