趣味暴走爆発の間

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共通点,1

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4時間目、教科、英語。
アメリカ帰りの俺にとっては、こんな中学英語の授業なんて退屈なだけ。
時間は4時間目とあって、睡魔が襲ってくる。
窓側の俺の席は、ちょうど日が当たって気持ちいい。
案の定、俺は机にうつ伏せて寝ていた。
すると・・・

「おい、また寝てるのか!!ったく、お前らは!!」

英語の教師に頭をこつかれ、目が覚めた。

(・・・・・・・・お前ら??)
ふと隣を見ると、俺と同じように顔を伏せて寝ている女がいた。

「越前、大谷!!何で、こう毎時間寝るんだ!!
 38ページの対話文読んでみろ!越前は人物A、大谷は人物Bだ!」

「・・・俺はAっスね。『Is this a desk?(これは机ですか。)』」
「ったく、ダル・・・。『No, it isn't.(いいえ、違います。)』」
「!!・・・『Is that an apple?(あれはリンゴですか。)』」
「・・・『Yes, it is.(はい、そうです。)』」

ザワザワザワザワ・・・・・・

リョーマとあゆみの発音の良さに、英語教師はじめクラス中が驚いた。

「Is it good at English pronunciation?(アンタ、発音、上手だね。)」
「Thank you.(それは、ありがとう。)
Surely, you were also a returnee student.(確か、あなたも帰国子女よね。)」
「Are also you a returnee student?(アンタも?)」
「Yes, I am also U.S. return.(私も、アメリカ帰りなの。)」
「Therefore, is pronunciation good?(だから発音いいんだ。)」
「It is such a thing.(そういうことね。)
English of the junior high school in Japan is tedious.(日本の英語の授業は退屈だわ。)」
「Therefore, does it always sleep?(だから、アンタはいつも寝てるんだね。)」
「It will also be you if it is said.(それを言うなら貴方もじゃない。)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「越前・・・大谷・・・もう、いいから座れ。」
「っス。。。」
「はーい。。。」

この時の、呆然とした英語教師の顔は最高だった。


大谷あゆみ。俺、越前リョーマと同じクラス。席はとなり。部活は女子テニス部。
この大谷あゆみは、有名だ。
それは・・・ここ、青春学園女子テニス部で、俺と同じように1年でレギュラーになった女だからだ。
しかし、クラスにいる時は全くと言っていいほど、目立たない。
・・・いや、容姿は美しいからある意味では目立っているのだけれど。。。
クラスに1人はいる、いわゆる1匹狼という奴だ。
休み時間はたいてい、俺みたいに寝てるし。(友達いないのか!?)
俺は、色んな意味で気になっていた。



~放課後~

パーンッ・・・パーンッ・・・

軽快なボールの音がコート上に響く。
リョーマは自分の打つ番を、フェンスの近くで待っていた。
と、気がつけばあゆみが道を挟んだ隣のコートで2年生らしき女と試合をしていた。
そのプレイスタイルは、今まで見てきた女の中で最も美しく、そして強かった。
リョーマがそんなあゆみを見ていると、ある男が背後から近づいてきた。

「あの子が、女テニ1年レギュラー大谷あゆみちゃんだね。」
「不二先輩。。。そうみたいっスね。」
「ウワサに聞いてたけど・・・綺麗な試合するねぇ。」
「っスね。」
「・・・越前、知ってる??彼女が男子テニス部から何て呼ばれているか。」
「んなこと、知らないっスよ。」
「クス・・・じゃぁ、教えてあげるよ。彼女はね、【女テニの越前】って呼ばれてるんだよ。」
「はぁ!?何スか。それは・・・。」
「だってよく考えてみて??
 1年レギュラー、帰国子女、そして・・・左利き。君と共通点が多いだろ?」
「(・・・そういえば、左だったんだ。)だからって・・・。」
「ムッっとしない♪おもしろくていいじゃないか。」
「・・・・・おもしろくないっス。。。」

近寄ってきた相手、不二とリョーマは話していた。
すると・・・

――――――ぱしーっんっっっ

とつぜん、大きな音が男子テニス部・女子テニス部のコートに響き渡った。



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