九州の駅

フリーページ

熊本電気鉄道

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

鉄男福岡

フォローする

楽天カード

コメント新着

わたしのオーディオが高額で売れました@ Re:国分駅　大隅線の終点だった駅　ＪＲ九州　日豊本線(11/06) 大隅線って、開通してから１５年間しか持…

まだ登録されていません

2023.11.06

国分駅（こくぶえき）は、鹿児島県霧島市にあるＪＲ九州・日豊本線の駅です。
かつてはこの国分駅から志布志駅方面に大隅線という路線が伸びていました。

１９２９年（昭和４年）１１月、鉄道省が開設。
１９６９年（昭和４４年）１２月、駅舎改築。
１９７２年（昭和４７年）９月、海潟温泉駅～国分駅の間の開通により大隅線が全通し日豊本線と大隅線の接続駅となる。
１９８７年（昭和６２年）３月、大隅線が全線廃止。

単式ホーム１面１線と島式ホーム１面２線の合計２面３線のホームを有する地上駅です。
このほかに側線が敷かれており、鉄筋コンクリート造の駅本屋となっています。
なお駅本屋側の単式ホームにはかつて大隅線の列車が発着していた切欠ホーム０番線の跡が残っています。

２０２０年度（令和２年度）の１日平均乗車人員は２４５１人で、鹿児島県内のＪＲ九州の駅としては、鹿児島中央駅に続いて第２位となっています。
ＪＲ九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されています。
改札業務は始発から終電の同駅終着まで行っているようですね。
鹿児島中央駅からの普通列車の大半及び特急「きりしま」の一部が当駅で折返しているため、国分駅より宮崎方面へ向かう普通列車の本数は９往復と激減しています。

駅周辺は現在は霧島市の中心ですが、霧島市の誕生前（平成の大合併以前）は国分市の中心部でした。
国分市は「元気都市」と呼ばれ、鹿児島県内の市町村の中では最も人口増加率・若年率が高く、全国的に少子高齢化が進む中で近年数少ない中学校の新設がなされた自治体だったそうです。

商業圏や生活圏は隣接する隼人町と混在していて、実質両市町間には地理的な境目が存在せず２市町あわせて「国分隼人」地域と呼ばれていました。
しかし、その後、２００５年１１月、国分市・溝辺町・横川町・牧園町・霧島町・隼人町・福山町の１市６町が合併し、人口１３万人規模の「霧島市」となった。

また国分駅はかつての大隅線の終点であり、その痕跡も駅構内（切欠ホーム０番線の跡）でみることができますが、大隅線が全線開通したのは海潟温泉駅から国分駅の間が開通した１９７２年（昭和４７年）であり、その１５年後の１９８７年（昭和６２年）には大隅線は全線廃止になってしまっています。