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「現代の文章」は。比較的短文が取り上げられている他、コラムのような記事があちこちに配置してある。そのなかに、福沢諭吉の「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらずといへり」はあまりにも有名だが、それに続く文があることを初めて知った。
「雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや」前文だけだと単に理想を論じているきれい事にすぎない訳だが、後ろがくっつけば現実には不平等がある、と言うことの告発である。このところが述べてある本は少ないのではないか。
人間の出生が真に平等であると思っている人がいたらよほどおめでたいか、世間を知らない人だろう。新自由主義経済支持者の竹中平蔵氏の対談記事が朝日新聞に載っていた。相変わらず競争、競争、自己責任がお好きなようだ。氏の論は、スタートラインが同じなら分からぬこともない。けれども現実はそうではない。貧乏人の子は何かにつけてハンディがある。進学がしにくくなっている。何でも先立つものがなければその世界にはいっていけない。
そういった不平等が固定化すると、より弱いものに矛先を向け、憂さを晴らそうとする。現代にも差別が存在し、為政者はむしろそれを利用している。そう、団結を阻止する分断だ。そのためには、マスコミも使う。情報操作。私たちは、やはり一次情報を得なければいけない。
ダイジェストを読んでいては、本当はいけないのだが・・・
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