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♪春なのに お別れですか~思わず柏原芳恵の歌を口ずさんでしまった。門の近くで綺麗に咲く梅の花が物悲しい・・・。東京世田谷にある東宝ビルトがもうすぐ姿を消す。歴代ウルトラマンの撮影が行われていたウルトラの聖地も施設の老朽化と東宝スタジオへの機能集約という理由で2月末で閉鎖されてしまった。できた当時は知らないが、現在周辺はすっかり住宅で取り囲まれており、知らずに訪れた人は住宅街に突如現れるスタジオ群に驚かされる。中に入って結構きつい坂を上がった奥にある広場はオープンセットとして古くは黒澤明作品でも使用されたという事を最近まで知らなかった。確かに各施設の外観は歴史を感じさせていたので老朽化は否めないかもしれない。スタジオの外にスチロールでできた大小の岩が無造作にゴロゴロころがっているのを見るだけで、童心に戻ってワクワクしたものだった。ウルトラマンシリーズを観ていると、エンディングの歌が流れる中、必ず最後に登場した東宝ビルトの文字ももう見れないのか・・・。長い間お疲れ様でした。私達に夢を与えて続けてくれて本当にありがとう。さらば、ウルトラの聖地。
2008年03月06日
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ゴジラが、七人の侍が、生まれた家に帰ってきた。成城にある東宝スタジオのメインゲートの場所が変わり、新しく出来たゲートに超特大の「七人の侍」の壁画とゴジラのブロンズ像がお目見え。歴史ある東宝スタジオで誕生した数々の作品の中でもまさに代表作の2作が来訪者を出迎えてくれるようになった。近くで見ると12メートルの三船敏郎、その壁画の大きさに改めて驚かされ、映画で観るゴジラがそのまま目の前に立ってこっちを睨んでいるようで怖い(苦笑)。このゴジラ、体長2メートルで重さが800kgもあるらしいので、さすがのマニアも持って帰る事はできないだろう(笑)。スタジオ内では来年の公開に向けてセットとは思えないほどのリアルさの、昭和の街に飛び込んだような錯覚に陥る豪華セットを使って三谷幸喜監督の次回作品「ザ・マジックアワー」が撮影中。今から公開が待ち遠しい。
2007年09月02日
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今日11月15日は崇拝する坂本龍馬の誕生日であり命日。まさにOnly The Good Die Young、彼が暗殺されずにいたら日本の歴史は間違いなく変わっていたはず。クイーンの前身スマイルでブライアンやロジャーとバンドを組んでいたティムスタッフウェルがインタビューで私がスマイルを脱退して正解だったと答えた。私が脱退しなかったら歴史は変わっていたと。そんなインタビューも織り込まれている、「フレディマーキュリー 人生と歌を愛した男」を先日観てきた。6年の時を経て、ようやく内容がわかった、ともいえる。以前も紹介した2000年に販売されたフレディのボックスセットに入っていたDVD「The Untold Story」が今回の映画に。ボックスセットは直輸入仕様なので、国内版でもDVDには字幕がつかず関西弁と片言の関東弁の2ヶ国語しか話せない私には(笑)何が何だかわからなかった。今回日本での映画公開という事で字幕がついたのでようやくフレディのお母様のお話や、フレディとあまりにも似ていてフレディが女装しているように見えてしまうフレディの妹がどんな事を語っていたのかを理解する事ができた。この映画では大きく分けるとフレディの生い立ちから学生時代を経てクイーンの結成までと、クイーン後期からフレディの死に至るまでをフレディに関わった人々の証言でつづったドキュメンタリー。クイーンの全盛時代の話はポッカリと穴が開いたように省略。その部分は以前発売された3巻のビデオ「栄光の軌跡」を観なさいという事だろうか。現在廃盤のこのビデオ3巻は永久保存版にしているが、そろそろこちらもDVD化を期待したいところだ。それはさておき、生誕60年、没後15年の節目の年に緊急公開されたこのドキュメンタリー。モンセラカバリエが語る「バルセロナ」が出来るまでの話やメアリーオースチンやピーターフリーストンが切々と語るフレディ晩年の話のくだりは彼らでないと語れない深い愛と信頼に溢れた話とその表情に目頭が熱くなってしまった。フレディの命日が近い。この映画自体、ついに字幕付きDVDで発売されるらしいが、やはり大画面、大音量で観るのがいい。命日前後にもう一度観に行こうかなあ・・・。
2006年11月15日
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ハヤタ、モロボシダン、郷秀樹、北斗星司が圧巻の勢揃い。この勢揃いにオッサンが感動してしまった。週末に映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」を観た。この映画は1966年に放映を開始したウルトラマンシリーズの誕生40周年の記念作品だ。この映画は子供だけの作品ではないでしょう。お父さん方、ウルトラマンを演じた4人の変身シーンをどうぞ劇場でご覧下さい。ハンカチの用意を忘れずに。ウルトラ兄弟は人間の姿で神戸でそれぞれ暮らしていたが凶悪宇宙人の接近を知り、再び集合した。この4人の着ている洋服にはそれぞれの所属した警備隊や特捜隊の隊員だった証に、どこかにコソっとマークがついていた。ウルトラマンメビウスがピンチになり、4人が最後の変身を遂げるところで神戸の埠頭をGメン75の如く歩いてくる姿、(丹波哲郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。)これが妙にカッコいいったらありゃしない。もちろんゾフィー兄さんも登場。胸と肩のイボは健在(笑)。タロウの篠田三郎にもオファーがあったが予定が合わず、変身後のウルトラマンタロウのみの出演の脚本になったらしく、これは悔やまれるところだ。ウルトラ兄弟が勝利してエンドロールが始まったところで前にいた親子4人が早々に劇場を後にしたが、もったいない事をしたもんだ。ネタバレになるのかも知れないが、エンドロールに添えられた映像で40周年記念パーティの模様が。タキシードを着た歴代ウルトラマン(笑)と参加した歴代出演者の皆さんが登場した。中でもウルトラマンエースの南隊員やひし美ゆり子さん、桜井浩子さんが談笑されるお姿が!お懐かしゅうございます(笑)。そしてさらには過去の全ウルトラシリーズの名場面が流れた。この編集の仕方、ゴジラの映画で観た事あるぞと思いつつも懐かしい映像に思わず釘づけになってしまった。細かいところを挙げればキリがないがウルトラマンマニアが思わずニヤリとしてしまうであろう場面も多数本編に登場しているらしいので、もはやこの映画はオッサンが楽しむ映画ではないか。昔ウルトラマンが指から水を放射していた時、後方でホースが見えていたことは昔の事(爆)、CGと特撮技術の結晶による、超高速のめくるめく光線の嵐にアクションは必見。メビウスのヒビノミライが言っていた。「未来を信じる心の強さが不可能を可能にする」。桑田はこの言葉を聞き、讀賣を去る決意をしたのだろうか?(意味不明)ハヤタが言っていた。「大切なのは最後まで諦めない事だ」。駒大苫小牧の田中君、楽天で頑張れ(再・意味不明)。まだまだ映画は好評上映中です。子供の頃ウルトラマンにはまっていたオッサンの皆さんに諦めず劇場に足を運んでいただきたいと思います。
2006年09月26日
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JALの機内エンターテインメントプログラムではエコノミークラスの座席でも各一人一人に画面がついててタイに行く時も映画や音楽やゲームが楽しめた。私は機内で煙草を7時間も吸えない事が一番苦痛だった。93年にニューヨークへ行ったときは確か13時間。でも当時は煙草が吸えた。今は耐えれるだろうか。今回のタイ行きでも約6時間半は飛行機に乗っているのでその間煙草を我慢出来るかどうかが一番不安の種だった。今考えるとよく我慢したと思う。自分を誉めてやりたい(笑)。なんとか時間をかけて映画でも観たら煙草を吸えないイライラをやわらげてくれるだろうと、ガイドを見ると、「電車男」「亡国のイージス」「アイランド」「チャーリーとチョコレート工場」などが入っていた。映画もテレビも観ていなくて遅れていた私には喜んで「電車男」を選択(笑)。101分、徐々にのめりこんでいって途中機内食が入ったりもして集中力をそぐこともあったが、これはおもしろかった。ちょっと飛躍し過ぎではという場面もあったが、電車男がうらやましかった(笑)。これはおっちゃんのお気に入り、伊東美咲のテレビバージョンが超観てみたくなった(今更・・・)。なんとも時代遅れのおっさんであった。
2005年11月30日
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今日はフランソワ・トリュフォーの誕生日らしい。トリュフォーに対する特別の思い入れはないが(失礼)トリュフォーの名前を聞くとゴダールやらタルコフスキーやらそれまで見た事もないような映画を毎週見てた学生時代を思い出す。友人がその授業を選択するというのに誘われて蓮實重彦先生の映画表現論という講義を1年間受講した。授業に出てみてびっくり。毎週見る映画を指定され、その映画について話し、レポートの提出を求められる。とにかく映画の見方を根底から変えさせられるおもしろい講義だった。授業に出る中で本「定本映画術~ヒッチコック・トリュフォー」も買って勉強。今は押入れの奥に眠ってるが・・・(笑)ヒッチコックの「ハリーの災難」は面白かった。ふだんほとんど授業に出なかったふざけた学生だったが映画表現論は珍しくきちんと1年間出席した講義だった。懐かしい。今でも強烈な印象が残っているタルコフスキーの「ノスタルジア」が見たくなってきた。
2005年02月06日
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