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分析機器はだいたい電気で動く。電子顕微鏡はもちろんのこと、ガスクロ、液クロ、光電関係が目白押し。秤でさえ電気を使う。停電したら全てが止まると言っていい。
大飯原発の稼働がはじまったようだが、きっちり関西電力からは計画停電の予告が流されてきた。変電所の管轄区域をわけて順番に停電するんだそうだ。原則土日は除くので土曜出勤、月曜休みとなるが、困るのは止められないもの。例えばガスクロ。停電になって止まると悪くすると壊れるし、再立ち上げにもまる1日かかる。冷蔵庫などは開けさえしなきゃいいのだが、分析機器はそうは行かない。
ところが、「停電をやるかも知れない」と言うのが前日で、本当にやるよ、と言うのが実施の2時間前だと言う。 一番早い時間帯は8:30からとなっている。(何か現実味があるようなないような)となると発表は6:30で、8:30には止めていなきゃならない。また、遅い方も問題だ。やるよったって帰った後じゃどうにもならない。
我々の仕事も電気にどっぷり浸かっている。今日からロッカールームの節電が始まった。以前から人の出入りを検知して点灯し、一定時間後に消灯するのだが、その点灯時間が短くなった。終業時は人の出入りも激しい。ついたり消えたり、忙しい電灯だ。
ピークの時間帯が問題なんだろうが、やはり消費量からいっても大都市の方が停電の確率は高いのだろうか。それとも人口割りで過疎地は長く、都市部は短くかな?
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