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【グランヴァン売り尽くしセール】[2009] シャトー・ド・フューザル ブラン 750ml(ペサック・レオニャン)白ワイン【コク辛口】
非常に素晴らしい瓶でした。蜜感やナッツ・オイル感があって完熟です。
ボルドーの辛口白ワインの完成型と言って良いと思います。
フルボディでエキス分が強く、オイリーでとろみがあって、非常に滑らかで、酸も程々です。
ラフォンの作るムルソーの様な満足感があると思います。
色はまだ完全な黄金色では無いのでまだまだ熟成可能ですが、今飲むのが良いと思います。
販売店資料より
Chateau de Fieuzal
シャトー・ド・フューザル
コストパフォーマンスの高いグラーヴの格付けシャトー
"ボルドーワインの発祥の地"
優れたワインの一大産地となったグラーブの中でも、レオニャン地区のシャトー・ド・フューザルは300年にわたる長い歴史を持ち、"ボルドーワインの発祥の地"とも言われています。
かつて「ガルデール」と呼ばれていたこの土地は、1851年までシャトーの所有者だったフューザル家の名をとって、シャトー・ド・フューザルと名付けられました。その後、【オー・ガルデール】を併合。フューザル家の後を継いだグリフォン兄弟が領地を購入し、土地を分け合いました。
兄弟の一人は、ボルドーで教皇の領事を務めており、グラーブのワインの良さをバチカンで評価されるように仕向けると、教皇レオン13世はグラーブのワインに魅せられるようになります。最高の出来と賞賛されたシャトー・ド・フューザルの<1893年>を、バチカンのワイン貯蔵庫に入れさせることに成功します。
20世紀の後半以降、数回にわたってシャトー所有者が移り変わっていきます。中にはボルドーの著名人たちも多く、1974年まで所有者だったリカー家や、ジョージ・ネグルベーニュとジェラード・グリブランが含まれてます。1994年と1995年には、バンク・ポピュラー・グループがシャトー・ド・フューザルと【オー・ガルデール】の両シャトーを相次いで買収し、ブドウ畑の再生を行いました。2001年からはロシュラン夫妻が新たな所有者となっています。
1959年のグラーブ地区の格付けでは、シャトー・ド・フューザルの赤ワインの素晴らしい評価が維持されました。
シャトー・ド・フューザルは、赤ワインも白ワインも生産していますが、グラーヴの格付けに入っているのは赤ワインのみ。
樹齢の古いブドウの木も多いことから、とても優雅な肉付きの良い味わいでありながら、同時に値ごろ感もあるワインとして知られています。
一方の白ワインは、格付けこそされていませんが、ボルドーの白の中ではトップクラスとの評価も。これからが期待されるシャトーです。
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」
シャトー・ド・フューザルは、以前から目立たないシャトーの1つである。比較的古くからあり、この地域の住民からはきちんと認められていることを思うと意外なことだ。セラーは、レオニャンの町はずれ、ソカに向かう県道651号線に近い田園のなだらかな起伏の中にある。だが、このひっそりとたたずむド・フューザルは1980年代半ば頃に、著しくリッチで複雑なワインを生産するようになってから、一躍脚光を浴びるようになった。だからといって、古いヴィンテージの出来が悪かったというわけではない。古いものにもよくできたワインが多いのだが、最近のヴィンテージにあるような、まばゆい個性には欠けるのである。
シャトー・ド・フューザルの品質向上におおいに貢献したのは、1974年にこのシャトーの経営を引き継ぎ、生産管理を熱心に行っているジェラール・グリブランである。1977年には温度調節機能付きのステンレス製の発酵槽が設置され、1980年代からはマセレーションの期間を長めにし、オークの新樽を増やすようになった。ド・フューザルの白ワインに画期的な進展があったのは1985年。一連のすばらしいグラーブの白の最初のワインがこの年、このシャトーで生まれた。グリブランも認める通り、ド・フューザルの名声の復活は、すでに引退した技術顧問兼醸造責任者、デュプイ氏の貢献によるとこらが大きい。誰の目から見ても完全主義者であるデュプイは、ド・フューザルでのワインづくりを指揮し、その並はずれた才能と柔軟性を遺憾なく発揮した。驚くべきことに、高品質にもかかわらず、なぜかその値段が高騰しないド・フューザルは、グラーブ全体を見渡しても、最もコストパフォーマンスがよいワインの1つである。
一般的な評価
ここのワインは常に良好であったが、1980年代半ばから相当よくなってきた。最良のヴィンテージでは、赤も白も、このアペラシオンの最高級のワインに匹敵する。しかし、一貫した高品質にもかかわらず、ド・フューザルのワインは同列のシャトーのもの(例えばパブ・クレマンなど)と比べて、とてもお値打ち品である。
フューザルの白は、かねてから愛好家が「金の砂」と名付けて、ひそかに愛飲し続けてきたワインで、年間生産量が3,000ケースという少なさも手伝い、なかなかお目にかかることの少ないワインの1つです。
ここはグラーブの格付けにも入っており(赤ワインのみ)、比較的歴史の長いシャトーで、以前から質の高いワインを造り続けていて、さらに1980年代後半からより一層向上しているにも関わらず、何故かさほど目立たない存在です。とは言え、最近は特に白ワインの評価が高くなっており、以前に比べると若干価格は上昇しています。それでも値段と品質のバランスから考えると、ボルドーの中でもかなりコストパフォーマンスの高いシャトーである事は間違いありません。
やや明るい色調のレモンイエロー。香りは、若干閉じ気味ながら、ほんのりと甘く、レモンなど柑橘系果実の香りが上品に拡がります。このヴィンテージとしては、酸がしっかりとしたフレッシュ感もあり、唾液腺を刺激する様な豊潤な果実味とのバランスに優れた味わいに仕上がっています。この2009年に関しては、通常のヴィンテージより華やかなタイプとなっています。
●生産国 | フランス |
●地域 | ボルドー、ペサック・レオニャン地区 |
●ブドウ品種 | ソービニオン・ブラン50%、セミヨン50% |
●タイプ | 白・フルボディ・辛口 |
●内容量 | 750ml |
●保存方法 | 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。 |
2003 De Fieuzal Blanc
Wine Advocate #164
Apr 2006 Robert Parker 91 Drink: N/A
No tasting note was given.
Wine Advocate #158
Apr 2005 Robert Parker 90 Drink: N/A
Sadly, because of space limitations, it was not possible to include tasting notes for this wine. However, readers should be aware that neither 2003 nor 2002 was a great vintage for white wines. Normally these wines can be extremely long-lived, lasting 20-25, sometimes 30+ years. I would be careful about long term aging for the 2003 given its fragile acidity.
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