Ciao!りりたな日々~別館

Ciao!りりたな日々~別館

PR

Calendar

Comments

Favorite Blog

静岡駅の南口からち… New! ささだあきらさん

ken2137のワイン記録… ken2137さん
ワインヲタ入門生の… ぱんだしゅりけんさん
美味探求日記 satopiesさん
Doku's web site kimdokuさん

Free Space

お気に入りのワイン店
ニシノ酒店

Freepage List

2012.04.22
XML
barolochinatonvcappellano.jpg



先日大阪のピンコ・パリーノさんで飲んだロアーニャのバローロ・キナート。その味わいの深み・奥行きに感動して元祖キナート生産者であるカッペラーノのそれを購入・開栓ました。
自分的にシェリーやマルサラなどの酒精強化ワインはあまり美味しいと思ったことがなく、同じ酒精強化ワインであるバローロ・キナートも何となくバローロのパチモン的なモノと、勝手に決め込んで、今まで飲んでいませんでした。反省です。
因みに、カッペラーノのそれは、自社製の発酵中のバローロにこれまた自社製のグラッパ加え糖度を残し、薬草やハーブを漬け込んだものです(先の段階で漬け込むのかも)。

さて、感想です。
オレンジ掛かったガーネット色。深い色合いですが、透明度は高く感じます。グラスからは、バラやすっとするハーブの香り。口に含むと、黒系果実に加えて甘草、にがよもぎ、東洋系なスパイスを感じます。あと、不明なハーブ香(笑)にチョコレートな樽香。
甘口の酒精強化ワインであるけど、柔らかいがしなやかな酸が素晴らしく、タンニンもきちっと存在する。そして特徴づけている心地よい苦味。即ち、ベースであるバローロの部分に加えて、グラッパ、様々な薬草・ハーブ類がすべて「プラスの仕事」をしているために、厚みと複雑さが半端なく仕上がっています。味わいに独特なものがあるので、万人に受けるワインではありませんが、少なくともわたしは目からウロコが落ちましたね。素晴らしいワインでした。(500mmを10日位かけて飲みましたが、全然平気でした。)

この感動を未来に残そう、ということでテラダ送り分にロアーニャのを1本まぜました。熟成するとどうなるんだろう?






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.10.20 22:04:57
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: