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シーベルトだベクレルだとどんな数値でどのくらい意味があるのか、数字ばかりが踊っている感が強いが、野菜が食べられるかどうかと言うことが一番大事なんじゃないかと思う。まあ読者も少ないだろうから無責任に書いてもセンセーションをおこすような心配はないだろう。私は物理屋ではないのでいい加減な部分もあると思うけど、今の状況からすれば要するに放射線を出す細かい塵が葉っぱに付着している段階だ。雨が降ると空気中にある塵を表面にくっつけて地上に落ちてきて、川にはいる。だから水道水にそのまま混入し、放射性物質を含む水になる。
しかし葉っぱにくっついているのは水で流せることにもなる。土ぼこりがついているのと大差はない。この塵が体内に入ると問題だけれども、洗い流せば放射能レベルは下がる。雨のあと、たちまち数値が小さくなったのはこのためだと考える。「良く洗えば食べられる」のだ。洗剤を使えばなお効率良く洗い流せる。ほうれん草を出荷するなと言うよりも「お浸しなら大丈夫」と、実際に放射能がどうなるか測って見せればいいと思うが。そういえばかいわれ大根や牛肉を食べて見せたのは誰だったっけ。
ヨウ素は半減期も短いのであまり問題にならないだろうが、今後地面に落ちたたとえばセシウムが何らかの原因、たとえば酸性雨で水溶化するとこれは植物の中に取り込まれてしまう可能性が高い。これは食べないほうがいい。確実に体内に入ってしまうから。が、ひょっとしたら土壌細菌の中にはこんなものを好んで取り込むものもいるかも知れない。
乳児のミルク用にミネラルウォーターを配っているらしいが、基本的にこれは硬水だ。硬水は酒作りには良いが、ミネラル(金属塩)が多いから、蛋白をたくさん含むミルクとの相性は良くないはずだ。私の地元は立派な軟水なので問題ないが、メーカーも説明しているようにペットボトルの水ならどんなものでも良いと言うわけではない。
関西地方は関係なかろうと思っていたが、現実にスーパーでは水が消えている。被災地に送るためなら良いが、買い占めはやめてもらいたい。
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