趣味暴走爆発の間

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堕天使:七


堕天使:七





その夜、僕は同居人の星ニとリビングでテレビを見ていた。

僕は藤岡椋。そして、同居人の名は山城星ニ。
僕と星ニは某大学の2年生。僕らの住んでる家は、僕が父さんからもらったモノ。外観は結構、デカイだろう。
そこに、星ニが・・・居候して早3年になる。
最初は僕1人で住んでたんだけど・・・いつのまにか星ニが居座っちゃって。。。
別に、星ニがいて不満って訳じゃないけど・・・勉強中くらいは静かにしてほしい。
まぁ、ご飯作りとかは全てやってくれるからラクだけどね。

「ねぇ、星二・・・よくこんな番組をおもしろそうに見れるね。」
「何だよー、椋はおもろくないわけ!?」
「僕は、こんなテレビ見るより参考書を読んだ方がずっとおもしろいね。」
「ちぇーっ、さすが秀才。言う事が違うねぇ~♪」
「それより星二・・・明日、レポート提出だけど・・・覚えてる?」
「げっ・・・忘れてた!!今からやるからさ、ちょっと見せてくんない?お願い。」
「もう・・・言うと思った。ちょっと待ってて、僕の持って来るから・・・。」
「あんがとね♪椋、大好きよぉ~vv」
「・・・見せなくていいの、星二・・・。」
「うをっ・・・ごめん!!見せてください!!!」

そして、僕は自分のレポートを取りに行くためリビングを出ようとドアに近づいた。
・・・その時・・・・・・・

-----ガタンッッ-----

ドアの外で、大きな物音がした。

僕と星ニは、顔を見合わせた。
もう夜遅いから、家中のドアやら窓は全てカギを閉めたし。。。
何より、この家には僕らだけしかいないはず。。。
なのに・・・今、ドアの外で音がした。
明らかに、家の中に僕ら以外の誰かが・・・いる。
僕と星ニは意を決し、ドアを開けることにした。
すると、そこにいたのは・・・・・。

ボロボロの白い服を着た、幼いが可愛らしい顔立ちの少女が倒れていた。

「・・・なぁ、椋。この子、お前の知り合い!?!?」
「・・・いや、こんな子いないけど。。。」
「じゃぁ、誰・・・・・!?」
「さぁ・・・・・。」

2人は呆然と立ち尽くした。
そして、この少女の顔色の悪さに気付いた椋は、

「取り敢えず・・・顔色悪いから、僕の部屋まで運ぼうか。」
「ん・・・そだね。俺、氷持ってくるわ。」
「よろしく。」

椋は少女を抱き抱えた。
そして、この少女の軽さに驚きながら・・・呟いた。

「君は・・・一体、何者なんだい。一体、何処から来たんだい。こんなボロボロになって。。。」

自分の部屋につくと、椋は少女を優しくベッドの上へ寝かせた。
少女は本当に、愛らしい顔をしていて無意識の内に、髪を撫でていた。

「椋、氷持っ・・・!!!!!」
「あぁ、星ニ・・・どうしたの?」
「いや・・・氷持ってきたぞぃ。早く処置してやんな。」
「ありがと。ソコ置いておいて。
 あ、僕のレポート机の上にあるから、取ってっていいよ。ただし、丸写しはダメだから。」
「・・・お、おぅ。分かった、サンキュ。じゃ・・・。」

---パタンッ

星ニは椋の部屋のドアを閉めた。

驚いた・・・いつも、人に対して冷たい椋が・・・優しい笑顔だった。
無意識かもしれないが・・・いつもの椋じゃなかった。
あの少女を見る目・・・誰なのか、何処から来たのか分からない人間に対して、
・・・・・・・あの椋が・・・優しい目をしていた。
椋の中で・・・何かが起こっている・・・。
それが何なのかは、まだ分からないけれど・・・何かが・・・。

星ニはレポートを握り締めたまま、リビングへと戻っていった。
リビングでは、先ほど見ていた番組がちょうど終わった所だった。






      堕天使:七      ~fin~







       ◎あとがき◎
         7話目、無事更新終了~~~vv
         椋の家に少女がぁ~~~♪ウフフ・・・楽しっっ(ぇ)
         さてさて、この少女は。椋は。星ニは・・・。(イミフメイ)
         次も頑張りますよぉー☆






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