2024.07.15
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毎年夏になると多くの人々がキャンプに出かけますが、近年の酷暑では熱中症のリスクが高まり、快適なキャンプが難しくなっています。

そんな中で注目されているのが、標高1500m以上のキャンプ場です。

標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がるため、涼しい環境で快適に過ごせるのが魅力です。


今回は、そんな標高1500m以上のキャンプ場の中から、絶景と星空が楽しめるおすすめのキャンプ場を3つご紹介します。

小梨平キャンプ場(長野県松本市)

小梨平キャンプ場は、長野県松本市に位置する標高約1500mのキャンプ場で、飛騨山脈の美しい風景が広がる上高地にあります。

自家用車では直接アクセスできず、沢渡地区や平湯地区の駐車場を利用してシャトルバスで移動します。上高地バスターミナルから河童橋を経て、徒歩10分でキャンプ場に到着します。

このキャンプ場は、川沿いと林間の2つのエリアに分かれており、川沿いエリアでは目の前に雄大な穂高連峰を望むことができます。

夏季限定で常設テントを借りることができ、キャビンや食堂、入浴施設なども充実しています。

しかし、クマ対策としてバーベキューや焚き火、直火は全面禁止です。


梓川の透明で清涼感のある水や、迫力ある山々の景色を楽しむことができ、散策路を歩いて田代池や明神池を訪れることもできます。

自然と調和した静かなキャンプを楽しみたい方におすすめです。

OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT(群馬県利根郡片品村)

群馬県利根郡片品村に位置するOZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORTは、標高約1500mのキャンプ場で、尾瀬国立公園や日光白根山にも近いです。

一部のエリアからは赤城山や武尊山を望むことができ、日本有数の豪雪地帯でもあるため冬にはスキー場としても利用されます。

テントエリアは広々としており、フリーテントサイトや電源付きのオートキャンプサイトがあります。

2023年7月にはドーム型のグランピング施設も新設され、サウナやマウンテンバイク、ブックカフェなど多彩なアクティビティが楽しめます。

関越自動車道・沼田ICから近く、川場田園プラザで地元の食材を調達することもできます。

標高が高いため、涼しい気候で快適に過ごせますが、紫外線対策はしっかりと行いましょう。

鹿嶺高原キャンプ場(長野県伊那市)

長野県伊那市に位置する鹿嶺高原キャンプ場は、標高1800mにあるキャンプ場で、自家用車でアクセス可能です。

夏の最高気温は平均28℃、朝晩は15℃ほどと非常に涼しく、真夏でも寒さを感じることがあります。

このキャンプ場からは中央アルプスと南アルプスの美しい山々を360度のパノラマで見渡すことができ、仙丈ケ岳や東駒ケ岳が間近に見られます。

夜には伊那市街の夜景と星空が美しく、自然の中でのんびりと過ごせます。

テントサイトにはフリーサイトやオートサイト、ソロ専用サイトがあり、三角形のキノコ型キャビンもあります。

必要な施設も清潔に管理されており、シカやキツネ、リスなどの野生動物にも出会えることがあります。

まとめ

標高1500m以上のキャンプ場は、酷暑の夏でも涼しく快適に過ごせる絶好の場所です。

美しい山々の景色と澄んだ空気、満天の星空を楽しむために、ぜひ訪れてみてください。

ただし、標高が高い分、紫外線対策は万全にし、防寒対策もしっかりと行いましょう。







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最終更新日  2024.08.07 06:00:14


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