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赤福が無期限の営業停止処分を受けたという。冷凍問題では「気持ちは分かる」と好意的に書いたが、あんこと餅を分離して再利用していたのが事実ならこれは詐欺だ。
食品は、作った時から腐敗との戦いが始まる。常温で餡であれば10%程度以上の糖分が入っているから、最近のエサには持ってこいである。あるものは乳酸を作り、あるものはクエン酸を作るだろう。ついでに毒素も作るかも知れないが、これはどんな細菌がつくかで変わってくる。
で、食品というのはさわれば汚染が進み、加熱で滅菌はできる。しかし、細菌による生成物はそのまま残ることが多い。毒素も加熱で分解することもあるが、ボツリヌスのように熱では分解しないものもある。汚染したものを滅菌して使えばいいじゃないかというところになると、それはそれで害は出ないかも知れないが、もはや食品といえるだろうか。老舗には暗黙の良識がある筈だ。それを捨て去り、利潤追求に走ったのが今回の姿だろう。
これはもう経営の理念の問題だ。社会に役立つことをして、お金をいただき、それで従業員も養い、経営を続けるものである。ここで良識というブレーキが外れてしまったら、ただの暴走車になってしまう。ブレーキは従業員であっても良い。ブレーキ役がいなかったのだろう。
企業は、「営み」の時代があり、そこから経営の時代に入る。利潤は適正か、自分のやっていることが世間的に問題のないことか、客のためになることか。残念だが、社長の暴走が止まらなかったのは、企業の問題かも知れないが、「儲けなければならぬ」資本主義の宿命かも知れないと思う。「悪貨が良識を駆逐する」のが現在ではないか。防衛次官の問題といい・・・
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