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巻頭特集・2007ブルゴーニュ
テイスティングレヴュー
(06ブルゴーニュの赤、06ボルドー、
日本のワイン、自然派ワイン
をはじめとしたテイスティングレヴュー)
ユドロ・バイエが今年は売れ行きが悪いのですが、それはRWGの評価が影響していると shinakun さんから聞いて、本を買って読んでみました。
確かに酷評しています。パスグラはスカスカ、ヴィラージュ物もスカスカと言う評価です。
まあこれでは買わない人が多いのも仕方ないでしょう。元々RWGの評価で売れた蔵ですから、RWGの評価が落ちれば売れなくなるのも当然です。
一番困ったのはインポーターさんですね。売れに売れていましたから、当然07を多い目に予約しています。入荷したらRWGに酷評されて売れない、酒屋もインポーターに予約入れていたと思います。去年よりも多く回せと・・・去年まではRWG様様でしたが、今年はRWGなんて!!と言う感じでしょうか。
RWGの試飲もまあ5日位で樽や詰めたての瓶からの試飲を400種位やるのですから、正直あてにはなりません。日に80種飲んで分かるのは濃いか薄いか、酸が強いか弱いか、まあその程度のものでしょう。
パーカーさんも樽から飲んで、後で瓶で飲んで点数や評価を変更しています。
べたほめされて、けなされて、まあ大変ですが、私の飲んだ07のACブルは美味しかったし、評価の高かった06は正直言って若飲みワインの化けの皮が剥がれて来て落ち始めています。07は逆に数年後に良くなるタイプかも知れません。
私などトロイですから、6本買って、入荷後1本、半年後1本飲んでなんとなく輪郭がつかめて来て、1年後に飲んでやっとこのワインはこんな成長を見せるのだろうと言う事が分かります。
先日も30年以上この業界でワインを扱っている、某インポーターの社長や某酒屋の営業と話をしていて、皆さんが言うのは「自分の舌でワインを買う人がいない」と言う事でした。そこそこの有名ドメーヌでも、どの評価本にも乗っていないヴィンテージだけが売れ残ったり、つまらないと思うワインでも評価が高いとやけに売れる、とまあこぼしていました。
自分の舌を信じて惚れ込んだ作り手のワインをじっくり飲んで行くのが面白いと思うのですが・・・
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