~蠍の幻想曲~

~蠍の幻想曲~

蠍の協奏曲



紅の世界にいました

彼女は驚きました

私のために紅の世界に逝ったのに、私がいるからです

彼女は悲しみました

私は声もかけられずにそのまま立ちすくみました

私は思いました

ここから一緒にでよう

彼女は首を横にふりました

けど私は云いました

『ここにいても仕方がない』

彼女は泣きながら云いました

私たちにもう帰るところはないと・・・

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