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何かと酒に親しむことの多い季節だ。飲めない人も飲める人も、やはり健康でありたい。酒気帯び運転などもっての外。「酒は涙かため息か」「夢追い酒」「北酒場」など、演歌の半分くらいは酒がからんでいるような気がするが、酒とは涙でもなくため息でもなく、エチルアルコールの5-50%程度の水溶液だ。そして酒に強いとか弱いとかはアルコールデヒドロゲナーゼの活性に集約される。それはほとんど細胞の数に比例し、すなわち体重に比例すると言っても良い。もっとも、遺伝的にアルコールデヒドロゲナーゼを持たない人もいるので、「飲めません」と言う人に無理強いしてはならない。人体にとってアルコールは毒物である。酒は明るく、にぎやかに飲むに限る。笑いながら飲む酒は呼吸で酸素を取り入れ、酸化を促し、アセトアルデヒドを経て酢酸に変わる。愚痴ったり、泣いたりしながら飲む酒は体に悪い。涙だ、ため息だと思うようなら飲まない方が良い。ついでながら、異なる酒類を一緒に飲むと悪酔いすると言う伝説?があるが、これはむしろ口当たりが変わって飲み過ぎた結果と言える。清酒では約15%、ビールなら5%、ウイスキーは割り方による。何g飲んだかな?と計算できているうちにお開きにするのが身のためだろう。また、甘い酒は要注意。糖分は口当たりがいいのと、アセトアルデヒドからの酸化を阻害するといわれている。忘年会、新年会とも楽しい酒でありますように。プロスト!
2011年12月23日
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この間の台風でイレギュラーな帰り道、同じ方向に帰る男の子(ったって30超えた、息子ぐらいのだが)がいたので駅から家まで送ってやったら、「韓国に出張した土産です」と、のりの缶をくれた。月曜から昨日まで行ってきたらしい。日本の味付けのりよりももっと穴が多いから、こんなもの少々食べても・・・とビールのあてに数枚食べたら、いやに胸焼けがする。まあ他にもキウリとかつまんだからかも知れないが、いやに腹持ちがいいと言うか消化に時間がかかるのか。なんか変な気分だ。油物を食べた時にこんな感じになるが、あんまりギトギトした感じもしなかった。でも日本ののりの方がうまいと思う。
2011年09月09日
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暑い毎日が続くが、私の消夏法はやっぱりスイカ。清涼飲料水は飲む時は冷たいが、まもなく汗が倍ほど出てくる。その点スイカは涼しいのが長持ち。夏にはやっぱり夏野菜がいいんだろう。ピーマン、オクラ、トマト、キウリ、ナス、瓜(まあナス科の多いこと) 体を冷やすと言うけれど、確かにそう思う。家でとれるのもうれしい。スイカもそろそろ蔓が枯れてきたので取ってきたが、水の管理が悪かったかあんまり甘くない。それでも自家製だから許す!てか、許さないと嫁が怖い。スイカは女房が妊娠している時に水代わりになるほど食べて、ものすごく調子が良くなったといまだに言う。思うに高ナトリウム状態じゃなかったのかなと。野菜にはカリウムが含まれるが、これが血中のナトリウムを引っ張り出して排出を促進することはよく知られている。
2011年08月16日
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特に食欲が落ちているわけではないのに1kg落ちている。作業服のベルトの穴が一つ進んだ。だいたい、夏の暑い時に食欲がでて、汗をかきながら飯を食うタイプで、夏に肥えるのだ。そのかわり秋になるとどっと食べられなくなる。(変だが、夏に食欲があって秋にも衰えなかったらこれはもう肥満しかない)多分バランスはとれているのだろう。「げっそりしてるわけじゃないから大丈夫やろ」とは女房の弁。ま、肥え過ぎよりは痩せている方が無事なんだろうが、何もしてないのに体重が減るのも妙な気分。ま、減ってるといっても標準に近づいているとも言えるわけだが・・・年か?
2011年08月05日
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ちょっと時期的には遅いのだがじゃがいもを掘り出した。植え付けている一部が柿の木の下で、あまり日当たりがよくないのだが、育ちの良いところを狙って掘ったのが昨日。最大で握りこぶしよりも少し小さいぐらいだが、何せ元が台所のゴミである。芽が出てしまって食べられないから、そのまま切って植え付けた。切り口は灰をつけて脱水したあと1日乾燥して植えた。(埋めたという方が正確かも)そして今日、肉ジャガになって食卓に出てきた。 おでんの中に入っているじゃがいもはほくほくとした感じだが、新ジャガはもっちりとしてこれはちょっと文字にはならないおいしさだった。やっぱり畑の堀りたてはいい!産直で20mくらいかな?
2011年08月01日
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旬の野菜といえばキウリ。農学科の先生が「キュウリと言うのは間違いである。木のようになる瓜でキウリといい、それをキュウリと発音するのだ」と教えてくれた。キウリを食べるたびこの話を思い出す。さてそのキウリ、この季節にはむくむくと大きくなる。ちょっと取りに行かないとたちまちドーンと大きくなってしまう。で、このキウリというもの、生で食べるのが基本のようでどこを見ても加熱したようなレシピは見当たらない。何かをつけるか、ぬたかあえ物にして食べるしかないようだ。短冊に切って、醤油に少しごま油、そして削り節をまぶして・・・と言うようなのがわが家ではよく出てくる。ビールのつまみにも、おかずにもいい。大きく切れば消費も早い。朝のサラダの主役もレタスからキウリになった。まあ、畑にあればこその贅沢かも知れない。カリウムを補給し、体温を下げてくれるというが、果たしてどんなものか。おかげで暑くても食欲は落ちない。夏やせならぬ夏ごえ?である。暑いほど飯がうまい、と言うのはやっぱり変わり者かしら。
2011年07月14日
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今日は豊中混声合唱団の定期演奏会。節電対策の一環で、いわゆる土曜操業で月曜は休み。なので少し遅くなってもいいやと出かけたのである。暑さは覚悟して出かけたのだが、大阪の日照りは想像以上だった。うちわを用意していたのは正解だったが、ものすごく暑い。指定時間になり、指定券はもらったが開場までまだ1時間ある。シンフォニーホールの近くの喫茶店に入ろうかと思ったがいずれも満席。幸いというか、ホールの前には木立があり、いくらか涼しい。コンビニでかき氷を買ってきた。103円なり。しかも大きい。相棒の分と2つ買い、ベンチ?に腰を下ろして食べる。氷は暑い中で食ってこそ値打ちがでる。食べ終わった頃には体も冷えてきて、どうやら開場時間になった。「これ、もし喫茶店に入ってたら暑いなあと思いながら出て来なきゃいけないけど、外にいたら涼しく感じるよね」このかき氷はおそらく世界で一番おいしいものに違いない。歌も素晴らしかった。
2011年07月10日
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近所でハウスのイチゴ園をやっている人がある。もうシーズンも終わりなので、と少し硬くなったのを毎年分けてくださる。この量がすごい。50mばかりのところを往復して1時間ばかりかけてスーパーのカゴ2杯近くになる。女房がここの奥さんと仲良しなので真っ先に声を掛けてくださるそうだ。いっぱいもらったイチゴの行方はジャムとババロアである。ジャムの方はヘタを切り落とし、砂糖をまぶしてまず電子レンジにかける。これでずいぶん短時間に水分が飛ぶのだそうだ。 あとはゆっくりと煮詰める。(実際はあまりゆっくりでもないが)いつも話題になるのが砂糖の量。ジャムにするには糖とペクチンとを加熱しなければならないが、甘すぎるのがいやなんだそうで、通常イチゴの6割ぐらい入れるのを半分の3割にしているそうだ。レモン汁もいるというので「それならクエン酸入れとけばええやん」と言ったらそれは心理的にダメなのだそうだ。色の持ちがよくなるというが、レモン汁少々で効果があるものかどうか。金属の封鎖によるものならクエン酸をしっかり入れておけばいいと思うが。ババロアはもちろんしんどい裏ごしと生クリームの泡立てがあるので私にも声がかかってくる。 ゼラチンの量を教科書通りにしたら、少し硬すぎると息子夫婦に不評だった。私もそう思う。今日作った分ではゼラチンを半分にして見たらとても良い口どけになった。「この方がええよ」どんぶりのような容器に入れて固めているが、今日は息子夫婦は来ないので1/8に分けて4人で2回食べるんだそうだ。 フレッシュなイチゴをおいしく食べられる幸せ。
2011年06月12日
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見えない汚染というと今は福島の原発事故が第一だが、細菌汚染も負けないくらい物騒だ。外食チェーン店での発生で一気にユッケが有名になったが、生肉食が異常に有り難がられている食習慣も見直されねばなるまい。私も刺し身は好きだが。食肉の微生物汚染は屠殺・解体時から始まる。 今回の大腸菌O-111は牛自身にはあまり症状が出ないそうだが、解体後の洗浄の時から接触により汚染されると思われる。糞の中に大量に含まれるから、ここで人間についたり、器具や床面の滅菌が不十分な時に汚染する。肉の汚染はまず表面だけだ。アルコールの噴霧とかでも空中落下並の1gあたり1000個程度には出来るだろう。このまま冷凍してしまえば多くの場合問題は起きない。また解凍後も10℃くらいまでで管理してあれば1日や2日で急増するものでもない。昨日の報道で「翌日にも出しているんですか?」などという報道記者の質問があったけれど、「微生物の増え方の勉強ぐらいしておけ」といいたいところ。牛の体温を考えてみればいい。その位が、一番菌が住みよい環境なのだから。取材に行くなら最低の予備知識はつけておいて欲しい。それはさておき、菌類の一番の弱点は「加熱」である。表面を焼いてレアステーキかたたき状態にするだけで菌数は激減する。生に近い食感が好きならこういう手もあるということだ。 私がもう一つ生肉に注意しておくべきだと思うのは、たこ、えび、かにのたぐい。海底をはい回るものにはシュードモナスという菌がつくことがある。これも加熱で処理できるが、生には用心した方が良い。レストラン等で出されるのはそれなりに処理してあるだろうが、自分でつかまえたやつは別だ。菌だらけと思っておく方が良い。ただ、今回の事件でも食べてもどうもなかった人もいる。遡上調査は無理だが、生体には有り難いことに免疫機能がある。普段から少し汚い生活をしているほうが食中毒に強いかも。抗菌だの99.9%滅菌だのにあまり振り回されないほうが良い。生物は生物のトータルバランスの中で生きているのだから。
2011年05月05日
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たった今見たニュースステーションで報道していた「合板・納豆・ヨーグルトがない」というもの。どうして自分で作らないの?と不思議である。合板は簡単には作れないが、発酵食品なんて比較的簡単に作れる。実際、うちでは長らくヨーグルトなんか買っていないのだ。そのくせ、毎日食べている。生菌が生きているうちに植え継ぐのである。原料は牛乳。まあ、わざわざ消毒しなくても、素手で牛乳に触れなければいい。飲む時に開ける要領でパックを開ける。そして50-100mlくらいをコップに出し、これは飲んでしまう。買ってきた生菌のいるヨーグルトの封を開け、牛乳の開け口からヨーグルトを直接入れる。先ほど出したのを埋め合わせるのだ。外にこぼれたらペーパータオルなどで拭いておけば良い。牛乳パックの口を戻し、指でしっかり押さえ、こぼれないようにしてパックを振る。あとはほうっておけば気温にもよるが、1日でヨーグルトが出来るのであとは冷蔵庫にしまい、使っていく。なくなる前にまた一部を使って牛乳を加工する。気の短い人は、電気ポットにくっつけておいておけばもっと短時間に出来る。固まるのが完成の目安だ。納豆だって、私が子供のころはワラに包んで売っていた。煮豆の中に納豆を10粒も入れればいいだろう。良く混ぜて置いておけば出来る。ただ、納豆を豆に移す時にはスプーンを使うとして、これは熱湯消毒しておいた方が良い。熱いお湯に浸けておけばいいのである。ヨーグルトを工場で作ろうとすると、機械やラインの殺菌、入れ物の手配など外部に頼らねばならないものがいっぱいある。計画停電をすると立ち上げに時間がかかり、事実上作れない。もちろん自己責任になるが、作ってもらうことを待つよりも自分で作れるものは作ればいいのだ。怖いのは雑菌だけれども、この方法では非常に高い菌濃度になるので、他の細菌は事実上繁殖できないのだ。プレーンをお使いの方は、実際にやって見られると良い。
2011年04月05日
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シーベルトだベクレルだとどんな数値でどのくらい意味があるのか、数字ばかりが踊っている感が強いが、野菜が食べられるかどうかと言うことが一番大事なんじゃないかと思う。まあ読者も少ないだろうから無責任に書いてもセンセーションをおこすような心配はないだろう。私は物理屋ではないのでいい加減な部分もあると思うけど、今の状況からすれば要するに放射線を出す細かい塵が葉っぱに付着している段階だ。雨が降ると空気中にある塵を表面にくっつけて地上に落ちてきて、川にはいる。だから水道水にそのまま混入し、放射性物質を含む水になる。しかし葉っぱにくっついているのは水で流せることにもなる。土ぼこりがついているのと大差はない。この塵が体内に入ると問題だけれども、洗い流せば放射能レベルは下がる。雨のあと、たちまち数値が小さくなったのはこのためだと考える。「良く洗えば食べられる」のだ。洗剤を使えばなお効率良く洗い流せる。ほうれん草を出荷するなと言うよりも「お浸しなら大丈夫」と、実際に放射能がどうなるか測って見せればいいと思うが。そういえばかいわれ大根や牛肉を食べて見せたのは誰だったっけ。ヨウ素は半減期も短いのであまり問題にならないだろうが、今後地面に落ちたたとえばセシウムが何らかの原因、たとえば酸性雨で水溶化するとこれは植物の中に取り込まれてしまう可能性が高い。これは食べないほうがいい。確実に体内に入ってしまうから。が、ひょっとしたら土壌細菌の中にはこんなものを好んで取り込むものもいるかも知れない。 乳児のミルク用にミネラルウォーターを配っているらしいが、基本的にこれは硬水だ。硬水は酒作りには良いが、ミネラル(金属塩)が多いから、蛋白をたくさん含むミルクとの相性は良くないはずだ。私の地元は立派な軟水なので問題ないが、メーカーも説明しているようにペットボトルの水ならどんなものでも良いと言うわけではない。関西地方は関係なかろうと思っていたが、現実にスーパーでは水が消えている。被災地に送るためなら良いが、買い占めはやめてもらいたい。
2011年03月25日
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先々週の練習でいただいたキャラメルのおかげで歯の詰め物がとれ、例のゴムみたいなやつを詰め込まれておりました。「堅いもの食べないでね」いや、堅いものと言ううち、肉なんかはやはりぐに、ぐにと噛みますが、これを左ばかりでやることになります。冷たいものはあまり気にならないのですが、熱いものが大変。熱いものは口の中で右にやったり左にやったりするから急速に冷えて食べごろになるわけで、これが片方だけとなるとたまったものじゃありません。ほっぺたが熱いこと! ようやく、今日穴埋めのための金属が入りました。いや、口の中で混ぜながら食べるからうまいのですね。どちらででも噛める幸せ!結局4000円ほどのキャラメルになりました。そして今日は女房の誕生日。さすがにケーキでなくプリンを希望。ええ、買って帰りましたよ。無事、還暦。
2011年03月15日
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去年までは女房が「これおいしいんよ」と言って買ってきて、チョコレートを食べた。今年は、娘が買ってきたと言うのを女房と食後に食べているうち、娘が帰ってきた。そして女房はプリンを買ってきていて、それも出してきた。娘はおいしいおいしいと食べる。女は自分の食べたいのを買って、ちらりと見せてから自分が食べるわけだ。昨年たまたま会社は休みだったのでチョコレートを渡す習慣は途切れたが、今年は何もなくなった。どうせただではすまないから、この方が気楽だ。 午後から降り出した雪は今雨に変わった。一時はかなり向こうが見にくくなるほど降ったが、明日は凍結が怖い。色気のないバレンタインデー・・・ま、還暦女房としてはほほえましくもあるか。
2011年02月14日
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2月になったらすぐ節分。イワシの焼いたのと恵方巻きの晩飯。ついに豆まきはしなくなった。巻きずしも確か黙って食べるはずなんだけど、「やっぱり夜になると寒いなあ」など言いながら、しかもこたつに向かって食べている。女房がまいたもので、これだけで鬼は去っていきそうだ。そこらへんで買ってくるのとは威力が違うだろう。おまけに今年は年女。息子の結婚もあり、面目躍如というところか。ニュースや天気予報では暖かさを強調しているが、朝は霜が降りていたし、日が落ちればたちまち寒くなる。マフラーやレッグウォーマはまだ離す気にはなれない。会社ではついにインフルエンザで全滅の職場が出た。幸いうちの部屋はまだ大丈夫だが、うがい・手洗い励行で・・・もっとも、分析屋は手を洗うのも仕事のうち。この間の-5度の時は本当に冷たかったが、あれから比べると確かに暖かくなっている。梅は・・・まだだな。
2011年02月03日
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こんなもの、誰かがとっくに考えていると思いますが・・・昼、女房不在、大の子供3人というシチュエーションであります。材料はうどんが3玉と生ラーメンが1食、深ネギと薄切りの豚肉だけ。 まず子供らには肉うどん。もうおだしの味だけで投げ込んでいきます。自分はラーメンを片づけようと思ったのですが、薄切りの豚肉を軽く油で炒め、麺つゆをかけてからめたら見事に焼き豚のようなものが出来ました。で、これをちょっとフライパンの横にどけて、次は深ネギを炒め、最後に一緒にします。 これをラーメンにトッピング。お湯をかけるだけとはいきませんが、ずいぶんラーメンらしくなりました。あ、写真を撮っとくんだった!すでにラーメンは腹の中・・・
2011年01月10日
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5時半起き。これはいつものことだが、いつもなら新聞に30分ばかり目を通し、仏壇にご飯をあげて朝食。しかし今日はさっさと着替えて釜の火付け。寒い。女房が先に起きて火をつけているが、彼女は実はたき火が苦手。一番いい焚きつけは、シュレッダーくずだ。その後段ボール、小枝や枯れ草、そして薪へと火を大きくしていく。また、初心者がよくやる誤りはくどの中へ中へと押し込むが、焚き初めは 焚き口に近いところの方がいいのである。蒸篭が暖まったところでもち米を入れる。ソオケ(多分簾桶がなまったのではないかと思うが)という大きなざるみたいなもので水を切るのだが、寒さで米が凍りついた。水に浸けておく時間が少し短かったのか、途中で廃材の火が落ちてしまったからか、少しつきにくかった。私の父は気が短く、蒸し上がるとすぐにつき始めないと、と言うせっかちぶりだったが、米のでんぷんが加熱でアルファ化するのだけれどもアルファ化のしすぎと言うような心配はない。のんびり、いい蒸し米の香りがしてくるまで蒸す。餅つきは意外と手がかかる。火の番、つき手、捏ね回し、もみ手、特につき上がってすぐにやらないといけないのがもむこと。すぐに硬くなってしまうので、熱いうちに整形しないといけない。この時に火の番が外れると、火が落ちてしまうことになる。が、行かないわけにはいかない。そのうち、息子も帰ってきた。来年からは花嫁も加わってくれるはず。その後はいっそうにぎやかになるだろう。最後は思い切り水を入れた餅を作り、おはぎにして10時のおやつ。恒例の年末イベント終了だ。蒸篭の最後はサツマイモ。きんとんの材料になる。煮た芋よりもはるかにうまい。
2010年12月26日
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強風に舞う雪と洗濯物。本格的な寒波到来だ。明日は息子の帰りを待っての餅つき。蒸篭をたき火でやるので、焚き口は北側に持って行き、羽釜にたっぷりと水を注ぐ。かまどはドラム缶を半分に切ったものだが、もう20年は使っているだろうか。そろそろ世代交代の時期かも知れない。が、年に1~2回使うだけなので延ばし延ばしになっている。蒸し上げるのは外、納屋に石臼を据えて搗く。天井にはツバメが巣をしていたりと言う、一昔も二昔も前の、いや、もっと前の平均的日本農家の姿ではないだろうか。ひょっとしたら天然記念物的な年末行事。神戸の町中辺りでやったら商売になるかも知れない。餅箱にはつきたてのを入れるのだが、昭和15年に祖父の名前、昭和25年に父の名前が書いてある。昔はこれも大事な道具だったのだろうが、昭和の後半には急速に価値を失った。石臼は凝灰岩製のもので、かなり風化してぼろぼろとはげ落ちている。最近ホームセンターで御影石の石臼を売っていた。4万円ばかりだが、こんなもの買う人あるんかいな? 息子は30人ばかりの同室の人に配ると言う。せいぜいがんばってもらおう。
2010年12月25日
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頭は正直だ。気温が高いと毛糸の帽子をかぶって寝ても朝になったら外れている。今朝は寒かったのでちゃんと頭にあった。今度の日曜のコンサートまで風邪は引けない。だからマスクもして寝ているが、やっぱり空気が湿って具合がいい。冷たい空気をそのまま吸わなくてすむ。今朝は霜も降りていた。この冬、多分2回目。帽子、マフラー、手袋は冬の必需品だ。あ、もう一つコートがあるなあ。で、寒くなって行くほどアイテムが増え、2月ごろが最大になる。 まだブルゾンだが、もう少し寒くなればコートの出番。女房がヒートテックの下着を買ってきてくれたが、どうもあまり暖かいとは思えない。着た時に木綿特有の冷たさはないが、重ね着の冷たさは十分伝わってくる。「体から出る水分で発熱」と謳っているが、硫酸やカセイソーダじゃあるまいし。洗濯機に放り込もうもんなら燃えるじゃないの。水にそんなポテンシャルエネルギーはないよ。多分キルティング、あるいは高いけどカシミヤが一番暖かいだろうと思う。夜はうどんすき。やっぱり鍋物はいい。春菊がちょっと硬くて、一度摘んでしまったほうが柔らかいのが出ていいかもな、と考えている。ネギは甘味が出てきた。やっぱり冬に向かってる。
2010年11月29日
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いわゆる「カイワレ」のつもりだったが、プロポーションが全然違う。葉のでかさ、本葉、根の短さ。これが本来の間引き菜大根なんだよな。たっぷりと雨が降って、順調に育っている。気温も平年並みらしい。種が小さいので疎密の差の大きいこと。耕作者のいいかげんさにも比例していそう。みそ汁のみになるか、お浸しになるか。あとは女房任せ。畑の敵は蚊。
2010年10月02日
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朝6時集合でお盆の万霊祭の準備。昨年も同時期に同じ記事を書いたが、今年も暑かった。炎天下の作業でふんだんに水を飲むこと1.5L。別に測っていた訳ではないが、500mlを3本のんだので。汗だくになってシャツは2回取り換えた。帰って体重計にのったら3kg減っていた。昼食後お茶も飲んで1kg増。そう、ダイエットなんて簡単なのである。しかし継続が難しい。発汗機能はもうフル稼働。さて、これからバッカスフェスタの打ち合わせだ。一年間の予定の中で最も楽しいコンサートである。飲みながら歌える、数少ないチャンス!ダイエットにはよくないが。コレステロールと同じく、うまいものの先には疫病神がいるのである。
2010年08月01日
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先頃うちのマネージャが痛風で歩けなくなり、3日ばかり会社を休んだが、私も高脂血症・高尿酸症を宣告されているので定期的に通院している。処方せんをもらい、薬局に行ったらご親切に「ビールを飲み過ぎないようにね」と言ってくれるので、「どのくらいを飲み過ぎと言うのかな?」と聞いたら、「ビールはプリンが多いから」核酸のなれのはてがピリミジンとプリンだから、どのみちおんなじじゃないの?ここまで突っ込んだ客はいないようだ。結局プリンの多い食品の表をくれたけれど、この中にビールが入っていないというのも笑える。まあ、缶ビール1本なので、たいしたことはないと思うのだが、ウェブでもこのあたりは非常にあいまいだ。「アルコールを代謝するのにエネルギーがいるからその結果尿酸値が上がるのだ」と書いてあるところもある。また、「ビールは高カロリーなのでその代謝をするとエネルギーを使うから尿酸が出来る」と書いてあるページもある。非常にもっともらしいけれど、それじゃあデンプンを食ったらこれをブドウ糖にまで分解しなきゃならない。これはエネルギーの塊だが、それで尿酸値が増えるか?と言う素朴な疑問。ビールは9割方水だと思うが。ビールは麦芽を仕込んで造る。当然のこと、麦芽糖が多い。糖分は一部アルコールに変わるが、かなりの量は糖として残る。 で、ビールを蒸留したもの(ちょっと乱暴だが)がウイスキー、ウイスキーには原則プリンはこないはずだが、なぜか非常に少ない数値は載っている。アルコールは10倍以上だ。これではビールの方がウイスキーよりもいいとか悪いとかの比較はできない。手段と目的が分からなくなってしまっている。まあ飲まないに越したことはないのだろうが、やはり仕事のあとのビールはこたえられない。・・・この時期、もっとも適しているのはひょっとしたら冷えたスイカかな? どうも情報が断片的でいけない。あれはダメ、これはダメは簡単だが、じゃあどうすりゃいいの?と言うのが難しいのは子育てと同じか。
2010年07月24日
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1週間の仕事が終わり、明日は休み。ほっとしてビールをコップに注いでいたら、何と急にパキッと音がして、割れてしまった。底が抜けて、テーブルの上からズボンから、ビールでずぶぬれ。熱いものをガラスのコップに注いで割れるのは昔から何度か経験したが、冷たいもので割れたのは初めてだ。 一体何が起きたのやら、さっぱりわからない。缶ビールから入れて、泡がもちろん立つからまあコップがやや大きいけれど200gほどの荷重だろう。そんなので割れる訳がないと思うのだが。お陰で食事の前の風呂になった。まあこれはこれで気持ちいいが、少々生活リズムが狂った感もある。だいたい風呂は9時半ぐらいなので。
2010年06月11日
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今日の夕食に見慣れない肉。ちょうどはぜの頭を落として煮付けたみたいなのだが、食べてみると魚ではない。「なんやこれ?」鶏の首の肉なのだそうだ。そう言えば鳥ガラを買ってきてスープをとり、ちょっとだけ残っているのをせせりだしたことがある。頚骨のまわりの肉である。ここの肉はどんな鶏でもよく鍛えられていることだろう。歯ごたえもあり、焼き鳥の具にするのに良さそうだ。肉と言えば、このところの晴天続きで自転車通勤が続く。自転車の運動なんてたかが知れていると思っていたが、昨日あたりから脇腹の筋肉が痛みだした。走る距離を考えてみたら、1日に12kmくらいになっているのだ。これは結構な距離かも知れない。もう少し続ければウエストが細くなるかな?
2010年06月03日
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息子が中国出張から帰ってきて、「これお父さんの土産」と、透明な液体の入った瓶をくれた。「中国の焼酎や」「へー、近頃は中国の酒もPET入りか、ありがとう」早速味見をしようとよく見たらなにやら沈殿がある。 「なんじゃこりゃ、蒸留酒のくせに沈殿があるやん」「ああ、そのええ加減さが中国や、ラベルも歪んでる」などと笑っていたが「怪しいから捨てといて」「それももったいない話やな、なんぼしたんや」「3元」聞けば50円ほどのものらしい。土産に50円が高いか安いかはともかく、酒ならば少々まずかろうが話題にはなる。中国の酒はまずいなあ、でもすむ訳だ。しかし、菓子類なんかは日本製の方が遥かにうまいので、買うものがなかったのだそうだ。 「中国服なんか買ってもしょうがないしなあ」身の回りには中国製なんかいくらでもある。自転車が劇的に安いのは中国製のおかげだが、ベアリングにグリスも入っていないことがあるらしい。テレビも中国製で安いのがある。だいたい、デジタルの時代になってから、決められた通りに配線すれば必ず動くようになったのだ。アナログの時代は、信号線の引き回し方一つでも、高周波が乗らないようにとか色々なノウハウがあった。だからブランドは重視されたのだ。ICが登場して配線の手間は圧倒的になくなった。必ず動く。プリント基板にチップを載せればいいのである。(ちょっと大げさだが)そうなると手間賃の差が価格の差になる。焼酎はもったいないからと捨てる時にちょっとなめてみた。フーゼル油の匂いがし、確かに蒸留酒。しかし口に含んでみるとエタノールの刺激が非常に厳しい。どうもエタノールをうすめたのにちょっとだけ自家製の鮭を混ぜ、酒として売ってるんじゃないかと思った。 そう言えば私が子供のころ、「買うまい、飲むまい、密造酒」などという標語が張られていた。今の中国も近代化とはいいながら、そういう部分を残しているのだろう。
2010年05月06日
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自閉君が地域支援でお世話になっているHさんの実家は姫路市。姫路のたけのこというのは結構なブランド物だそうだ。たけのこ農家はヤブの手入れから何から、大変なのだが、Hさんのところはまあ荒れない程度に取っていればいいという消極さである。お陰で毎年この時期にはたけのこ掘りに誘っていただく。たけのこの促成栽培とかは出来る訳もなく、この時期に集中してたけのこが出回るのだ。あちこちから頂くので毎日のように水煮を作る。一旦ゆでておけば熱いうちに瓶詰めにして保存出来る。糠と鷹の爪を入れてぐつぐつと小一時間。まもなく炊き上がる。大きな鍋で、4口のガスコンロでバーナーを2つつけて、と言う荒技。
2010年04月24日
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女房手製の菓子(今はスイーツというべきか)は本当に久しぶり。近所のいちご農園で規格外のものを安く分けてもらえるので、ジャムはよく作るのだが、今日はどうもいつもと様子が違う。帰ってみるとカシャカシャと言う金属音がする。泡立て器がボウルと擦れる音だった。「なにごとや?」「ババロア作りよんねん」見れば牛乳だろうか、白い液体(いかにも化学屋的表現!)をかき回している。「ミキサー壊れたんか?」「洗うのがじゃまくさい」流しには裏ごしの網があった。菓子作りは、彼女が若い時には結構好きで、 チーズケーキなぞ何度も頂いた。子供が小さい時には私もクッキーを作ったりしたが(あのバターを泡立てるのは本当に重労働。男の私でも、思いだすだけでもしんどい)このところは本当に作ることがなかった。カレーのあとのデザートに出てきた。規格外のいちごもしっかりと甘い。砂糖の追加なしで作ったそうだ。あまり冷やすと酸味がたつのでちょっと生冷えのところがうまかった。型は深めの鉢に注ぎ込んで切り分けただけなのであまり色気はないが。 明日の朝には自閉君が食べちゃってるだろうな。
2010年04月16日
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朝起きたらこの通り・・・ではない。「おい、五時半やぞ」が起きる合図である。6時までの新聞タイムでできた。土鍋いっぱい。熱いものが苦手な私は「卵でも入れよか」生卵が煮えて、ちょうどよくなった。もう七草がゆだが、実はちょっと埃臭いので苦手なのである。ところが、今日のはうまいと思った。年のせいだろうか。小さく切った餅も入っていて、まあ正月の後片づけみたいなところもあるのだが、かゆ腹では昼まで持たない。付け合わせはぶりの照り焼き、というよりは煮詰めだ。実際、ぶりの照り焼きはすぐにこげるのでこの方が安全、と私が勧めたメニューである。それやこれやでもう新年も7日目。1月はあっという間に過ぎてゆく。このところの冷え込みも厳しい。夕方は朝よりも暖かいが、風は冷たい。今年も健康で、と思いながら頂いた次第。
2010年01月07日
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基本的に関西でしか暮らしたことがなく、3kmばかり離れたところで生まれた男女が結婚して30年ばかり経った状態の正月メニューです。今回は重箱。と言っても、もうほとんど食べてしまった訳ですが。材料から仕上げてあります。練り物、昆布巻きや羊羹の類いは「買い食い」です。あ、栗きんとんの栗も出来合いですね。さつまいもは餅つきのついでに蒸し上げました。煮るよりも水っぽくなくていいです。 里芋は畑から掘ってきました。タケノコは頂き物です。 叩きゴボウがごまだらけ。昆布巻き以外は酢の物ばかりですね。 なかなかおいしかったと思います。この他に数の子、ごまめ、黒豆などの定番品がもちろんあります。
2010年01月01日
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昔はどこの家でも年末になると餅つきが行われたものだが、この頃個人の家ですることはなくなった。せいぜい餅つき機だろうが、これもブームが去って久しい。今に、もちを丸める文化なんか無くなりそうだが、わが家では「まだ」やっている。5時半に起きて用意をし、6時ごろから釜に水を張って湯を沸かし、米を蒸篭で蒸し上げる。女房も結婚した頃は何が何やら状態だったが、もう手慣れたもの。外で蒸し上げるのは、実はゴミ焼きを兼ねている。もちろん由緒正しいゴミで、畑やアゼに生えた枯れ草やら、切り詰めた杏や柿の枝だ。塩化ビニールとかはない。それでも、野焼きが禁止なのでこういう時に始末する。この火を見ていると、省エネとか、二酸化炭素とかは無縁。固定した炭素をまた戻しているだけ。雑草だって二酸化炭素を固定している。雑草を焚きつけにして、(焚きつけと言う言葉も死語か)やがて湯気が上がってくると、蒸篭を積んで臼にあけ、ぺったんこ。関東では丸もちが珍しいそうだが、もちを丸めるのはなぜか家族で私が一番うまい。この通り、ずらりとならぶ。もち箱は私が生まれるよりも前に出来たもの。つき上がったら早く丸めないと、みるみる固まってしまう。家族総出の作業だ。つきてももはや長男の方が力が上。こっちは腰が痛くなり、早々と引退だった。 こういう文化もいずれ無くなるのかも。
2009年12月27日
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子供たちも大きくなってしまったので「クルシミマス」状態ではなくなったが、女房と娘は大好きなケーキを買ってくる。恒例の鳥の丸焼きは今年は少々大きすぎて火の通りが悪く、2度も焼き直した。待っている間にフライドポテトとサラダがみるみる無くなっていく。焼き過ぎても味は落ちるし、難しいところだが、パートの片手間によくやってくれる。 ケーキはと言えば、植木鉢みたいな容器にはいったモンブランだそうだ。ケニヒスクローネ(神戸が本店)のは多分初めて。女房と娘は口をそろえて「ご飯少なめにしといてよかった~」確かにうまかった。娘の見立てだそうだ。冷蔵庫にはいっていたが、高さが30cmもあろうかと言うもので、スポンジしか考えてなかった私には「これ何や?」しかも重いし。重いと言えば、今日は会社で頂き物の抽選会。お歳暮をもらったら、社員で山分けするのだ。不景気を反映し、今年は少なかったが、当たった。小さくて重い。以前に1升ビンが当たった時にはちょっと閉口したが、今回は羊羹だった。「お正月のお菓子買わんですんだ」とは女房の弁。今年もあと少し。
2009年12月24日
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既に昨日になってしまった丹波市だが、有名なのは丹波栗、丹波の黒豆だろうか。山あいの小さな町、柏原町である。或いは丹波杜氏。灘の銘酒は丹波杜氏の手で生まれると言うが、逆に言うなら、冬はそのくらいしか仕事がないとも言えよう。ホールに着いて、プログラムをもらうと、その中にお菓子屋さんを紹介したパンフレットがはいっていた。「ここに行こう!」練習より先にそっちが決まった。コンサートが終わるや、バスに乗り込み、「運転手さん、ここにつけて!」と地図(と言ってもごくごく簡単に書いてあるし、だいたいどっちが北なのかが分からない。多分線路から見てこっちが北だ!)電話をして道を聞くが、かなりいい加減。「赤十字病院を目指してきてもらえれば分かります」そうだ。それでたどり着くから不思議。たいして広くない店に10人が押しかけたので、奥さんはてんてこ舞い。台風がきたようなものだろう。世の中の消費、半分以上女性パワーだと思う。ほとんど店の在庫をさらえるほど買った。恐竜のたまごと言うお菓子は、マロングラッセみたいなもののようだ。ひびがはいっていて、卵みたいに見せ、箱が恐竜の頭みたい。「丹波竜」というやつだ。あとはモナカが自慢と言うので最後の一つを頂いたが、モナカの中に栗と羽二重餅がはいっていて、なかなかうまかった。その他、生チョコ大福。この店に1時間近くいた勘定になる。ご当地ソングで、「黒豆の作り方」と言うのも披露された。これについてご興味のある向きはメッセージを下さい。 お伝えします。
2009年12月14日
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テレビでおなじみの健康食品。曰く、コラーゲン、ビタミンC、アントシアニン、ポリフェノール、食物繊維・・・まあ有害ではないが普通に食べていたらそんなに必要とも思えないものばかりだが、怪物というのも怪しい物のほうが正確だ。コラーゲンの経口投与の効果なんてどこでも証明されていないし、第一コラーゲンは不溶性蛋白。水溶性コラーゲンはゼラチンと心得るべきだ。で、良く流されるのがキャベツ2個分だとかエンドウ700粒分とかいう含量比較。数を多くしたけりゃ含量の低い物を比較に持ってくればよい。レモンはビタミンCの宝庫みたいなメッセージがあるが、酸っぱいのはクエン酸で、アスコルビン酸ではない。にんにく◎◎個分のポリフェノールと言うのがあったけれど、ニンニクのポリフェノールは多くないはずだ。ポリフェノールはアクといってもいい。切ったらすぐに変色する物だ。リンゴ、ゴボウなど。こっちの方がよほど効率的。テレビでやってたら何でも正しい訳ではない。業者は、売って儲けるのが目的で、国民の健康がどっちでもいいことは明白。(中にはそうでない人もいるか知れないが、ごく少数でしょう) サプリが楽しみな人もいるようですが、やはり食品から供給するのが筋でしょう。
2009年11月07日
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仲良くしていただいている方が安眠のことで書いていらっしゃる。http://www.sujahta.co.jp/meirakuajoene/ajoene.html 女房が仕事に行っているところにコーヒーの納入業者が持ってきて、くれたのだそうだ。こんなもの、効くのかね、と疑いつつ、1日2粒飲んでいる。そうしたら、夜中のトイレに起きなくなった。11時ごろに寝て、朝でも催してきて4時ごろに目が覚めていたのが、5時過ぎまで休みなく?寝ている。 コーラスの練習の時はさすがにちょっと神経が高ぶるのか寝つきにくいこともあるが、概ね良好。ただ、カプセル剤ではあるがやっぱり臭い。でも、効果はあるみたいだ。お酒を飲んだ後もしっかりと寝られる。あ、ここの回し者ではありません。
2009年10月23日
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このタイトルは何だ?と思われそうだが、うちの自閉君はコンビニも好きで毎日行きたがる。土日は私も女房もだいたい休みなのだが農繁期になるとパートに行っている食堂スタッフが休むために、今日明日とも出勤。まあ、色々と見て回るのが好きなのだが、必ず買うのがジャンクフード。そしてフライドチキン。これは調理して、包装なしで売る商品なので食品添加物の表示は義務づけられていない。たこ焼き屋に表示がないのも同じだ。ところが昔取ったきねづかというか、匂いで何が配合されているかいないか分かるものがある。それがこのビタミンB1の加工品だ。正確には誘導体というべきだが。 で、いつも行くFのチェーンではなく、今日はSの店に行った。彼は帰りの車に乗るが早いか食べだすのだが、この匂いがFには強烈にあるが、Sでは感じない。実はチアミンラウリル硫酸塩を使うと、食品一般的に日もちがよくなる。ビタミンB1の強化とも言えるので、まあ悪い訳ではないのだが、独特の匂いがあってあまり好きではない。衛生管理の面からは、多少ラフな扱いをしても良いように配合するか、保管の温度管理を厳しくするかの違いなのだろうが、どちらを選ぶ人が多いのだろう。私の趣味としてはSの方を選ぶが。家庭では買ってきてすぐに調理するのだから。
2009年10月17日
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3週間ぶり?くらいで、今日は朝が比較的ゆっくりしているからと、夕べ仕込んだピザ生地を伸ばすことから始まりました。何の記事を読んだか、モッツァレラチーズがおいしいらしいと買い込んで来て、ホエーから引き上げ、3ミリくらいにスライスしています。あとはバジルが数枚乗っているだけ。「えらいあっさりしてるなあ」で。できたのがこちら。食べてもあっさりしているが、ダイエットにはいいかも知れない。いつも食べてるのはこんなに具が一杯。タマネギとブナシメジを炒め合わせて乗せ、チーズはたっぷり。 朝からおいしく頂きました。今日は神戸市混声を聞きに行きます。晴れてよかった。
2009年05月31日
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叔父の三回忌であった。家は3kmばかりのところだが、当然のように油断して「すぐ行けるって!」やっぱり遅くなってしまう。女房は「イヤリングが片方どっかに行った」などと私からすればどうでもいいような仕事を増やしてくれる。今回は「お嫁さんもぜひ」という叔母のたっての要請だったのだが、義姉である母が足が不自由になり、そのかわりにということだったのだろう。もっとも、叔母もそこそこの歳なので、次の七回忌が出来るかどうかという気持ちもあったのかも知れない。女房は普段なら自閉君の面倒見でなかなか出て行かないのだが、せめて1回行っておけば叔母の気持ちも済むだろうと説得した。叔母の家から見るとうちは本家になるので甥でも声がかかるのだが、他には叔母が2人になってしまった。マナカナの「いのちはつがれていく」と言う歌そのままだ。坊さんのお話も、やはりそういったところに収束する。亡くなった人を偲ぶ会が催せることはやはり幸せなことなのだろうとあらためて思う。叔母の兄弟が5人、うちの残党は2人と私。6畳の仏間はほとんど一杯になる。お茶の先生をしているので、畳の一部が切ってある。娘も時間が出来ればまたしたいといっているが、いまのところは仕事に追われ、当分はかなわないだろう。会食は近くの仕出し屋へ。1階が厨房で、2階が会食場になっている。結構なボリュームで、それこそ腹いっぱい。そしてノンアルコール。まあ、これもいいかもしれない。高齢者が増えて飲む量も減っているし、運転の問題もある。2時前に解散、時間にうるさいのも叔父の性格にふさわしい。次は4年後か。叔母さん方、お元気で。
2009年05月16日
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日曜日はだいたい午前中が慌ただしい。自閉君をどこかにつれて行かねばならないのだが、今日は昼から近場でバーベキューをやろうということになっている。私は9時から自治会の仕事があるので、それまでならということで本当に久しぶりでピザを焼くことにした。夕べからドウを仕込んでおき、起きてからガス抜きをして伸ばして行く。子供たちが小さい頃、野菜をいやがるのでならばと工夫して毎週作っていた。はじめは要領が分からず、生焼けのやら焦がしたのやら作っていた。タマネギのスライスなんか、実は焼けにくい。だから別に炒めてから乗せるようにしたら、子供たちも喜んで食べ始めた。今回の間違いは油を入れるのを、設定の3倍くらい入れてしまったこと。まあこれはこれで、ちょっと堅めのクラッカーみたいな食感の台になった。久しぶりだと、忘れていることもたくさんあるが、150gの小麦粉から3枚のピザを作った。アンチョビー、ブナシメジ、ピーマン、ベーコンなど市販品よりもたっぷりと。 「今回は丸やん」そう、昔はオーブンの皿に合わせて、四角いのを作っていたのだったが、今日は不定形で引き伸ばしたら丸に近くなった。10分ほどで焼き上げ、たちまち皆の胃袋に消えた。よって残念ながら写真はなし。次回は撮らなくては!今日は母の日。女房よりも早く起きて仕事したから、現物プレゼントで勘弁してもらおう。
2009年05月10日
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「おいしいねえ、ほうじ茶」と女房。よせばいいのに「なんで炒ったらほうじ茶や?」と私。息子は「芳じる」とちゃうのん?と。そうか、そんな字があったのか。芳香族なら(ちょっと違うが)あるかも知れんなあ。私は「奉じる」とか「封じる」ではないかと思っていたのだが、と感心させられていた。息子が辞書を持ちだしてくる。「ああ、違うわ」そこには「焙じる」と言う字があった。これで皆納得。コーヒーの焙煎は誰でも使うが、お茶の焙煎もあったのだ。神戸の元町通りに、老舗のお茶屋さんがあり、いつもいい匂いがしている。 学生時代に、蒸し茶と釜炒り茶があると教わり、いかに茶葉の酵素反応を止めるかで 差があるのだと農産製造の先生の講義があったが、釜炒り茶はあまり当地では使わず、もっぱら緑色の蒸し茶系である。黄色っぽいのが釜炒り茶であることが多い。蒸せば100度前後でクロロフィルの破壊は少ないため、緑色が残る。それよりも高温ではクロロフィルは破壊され、キサントフィル(だったかな?)の黄色が出るようになるという記憶が残る。
2009年05月09日
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今日は桃の節句。お雛様だ。もっとも当地では旧暦で4月3日が本番。今日は女房が内裏雛を出すそうだ。本当は段飾りを娘が生まれた時に実家から贈ってくれたのだが、年を経るほどに面倒になってしまった。お雛さまと言うと白酒、ひし餅、雛あられと言うところか。白酒は甘酒だった。もっとも、うちの方では白酒なることば自体がない。甘酒である。ひしもちも、私の祖母は食紅を入れた餅をうすく伸ばして型紙をあてて切り出していた。残りはあられにするために小さく切って、よく乾かしてから七輪で炒ってくれたものだ。そう言えば、こんなおやつを買い食いするようになったのはいつごろからだろう。あられも、餅もみんな自家製だった。むしろに広げて乾かし、食べるだけずつ炒ってくれた。たまにポンポン菓子屋なんかが来ると、お米を持って走ったなあ。女房の実家はもち屋が近かったので餅なんかついたことがないそうだ。うちの方が田舎だから、自給自足が徹底していたんだろう。そう言えば、ヨモギ餅も家で作っていた。アンコも作った。そんなのをやらなくなって世代間ギャップなどと言うことばが生まれたのかも知れない。今日も寒い一日。おまけに雨も降りだした。
2009年03月03日
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3ヶ月に一度歯医者に顔を出すように言われている。歯磨きが下手なようですぐに歯石がたまるという。取ってもらうとやはり少し出血する。少ししみるのも構わず、歯医者はグラインダで削るかのように処置していく。「リンゴをかじると血が出ませんか?」というCMを飛ばしたのは加山雄三氏だったと思うが、歯槽膿漏にならないようになんとかライオンを使いましょう、と言うようなものだった。しかし、実際はそんな単純なものでもなさそうだ。歯のまわりには歯茎、歯肉があり、歯肉と歯の間がどうしても出来るのでここを歯周ポケットと呼ぶのだそうである。健康な、若い時にはぴたりとくっついてポケットになっていないが、年とともに歯肉が痩せて食べかすなどが溜まる。これに菌が繁殖する。ひどくなると化膿し、歯槽骨を溶かし、歯槽膿漏になるらしい。そうなると、歯がぐらぐらになり、抜けてしまう訳だが、少しずつマッサージしてやるとよみがえることもあるという。ひどい状態からでも、マッサージで血流をよくしてやれば本当に歯がしっかりしてくるのだ。私も、虫歯からぐらついていた歯があった。根に穴が空き、そこからやられているという。抜くのには少しもったいない歯だということで、う触を少し削ってきれいにし、そこから消毒液を入れる処置をしてもらったら、レントゲンにも写るほど根がしっかりしてきたのだ。そう、あきらめないで歯科医と相談して管理すれば元に戻ることもあるのだ。ただ、この時は開いている穴から薬液が漏れだし、なんともひどい味だった。で、歯磨きで多少出血しても、あまり気にするな、といわれた。出てくる血は、どうせあまりきれいな血ではないので、出してしまう方がいいらしい。確かに、ちょっと気味は悪いが、磨く時間を長くするなりすれば、ぐらつきは少なくなっていく。しっかりしていくのだ。加齢とともに悪くはなるが、手入れでなんとか出来るのも歯である。
2009年02月11日
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帰ったら女房がいなくて、自閉くんがテレビを見ている。「お母さんは?」「パン粉」まあ、会話はこれだけで事足りる。朝、「今日はスコッチエッグ」と言ってて、作る段になってパン粉がないのに気付き、買いに行ったという訳だ。自閉くんにすれば上出来である。程なく帰ってきて、私が揚げることになった。メンチカツを作るようなものだから難しくはないが、やはり火が通っているかは気になるので、早速切ってみたが、まずまず。と言うことで一気に作ってしまったが、食べる時に卵だけころりと出てしまうのであとを見たら、硫化水素の所為で肉が緑色になっている。そうだ、蛋白はこうなんだよな。このところ、少し聞かなくなったが、硫化水素による自殺が一時流行した。硫化水素と血液が混じったら、こんな色になる訳だ。いくら何でもこんな色では死にたくないよなあ。ドラゴンボールか何かに、緑色の怪人て、いなかったっけ?とても人間とは思えない。ここまで分かってたら自殺の方法ももう少し選んだんじゃないかと思う。
2009年01月28日
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順調に沢庵の消費は続いている。インフルエンザにかかっている時はなんともまずかったのだが、体調が戻ってまたおいしくなってきた。ところで、女房は漬け物を樽から持ってきて刻み、サービスすることをなぜか「(漬け物を)おろす」と言うのである。「漬かっとるんやから「あげる」とちゃうんか?」と抗議しても全く受け付けない。確かに、「卸売り」で、売れるような状態にすることは「おろす」とはいう。しかし女房の実家も川こそ渡るものの、同じ町内、そう言葉遣いが変わるとも思えないのだが・・・まあ、上げようとおろそうと美味く食べられればそれでいいのだが、日本中見ればこんな反対語を同意語として使うこともあるんだろう。私たちが「あげる」とか「やる」と言うことを、山梨県で「くれる」と言われたのには驚いたが、あとで考えれば「くれてやる」と言うことばも確かにあった訳で。ことばとは面白いものである。
2009年01月26日
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かつお節偽装のネタで書き込んだのが、反映されてない。何かの具合があるのかも知れない。ヤマキともあろう大手がJAS違反とは、それも同じ品質のものが出来たから表示もそれで良いなんて全く幼稚な話である。JASは品目ごとに細かく定められているので自分の知らないものでもだいたい察しはつく。表示取り消しは当然の処分だ。マルトモにしても、ビッグ2の不祥事はこの業界の、この手の事件の根の深さを示しているとも言える。拝金主義が技術屋を押さえ込んでしまったのだろうか。良心ある技術屋なら決してこんなことを許しはしない。ところで、かつお節が確かに美味いか?となると、これは甚だ疑問だ。さば節の方が、味は前に出てくる。かつお節のダシは、むしろ硫化水素のような臭いで、あまり良いイメージではない。高級品が必ずしもおいしい訳ではない。もちろん、高く買ってもらえるものを売らなきゃいけないんだが、資源の問題とか、食生活も単純ではないので・・・
2009年01月23日
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昨日の話だが、朝少し寝坊して七草がゆを作れなかった、と言う女房。実は、炊き立てのお粥は熱くて食べるのに時間がかかるのと、普段から朝食をしっかり食べているので、朝を粥にされたりしたら、昼まで持たない。正直朝がゆは食べたくないのである。で、夕食になった。少し冷ましてくれているし、(冷めただけかも?)報恩講の飾りに使った餅もはいっている。練習前だったが、二杯食べていった。ちょうどいい具合だった。無理に朝食べることはない。ただ、七草を入れるとなぜか埃臭くなり、実は白粥の方が抵抗がない。女房が作ってくれた感謝すべき料理ではあるが・・・夜にがばっと食べる癖がついているので、意外と夜の粥はいいのかも知れないと思っている。ちなみに今朝は焼いた餅。さすがに4つも食べると満腹である。昼まで大丈夫。
2009年01月08日
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毎年恒例の餅つきである。6時起床、これは決して早くはないのだがこの時期、外はまだ暗い。毎日の炊飯は炊飯器だけれども、もち米の蒸し上げは薪である。年に何度もある訳ではないので火をつけるのにも思い出しながら・・・となってきた。一番手軽な焚きつけは、仏花のたてがらである。簡単に火が点くので重宝。現代ならシュレッダーくず。かまどで焚くと、自然の力はすごいなあといつも思うのである。太陽が木を育て、木は最後をエネルギーとして一生を終える。人間の一生って、地球にどれだけ貢献しているんだろうと、つい思ってしまう。 昨年は子供たちもおらず、私は風邪の病み上がりでなんともひどい状態だったが、今年は万調。5臼をつきあげ、無事終了。眠い。
2008年12月28日
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3日ほど前からどうも下痢気味でトイレの回数が多いと思っていたのだが、昨日の昼に毎日家から持っていっている水を飲んだとたんに催してきた。便秘よりはましかと思うが、これもたまらない。そうか、これがいわゆる「年寄りの冷や水」と言うのかもしれないと気がついた。昨年大丈夫でも今年はだめなこともある。去年よりもよくなったことは、少ないが、ないこともない。と言うわけで、「お母さん、今日からお茶にしてくれ」で、朝から正露丸のお世話にもなり、今日は快腸?である。
2008年12月26日
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伊藤ハムのトルエンやら、カップ麺のジクロルベンゼンは、結局「包材と保存環境」の問題として決着しそうだ。「包装された食品」と言うのは、色々と規制の対象になる。製造所固有記号、原材料、商品名、製造日や賞味期限或いは消費期限など、事細かに記載しなければならない。じゃあ、包装されていない食品は?例えば樽からあげた漬け物、目の前で揚げて新聞紙に包んだコロッケ、水槽から出した豆腐などというものだ。確かにこれは「直ちに消費される」と言う事で、規制から外れている。 食品というもの、外から見えないのと見えるのとでは、消費者に与える印象がまるで違う。だから、透明の包材を使うのである。しかし有機ガス類の透過を阻む力は弱い。粉末スープなどは見えても見えなくても良いのでアルミの入った複合材を使う。これだと、非常にガスの透過性に抵抗できる。だからと言って、カップ麺をアルミ剤のフィルムで包んだら、これはちょっと異様である。だから、部分的に窓をつけたりして、中身が見えるような工夫をしたものもある。この包材フィルムは、ほとんどが異種・複数のフィルムを張り合わせて作る ラミネートフィルムだ。丈夫で、接着性がよく、紙などを使って破りやすくする事も出来る。もちろんアルミを使えば、通気性もコントロールできる。ところが、この張り合わせには接着剤を使うし、多くは印刷もするのでインクを分散している溶剤も含む。だから、それらが飛散するのを待つ「養生」の工程が必要で、また仮にこれが短ければラミネートの業者にとっては大変なメリットになるわけだ。伊藤ハムの場合、ここで事故が起こった、としている。大日本印刷も凸版と並ぶ日本のビッグ2だから、品質管理はしっかりなされていると思うが、その接着剤に含まれるトルエンが予定どうりに揮発せず、品物の方に移行したようだ。この事は、工場で作られるものがみな悪いというのではないが、もともとウィンナーは家庭でひき肉を腸に詰めて作る保存食だったという事だ。それが専門業者から買うようになり、だんだん目の前から工場が遠ざかり、何も見えなくなってしまう。パキッという食感がいいとされ、ひき肉はミンサーよりもチョッパーで作るようになった。メーカーベースで「良いもの」が作られて行くのには、少しばかり疑問を感じている。
2008年11月04日
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この写真はブラウン社の歯ブラシの先だ。マツモトキヨシで1680円だった。歯医者に電動歯ブラシを勧められて一番安いのを買ったのである。これによらず、実は私は「専用充電池」が嫌いなのだ。使えなくなったらウンともスンとも言わないので、充電池でも乾電池型の仕様のにする。これならどこにでも売っているものが使える。それはさておき、ブラウン社から宣伝料をもらっているわけではないが、このブラシ、外周の一部、青色のところだけ毛が長くなっている。これが歯の間に溜まる歯垢をかき落とすらしい。6月ごろから使っているが、歯間ブラシを使ってほじくり出す歯垢が、前は粘土のような感じだったのが、今は泥のようになっている。(あまりきれいな話ではないが)相当とれているようだ。 更に、いわゆる歯周ポケットにも雑菌が入るわけだが、どうもこれも掻き出すようだ。歯医者の先生が、そのポケットの深さを測っていて、5mmになると歯がぐらつき出すらしい。事実、私も前歯が1本少しぐらついていたのだが、歯茎と歯の間をブラッシングしていたら、目に見えてしっかりしてきた。「少し血が出るくらいの方がいいと思いなさい」えらい事をいう医者だと思ったが、考えてみれば歯石をとれば出血もする。「ここには血管が来ていて、歯周病菌と戦ってるんです、それを支援すると思って」いやはや、大阪大学卒の先生らしいが、「りんごをかじると・・・」と言っていた時代とは違うようだ。で、「まだ奥歯の方が改善していませんが前はかなりよくなりましたね」「次は1月ごろに見ましょうか」この先生はとりあえず2分磨いて下さい、と言ったが、実はこの歯ブラシ、タイマーを内蔵していて1分ごとに少し停まる。時々停まらない事もあるが、これを目安に3−5分が理想的だと言う。上下それぞれ1回休みで磨くわけだ。私は小臼歯が内側に曲がっているので、これが問題。この話を女房にすると、「そう言えばこのごろ寝る時の臭いが無くなった」という。以前はもわーっとした匂いがしていたそうだ。多分歯垢の臭いだったのだろう。ところでこの換えブラシ、恐ろしく高い。もちろん、歯槽膿漏と引き換えるかとなるともちろんブラシの方が安いだろう。それでも、1本5-600円は高いと思う。互換品でも300円くらいする。が、オークションを利用するとかなり安く買える。私は200円ほどで買った。日本語表記でなかったところを見ると、日本語化でだいぶつり上がっているようだ。80才で20本。やはり食べる事は生活の基本だ。
2008年10月31日
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「ボルビックに変な臭い」「ラーメンから殺虫剤成分」分析機器はどんどん発達するから微量の成分も測れる。容器を通過して来るとなるとこれはどうにもならない。私もかつて食品メーカーにいたから包材の事はだいたい分かる。PETは酸素を通さないので重宝なのだが、何でも通さないかとなると今回の事件の通りだ。容器の不透過ではガラス瓶に勝るものはない。ガラスの欠点は割れる事と重い事。包材は軽い方が良い。しかし、現在のような合成樹脂の大量廃棄となると、結果的にどこで損をしているかだけの事で、環境負荷に金を使うか、商品の経費に使うかでトータルに考えると結局似たようなものになってくるのではないだろうか。ボルビックはフランスから40日をかけて船で日本まで運ぶと言う。この水に恵まれた国で、わざわざフランスから取り寄せるって、ものすごくムダなように思うのだが・・・その間にコンテナの匂いがついて回収ではたまらないだろう。都会の水はまずいと言うが、まずくしておいて輸入した水を飲むと言う発想もどんなもんだか。ガラス瓶はだんだん傷がついてくるので、最後は割って溶かして瓶に再生する。PETをワンウェイにして回収費用が不要になる、とメーカーは踏んだが、それが環境税に姿を変えてやっぱり経費計上したらムダなエネルギーが増えるだけのような気がする。瓶ビールは重い。でも、バーベルで運動しているのとあまり変わらないのでは・・・昔は貧しかった所為もあるのかも知れないが、メタボなんて言葉もなかったよ。
2008年10月29日
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今年は食品の当たり年か。偽装表示に始まり、農薬やらメラミンやらとんでもないものばかりが検出されたが、とどのつまりはシアンか。わざと混入させるはずもないが、地下水から入ったものか、東京の土壌汚染は複雑きわまるようだ。スクラップアンドビルドが短期間に進められると、もとあったものが何だったのか、どんな仕事をしていたのか、分からなくなってしまう。まさに複合汚染のつけがじわりじわりと忍び寄っている気がする。そして、輸入に頼る食生活の脆弱なこと。定年後は自分の食べるものは自分の村で、と言うような地域経済を作ってせいぜい省エネ生活をすることかもしれない。また不評だった地域振興券の再来か。これもこれでありがたくはあるが、何か方向が間違っていないか、選挙前の人気取りの気がする。汚染を進めてきた政党の言うことが正しいとはとても思えない。
2008年10月29日
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