凛花誕生


あまりの痛さで、ナースコールを何度も押したのに、夜勤
の看護婦さんが二人しかいなくて、私の前に産まれそうな
人が二人もいた・・・。んなもんで、私のナースコールな
んて聞こえていないらしく、いっこうに来てくれない。
ありゃ~頭きた!

もう限界に達して、わんわん泣いちゃった。前に生まれそう
な人たちが二台しかない分娩台を使っていたので、私はここ
の陣痛室で産んでもいい。と思っていたら、あまりの泣き声
で、看護婦さんが来てくれた。
「お母さんがそんなに泣いちゃダメよ。赤ちゃんだって頑張っ
てるんだから!」と言われ、また置き去りに・・・。
『ふざけんなよ、婆あ。こっちは我慢してるんだよ。』
と心の中で叫んだ!

それから、どの位待ったかわからないけど、わたしにはすっご
く長く感じた。(多分15分位だったんだろうけど)
「もう、産みたいよね。じゃあ分娩台行こうか。」と言われた。
(あ~、やっとイキメル!)
先生に、「もう頭みえてるから、三回いきめばうまれるよ!」
と言われ、本当に三回いきんだら産まれた!
多分、分娩台に上がって三分程だったと思う。

「オギャ~!」と元気に泣いていた!可愛い~。なんともあじわ
った事のない喜びだった。
2330gの待望の女の子だった。少し小さいので、数日間保育器
に入った。

0dai





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