11/15(木)
チャルメラの人
お店の女の子が
「子供の頃、吉田日出子の舞台を見たことがある。」
と言ったことから話は膨らんだ。
「吉田日出子??ああ、 ファイト一発の人
と
結婚した奴だろ?」
とお客さん。
そりゃ原日出子だろう。日出子違いだ。
「それは原日出子でしょ。違うわよ。吉田日出子は、
チャルメラの人
でしょ!!」
と私。
「はあ?チャルメラ??なんだそれ。」
古すぎたのか通じない。
「 マルサの女の人
に似てる人だってば。」
と私。
「それは宮本信子でしょ!」とママ。
「ああああ、あいつね。わかった。やっとわかったよ。」
イメージとは人を判断する時に、なんと大きなウエイトを占めるのだろう。
今、別所哲也はすっかり ハムの人
だし。
お客さんの名前だって、結構勝手なイメージや思い込みで憶えていて、
もう10年も通っているお客さんは、ママが、彼が2度目にやってきた時に
本名とは全然違う名前を口走り、それ依頼、うちの店で飲むときはその名前で
通っている。源氏名を使う女の子は溢れ返っているけれど、所広しと言えども
源氏名を使うお客さんっていうのはあまりいないのじゃなかろうか?
さてさて、私は影では「なんの人」と呼ばれているのだろう?
ビア樽の人
と呼ばれてなければいいが。