「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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守ろうと決めたけど、何をどうしたらいいのか分からない。
色々考えている間に、1週間が過ぎた。
とりあえず、大谷とは同じクラスだから少しずつだけど話し掛けている。
「アンタ、さっきの時間も寝てたよね。」
「・・・数学嫌いだからね。次は英語か・・・今度は越前君のお昼寝タイムかしら。」
「・・・・・その通りだね。」
こんな風な会話ばかりだけど、喋っていく内に大谷の本当の笑顔に近いものを見れるようになった。
俺が、自分から話し掛ける女子は大谷くらいで・・・。
そんなだから、クラスの奴らが色んなウワサをしはじめていた。
「越前と大谷って付き合ってんのかな?」
「そーなんじゃねーの。分からないけど。」
「いや、でもまだ付き合ってないらしいぜ!越前が大谷の事好きで話し掛けてるけど大谷は嫌がってるとか。」
「どっちにしろ、越前が相手じゃぁ俺たちに勝ち目はねぇーよなぁー。」
にゃろう、勝手に人の気持ちを決めつけやがって。
・・・まぁ、俺が大谷を好きってのは嘘じゃないんだけど。。。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
そして、放課後。いつものように部活の時間だ。
俺は、普段通りに練習メニューをこなしていた。
太陽の光が降り注ぐ中、女子用コートでは大谷がこれも普段通り練習していた。
そんな大谷を見ていると、いきなり大谷が振り返り、目が合った。
そして、俺に笑顔を向けてまたコートへ視線を向けた。
大谷と、ふと目が合っただけで体温が上昇してしまう自分がいる。
こんなにも、俺は大谷が好きなのか・・・と、改めて実感してしまう自分が恥ずかしかった。
とりあえず、今は部活中なので俺も視線をコートに戻した。
「今から15分間、休憩!15分後、ラストメニューを行う!」
部長の声が響いて、休憩時間に入った。
いつもなら休憩は5分なのに、今日は余りにも暑いから15分なんだとか。
俺はいつものように、1人で水飲み場に向かった。
水を飲んで、顔を洗って・・・俺はコートに戻ろうとした。
休憩時間はあと10分。10分だけじゃ、寝るのは困難だ。
今日の晩ご飯は何だろうとか、宿題あったっけとか・・・普段は考えないことを今日は考えていた。
すると・・・水飲み場の向こうにある体育館の陰から声が聞こえた。
俺は嫌な予感がして、声のする場所へ向かった。
案の定、予感は当たった。。。
「アンタ、越前君の何なのよ!!」
「別に・・・何もないですけど・・・。」
「クラスが一緒で話し掛けてもらえるからって調子乗ってるんじゃないわよ!?」
「・・・もしかして先輩方、越前君に話し掛けてもらえないからって嫉妬してるんですか?」
「なっ・・・!?んなワケないでしょ!!越前君がアンタに話し掛けてるのに、深い理由なんてないんだからね!」
「自分は特別とか思ってんでしょ!?馬鹿じゃない。勘違いしてんじゃないわよ!」
「勘違いしてんのは、アンタたちの方なんじゃないの!?」
「「えっっ・・・!!!」」
「・・・越前君・・・。」
「アンタ達、俺らより1個年上なんでしょ!?なのに、頭悪いんだね。」
「な・・・越前君、違うのよ・・・これは・・・」
「何が違うの!?勘違いしてんのはアンタらの方でしょ。
俺にとって、大谷は特別なの。好きだから話し掛けてんの、分かる!?」
「越前君・・・・・・・・・。」
「あ・・・ごめんなさい、越前君。。。じゃぁ、私たち・・・これで・・・」
「ちょっと、待ってよ。今後、大谷に手ぇ出したりしたらタダじゃおかないからね。まぁ、コッチには部長や不二先輩とかもいるし。」
「・・・・・くそっ(超小声)」
タッタッタッタッタッタ・・・・・・・・・・
2年の女たちはそそくさと帰ってしまった。
「大丈夫?今日は殴られなかった?」
「あ・・・ありがとう・・・その・・・えと・・・じゃぁ・・・」
大谷は走り去ろうとした。でも、俺は咄嗟に腕を掴みそれを許さなかった。
「待ってよ・・・返事、聞いてないんだけど・・・!?」
「え・・・・本気だったの・・・?」
「何それ、本気じゃなきゃあんな事言わないし・・・。」
「だって・・・私を助けるタメに言っただけだと思って。。。」
「じゃ、もう1回言おうか?俺は、アンタが好きだよ。あぁいう奴らからも守りたい。」
「・・・助けるタメだと思ったから・・・期待しちゃいけないって思ったから・・・その・・・」
「・・・・・で?アンタは、どうなの?」
「あ・・・私・・・私も・・・え、越前君が・・・その・・・好き・・・です///」
「アリガト。じゃぁ、今日から晴れて恋人同士なワケね。」
「・・・・・///////」
「普段、気の強そうなあゆみでも顔真っ赤にして照れたりするんだね♪」
「あゆみっっ・・・!?」
「付き合うまでは、やっぱ名前で呼ぶのは図々しいかなって思ってたからね。」
「・・・じゃぁ私も、その・・・名前呼んでいい・・・の?」
「呼んでくれた方が嬉しいかもね。」
「・・・///じゃぁ・・・・その・・・あのね、リョーマ・・・///」
「何?あゆみ??(ホント、可愛いじゃん。)」
「後ろ・・・・・/////」
「え・・・後ろ・・・!?」
俺は、そーっと後ろを振り返った。
そこには・・・青学男子テニス部レギュラー陣が陰からコソコソと覗いていた。
「な・・・っっ!?なんで先輩たち、ココにっ・・・!?」
「不二が『面白いもん見せてくれる』言ったからにゃん♪」
「(くそっ、あの魔王め!)それにしても、部長まで・・・・・!?」
「俺は、みんなに無理やり引っ張られたんだ。」
「ふむ・・・確かに、いいものを見せてもらった・・・メモしておこう。」
「越前もすみにおけねぇ~なぁ、おけねぇ~よ♪」
「フシュ~~~~~」
「信じらんないっ・・・・・・・(怒)」
「休憩時間はとっくに過ぎている。みんな、早く戻れ。越前は・・・もう、帰っていい。」
「え・・・何でっスか!?」
「どうせ、このままサボって大谷を送るつもりだったんだろ。女子テニスは、もう1時間前に終わっているしな。」
「ちぇっ・・・やっぱバレてたか・・・。」
「えと・・・リョーマ・・・部活、最後までしなよ・・・。」
「え・・・でも、何で?」
「リョーマの部活してるとこ・・・見たいから・・・///終わるまで待ってるし・・・。」
「いいの、それで・・・?」
「うん、だから・・・戻って?すみません、手塚先輩。私のせいで越前君・・・」
「いや、別にかまわないんだが。まぁ、ラストメニューは1時間程度だからな。」
「じゃぁ、部活戻るっス。」
「頑張ってねvv」
そして、みんなはコートに戻り始めた。
・・・・と、そこで俺はふと足を止めあゆみの方に振り返った。
「何、どうしたのリョーマ??」
そして、2人の唇は・・・・静かに重なった。
「ちゃんとおとなしく待っててよね。」
リョーマはあゆみの耳元で呟いて、コートに向かって走った。
あゆみは顔を真っ赤にしながら、笑顔で叫んだ。
「ちゃんと、待ってるから!!!」
共通点 ~END~
*リス子とリョーマの反省部屋*
リス子 「共通点、完成~♪あゆみチャン、おめでとぉーw」
リョマ 「っていうか、こんな駄文作るのに何日かかってんのさ。」
リス子 「ぐはっ!!それは言わないでほしかった。。。」
リョマ 「ま、最終的にはあゆみとイイ感じになれたから許してあげるけど。」
リス子 「きゃっ、リョーマ君太っ腹ぁ♪次もドンドン書いちゃうからねv」
リョマ 「・・・せいぜい、ないに等しい文章能力をフル活用することだね。」
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