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ショッキングなニュースだ。知的障害者を持つ家族は皆同じ思いだろうと思う。おうむ返し(エコラリア)はごく普通に見られる症状だ。発達段階の赤ちゃんがお母さんの口まねをするのと同じなのである。
「しましたか、しませんか」で聞かないとダメなのだ。知的障害と知りながら健常者と同じ取り調べをするのは無茶苦茶だ。自分の考えを伝えられないのに、誘導取り調べなんて、人権無視もいいところ。しかも「取り調べには問題がなかった」などという反省の色もない。ともかく犯人らしいのを仕立て上げればいい、という権力側でなければ分からない快感なんだろう。
うちの自閉君は徘徊のような症状はなく、だいたい家の敷地からでないが、そういう症状のある人は大変だ。田舎で、うちの子だと誰でも知っているからいいようなものの、「変な人がいた」となったらまず疑われるだろう。確かに変だから。
知的障害はもっとも理解されていないものの一つだと思う。目をつぶったり、耳を塞いだりして盲や聴覚障害は疑似体験できるが、この障害は誰も疑似体験できないのだから。親でさえも分からない。何に、どう困っているのか。それが分かるだけでもいかに住みよい世の中になることか。
それにしても、そんな容疑者に程度にもよるけれども責任を問えるとでも思っていたのだろうか。ならば無知も甚だしい。
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七詩さん
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