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コルトン [2009] 750ml【ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ (DRC)】DRCのコルトンが初めてリリースされました。素晴らしいワインだと思います。コルトンの赤はミネラル感が強く硬質で太いワインで、若い時は飲めないワインが多いです。このワインは流石DRCだと思います。硬質で太いワインは他と同じですが、果実感が強く、タンニンも深く、実に堂々としたワインに仕上がっています。DRCの特級の名を高めるワインの一本だと思います。ロマコンを代表とする繊細・複雑・鉄分のヴォーヌロマネ系、エシェゾー地区の豊かな果実と誰にでも旨いと思わせるグランエシェゾー、強いタンニンとスケール感のある力強いコルトン、白の最高峰モンラッシェ・・・DRCは4タイプのどれもワインの頂点を極めたラインナップになりました。色は深く濃いルビー色、香りは濃いスミレ、濃い黒系ベリーの香り、味わいは強いミネラル、骨太で美味しいタンニン、綺麗な酸、スケール感と複雑さを持った正に特級だなと思わせるワインです。今回血液分の多い天然鴨との相性は最高でした。今飲んでも美味しいし30年後も美味しいワインです。お勧めです。販売店資料よりDRCがコート・ド・ボーヌ地区から初めて生産する赤ワインのコルトンは、ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メルロードから借りたブレッサンド、クロ・デュ・ロワ、レナルドの3区画2・5ヘクタールをブレンド。高樹齢のものだけでブレンドし、若樹はネゴシアンに売却。2009 Domaine de la Romanee Conti Corton Grand CrueRobertParker.com #200Apr 2012 Antonio Galloni 95 Drink: 2019 - 2039 $625-$1635The 2009 Corton is a showstopper. The huge, boisterous bouquet is the first sign the Corton is just as dazzling from bottle as it was from barrel. Layers of fruit saturate the palate as this flashy, exuberant wine continues to put on weight as it sits in the glass. This is a decidedly opulent Burgundy that pushes the boundaries of what longtime DRC drinkers expect from the winery, but it is a gorgeous, striking wine in its own way. The 2009 is a great first vintage for the Corton. Anticipated maturity: 2019-2039. Domaine de la Romanee-Conti's 2009s have turned out just as brilliantly as I had hoped. The wines reflect the signature qualities of the year, but never lose their essential classicism. Long-time DRC fans know the domaine bottles in six-barrel lots, which naturally introduces a level of bottle variation that is not found in most other wines. I hope the massive amount of information that has recently come to light regarding counterfeit wines and their proliferation might be the catalyst for the domaine to consider bottling their wines in one homogenous lot, as is common for the vast majority of high-quality wines throughout the world. Once the domaine's wines mature in 20-30 years it will be impossible to tell the difference between ‘normal' bottle variation, poorly stored bottles and very good fakes. Certainly consumers who are willing and able to pay the prices these wines fetch are at the very least deserving of a consistent product.
2012/12/05
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モンティーユ ヴォルネー・レ・シャンパン[2007] 2006モンティーユは2000年代に入って方向転換して薄旨系になりました。90年代の長期熟成タイプをご存じのマニアは吃驚するでしょう。でもこの薄旨系のモンティーユは美味しいです。色気があると言うか、他のワインには無い凄い魅力があります。まあワインは好みなので、この作りを評価されない方も多々いると思いますが、私は濃いヴォルネイを飲みたければ、ダンジュルヴィーユや他の生産者を飲めば良いと思います。シャンボールのルーミエを超える様な魅力あるワインです。機会があったらお試しください。
2012/08/21
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ドメーヌ・ルイ・ラトゥール シャトー・コルトン・グランセ [1998]750ml3本の中ではスケール感は大きく特級を感じるワインです。ただその分硬質感は強く、まだ固い感じです。ウメムラさんの言う様に後、6年は置いた方が良さそうですね。香りもラ・ヴィーニュ・オー・サンの方が出ています。ただこれも6000円と言う大特価で売られています。50haもの大ドメーヌのフラッグシップワインとしては淋しい物があります。薄さを特徴とするのは厳しい物を感じます。70年代は皆この様な薄いワインが多く、ルイ・ラトゥールは70年代日本では大人気でした。変わらないのが良い事なのか、悩みますね。販売店資料よりピノ・ノワール種の熟成が完璧な年にのみ造られる逸品です。ルイ・ラトゥール社が所有するコルトンの畑の中でも平均樹齢が40年以上の「レ・ブレッサンド」「レ・ショーム」「レ・プージェ」「レ・ペリエール」「レ・グレーヴ」から収穫される上質のピノ・ノワールのみがブレンドされて生み出されます。葡萄の成熟が完璧な年のみ造られる逸品ルイ・ラトゥール社の看板商品が驚きの破格値です!!コルトン(特級)に17haの畑を持つルイ・ラトゥール社。シャトー・コルトン・グランセは、その中の6つの自社畑のブドウをそれぞれ別々に醸造、熟成し、その中からさらに選別して造られる同社看板ワイン。Chateau Corton Grancey は、このドメーヌの目玉商品で、王冠に輝く宝石の如し。素晴らしい年のものは、とても見事な猟鳥獣肉の感じをもち、 あふれんばかりの風味がある。(セレナ・サトクリフ氏)下記のルイ・ラトゥール社のHPから抜粋したとろによると、この1998のコルトン・グランセの飲み頃はもう少し先のようです。2001と2002はすでに飲み頃になっているようです。10年越えの熟成を経た1998年ヴィンテージ。 「深いルビー色をした1998年ヴィンテージは、口蓋の後方で スパイシーなノートを補完した、熟した赤い果物やフルーツの核の風味を持っている。長い余韻を有すこのワインには、長期熟成のポテンシャルが秘められており、もう6~8年間は寝かせておかなければならない」
2012/05/14
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【ルイ・ラトゥール】コルトン・クロ・ド・ラ・ヴィーニュ・オー・サン[1998](赤)これは美味しいですね。この日飲んだ3本の中でも最もバランス良く、熟成感もあって香りも良いです。コルトンらしい硬質なミネラル感も程々です。 ただ5000円前後で買えるので値段的には満足ですが、他の特級と比べると見劣りしますね。一級クラスのワインに感じます。まあルイ・ラトゥールのコルトンとしては非常に優秀です。買うなら程々のヴィンテージの10年以上経ったワインをお勧めします。販売店資料よりボーヌに本拠を置く、ブルゴーニュを代表するネゴシアンのひとつ。ネゴシアンとしては1797年の創立である。シャブリ、コート・ド・ボーヌ、コート・シャロネーズ、ボージョレーなど、ブルゴーニュ全域においてワイン造りを行っている。ドメーヌとしての顔も持ち、1815年に畑の買収を始め現在計50haを所有する。特に、コルトン・ルージュは17haで最も大きく、アロース・コルトン村に"コルトングランシー醸造所"がある。現在の経営者が6代目で、7代目に当たるルイ・ファブリス氏が1989年より経営に参加している。ルイ・ラトゥールが所有する単一区画の畑から造られる「クロ・ド・ラ・ヴィーニュ・オー・サン」サントネの異端児ジャン・クロード・ベランがその一部を所有しています。粘土質の土壌から深みとコクのある上質で力強いタイプのワインを生む畑と言われています。ルイ・ラトゥール社が所有するコルトンの畑の中でも「クロ・ドゥ・ラ・ヴィーニュ・オー・サン」(聖人のぶどう畑の意)は2.5haの南側の区画。甘いスミレのような香り、すっきりとした酸味とタンニンがやわらかく調和する、エレガントで繊細な特級赤ワインです。コルトンを名乗れるクリマのうち、特に「ラ・ヴィーニュ・オー・サン」と呼ぶ畑から。コルトン・クロ・デ・ラ・ヴィーニュ・オー・サンと言えば、プージェと同じく、チョーク質の強い土壌のため、他の特級にくらべてデリケート。畑はほとんどルイ・ラトゥールの単独所有(もうひとりは、ドメーヌ・アドリアン・ベラン)
2012/05/14
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ルイ・ラトゥール[2002] コルトン 750ml難しいと何時も行っているコルトンの赤です。何が難しいと言って、特級なのに感動した赤ワインに出会った事が無いのです。ミネラル感が強く、固いワインが多く、20年位待たないと開いて来ない、その原因はテロワールにもあると思います。特級で白も赤も作っている畑はコルトンだけでしょう。モンラッシェの赤も無いし、シャンベルタンの白も無い・・・近々DRCのコルトンが発売されますが、どんなワインか楽しみですね。コルトンを難しくしているもう一つの原因が、この地区の最大の所有者であるルイ・ラトゥールの低迷ぶりにも原因がありそうです。実際市場価格も安く、特級なのに5000円で売っている物が散見されます。作り手自ら言っている特徴が醗酵期間の短さによる「薄さ」なのですが、最近、濃いめの抽出のワインが流行っている中で、古典的な作りなのだと思いますが、薄旨とは違った、固めの薄さはこの時代かなり厳しいと思います。香りがガ~~~ンと出れば別ですが、普通のアロマで薄くて固い・・・人気が出ない事間違い無いです。これだけ悪く書いてるのに今回3本を比較して飲んでみました。先ずは02の特級のコルトンです。02の特徴である長熟系の強いミネラルにルイ・ラトゥール特有のミネラルが合わさって実に硬質でミネラル感の強いワインです。10年の熟成でタンニンはある程度落ちて、喉越しは大変滑らかです。酸は綺麗でミネラルの強さを別にすればバランスの良いワインです。ブーケもまずまずで飲んで美味しいワインではあります。03や01も飲んでみると印象が変わるかも知れませんね。【3本以上ご購入で送料・代引無料】コルトン・グラン・クリュ“クロ・ド・ラ・ヴィーニュ・オー・サン”特級[2001]年・蔵出し希少限定品・ドメーヌ・ルイ・ラトゥール元詰・蔵出し・AOCコルトン・グラン・クリュ・特級販売店資料よりコルトンの帝王ルイ・ラトゥールの蔵出し♪!!コルトンの丘のドメーヌ・ルイ・ラトゥールから生み出される、芳醇かつフルボディのワイン♪♪1797年に創業され、200年以上もの間ブルゴーニュで唯一家族経営を守り続けているネゴシアン「ルイ・ラトゥール」。白ワイン造りにおいて非常に高い評価と信頼を得ているドメーヌでもありますが、赤ワインも素晴らしいものを沢山送り出しています。コルトン・グランセと同じく、コルトン全体の自社畑のワインをブレンドして造られます!蔵出しの素晴らしい状態でしかも特別プライス!限定の少量入荷です!![生産拠点] フランス ブルゴーニュ . コルトンの丘の南東に位置する自社畑「クロ・デュ・ロワ」「レ・ブレッサンド」「レ・グレーヴ」「レ・ペリエール」から生みだされる、芳醇かつ、フルボディのワインです。凝縮した果実とほのかなオークの香りが調和しています。長期の熟成にも耐えられます。「ルイ・ラトゥール」の赤ワインの特徴として、色の淡さがあげられますが、その問いに醸造責任者、デニス・フェッツマンが答えています。 "当社では、発酵期間を他社が通常3週間のところ、10日間と短く設定しています。もちろん色を濃くしようとすれば、例えば、発酵期間にワインとぶどうの皮とのコンタクトを長くすることで可能です。しかしながら、あえて発酵期間を短くすることで、味わいに繊細さを残すことができ、またピノ・ノワールがもつぶどう本来の魅力が、自然に溢れ出てくるのです。" こうした「ルイ・ラトゥール」のワインがもつ繊細さが、世界の料理の中でも、最も可憐で上品ともいえる"和食"の味わいを邪魔することなく、むしろ引き立て役として最良のパートナーになるのは、決して不思議なことではないでしょう。
2012/05/13
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ルフレーヴ・エ・アソシエ[2009] モンテリー・プルミエ・クリュ・シュル・ラ・ヴェル 750ml 正規品最近よくお出でになる姫君からのさし入れで2次会で飲みました。09と言う良年の赤を白の名手ルフレーヴが作ったワインです。非常に芯のしっかりしたワインです。今飲んで十分美味しいですが、寝かせると更に良くなるでしょう。強いミネラルと、鉄分が特徴ですね。ルフレーヴも色々赤ワインを発売した様ですね。白ワインの生産量を増やして欲しいのですが・・・シャルム・シャンベルタン[2009] ルフレーヴ・エ・アソシエ販売店資料よりネゴシアンワインですが、ほとんど畑の管理から、収穫、醸造までドメーヌで行っている。ココは従兄弟のシャトー・ド・モンテリー・オーナーのエリック・ド・シュルマン所有のシュルラヴェルの区画。区画はヴォルネイの"クロ・デ・シェーヌ"に続く、最上の区画。エリック・ド・シュルマンも同じ区画のワインを造るが、ワインは全く別物。収穫は共同で行い、区画の中のぶどうを均等に分けた。2001年ぐらいを最後に生産中止になっていた待望の赤の復活!! 2009年産からドメーヌではルフレーヴ・エ・アソシエのネゴシアン名でネゴシワインを始めました。実際の畑の管理から、収穫、醸造までドメーヌで行いますが、法律上は、ネゴスワインとなります。100%ビオディナミで、ラベルはドメーヌワインのイメージに近い、と、言うよりも、古いドメーヌラベルデザインを生かして使用。ネゴシアンブランドのルフレーヴ・エ・アソシエ"09初ヴィンテージ!!初リリースの話題作、見逃せません☆09年ルフレーヴは下位~上位のワインまで、全てがここ特有のナチュラルな透明感と温かみに満ちている。そして液体はミネラルで気品とツヤがあり、高級感にも満ちている。それはいつも上質なACブルを飲めば分かる。このワインに09年ルフレーヴのエッセンスがきっちりと表現されている。ナチュラルさ、人を突き放す事のない透明感、人をホンワカさせてくれる温かみ、人をひきつけてやまない複雑な味わいと、さすがルフレーヴというしかないスタイルと品質だ。ルフレーヴ曰く「来るべき時にきてほしい天候となった。そして、ブドウが成熟した。しかし成熟しすぎないよう早めに収穫した。09年においてリスクとしてテロワールがヴィンテージの力で隠れてしまうかもしれないと思ったが、上手くテロワールを表現できた。」≪『リアルワインガイド誌35号』より抜粋≫
2012/04/20
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ブルゴーニュワイン会の2次会で飲んだワインです。グリュオ・ラローズの94年 美味!!ヴォルネイ・シャンパン 2006 モンティーユ 絶句!!モンテリー デュレス 2007 コント・ラフォン 流石!!モンテリー・レ・デュレス[2006]コント・ラフォン(赤ワイン) 2007 CP94先日のポール・ガローデもゴーティーと比較してデュレスが美味しかった・・・でデュレスって何処にあるのか・・・オクセイ・デュレスと言うAOCに近いのかヴォルネイやムルソーに近いのか・・・・素人見にはヴォルネイ寄りのゴーティー寄りの方が良さそうに思うが、実はやっぱりオクセイ・デュレスと接する斜面にある。畑と言うのは、良い畑に近いかより、日照とか水はけ、空気の抜け方等の方が大事だと言う事をあらためて感じた。【25%OFF】 ■ポールガローデ モンテリー プルミエ クリュ レ デュレス ルージュ[2009](750ml)赤 Paul GARAUDET Monthelie 1er Cru Les Duresses Rouge[2009]【出荷:7~10日後】モンテリー・デュレスは人気の無い一級だが侮れないワインで今後も色々買って飲み続けて行こうと思います。白のサン・トーバンも素晴らしいワインが多いが、まだまだブルゴーニュには穴場があると言う事で、ブルゴーニュのテロワールの奥の深さを再び感じる事となった・・・勉強になりました。
2012/03/02
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【取寄せ】モンティーユ ヴォルネー・プルミエ・クリュ・レ・シャンパン 2008【YDKG-t】 2006 CP95これは美味しいですよ。モンティーユが薄旨系だと言ってもベテランは信じてくれません。90年代は濃くて10年熟成が必要なワインを多く作っていました。一般的な評価も下記の様な感じのままです。「職人気質、昔ながらの良心的なブルゴーニュが飲みたくなったら、これ!映画「モンドヴィーノ」で、モンティーユが紹介されて以来、人気上昇中!何でも父ユベール氏は、媚びない頑固者の作り手として描かれているのだとか。モンティーユのワインは、市場に出回ってから、すぐの時点で愉しめるタイプではなく開けるまでに数年~10年ほどの時間を必要とする、熟成によって本領を発揮するタイプのワイン。」ただ2000年からエレガントな方向に変わって来ます。特に2003年からビオディナミを取り入れ今はヴォルネイ薄旨系のトップの生産者です。私が飲んだ02も04も素晴らしくこの06も良いですね。一度付いた濃いと言うレッテルはなかなか取れませんね・・・・でこのワインですが、香りが素晴らしい!!ミネラルが凄い!!透明感がある!!球体的広がりがある!!余韻が長い!!ビューティフルです。ヴォルネイ・シャンパン特有のシャンボールを少し優しくた様な印象で素晴らしいです。まあ10000円でなければジャンジャン飲みたいワインです。 ヴォルネイのトップはマルキ・ダンジェルヴィル、次いでコント・ラフォン、モンティーユ、プス・ドール、ラファルジュでしょうか・・・
2011/11/15
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ヴォルネイ[1998] ルモワスネ ヴォルネイ 1998 ルモワスネVolnay 1998 Remoissenetこれ美味しい・・・チャーミングです。4000円で買えるワインとして最高でしょう。98は結構難しい年ですが、これは旨い!!当りでした。非常に滑らかで余分なタンニンが落ちて最高のコンディションです。特にDRC的な香りが素晴らしい!!森の下草とラズベリーの香りが良いですね。ヴォルネイらしいミネラルも漂っています。超お勧めです。 ヴォルネイ 一級サントノ1997 ルモワスネVolnay Santenot 1997 Remoissenetこれはまだ元気というかタンニンが強いです。もう少し寝かせた方が良い様ですね。香りも98の方が良いです。 ヴォルネイ 1993 ルモワスネVolnay 1993 Remoissenetこれは旨い!!98を更に熟成させた感じで美味しいです。在庫が無いのが残念!! ヴォルネイ 1979 ルモワスネVolnay 1979 Remoissenet旨い!!79と言う年とは思えない美味しさです。実にヴォルネイのテロワールを感じます。タンニンが落ちて、甘い余韻の果実が残って、繊細な酸と、ヴォルネイ特有のミネラル・・・・香りも良いですね。ブルゴーニュの古酒の醍醐味が楽しめるワインです。ヴォルネイ・サントノ[1976]年・超希少限定古酒・ルモワスネ・ペール・エ・フィス・AOCヴォルネ・ロットナンバー入りVolnay Santenots [1976] Remoissenet Pere & Filsヴォルネイ一級サントノ1976 ルモワスネVolnay Santenot 1979 Remoissenet流石一級ですね。サントノらしい力強さを感じます。圧倒的に果肉も厚く、ボディーがあります。まだまだ寝かせても良い様な力強さです。でも本当にもう十分熟成しています。正に飲み頃の一級ですね。球体的な広がりと、ヴォルネイらしい強いミネラル、余分なタンニンが落ちて、甘美な余韻がたまらない・・・DRC的な香りもあって厚みがあるのに滑らかです。まあ値段も15000円クラスですから美味しいのは当たり前ですが、これは当りでした。美味~~~ ヴォルネイは有坂さんも言われた様に、外れの無いAOCです。N74の外の無駄な畑も無いし、特級はありませんが、綺羅星の様な一級があります。作り手も誠実な作り手が多く、お買い得なワインが多い産地です。ふくよかななミネラルと甘い香り、日本人が求めるピノの一つの正解が此処にある様に思います。今回は熟成したヴォルネイを飲みましたが、タンニンが落ちてヴォルネイのミネラルが透明に輝いているのが素晴らしかったです。ご馳走様でした。有坂さんお疲れ様でした。スタッフ一同に感謝!!
2011/11/14
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非常に柔らかい質感。注目の生産者!ドメーヌ・ロドルフ・ドゥモルジョ / ポマール [2007] 2008 CP90良いワインですが、まだ若いですね。味的にも樽由来と思われる硫黄臭が若干残ります。ただ果実味が綺麗で酸も良いので、後半年か一年でグッと変わって来るでしょう。07の方が今飲むならお勧めです。
2011/10/04
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非常に柔らかい質感。注目の生産者!ドメーヌ・ロドルフ・ドゥモルジョ / ポマール [2007] 2006美味しいですね。06ですが結構今飲んで美味しいです。色は濃いめのルビー色、香りはラズベリー、コケモモ、スモーク、黒土、味わいは柔らかいタンニン、豊かでエレガントな果実味、酸もバランス良く、今飲んで美味しいワインです。ポマールらしい土臭さと06らしい果実の甘さ、全体にバランスのとれた良いワインです。ドゥムジョは良い作り手だと思います。
2011/08/08
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ドメーヌ・ポール・ペルノ ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デュ・トゥーロン [2006]750ml CP92ペルノの赤は薄旨系ながらタンニンのしっかりしたワインです。これもそんな感じです。じっくり2人で一本飲むには良いワインだと思います。2時間かけて飲むと本当に徐々に綺麗に変化します。最初はちょいと平凡なワインなのですが、徐々に可愛いラズベリー香が強くなり、更に待つと森の下草も顔を出します。普通のボーヌには無いペルノの世界を感じます。試飲会や少量飲んでも良さが分からない典型的なワインですね。白も美味しいですが、寝かせた赤も良いですよ。06も飲み頃に入って来ましたね。販売店資料より白のトップの造り手、ポールペルノ。ここの赤も、ヴィンテージを問わず、安定した素晴らしい品質のワインを送り続けています。 彼のワインは、最近の早飲みタイプとは異なります。コルクを抜いてそのままグラスに注いで飲んでもそれほどの感動を得ないと思います。普段よりも少し温度を低めからスタートして下さい。そののままグラスに注いでじっくりと時間をかけながら香り・味わいの変化を楽しんでみてください。驚くほどの変化が得られるでしょう。
2011/07/24
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試飲会で沢山ジャドの美味しいワインを知りました。ドメーヌ物やモノポールのワインは素晴らしいですね。テロワールをきっちり描いています。値段にリンクして確実に美味しくなって行くのが憎いですが・・・仕入れたワインのコメントです。全部試飲会ではなく、ボトルを開けてのコメントです。コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ"ル・ヴォークラン"ルージュ 2006 ドメーヌ・ルイ・ジャド これはニュイ・ヴィラージュですが一級のクロ ド ラ マレシャルの地続きです。ジャドでもドメーヌ物で丁寧な作りが光ります。偉大なワインではありませんが、香りがスーッと立って来る良いブルピノです。ボーヌ プルミエ・クリュ レ・トゥーロン 2007 ドメーヌ・ルイ・ジャド ジャドには沢山のボーヌの一級がありますが、若い時はどれも似ていてイマイチです。切れの悪いボーヌらしいワインです。97や99位を今飲むと美味しいのですが・・・待つしかありませんね。ショレイ・レ・ボーヌ 2006 ルイ・ジャド 珍しいので買って飲んでみましたが、やっぱりイマイチでした。ジャドらしいワインですが、これならソンジュド・バッカスと大差ないと思います。味は良いのですが香りも弱いし・・・楽天でも見ませんね。人気の無さが分かりました。ムルソー グット・ドール 2007 ルイ・ジャド 結構味の乗って来ているムルソーです。グッド・ドールらしさと言うと?ですが、ムルソー好きが求める、蜜感やナッツ感もあります。適度な熟成感もあるので今飲んで十分楽しめます。ジュヴレ・シャンベルタン・ラヴォー・サン・ジャック 2007 ドメーヌ・ルイ・ジャド 綺麗なワインです。力強さはそれ程無いのですが、エレガントで端正なワインです。数年経つとチャーミングな香りが立って楽しめるワインになるでしょう。まだ若いと感じました。ポマール 1er Cru "ラ・コマレンヌ" 2007 モノポール ルイ・ジャド 何と4ヘクタールのモノポールを全量買い上げているそうです。凄い!!呆れる!!実にポマールらしい骨太のワインで素晴らしいと思います。粘りのあるミネラルが特徴で今飲むと2日目の方が美味しいでしょう。ヴォルネイ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・バール 2007 モノポール ルイ・ジャド これは旨いですね!香りがすっと立って来ます。07ですが今飲んで十分美味しいです。ヴォルネイらしいエレガントさと一級ならではの大きさを持ったワインです。当然寝かせたら凄いワインになると思います。シャサーニュ・モンラッシェ "モルジョ クロ・ド・ラ・シャペル 2007 ドメーヌ・デュック・マジェンタ ルイ・ジャド 何時もながら旨いですね!流石ドメーヌ・デュック・マジェンタです。この緑のエチケットで外れる事はありません。ナッツ感も強く、樽好きの方に受ける良いワインです。ルイ・ジャド コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ“ル・ヴォークラン”ルージュ [2008]Louis Jadot Cote de Nuits Villages “Le Vaucrain” Rougeルイ・ジャドー ボーヌ・1er トゥーロン 【2002】 750mlLOUIS JADAT Beaune Theurons 2002ムルソー・プルミエ・クリュ・一級・“レ・グット・ドール”[2008]年・ルイ・ジャド社・正規代理店輸入品Meursault 1er Cru “Les Gouttes D'or”[2008] Louis Jadot AOC Meursault 1er Cru【ポイント3倍!エントリーで誰でも】(7/11 10:00~7/12 9:59まで)【送料無料】[2004] ジュヴレ・シャンベルタン 1級畑 ラヴォー・サン・ジャック 750ml (ドメーヌ・ルイ・ジャド)赤ワイン【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】【YDKG-tk】円高還元【b_2sp0318】《31%OFF》 ルイ・ジャド ポマール 1er Cru “ラ・コマレンヌ”【モノポール】[2004]《37%OFF/WE90点》 ルイ・ジャド ヴォルネイ 1er Cru“クロ・ド・ラ・バール”【モノポール】[2004]No.83081ルイ・ジャド シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ・モルジョ・2005
2011/07/11
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ロマネ・コンティーを越える品質であることは明らか!ビオ・ディナミの神髄を是非ご堪能ください。ドメーヌ・ルロワ/ ポマール・レ・ヴィーニュ [2007]【b_2sp0704】 CP94官能的な美味しさのポマールですね。07のポマール・・・まだ飲めないのではと言う不安をよそに、最近のドメーヌ・ルロワは若いのが旨いワインだと思います。ポマールらしさを持ちながら可憐でスマートなワインです。薄旨系と言うにはボリューム感もありますが、透明感があって今飲んで本当に美味しいですね。香りも熟成香も出て来ていてDRC的なラズベリーと森の下草の香りが漂っています。ヴィンテージによってはDRCのエシェゾーより美味しいワインだと思います。そう言う意味では38000円と言う値段も仕方ないのかなと思います。 販売店資料より1988年を境にドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティーの醸造から手を引き、彼らより優れたワインを造り出すために設立されたドメーヌ・ルロワ。 ビオ・ディナミに転じ15年以上の月日により、農薬などの影響を排した最高の環境で造られる現在のワインは、圧倒的な凄みを感じさせる。ただのビオ・ディナミとは比べものにならないほどのワインで、理想を追求するルロワの姿はある意味目標となる誰も追いつけない境地に達している。白ワインは比較的手に入りやすいが赤に関しては入手困難。高価であり、ビオ・ディナミの神髄を感じさせ、逆にビオ・ディナミであることを忘れさせてくれるワインとしての完成度が高い姿は、当然コンディションも最高の状態を要求されるべきだが、悲しいことにそういったワインを日本で見つけることはほとんど出来ないのが現状だ。今回のワインはヴィノラムが満を持して輸入したワイン。まさにルロワの神髄を蔵で感じるままに体感できるはずだ。2007年は近寄りやすく親しげで真のある実に見事なワインが出来ている。ある意味良すぎるヴィンテージのワインよりも美味しく飲めるようになるはずだ! 2007 Domaine Leroy Pommard les VignotsJun 2010 David Schildknecht 91 Drink: 2010 - 2020 $300-$410The Leroy 2007 Pommard Les Vignots combines a striking salinity and red meatiness with almost crystalline purity of red fruits - strawberry, red currant - and sheer refreshment such as one seldom encounters in this vintage or at this address. Tender in fruit and silken in texture, this holds an irresistible immediate appeal, yet in addition to its sense of carnality it exhibits chalk, salt, iodine, and peat in its long, savory, saliva-inducing finish. I would anticipate its remaining rewarding for at least 8-10 years.
2011/07/08
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ヴォルネイ・クロ・デュ・ヴィラージュ[1993] ベルナール・ドラグランジュ 残念!外れでした。初春に家で予習した瓶は美味しかったのですが・・・・完全に抜けています。酸化による劣化でしょうね。自宅の予習の瓶とはショップは違うのですが残念です。1本買って飲んで良かったので、追加で買ってこのワイン会に出したのですが・・・予習の瓶は良い香りで出し汁も乗って美味しかったのですが・・・まあすいませんね。今回のワイン会は予習した2本で外すと言う何だか運の悪い結果でした。蔵出し古酒を買う怖さを痛感しました。今回のセミナー&ワイン会はお集まり頂いた方は素敵な方ばかりで、料理も気合いが入って美味しかったのですが、肝心な〆のワインで外してしまいました。反省!!です。反省会の2次会で飲んだヴォルネイの94プスドールは香りの立つ素晴らしいワインでした。皆さんの感想は樽、バニラ、インク、ミント、スパイス(初期酸化、埃っぽい?)美味しかったです。おいしくて飲みきってしまった。他の赤とはかなり異なる味、香り。ややスモーキーな香り、酸味。いかの塩辛香、乳酸。様々な要素が集約されたためかヴォルネイらしさがなくなった気がする。それでもスケールを感じさせる。ほこり、古タンス、残念。販売店資料より1792年に設立というムルソーの名門「ベルナール・ドラグランジュ」。 そのベルナール・ドラグランジュが誇る素晴らしい状態のカーヴで熟成された蔵出しの古酒が《驚きのプライス》で入荷して参りました! 今回入荷してきたのは「ヴォルネイ」を始めとした 一挙6アイテム! しかもヴィンテージはブルゴーニュの伝説的な年と言われる、偉大な《1978年》、そして《1985年》が入荷いたしました!! 30年熟成の「ヴォルネイ」、そして「ボーヌ」の1978年。「ヴォルネイ・クロ・デュ・ヴィラージュ」の1978年、そして1985年。 さらに「ムルソー」の1985年。 そして「オークセイ・デュレス」の1979年の合計6アイテムが入荷しております! 今回入荷したのは、ムルソーの厚い岩盤をくりぬいた、年間を通して 12度前後に保たれた、ベルナール・ドラグランジュが誇る最上の状態のセラーで熟成された蔵出しの古酒! 価格の高騰が激しいブルゴーニュながら、蔵出し古酒にもかかわらずこの驚きのプライス!飲み頃のブルゴーニュ、特に素晴らしいコンディションの物は本当に手に入れるのが難しいですよね!ブルゴーニュファンの皆様この機会をぜひお見逃しなく!1792年ヴォルネイに設立されたドメーヌで、1972年にムルソーに移転します。 ボルドー・シャトーと見紛う程立派なドメーヌで、岩盤をくりぬいた地下二層にもわたる広大なカーヴには65万本ものストックを保管する事が可能。別途ヴォルネイにも10万本のカーヴを持ちます。「ブルコーニュの真髄は長期熟成した味わいにある」との信念の下、自社カーヴで長期熟成させてから販売するという方針を貫き、現在の名声を築きました。古酒は地下2階の温度12度のカーヴで保管。基本的にリコルクは行わず、必要と判断したボトルのみリコルクしています。栽培は厳格なリュット・レゾネを実践する生産者です。 (輸入元資料より)
2011/05/28
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マルキ・ダンジェルヴィーユヴォルネィ・プルミエ・クリュ”カイユレ”[2007] 2001 CP91去年の11月に飲んだ01のヴォルネイ・シャンパンが素晴らしかったので選んだのですが、シャンパン程には開きませんでした。まあヴォルネイでは今、マルキ・ダンジェルヴィーユが間違いなくトップ生産者だと思います。ラファルジュやプス・ドールと比べると完全に頭一つ抜けています。この地の赤はラフォンとマルキ・ダンジェルヴィーユの一騎打ちと言う感じでしょうか・・・モンティーユも良いのですが2000年代に入って薄旨系に転向した様で、王道路線からは外れています。エレガンスと力強さを両方表現できる数少ない生産者ですね。この瓶は01ですがまだ若いと言う印象でした。張り詰めたミネラル、鉄分、甘い黒系果実の香り、繊細でいて濃いタンニン、余韻の綺麗な酸を持っていますが、この人特有の出し汁や色っぽさは弱いです。皆さんの感想は・・飲み過ぎて感想減っていますね。ちょっとバラの花。美味しかったです。おいしいです。バランスの良い落ち着いた味。バランスがよくエレガント。少しにごっている。やわらかい香、控えめ。味がのっている。タンニンと酸のバランスがいい。複雑な香りが次々と開いてくるのは京の一番か。飲みやすさ、品格では今日の一番。香りはひっそりと上品な赤果実で品がある。鉄っぽい硬質感のある骨格に、まだ赤果実のチェリーっぽい味わい。硬すぎて味のノリは今一歩に感じる。
2011/05/28
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びっくり大特価!![2001] ヴォルネ プルミエ・クリュ (ビトゥーゼ・プリュール)Volnay 1er Cru (Bitouzet Prieur) CP82多少埃っぽいですね。ブショネでは無く、初期段階の酸化が原因と思います。先日かがり火で飲んだ時は美味しかったのですが・・・・埃っぽさを見ずに評価します。02のカイユレと比べると、やはり01らしいこじんまりしたワインです。ボディーも薄く、全体に軽めです。味わいはチャーミング系でこれに素晴らしい香りが乗れば大当たりの薄旨ワインです。コンディションが良ければ、出汁の聞いた、腐葉土やキノコの香りの絶品ワインで94点なのですがね・・・蔵出しのバックヴィンテージ品ですが、外れ年の弱いデリケートなワインの輸送の難しさを感じる一本でした。皆さんの感想はまあまあバランス...、だんだん腐葉土。美味しかったです。カイユレより水っぽい感じですが、赤い果実、動物香がして、良いワインだと思いました。バランスの良い酸味、香り。タンニン、酸味、渋みがある...というか、酔ってしまいました。少しくすんだエンジ。02より飲み易い。ダシが効いている。いちが、ケチャップ香強い。色は薄くなっているが香りは高い。コクレの香辛料があたりを支配して香りが分からないがビミョーな雰囲気...。少し埃っぽい...。硬質感のある緊張感をともなう味わい。果実味が落ち着いてふくよかで優しい味わい。
2011/05/28
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コート・ド・ボーヌの女王ビトゥーゼ・プリュール ヴォルネイ1erカイユレ[2002] CP92これは良いワインだと思います。02特有の硬質感はありますが、飲み頃になって来た感じです。張り詰めたミネラルと、洗練されたボディー、チェリー・リキュールの様な香りと味わい・・・一級としての風格のあるワインだと思います。完熟は後3年後位でしょうか・・・でも今飲んでも十分に美味しいです。カイユレらしい土臭さと、力強さ、02の硬質感を併せ持つ良いワインです。皆さんの感想は多少特徴のあるワインなので評価が分かれた様ですね。土っぽい、開いていない、タンニン、ミネラリー、ごぼう、だんだん酸化。美味しかったです。うまみ成分と熟成を感じておいしい。複雑な香り。やや強めの酸味。濃いルビー~赤紫。ミネラルが強く硬く感じました。酸が上品で単品ではサントノより好きです。濃いエンジ。いちごっぽい香り。タンニン強い。キレがある。いちごの佃煮。トマトケチャップの香り。サントノと比較するとタンニンを強く感じる。張り詰めた感じ。鉄。硬く、開くのに時間がかかりそうな力強さを感じる香り。ふくよかで柔らかい広がりのある味わい。販売店資料よりブルゴーニュでの歴史は非常に古く、2世紀前に遡ります。村長を務めた祖父であるM.ジオット氏はオーセイデュレスに1802年に移り住み、ヴォルネイにまで本拠地を広げました。ビトゥーゼ・プリュールは、この地域では初めて瓶詰めを行った由緒ある家族経営のドメーヌです。1860年にヴォルネイ出身のビトゥーゼと、ムルソー出身のアンヌ・プリュールが結婚してドメーヌ名をビトゥーゼ・プリュールに変更し、ムルソーの白とヴォルネの赤を中心に生産しています。収穫は、すべて人の手によって行い、伝統的なブルゴーニュスタイルの醸造方法を継承しています。低温浸漬を行い、2週間かけて発酵を行います。発酵温度は35度前後で制御し発酵をさせます。マロラクティック発酵は樽の中でさらに続けて行い、 20~24ヶ月樽熟させてから瓶詰めされます。樽は毎年買い足して、平均新樽率は20%。8年くらいまで使っています。樽香の強いワインは避けたいと考え、樽の要素がワインに影響しないよう造られています。Volnayには赤専用の醸造所とカーヴと自宅、Meursaultには同様に白専用のカーヴがあります。近く2つを1箇所にまとめる予定。
2011/05/28
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ドメーヌ・バロ・ミロドメーヌ・バロ・ミロ / ヴォルネイ・サントノ [2006] 2007 CP93バロ・ミロは偉大な生産者になると酒販店が言っていましたが、大ボラでもなさそうですね。実に良い感じに熟成して来て美味しくなったワインが沢山あります。07のムルソーも実に旨いですよ!!これも綺麗なヴォルネイですね。サントノは最もムルソー寄りと言うか、ムルソーの区画の中にある畑です。一級の中でも土臭いワインが取れる所です。まだ若いので美味しい果実味が強く、酸も綺麗なのでフォアグラとの相性も抜群です。良い作り手の07の赤は料理に良く合いますね。酸が綺麗だからでしょう。ヴォルネイ特有のふくよかさと優しさと緊張感がよく表現された瓶だと思います。ラズベリーや黒スグリ、軽いなめし革、赤身肉、腐葉土、鉄分の香りもあって楽しめます。豊かな果実味と余韻の綺麗な酸、緊張感のあるミネラル、適度なボリューム感のあるボディ、一級のヴォルネイらしい良い味わいです。皆さんの感想はおいしい、バランスがいい。ヴォルネイお買い得。石灰岩土壌、Chambolleよりあたたかみ。ミネラリー、飲み易い、女性的。果実味豊か。時間がたつにつれて香りが華やか。香り華やかで飲みやすく、ヴォルネイの良さを感じる。しっかりした味があり、フォアグラと意外に良く合った。軽い甘味。ルビー色。カシスのような香り...、というか、気がついたらなくなりました。渋み、酸味のバランスが良い気がします。フォアグラとすごく合いました。マリアージュ。少しくすんだカシス、キレのある透明な香り。インク、墨、灰の香り。酸強い。チョコレート。しっかりとした酸。それでも全体のバランスを崩してはいない。花と土の香り、若さがあって、分かりやすいワイン。パワフルなワイン。香りの立ちはうっとり素晴らしく、ブルに求めるものは十分にある。味のノリは少し足りないが07と価格から見ればOK。かわいい赤果実の果実味と酸味がGood。販売店資料よりドメーヌ・バロ・ミロは17世紀からポマール、ヴォルネー、ムルソー、ボーヌに12hの畑を所有する蔵だが、2000年までは先代のリフィリップ・バロが蔵を切り盛りしていた。2001年よりシャルル・バロが代を引き継いでいる。2001年以降から2005年まで彼のワインを飲んでいないので彼がいつここまで凄いワインを造り出すようになったのかは不明だが、ある意味ギュファン・エナン以来の偉大な生産者の登場とも言って良いくらいの衝撃を覚える生産者だ。彼のワインは赤白とも特殊な魅力を覚えるところが、まさにギュファン・エナン的なのだ。ムルソー・ルージュという今までだったら名前だけで売れそうもないような赤でさえ驚くほどに美味しく吃驚してしまう。まさにアルマン・ルソーや、先代のデュジャックのような偉大な生産者の一角として捉えられる生産者となることは間違いない。
2011/05/28
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モンティーユ ヴォルネー・レ・シャンパン[2004] 2006 CP912000年に入って薄旨系に変身したモンティーユの06です。綺麗なワインで実に美味しいですね。まだ香りはできっていませんが、潜在力はあります。06ですが、十分薄旨系と言って良いでしょう。繊細でチャーミングなワインです。最もシャンボールに近いワインだと思います。可愛いラズベリーの香り、軽い赤身肉や腐葉土、余韻の綺麗な酸、甘く芳しい果実味、張り詰めたミネラル、貴婦人の様なワインです。
2011/04/09
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【送料無料】ポマール (1er リュジアン) [2004] バロ・ミロ <赤> 750ml <ワイン/ブルゴーニュ> ※このワインと一緒に、合計12本まで送料無料のまま一緒に送れます。 CP93一級のLa RefèneとRugiensを飲み比べました。Pezerollesもありますが、とりあえずこの2本を頂きました。同じ作り手の、同じヴィンテージの、同じ村の一級比べですから、僅かな違いしかありません。この手のワインを比較する時大事なのは、鼻の慣れです。連続して違うワインの香りを嗅ぐと、違う様に感じるのですが、これは鼻の慣れの方が大きく個々のワインの違いよりも最初の香りに慣れた鼻が次の香りを違う様に認知させてるだけです。ですから、多少時間を開けて、何度も順番を変えて香りを嗅ぐ必要があります。ファーストアタックを微細に分析するのが大事です。先ずは2本とも届いた時より、更に香りがたって、柔らかく飲み頃になっています。旅の疲れが取れて最高の状態です。どちらも04らしい早熟感があって、ポマールの一級とは思えない位飲み頃になっています。透明感のあるワインで香りも味も素晴らしく、最近話題になったプス・ドールの97や01に負けていません。香りはRefèneの方が綺麗ですが、味の濃さはRugiensの方が上ですね。ただこれは本当に微妙な差です。同時比較しないと分からない差です。畑の格としてはRugiensの方が上で、ヴォルネイ寄りの丘の上にあります。Refèneは村の中心に近く斜面も緩やかです。どちらも美味しく、鴨や、鶉、繊細な肉料理には最高のワインです。バロ・ミロのバックヴィンテージ格下げワインが超お得な価格で登場!ドメーヌ・バロ・ミロ / ポマール・ペズロール [2004]【あす楽対応】
2011/03/18
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見事なポテンシャル!ドメーヌ・シャンドン・ド・ブリアーユ ペルナン・ヴェルジュレス・1級・イル・ド・ヴェルジュレス [2005]【あす楽対応】2003年と2004年を飲み比べました。先日ジャドの試飲会でぺルナン・ヴェルジュレスを飲みました。コルトンの強さや硬質感を感じない飲めるワインでした。と言う事で気を良くして久々にぺルナン・ヴェルジュレスを仕入れようかと思っての試飲です。ぺルナン・ヴェルジュレスが如何に人気の無いAOCかは楽天を見ると分かります。7件しかヒットしません。隣のサヴィニー・レ・ボーヌでも380はヒットします。コート・ド・ニュイのワインともボーヌのワインとも違った、コルトン&ぺルナン・ヴェルジュレス特有の味わいがあります。こんな超マイナーなAOC買って大丈夫と思います・・・そうは言っても今までに沢山ぺルナン・ヴェルジュレスは売って来たので自信はあります。 lodovic belin ルードヴィック ベラン と言うぺルナンに住む作り手のワインを20箱買った事があります。古くは今DRCに畑を貸したドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロードの78です。今回の作り手はぺルナン・ヴェルジュレスのトップドメーヌです。フォンテーヌと共に最も信用して良い蔵だと思います。一級のイル・デ・ヴェルジュレスは特級のコルトンの向かい側の斜面の上の方にあります。サヴィニー・レ・ボーヌのヴェルジュレスとは隣です。土壌の特徴は鉄分を多く含んだ粘土です。実にその特徴が出たワインが出来ます。このワインもテロワールをしっかりと表現しています。03は厚みがあって果実味が強くまだまだ寝かせても大丈夫でしょう。グラスワインで出しても大丈夫そうな味わいです。04は香りがよく、熟成感が強く、03と比べるとボディーは軽く飲みやすいワインです。どちらもこの土地特有の硬質感と鉄分由来のミネラルを感じます。結論としてはどちらも良いワインなので仕入れる事にしました。九段のビストロ南で近々5000円位で売る予定です。ヴォルネイやヴォーヌ・ロマネ、シャンボールに飽きた通向きのワインですが是非お試し下さい。販売店資料よりユベール・ド・モンティーユの早熟版とでもいいましょうか、実に自然でナチュラルな造りのワインを生産する造り手です。最近では白ワインがコシュ・デュリと同評価を得て話題になっていますが、赤ワインもかなりレベルが高く魅力的です。今まではインポーターの関係上なかなか良い状態のワインに出会えなかったのですがここ2年ほどかなり良い状態のワインが日本に入っています。このドメーヌはモエ・シャンドンの一族としても知られ有名貴族ですが、この一族が地道にワインを造っているのです。スタイルは昔から変わらず、若い内は地味なボーヌらしい雰囲気ですが、熟成と共に官能的な姿を現します。若い内に飲んでも良いのですが、寝かせることに価値ある造り手でもあるのです。このドメーヌのフラッグシップはコルトン・ブレサンドですが、若い内に楽しむのならば、サヴィニー・レ・ボーヌやペルナン・ヴェルジュレスの方が美味しいのです。畑の性質で早く開くワインが造られ、これが意外なほどにレベルが高いのです。ぺルナン・ヴェルジュレス 1級畑 イル・デ・ヴェルジュレス [2001]シャンドン・ド・ブリアイユ
2011/03/02
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プス・ドール ポマール 2001 750ml La Pousse d'or Pommard 2001 750mlCP93十分美味しいワインなのですが、DRCのエシェゾー飲んだら・・・駄目ですね。まあ5000円と4万円ですから8倍の価格差ですから仕方ないですね。でも十分立派に前座を務めてくれました。肉厚な果実感のあるワインで、ちょいと甘口ですが、一口飲んで美味しい!!と言わせる味です。DRCと比べるとタンニンが粗いとか、透明感が弱いとか欠点ばかり見えますが・・それはこのワインには可哀そうというものです。
2011/02/02
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写真右から2番目今このワインはリリースされていないようですね。今売られているのはヴォルネイ村名か一級はサントノですね。最初還元臭が強く心配でしたが、徐々に良くなりました。ヴォルネイの特徴が良く表現されているワインだと思います。古酒は本当に土壌の違いが明確に出ると思います。厚みのある味わい、適度に張ったミネラル、十分に熟成したワインだけが持つ余韻があります。色はややエッジがオレンジ化したルビー色、香りは還元臭が強く、徐々にベリーが出て来ます、続いて腐葉土、赤身肉、枯葉、キノコ、味わいは密度のある果実感、余韻の綺麗な酸、丸く優しいタンニン、厚みのある熟成感を持った赤ワインです。
2011/01/25
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200年以上の歴史を持つ、ブルゴーニュの大ドメーヌ。【ルイ・ラトゥール】アロース・コルトン・レ・シャイヨ プルミエ・クリュ [2005] 750ML 197676はブルゴーニュの当り年です。70年代は70・76・78が良い年です。このワインはルイ・ラトゥールの古くからの自社畑です。コルトンの赤は正直言って日本人に最も向かないブルゴーニュです。美味しいコルトンの赤飲んだ事ありますか?と質問して明確な答えをもらった経験がありません。フランス人に聞くと美味しいと言うし、ベルギーや英国でも人気あります。日本人に何故好かれないかと言うと、硬質感が強く、固い印象のワインが多いからだと思います。まあチャーミングなコルトンは存在しないのですよ。作り手もドメーヌよりネゴシアンがドメーヌ化して幅をきかせているのもこの土地の特徴です。ルイ・ラトゥール、ルイ・ジャド、フェヴレイ、ブッシャールが沢山の畑も持っていますし、この地のイメージも作っています。まあボーヌで唯一つの特級を持っている村ですから良いはずなのですが、日本人には好かれないAOCだと言う事です。近々DRCからコルトンが誕生します。これに期待しましょう。人気の無いコルトンを日本人に美味しく飲んでもらう唯一つの方法が熟成です。固く力強いワインなので長熟向きです。20年以上寝かせると日本人好みの味になる様に思います。1980年以前のワイン位からが今飲むと美味しい・・・これがコルトン攻略法です。そんな事で76の登場です。一級ですが当り年と言う事もあって34年の歳月を感じさせない若々しさを持っています。透明感のあるミネラルは未だ健在で酸も綺麗で素晴らしいワインです。適度な硬質感のある美しいコルトンです。色は黒が軽く刺した透明感のあるルビー色、香りはブラックベリーとアセロラを混ぜた様なベリー香、鉄錆、血液、スパイス、腐葉土、味わいはリキュール感もあって鉄分豊富で素晴らしい!!ミネラルの最も豊な赤ワインだと思います。テロワールを土壌を的確に表現しています。香り高く滑らかでした。
2011/01/25
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プス・ドール ポマール 2001 750ml La Pousse d'or Pommard 2001 750ml CP96プス・ドールもゴタゴタが続いていますが、これは美味しいです。何故一級を村名に格落ちさせたのか分かりませんが、良いです。プス・ドールの普通に出ている一級より旨いと思います。まあスケール感と言うか、壁を感じる事がないので、一級に格下げしたのだと思いますが、その分飲み頃感があって、現実として旨いですね。これを飲んだらもう何も要らないと思わせるワインだと思います。古酒や希少酒に求めるものはありませんが、食事と一緒に飲んだり、気楽に飲むならほんと100点でしょう。香りが良くて、ボディーもあって、嫌味が無くて、素直に美味しいワインです。案外あるようでいてこう言うワインは少ないですよ。色は深いルビー色、香りはラズベリー、スミレ、バラ、赤身肉、軽い獣、腐葉土、森の下草、DRC的な香りが広がります。味わいは、豊かで豊潤な果実味、丸く優しいタンニン、余韻の綺麗な深い酸、肉厚なミネラル、適度な熟成感があって、余韻もそこそこあります。まあ飲んでみて下さい。ビストロ南でも7800円で扱っています。
2011/01/15
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ドメーヌ・バロ・ミロドメーヌ・バロ・ミロ / ポマール・プルミエ・クリュ・リュジアン [2001] 2004 CP93リュジアンはポマールで最も優れた畑です。長命なワインが生まれる土壌で、濃密なワインが取れます。ポマールの一級で特級になるならリュジアンでしょう。このワイン04ですがもう飲めます。このクラスのポマールにしては早熟です。鴨に負けないワインとして選びました。色は深いルビー色、香りはラズベリー、フサスグリ、赤身肉、腐葉土、バラ、熟れたバナナ、ココア、味わいは濃密な果実味、果実に覆われた強いタンニン、余韻の綺麗な酸、適度な熟成感があって、余韻も長く、スケール感のある美味しいワインです。今飲んでも良いし、10年後も良い、おそらく閉じることなく進化を続けるワインだと思います。肉厚なワインです。
2010/12/28
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限定品 マグナム瓶ルー・デュモン・レア・セレクション ボーヌ・プルミエ・クリュ・ブシュロット [2001]1500ml CP94仲田さんが何処かの蔵で売れのこっていたマグナムを沢山みつけて買って来たのでしょう。クルティエでは無くレア・セレクションですから期待して買ってみました。01とは思えない熟成感があって熟成度合いは96や07の感じです。薄旨出し汁系のワインですが、強いミネラル、鉄錆、血液感もあって芯のしっかりしたワインです。香は豊潤で素晴らしく、繊細でエレガントな果実味を持った余韻も楽しめるワインです。色はやや薄めの黒がさしたルビー色、香りはラズベリー、軽い獣、赤身肉、鉄錆、紅茶、腐葉土、味わいは旨味のある出し汁感と、強いミネラル、エレガントでチャーミングな果実味、余韻の綺麗な酸、薄旨系と言って良いワインだと思います。完熟系です。販売店資料よりポマールとの境界線、ボーヌの最も南に位置し、「ル・クロ・デ・ムーシュ」や「レ・ゼプノ」の南に位置する1級畑「レ・ブシュロット」。深い粘土質のわずか0.2haの畑から、上品で深い味わいが特徴的です。ボーヌ1級畑の中でも最も安定した畑と言われています。良年2001年、お薦めです。
2010/12/03
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【エントリーで全品5倍中!】【フェヴレ】コルトン・クロ・デ・コルトン・フェヴレ[2001](赤)【YDKG-t】 1980 CP943haの自社葡萄園で作られるフェヴレの看板ワインです。畑はラドワ・セリニー側のLe Rognet et Cortonの中の3haですが、昔から名乗っていたので、コルトン・クロ・デ・コルトンモノポールを名乗る権利を1937年に承認してもらいました。このワインはタンニンのしっかりした長期熟成型の古典的ワインでした。上野海運がラック・コーポレーションを立ち上げて、看板ワインとして日本に紹介した最初のロットで入って来たワインです。このコルトンとエシェゾー、コルトンシャルルマーニュを沢山買いましたが、白は直ぐに全部飲んでしまってありません。1980年と言うヴィンテージはボルドーは弱い年ですが、ブルゴーニュは良い年で76,78に次ぐヴィンテージです。30年の熟成感はありますがしっかりコルトンしています。コルトンらしい強い硬質感のあるミネラルはいまだ健在です。香りも豊で風格がある古酒です。研ぎ澄まされたピノ・ノワールの世界だと思います。色は多少薄くなっていますが、綺麗な黒系ルビー色です。香りもラズベリー、バラ、ローズヒップ、紅茶、鉄、森の下草、余韻の長い良いピノ香が漂います。味わいは円熟した果実味、余韻に甘さを感じる酸、柔らかいタンニン、豊かなミネラル、実にマイルドでスイスイ喉を通って行くワインです。古典的なワインの強いタンニンが柔らかくなって、自然な果実味とマッチして素晴らしいワインです。この瓶はまだまだ熟成出来そうです。ノーブルなコルトンらしい古酒にこれから変身して行く事でしょう。
2010/11/30
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断然お得なプスドールの飲み頃バック・ヴィンテージ!ラ・プス・ドール / ヴォルネイ [1997] CP93ブス・ドールの端境期のワインです。一級畑しか持っていないので、中身は一級の葡萄ですが、エチケットは村名です。一級を名乗る力が無いと判断して格下げで出した蔵出し古酒です。ドメーヌ・ド・ラ・プスドールの歴史は古く1500年頃から続く名門です。先代が1997年に急死し、あとを継ぐはずのニコラ・ポテルはあっさりとドメーヌを売却。現在では自分の名前を付けたネゴシアン業で成功し、まだ畑を買ってドメーヌを初めています。先代の頃は、非常に上品で深みのあるワインが造られ、ヴォルネイの2大生産者の一人でした。現在は新しい所有者である、パトリック・ランダンジェによって自然派指向のワインが造られています。これは美味しいワインです。熟成感もあって香は豊潤で味わいも素晴らしく飲んで美味しいワインです。色もヴォルネイとしてはやや薄くなって来ていて澄んでいます。ラズベリーや甘いチェリーリキュールの香に赤身肉や腐葉土、バラ、紅茶の香りがします。 味わいもふくよかで、ミネラル感も強く、タンニンは優しく、余韻も綺麗です。重厚なワインではありませんが、豊かな果実味と張りのあるシャンボール的なミネラル感があって、適度に熟成していて、飲んで美味しいワインです。
2010/11/30
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コルトン・シャルルマーニュ 750ml/ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス 1973セラーに残っていたので持って来て開けました。73と言う弱い年ですから駄目だろうと思いましたが、予想通り古酒化していました。残念!!まあ飲めますが、古い野沢菜、タクアン、田舎の古い箪笥の香です。色も琥珀が入った褐色です。ただ味わいに甘い余韻が残るのが救いで食後酒としてなら楽しめます。特級ですから、古くなっても何か良い所が残る物ですね。数人のお客さんは気に入ってくれた様です。ワインは好みなのだと本当に思いました。
2010/11/29
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97バックヴィンテージが限定入荷!コルトン・シャルルマーニュダイヤモンド・ジュビリー[1997]ルモワスネ白 [750ml]【sake0423】 CP95これは素晴らしい!!中身コシュデュリとの噂が本当に信じられる味わいです。瓶差もあって、このワインも色々ありますが、この瓶は当りです。この日のトップの一本です。香も豊潤で、ピスタチオナッツの香りです。蜜やナッツエキス分も豊でグッと来る白ワインです。色は濃いめのオレンジが入った黄金色、香りはハシバミやピスタチオナッツ、熟れた柿、アンズ、イチジク、スモーク、味わいは濃密な熟成した果実味、濃厚なエキス分、柔らかい酸、余韻も長く、完熟したトロトロ系蜜ナッツのコルトン・シャルルマーニュです。ルモワスネ良いですよ。過去のコメントです。2008/12/11相変わらず凄いワインです。これも超ド級白ワインですね。ルモワスネのコルトン・シャルルマーニュ誰のワインが詰まっているのか気になる所です。噂ではコシュデュリではないかと・・・実際に飲んでもルロワ、コシュデュリと言われても分からないレヴェルのお酒です。ただ97ですがまだまだ若いですね。20年位持ちそうな感じのパワーを感じます。ルモワスネにしては派手な金ラヴェルです。名前もダイヤモンドです。やっぱり噂通りコシュデュリから買ったものなのでしょうか・・・・コシュデュリのコルトンも金ラベルです。値段は10倍ですが。色は薄めの黄金色、香は火薬、スモーク、花火、時間が経つと、白い花、ナッツ、リンゴ、味わいは非常に強いミネラル感、しっかりしたボディー、アーモンド、油脂分、蜂蜜、バター、オレンジピール、引き締まった酸、巨大な白ワインです。しかし各要素がまだ混然一体となっていない、何処かまだバラケタ旅のワインの感じがします。近々もう一本開けてみましょう。ルモワスネの他の白ワインのイメージとは少し違って刃金の様なワインでした。2010/09/2002と比べて明らかに熟成感も強く味は最高!完熟のコルシャルです。しかしこれも待てども・・香りが立ちません。う~~ん如何したのでしょうか??大雨の日は香りが出ない事が多いがこの日は晴れ、湿度と気圧の関係か。湿度60%気圧1006.2hPa02は硬質感高いので開かないのかと思いましたが、97が開かないのは如何考えても異常事態です。ドカンとした火打石香が出ないのは謎です。そしてこの悪霧はドンドン深まって行く事になります。うちのエース級の香りの良いワインが次々に・・・・
2010/11/29
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コルトン・シャルルマーニュ [1998] ルイ・ラトゥール <白> <ワイン/ブルゴーニュ>【YDKG-td】 CP87やや若ヒネと言うか、色も黄金色で古酒感が出ています。99のマルトレイと比較すると98で此処まで老けて如何するのと言う感じです。特級としては酒質が薄い様に思います。ただ単独でこのワインを飲めば、綺麗に熟成した良いコルシャルで蜜ナッツがあって最高に美味しい!!ワインですと誉めて終わっているとは思います。ルモワスネとマルトレイが良過ぎとも言えます。色はオレンジが入った黄金色、香りは石英、ナッツ、オイル、蜜感、白檀、スパイス、味わいはナッツや蜜感もあってエキス分も豊富で熟成感のある旨味のあるワインです。酸が弱くボケている事を除けば申し分ないワインだと思います。販売店資料より1998 Domaine Louis Latour Corton CharlemagneApr 2000 Pierre Rovani (87-89) Drink: 2002 - 2008 $120 (120)This famed negociant firm's flagship wine, the Corton-Charlemagne, was extremely difficult to assess in the 1998 vintage. Austere mineral aromas lead to a bright, lemon butter-flavored core. It is superbly focused, and possesses stunning length, two attributes that are the hallmarks of greatness, yet when tasted, it was tightly wound. If this wine gathers richness and depth as it concludes its elevage, it may ultimately merit an outstanding score. Projected maturity: 2002-2008+
2010/11/29
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ボノー・デュ・マルトレイ コルトン・シャルルマーニュ[1999] CP92ボノー・デュ・マルトレイはコルトン・シャルルマーニュを代表する作り手です。ミュジニーのヴォギュエ、ジュヴレのルソー、ヴォーヌのDRCと並んで、コルトン・シャルルマーニュのボノー・デュ・マルトレイと言って良いと思います。この人のワインを飲まないとコルトン・シャルルマーニュは語れません。今回は99を選びました。結果としては若々しい99で、飲み頃は10年先の様な気がします。これがマルトレイの欠点でもあります。最も長熟なコルトン・シャルルマーニュを作っているからです。99の様な良い年を選んだのはそう言う意味では失敗でした。97を出せば良かったのですが、飲んじゃって手元にありません、買っても逆に97は弱いので不安だし・・・色は濃いめの麦藁色、香りはハーブ、若草、オレンジ、スパイス、味わいは透明感があって澄んでいます。強く豊かなミネラル、深く強い酸、熟成感は弱く若々しい99です。10年経った白ワインとは思えない果実感です。ボディーはこのワインとしては軽めである意味軽快に飲めます。数年後に大化するワインです。販売店資料より1999 Domaine Bonneau du Martray Corton CharlemagneFeb 2001 Pierre Rovani (91-92) Drink: 2003 - 2012 $124-$155 (100)While most of his neighbors were harvesting the maximum allowable yields of 63 h/h or more, Jean-Charles de la Moriniere harvested his Corton-Charlemagne at 47 h/h, yet he still complained that this was 20% over his objective. The 1999 Corton-Charlemagne reveals lovely aromatic depth of minerals and spices. Medium-bodied, rich, and precise, this is a defined, pure, detailed wine filled with lemons, nuts, and pears. It is harmonious, elegant, and complete. Anticipated maturity: 2003-2012.
2010/11/29
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[2002] コルトン・シャルルマーニュ (白) ルイ・ラトゥールCorton Charlemagne Louis Latour CP89硬質感のある02らしいワインですが、流石コルシャルの深さがあるので気になりません。適度な熟成感があって美味しいワインだと思います。ただ単独で飲めば十二分に美味しいワインなのですが、今回の様に比較しながら飲むと厳しい物があります。 ルモワスネと比べるとワンランク落ちると言うか、複雑さや蜜感が弱いです。一言で言えばスケール感が小さく平面的です。 癖の無いスッキリ系のコルシャルです。酸も平面的で、余韻も短いです。価格的にもルモワスネと同等かやや安いので仕方ないとも言えますが、この蔵がコルトンの看板蔵ですから、この程度のワインを作っていたら駄目でしょう。量が多過ぎなのでこんな仕上がりになるのだと思います。選別した上のランクを作った方が良い様に思います。販売店資料より2002 Domaine Louis Latour Corton CharlemagneFeb 2004 Pierre Rovani (91-93) Drink: 2004 - 2012 $110-$188 (90)Spicy stones can be discerned in the aromatics of the 2002 Corton-Charlemagne. Light to medium-bodied, fresh, and revealing impressive depth as well as concentration, it displays liquefied rock, pear, and apple flavors throughout its lengthy character. Notes of roasted herbs and minerals make their presence felt in its long, suave finish. Anticipated maturity: now-2012.
2010/11/29
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コルトン・シャルルマーニュ・ダイヤモンド・ジュビリー[2002]ルモワスネ白 [750ml]【sake0423】 CP95スタート香りが出ない・・・この日は仏滅・・・またしてもフランスワインに襲いかかる呪いが・・・と思って心配したが、徐々に温度が上がって香りが開きは初めて一安心!!コシュデュリから買っていると言う噂のワインです。真偽のほどは分かりませんが、良く似た傾向の味を持っている事は確かです。このロットは瓶差が大きく私のレポートを読み返しても全く違う印象を何度も受けています。今回も97と飲み比べていますが、97の方が瓶差は少ないです。まあ今年の9月の悪夢の復活は無く、この日飲んだコルトン・シャルルマーニュの中でも一番美味しいワインでした。古酒好きなら97、濃密さなら02と言う感じでした。結果どちらもルモワスネが一番おいしいと言う結果になりました。 実によく熟成したコルシャルです。色は深い黄金色、揮発香とオイル、ナッツや蜜の香りが濃く、火打石香は弱く、熟成コルシャル特有の香りです。味もナッツと蜜が強く出ていて、強いエキス分を感じます。酸も深く力強く、巨大なミネラルを感じます。豊かな果実感と濃いエキス分があって、濃密でスケール感のあるワインに仕上がっています。02と言う硬質感のある年のワインとしては熟成感もあってバランスもよく、飲み頃です。コシュデュリ程樽香は強くありませんが、実に良い感じです。2009/03/1797と同時に02がリリースされたので、97から飲んだのですが、02の方が熟成感があります。ワインと言うのは分かりません。ルモワスネのコルトン・シャルルマーニュは良いワインです。中身はコシュ・デュリとの噂もありますが、真偽のほどは知りません。金のエチケットが共通ですね。温度をじっくり上げながら飲んで行くと徐々に真価を発揮します。非常に蜜のイメージが強いワインです。若干ヒネが始まって古酒的要素が出てきていますが、心地よい感じです。火打石香が強くないのが良いですね。火打石香は正直料理に合い難いので強過ぎると困ります。このワインはミネラル分は十分ありますが、火打石香は弱いです。2010/05/30以前飲んだ02より良いですね。凄いミネラルです。凄みのある白ワインです。色は薄めの黄金色、香は、白い花、ナッツ、白檀、ハーブ、干しブドウ、ドライフルーツ、味わいは非常に強いミネラル感、しっかりしたボディー、オイリーで強い凝縮感、引き締まった酸、巨大な白ワインです。もう少し寝ると蜜感が出て来るのでしょう。2010/09/20此処からが悪夢の始まりでした・・・・ルモワスネ低めの温度からスタート、味は素晴らしいが香りが飛び出して来ない、30分たって温度が戻って少しはブーケが出てくるが、何時ものドカンが無い。ケース買いして6本は開けているがこんな事は初めて。とにかく香りが立たない・・・仏滅・低気圧・高湿度・新月・干潮・・・・味は02らしい強いミネラルがあって素晴らしい熟成状態です。そして悪い予感は次にも受け継がれて行く事になりました。
2010/11/29
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アロース・コルトンらしいと言うか03なのに硬質感がありますね。不味くも無いし悪くは無いのですが、古典的と言うか長熟型なのでしょうね。熟成的にも踊り場にいる様な感じです。初日の瓶の方がやや還元的ではありましたが、大きくは違わなかったと思います。アロース・コルトンで美味しいのは無いか探して色々飲んで苦労しました。外国での評価はある程度高いのですが、日本人受けするアロース・コルトンはなかなか見つかりませんね。皆さんの感想は赤い果実、鉄っぽさ、中庸な何か目立たない感じでぱっとしない。イカスミのコク、インクの深みはある。だけど訴えかける要素がない。バランスは良いがスケール感に欠ける。抑圧されたテイスト。ポテンシャルはあるのに実力を発揮していない。フラットなワイン。複雑さを感じられない。残念。ほこりっぽい香りが最初。ブか?(^^; 雑巾も...。味もフラット。果実味がない。エグミが残る。小梅の酸がほんのわずか。 少しjammyだが、甘みとBlackcherry系のバランス良好。骨格もしっかりしており、熟成能力充分。「今日1」。森の中にいる様なマイナスイオンシャワーの様な癒し。赤系小粒ベリー、キュートさもある。アンズ、鉄分、プラム。ジョージなどに通じる。ミント、カビ(たる)。チーズといくと甘みがぐっとでる。渋さは軽くてのどごしがフルーティー。色:くすんだ赤。 香:熟成、樽、煮詰めたベリーA、白い花。 味:やわらかい酸味、ボリューム。これもまた甘く、飲み口も甘い。なめらか。ベリー系の香り。少しレンガ。強い鉄、甘い柿。最初から旨み。おいしいタンニン。mildですが特徴がつかめない!が、ま~うまい。
2010/11/27
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シャサーニュ・モンラッシェ V.V. ルージュ[2004]Chassagne Montrachet V.V. Rouge 750mlベルナール・モレ Bernard Morey CP93ベルナール・モレは天才的に樽の使い方が巧く、若くても美味しく飲めるシャサーニュを作る蔵です。白が有名ですが赤も美味しいですよ。特にこのワインはシャンボール的な硬質感を持っています。可憐なワインで、この土地らしいワインに仕上がっています。強いミネラルとエキス分、薄めながら味わいが、旨みがあります。香りもラズベリーの甘い豊潤な香りがあって美味しいです。シャサーニュの赤はもっと人気が出て良いと思います。色は綺麗なルビー色、香りはラズベリー、ダークチェリー、バラ、赤身肉、紅茶、味わいは豊かな果実味、柔らかいタンニン、余韻の綺麗な酸、豊潤でエレガントなピノノワールです。皆さんの感想は可憐なワインで、この土地らしいワインに仕上がっています。強いミネラルとエキス分、薄めながら味わいが、旨みがあります。香りもラズベリーの甘い豊潤な香りがあって美味しいです。シャサーニュの赤はもっと人気が出て良いと思います。チャーミングな赤果実。鼻に抜けるミンティーさ。軽いミネラル感、スムーズな味わい、余韻は短い。より堂々とした骨太な深みのあるテイスト。ビロードの舌触り、きめ細かさのあるボディ。まだ若くタンニン、体脂肪の少ない筋肉質。草の香り、適度な酸、ミネラル。酸のきき方が白と通じている気がする。おいしい。少しミンティでハーブが先に立つ香り。ドライで少しタニック。酸が微妙に強め。果実味、ぶどうの熟度がやや足りない印象。全体としては骨格がしっかりしており、良く出来ているが、酸味が強めで徐々にタンニンが目立って来た。ややバランスが悪いか?-きれいなグレープ系の色。カビ系の樽。酸のあるベリー。後の苦味。あまり好みではない...。細切れな感じがする渋谷。色:少しくすんだ赤。 香:コーヒー、鉄の香り。 味:渋み丸い、ボリューム大、酸中。香り甘い! 時間をおくとしっかりしておいしい。最後まで残り香がいい。バランス良い。雰囲気のある感じ。奥深さを感じる。蜜の中に草のような感じ。ふつうの色。鉄、血。和食系。軽い酸。強いタンニン。酸の感じが?
2010/11/27
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やっぱり2005年ブル!響きが良いですね!!【10P23oct10】【YDKG-t】ビトゥーゼ・プリュール/ヴォルネイ 2005 CP89 ビトゥーゼ・プリュールはヴォルネイとムルソーの歴史のある蔵です。古典的な作りのワインを作っているドメーヌです。05で濃いですが美味しいです。チェリー・リキュールの香りが乗って複雑さもあり、果実味が強いのでタンニンの強さが気になりません。まだ全体的にほつれて来ていませんが今飲んでも美味しいワインだと思います。肉料理によく合います。ヴォルネイらしいミネラルも豊富で酸が活き活きとして美味しいワインです。古典的作りなので、ブーケが立ちのぼる飲み頃は5年後・・皆さんの感想です。ロースティで黒っぽい果実感。オリエンタリーなハーブのっ香り。しっかりした酒質。エッジがくっきり、スミレの香り。深いルビー色。ボディのしっかり感、堂々とした口あたりは比較的おだやか。酸もキレイ。草の香り、コケの香り。まろやかな味わい。適度なミネラル。うすい。濃密で甘みがわずかにある力強い赤黒果実の香り。味わいは優しくソフトな口あたり、充実した果実味と力強い綺麗なタンニンのバランスが良い。あと3年ぐらい置いた方がいいかな。濃い!リキュールや乳酸系の味わい。ビター・チョコレート、ブラック・コーヒー。05年というvintageを反映した力強いワイン。厚みある。少々タニック。梅ガツオ。オープンはまだ先と言われているようなワイン。多分、グラスに付いたふきんの臭いがして残念。-色:紫、ビロード。 香:煮詰めたベリー、煮詰めたハーブ。 味:バランス良い、フルーツ、酸。好きな香り。花畑!! でも飲むと思ったよりさっぱり。華やかな香りに少しピリッとした印象もあり。濃い紫。鉄、血、黒ベリー、リキュール。はじめは味なし。和三盆の甘み。ヌーベルキュイジーヌ。強い酸。ワインらしくなってきました。冷たいですよ!15℃、18℃まで待つ。販売店資料よりビトゥーゼ・プリュール。『ブルゴーニュでも随一のお買い得なひとつ』米国超有名評論家もこんな言い方をしています。『ヴォルネイ村には、名の通った生産者で頼りがいのあるものが多い。ところが腕は最上の部類ながら無名に近い生産者に、ヴァンサン・ビトゥーゼがいる。9.5haの畑を持ち、素晴らしい白と、洗練されてビロードのような銘品とで、いずれ劣らぬ才能を示す』と。ビトゥーゼ・プリュールの歴史は古く1802年まで遡ります。当時市長を務めていた曽祖父がオークセイ・デュレスに移り住みドメーヌをヴォルネイまで広げました。その時代にこの地域で初めての瓶詰めを行った由緒ある家族経営のドメーヌです。伝統的に小樽で発酵をし、白は16-18ヶ月、赤は20-24ヶ月間を熟成させる古典的な醸造を守り続けています。オールド・ファンの方は、ドメーヌ・ジャン・ビトゥーゼと言った方が馴染みが深いでしょうか・・。
2010/11/27
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ヴォーシェール ポマール 2006年 750ml【10P24nov10】 CP89まだ若いですね。ポマールの若飲みは危険だと言う事でしょうか・・長期熟成向きのワインですからある程度寝かせてタンインが落ち着かないと駄目なのでしょう。06だからそろそろ飲めるかと思ったのが失敗でした。04辺りを出せば良かったですね。と言ってポマールの手持ちは少ないのでごめんなさい。良いワインだとは思うのですが、もう5年位待った方が良さそうです。古典的な作りのポマールである程度の熟成が必要なのだと思います。皆さんの感想はアメリカンチェリーなどの果実感。血の鉄分を感じる。若い収斂性が時間とともに軽やかなバランスに変化。深みというより重心がトップに寄ったテイスト。ボディは小ぶりだが整っている。塩っぽい味。香りが開いてこない。全体的に薄い印象。少し苦味を感じる。うすい。香りは控え目。チェリー、かわいい赤果実の繊細な香り。チェリーの甘み、果実味、綺麗な酸のバランスが良い。オーラはなくドライで余韻は中程度だが、バランス良く価格が見合えば良いワイン。しっかりとしたストラクチャーで、熟成能力あり。Blackcherry系のフルーツ。少しjammyで粘土質を感じる味わい。閉じぎみ?少々タニック。女性的。ボルドーならマルゴー地区のような女性感。渋くなくサッパリしてさわやか。色:薄いビロード。 香:甘い樽、ハーブ。 味:渋み↑、ボリューム、酸↑。香りの華やかさに比べて味はたんぱく。でも後味は残る。少し酸味強い。甘い香り。酸も良い。少し紫め。はじめは香り立たず。けもの皮、黒ベリー、鉄。タンニン強い。まだ旨み出ない。タテに切れ味。酸あり。似てますね。ちょい濃いが、重さも一寸でるが!もうちょっと出ないとポマールですが!販売店資料よりシャンボール・ミュジニー生まれのアンドレ・ヴォーシェールはボート競技で2度もフランスチャンピオンに輝いた人物。そのボート競技とともに思い入れの強かったものがコート・ドールのワインで、後年ヴォーシェール・ペール・エ・フィスを創設。ブドウ栽培者でありブドウ供給元でもある偉大なドメーヌや、クライアントである著名なガストロノミーレストランのオーナー達と緊密な親交のおかげもあり、ヴォシェールはブルゴーニュの最高級ワインのスペシャリストとなっていった。現在はワインメーカーのジャン・ノエル・クリストがニュイ・サン・ジョルジュでコート・ドール各地のワインを造っている。テスティングコメント美しいパープル。チョコレート、果実ベースのオードーヴイー、森林の香り。ふくよかながら酸味が全体を引き締め上品。
2010/11/27
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ドメーヌ・ポール・ペルノ ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デュ・トゥーロン [2006] CP92完全な薄旨系とは言えませんが繊細でエレガントなワインです。06ですが、熟成感もあって飲み頃です。白の作り手特有の繊細さを感じます。私の好みの癒し系ブルゴーニュです。色は少し薄めのルビー色、香りはラズベリー、紅茶、バラ、ローズヒップ、味わいはまだ完全にはほつれて来ないモヤモヤした果実とミネラル、柔らかい酸とタンニンのライトボディーのワインですが、独特な旨味を持っています。先日飲んだ03が良かったので、このワインもあと数年でもっと良くなるでしょう。皆さんの感想はややタイトさを感じるが、それでも飲み易いワイン。ガメイ的なストロベリー・ドロップの味あり。美味しい。カワイらしいラズベリーの香り。チャーミング。ベリーの甘さ、若いが熟成の香り。薄いのでおいしい。色:薄く枯れている色。 香:ベリー、乳酸香。 味:渋み中、ボリューム中、酸味→。香りが甘くて飲みやすい。渋みなし。甘すぎず。少々おくと酸味持出。ジャムのような甘い蜜の香りに、少し苦みのある香り。熟成感がありおいしい。少しレンガ色。香水、甘さ、なめし皮香、いちごのリキュール、重めのタンニン。薄くてワインになってないか?峰ラリー?良くできたロゼの濃いの?販売店資料より白のトップの造り手、ポールペルノ。ここの赤も、ヴィンテージを問わず、安定した素晴らしい品質のワインを送り続けています。 彼のワインは、最近の早飲みタイプとは異なります。コルクを抜いてそのままグラスに注いで飲んでもそれほどの感動を得ないと思います。普段よりも少し温度を低めからスタートして下さい。そののままグラスに注いでじっくりと時間をかけながら香り・味わいの変化を楽しんでみてください。驚くほどの変化が得られるでしょう。 彼のワインは、最近の早飲みタイプとは異なります。コルクを抜いてそのままグラスに注いで飲んでもそれほどの感動を得ないと思います。普段よりも少し温度を低めからスタートして下さい。そののままグラスに注いでじっくりと時間をかけながら香り・味わいの変化を楽しんでみてください。驚くほどの変化が得られるでしょう。彼のワインは、最近の早飲みタイプとは異なります。コルクを抜いてそのままグラスに注いで飲んでもそれほどの感動を得ないと思います。普段よりも少し温度を低めからスタートして下さい。そののままグラスに注いでじっくりと時間をかけながら香り・味わいの変化を楽しんでみてください。驚くほどの変化が得られるでしょう。
2010/11/27
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マルキ・ダンジェルヴィル[2007] ヴォルネー 1er Cru タイユピエ 750ml 2000 CP9400特有のタニックさも無いし、良く出来たワインです。今日の中でもスケール感が大きく堂々とした風格を持っています。今飲んで十分美味しいですが、10年後も楽しみです。台風の影響もなくダンジェルヴィルの素晴らしさを体感しました。「タイユピエ」とは「足が疲れる」という意味です。タイユは英語のタイヤード、ピエは足先です。きつい斜面の畑で農作業をしていると、大変足が疲れるためにこの名がつけられたようです。モンテリーにほど近いこの畑からは、濃密で骨格のしっかりした、とてもアロマティックなワインが生まれるそうです。色は深いルビー色、香りはチェリー・リキュール、ラズベリー、バラ、赤身肉、森の下草、味わいは濃密な果実味、余韻の綺麗な酸、柔らかいタンニン、強いミネラル、長い甘い余韻、喉越しも美しく、濃密で繊細で癒し系のスケールの大きなワインです。ネゴス系の安いヴォルネイとは全く違う世界の、繊細で優雅なワインです。マルキ・ダンジェルヴィル を飲まずしてヴォルネイは語れません。ラフォン、モンティーユ、マルキ・ダンジェルヴィル と飲んで来て、三者三様全く違うスタイルでどれも素晴らしく、ヴォルネイと言う土地を3人の画家が描いた絵を見せられた様に思います。強烈なミネラルと深い深遠な世界を持ったラフォン癒し系、薄旨系のモンティーユ優美なヴォルネイを描き切る、王道を行くマルキ・ダンジェルヴィル 貴方はどれがお好みですか?販売店資料よりヴォルネー プルミエ クリュ, クロ デ デュック (単独所有畑) ● VOLNAY 1ER CRU, CLOS DES DUCS (MONOPOLE) ピノ ノワール種100%。このドメーヌのみが持っている区画で広さは2.15haになります。泥灰石灰土壌で水はけが良く、南東向きで日当たりも良く理想的な条件が揃っています。色合いが美しく、エレガントで色々な要素が感じられ、複雑でボリュームのあるワインです。ヴォルネー プルミエ クリュ, タイユピエ ● VOLNAY 1ER CRU, TAILLEPIEDS ピノ ノワール種100%。鋭く尖った、骨のような砂利が多い区画で約1.07ha所有しています。非常に痩せている土地を象徴するかのように繊細で、気品溢れるワインです。ヴォルネー プルミエ クリュ, カイユレ ● VOLNAY 1ER CRU, CAILLERETS ピノ ノワール種100%。広さは約0.45haで小砂利と赤い粘土質の土壌です。小石の割合が多いので鉱物的なミネラルがワインからも良く感じられます。また、繊細さと力強さが共存していてバランスがとても良いワインです。ヴォルネー プルミエ クリュ, シャンパン ● VOLNAY 1ER CRU, CHAMPANS ピノ ノワール種100%。約4haの広さを所有していて、低地では砂利が多い粘土質で高地になるにつれて岩肌が露わになりゴツゴツした石灰質土壌になります。石灰質土壌からくる繊細さとミネラル風味、粘土質からくる力強さとボリュームの調和が取れていてヴォルネーのキャラクターを1番良く表現しているワインです。ヴォルネー プルミエ クリュ, フレミエ ● VOLNAY 1ER CRU, FREMIETS ピノ ノワール種100%。ポマールとの境にあるこの区画に約1.57haの広さの畑を所有しています。粘土石灰質土壌に泥灰土からなる岩が所々に見られる畑です。繊細な甘みと1本線の通った綺麗な酸味があり、エレガントながらもボリュームの感じられるワインです。
2010/11/05
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ヴォルネイ1級 シャンパン[2001] マルキ・ダンジェルヴィル CP94ヴォルネイと言えばダンジェルヴィルと言って良いと思います。ライバルだったプス・ドールが代替わりして落ちていってしまって、今完全に頭一つ抜けています。ラファルジュやラフォンとはタイプが違いますし、正にヴォルネイの王道を行く作り手です。VRならDRC、CMならヴォギュエ、GCならルソー、NSGならシュヴィヨン、と言う作り手同様にヴォルネイならダンジェルヴィルと言わせる風格と実力を持っています。その割に値段も安く一級で8000円位で買えるので魅力的な作り手です。ダンジェルヴィルは多くの一級畑を持ちますが、一番石灰岩土壌の特徴が出ているのがシャンパンです。最もシャンボール・ミュジニーに近い畑です。01と言う弱めで酸が多い年ならではの熟成感があって実に飲み頃で美味しいです。01は良い蔵は本当に旨いですね。色は濃いめの深いルビー色、香りは多彩で、ラズベリー、チェリーリキュール、赤身肉、鉄錆、バラ、ダージリンティー、腐葉土、味わいは複雑で甘い余韻、張り詰めた厚みのあるミネラル、濃厚な果実味、繊細さと濃密さを両立させたスケール感のあるワインです。こんなワインが1万円以下で手に入ると思うと吃驚ですね。良いですよ。販売店資料よりヴォルネイだけではなく、ブルゴーニュ最上の造り手「マルキ・ダンジェルヴィル」。 あのフランスの30万本以上のワインのストックを誇る名店『タイユヴァン』のオーナーであり、ラヴノーやルフレーヴを見出した優れたテイスターとしても知られた故ジャン・クロード・ヴリナ氏も「師」と仰いだ、、ジャック・ダンジェルヴィル氏が運営する偉大なドメーヌです。 そのマルキ・ダンジェルヴィルが誇るモノポールといえば、高名な『クロ・デ・デュック』が非常に有名。 名前のとおり、公爵のためのワインが造られていたこの畑。ブルゴーニュでも屈指の古い歴史を誇り、最も高名な畑といわれています。 そして、もう一つヴォルネイでも最も偉大なポテンシャルをもつといわれるのが『カイユレ』! ヴォルネイのファンが、この『カイユレ』と『クロ・デ・デュック』のどちらが素晴らしい畑かというのは、意見が真っ二つにわかれるところなのだそうです。 ・・・でも個人的にはこの二つも本当に凄いと思うのですが『シャンパン』から生まれるワインに心惹かれてしまうんですよね!
2010/11/05
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モンティーユ Montille [2002] ヴォルネー レ・ミタン 750ml CP94微妙な差ですが、シャンパンよりより柔らかく、チャーミングなワインです。淡い澄んだルビー色、甘いラズベリーやバラ、紅茶の香り、繊細な果実味、美しい酸、柔らかいタンニン、旨みもあって、今飲んで美味しい薄旨系ワインです。モンティーユ素晴らしい!!今回ラフォンとマルキ・ダンジェルヴィルと飲み比べてタイプは違いますが、一番人気でした。強い02で十分熟成感があって飲み頃感がありました。そして何と言っても美しい薄旨系でまとまっていました。だし汁系薄旨ワイン人気ですね。販売店資料よりデリケートなタイプながら長い時間をかけて熟成する優雅なワインヴォルネーとポマールに特化--長年このふたつのアペラシオンだけだったが1993年、それまで赤のみを生産していたドメーヌが初めて白の区画を手に入れた。場所はピュリニー、1級畑レ・カイユレの0.5ヘクタール、ジャン・シャルトロンが所有していた区画の一部でかのモンラッシェからわずか20メートルしか離れていない絶好の立地。加えて近い将来、ボーヌの1級、ペリエールとシジィもリリースが予定されている--したドメーヌは両アペラシオンのスペシャリスト的存在だが、所有する畑はほとんどがプルミエ・クリュという、そのクオリティにおいても他に類を見ないもの。運営するのは40代初めのエティエンヌ--父のユベールと同じく弁護士でもあるが、モンティーユ家は代々法曹関係者を輩出してきた--だが、ドメーヌに積極的に関わり始めた1990年代初期より有機農法による栽培に転換した。平均の収穫量はヘクタールあたり40ヘクトリットル、除梗は75~85パーセント、発酵は34度とかなり高めの温度まで引き上げ、ピジャージュは1日に6~8回と多めにおこないエキス分の抽出を計る。新樽の割合はおよそ30パーセントほどだが、近年その比率を減らす傾向にある。期間は20~24ヵ月間と長めにとる。 上記のようなつくりのドメーヌは別段珍しくもないが、このモンティーユをモンティーユたらしめているのは、その生み出すワインのアルコール度数にある。それらのほとんどはアルコール度数12.5パーセントから13パーセント未満。ドメーヌでは長期間に渡っての熟成を可能にするため、糖と酸のバランスを殊の外重視しており、その結果として、極力シャプタリザシヨンを避けてのワインづくりをおこなうという状況に至った。13.5パーセント等は普通にみられ、なかには14.5パーセント等というアルコール度数も散見されるブルゴーニュにあって、このアルコール度数はドメーヌの大きな特徴のひとつとなっている。そのため、天候による制約は免れず、最近では2000年ヴィンテージのリリース--全てネゴシアンに売却--を見送っている。生まれるワインは市場に出回ってすぐの時点でも愉しめないことはないが、やはり数年から10年ほどの熟成を経ることをお勧めしたい。湿ったようでありながら、圧倒的なヴォリューム感で包み込むような香りと、ふくらみのあるシルキーで甘美な味わいの世界を体験できること請け合いである。
2010/11/04
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コント・ラフォン ヴォルネー・シャンパン[2004] CP93同じ蔵の同じヴィンテージでサントノとシャンパンの飲み比べです。基本の味わいは非常に似ています。やはり厚いミネラルの上に豊かな果実味が乗っています。エレガントで繊細でいながら、濃密で豊潤、スケール感の大きさを感じます。サントノと比べるとより硬質感を感じます。土臭さは弱く、張り詰めた何かを感じます。非常に上品でいながら濃密で、旨味も十分あって流石ラフォンと言う感じです。ニュイのトップドメーヌの一級と比べても十分に上を行くワインです。今飲んで美味しいですが、20年後も楽しめそうです。流石ラフォンとしか言いようがありません。
2010/11/04
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コント・ラフォン ヴォルネー・サントノ・デュ・ミリュー[2004] CP93実に美味しいワインです。良い蔵のワインは外れ年が最高です。3流の蔵は当たり年以外飲めませんが・・・完全に2階建てのワインです。厚みのある透明感のあるミネラルの海の上に果実が浮かんでいます。ラズベリー、黒系果実、チェリー・リキュール、豊潤な果実香に赤身肉、鉄錆、バラ、ローズヒップが隠れています。余韻も長く、舌を包み込む立体的な余韻、台風などもろともせず、香りは豊潤です。おそらく10年後も20年後も美味しく飲めるワインだと思います。今飲んでも十分楽しめます。流石ラフォンですね。04は素晴らしいですよ!!
2010/11/04
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ドメーヌ・バロ・ミロドメーヌ・バロ・ミロ / ポマール・プルミエ・クリュ・ペズロール [2001]2004 CP93珍品ワインが来ました。エチケットは唯の村名に見えます・・がしかし75CLの下に1mm以下の文字で・・L.PE04の文字が・・・コルク栓には堂々と一級のペズロールと言う畑の名が入っています。このワイン訳があって、一級が村名で出荷されたのです。エチケットと値段は村名、中身とコルクは一級です。では何処か違うか飲んでみると、04のわりに熟成が進んでいます。通常ポマールの一級で04はまだ早いですが、これは色的にも多少レンガがさして来ていて、タンニンはしっかりしてはいますが、熟成感があります。でも香りも良いし、バランスも良いので劣化酒ではありません。きっと輸送の時か倉庫で軽く鞭が入ったのでしょう。今回入手したのは3種類の一級です。Refene → REPezerolles → PERugiens → RUなかなか素晴らしい透明感のあるワインで、惹き付けられます。ご興味のある方はかがり火の小池ソムリエに言えば7800円位で出してくれると思います。
2010/10/18
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ポール・ペルノポール・ペルノ / ボーヌ・デ・マルコネ [1999] CP92白ワインを作ったら3本の指に入る作り手です。白の作り手の作る赤ワインは繊細・エレガント系が多く、日本のピノ好きには好まれるワインが多いのですがあまり知られていません。06とか04・03は飲んでいますが99は初めてです。99ですがまだ元気で濃いですね。ボーヌらしいふくよかなワインです。ただ香も味もそれほどのスケール感はありません。まあ値段並と言う感じですね。個人的には薄旨系の06の方が好きです。販売店資料よりポール・ペルノは、ここ20年で畑を買い増し現在では16hの畑を所有するピュリニー・モンラッシェ3大巨頭の一人。以前は、ジョセフ・ドルーアンなどのネゴシアンにかなりの量を売ってしまっていましたが、現在ではほとんどをドメーヌ物として出荷しています。これだけのワインを造っているのに、最近までコンディションの良いワインが輸入されておらずその本来の姿が確認できなかった生産者の一人です。今回ヴィノラムによってその本来の姿が確認できる機会がやってきました。今回の白は最も良いといわれている畑3種と、バックヴィンテージそれも99年の赤2種。本当に楽しみなワイン達です。
2010/09/07
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[2006] モンテリー レ・デュレス 1級畑 750ml (コント・ラフォン)赤ワイン【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】【YDKG-tk】 CP90ラフォンの赤が6000円と言う事で買って飲んでみました。まだちょいと若いですね。06ですからもう飲めるかと思ったのですが、まだ2^3年は早い様です。今飲むなら07、04や01でしょうね。流石ラフォン丁寧な作りです。でも飲んでラフォンらしいオーラを感じません。まあそれがモンテリー故か、若さ故か・・・・ミニ・ヴォルネイ的な仕上がりで、厚みのある果実味と、太いタンニン、キレの良い酸、強めのワインです。06特有の甘さが落ち着いて来て、やや閉じぎみでもある様に思います。香はまだ熟成香が弱く、ブラックベリーと赤身肉、黒土を感じます。来春にまた飲んでみようと思います。
2010/08/24
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ドメーヌ・ガニャール・ドラグランジェドメーヌ・ガニャール・ドラグランジェ / ヴォルネイ・シャンパン [2002] CP90シャンパンワイン会の3次会です。よせば良いのに新宿まで来てしまいました。選んだワインはヴォルネイ・シャンパンの2002です。本当は01を飲みたかったのですが、見つからないので02にしました。作り手は古典派のガニャール・ドラグランジェです。モンラッシェの有名な作り手で、80年代は素晴らしいモンラッシェを作っていました。正直この人の赤を飲むのは初めてですが、しっかりした作りのワインを作っています。長熟タイプでまだ正直言って若いと言う感じでした。でも寝ている様子は無く、02特有の硬質感がまだ残っていると言う感じです。そう言う意味でも01が見つからなかった事が悔やまれます。他人の店のセラーを探すのも失礼なので諦めました。厚みのある肉厚なヴォルネイです。鉄分も十分で強いミネラルを感じます。香は熟成香はまだ弱く、果実の香りと赤身肉、土を感じます。ヴォルネイらしい果実感も豊富で良いワインだと思います。飲み頃はもう2年待った方が良い様に思いました。まあ97を飲んで来たので余計そう思ってしまったのでしょうね。ガニャール家の家系図が載っています。http://www.geocities.co.jp/HeartLand/6250/parai/20000502.html販売店資料よりガニャール・ドラグランジェは、ガニャール一族の本家本元とも言える家柄、古典的なスタイルの白だけではなく赤が得意な点で他のガニャールとは一線をかすといっても良い。ではどんな赤なのかというと、今時珍しいかなり古典的スタイルの赤で、それだからといってルイレミーのような熟成しないとその真の姿を現さないわけではなく、意外と早く開いてくるそれでいて今時無いブルゴーニュ好きの好みをピンポイントで押さえているような魅力を持っているのである。ドライでいながらも酸がぎすぎすしていない、絶妙のバランス。非常に貴重な存在といって良いと思う。ドメーヌ・フォンテーヌ・ガニャールの当主リシャール・フォンテーヌ氏の義父である故ジャック・ガニャール氏が当主として運営していましたが、惜しくも2009年7月に享年80歳で他界され、現在はリシャール氏と、ドメーヌ・ブラン・ガニャールの当主で同じく義理の息子にあたるジャン・マルク・ブラン氏の助力の下、ジャック氏の奥様がドメーヌを引き継ぎました。2009年ヴィンテージの醸造においては、特にジャン・マルク氏の息子であるマルク・アントネー氏が中心となって行っています。1960年からワイン造りをしていた故ジャック氏の畑は約2haと非常に小さいですが、その多くは樹齢50年以上の古木です。しかし、畑は年々フォンテーヌ・ガニャール、ブラン・ガニャールの2つのドメーヌに譲渡されていっており、近い将来、すべて譲渡する予定のようです。2009年ヴィンテージに関してはジャック氏は醸造には携わっていないので、2008年物がジャック氏の造った真のラストヴィンテージと言えるでしょう。(輸入元フィネス社資料)
2010/08/24
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