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2004.11.21
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テーマ: ジュエリー(5346)
カテゴリ: ジュエリー
昨日、六本木ヒルズの森美術館で開催中の展覧会3つを見て来ました。

目的は、「ジョージ・ジェンセンの100年展」。
内容は、デンマークのコペンハーゲンにジョージ・ジェンセン工房が出来てから100周年ということで、
デンマーク国立美術館所蔵の絵画と併せて、
同工房のシルバーウェアやジュエリーのコレクションを紹介する展覧会でした。
1904年の創設で、作品はアールヌーボーに始まるものの、
その後のデザインの変遷は、世界的な流れとはちょっと違うような印象を受けました。
北欧デザインというと、シンプルな用の美が特徴と思っていましたが、
今回目にした作品からは、シンプルに見えるデザインの中に、自然の造形が巧みに取り込まれ、


会場は、北欧の季節を巡る5部屋からなる構成になっていて、
「夏」→「秋」→「冬」→「早春」→「春」が、それぞれの光と色彩で表され、
極点に近い厳しい環境の中での季節のうつろいが、人々の暮らしやデザインに強い影響を与えていることが、
感覚的に理解できるようになっていました。
季節を感じることにかけては、日本人が一番かと思っていましたが、
日本の四季よりも、もっとわずかでかすかな変化を感じ取っている
北の国の人々の繊細さと逞しさに驚かされました。

素晴らしいと思ったのは、今回の展覧会の会場デザインです。
今展のコンセプトである「スカンジナビアの文化の基盤となっている“季節”という視点」を、
各部屋ごとの壁面、床面の色彩、展示ケースの素材、展示物からの反射まで計算に入れた照明などで表現し、
ディテールへのこだわりも随所に感じられました。

あまりの凝りように、工事の様子までが想像されてしまいました。

展覧会のコンセプトと展示物と会場デザインが、ここまで一体となって完成された展覧会を見たのは久し振りだったので、見終わって、52階からの夜景を眺めながらお茶を飲み、しばしいい気分に浸りました。
もう会期が終わってしまったので、皆さんにお薦め出来ないのが、とても残念です。

ちなみに残りの2つ、「ファッションと色彩 ヴィクター&ロルフ展」と「中沢剛展」も、なかなか楽しい展覧会でした。





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最終更新日  2004.11.22 01:53:07
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